流星の四重奏

『siruto!!』

嬉しそうにirisが駆け寄ってきた。
その理由は直ぐにわかった。

「あら、ケープ!」

irisが可愛らしいピンクのケープを身にまとっていた。

『えへへ...ついに頂けたんだ!』

「とっても素敵ね...irisの雰囲気によく似合っていると思うわ。」

『やったぁ!』

「うふふ、ハート集め、よく頑張ったわね。」

『先祖の精霊様とsirutoのおかげだよ!ハート交換ありがとう!』

「いいのよ、また必要ならいつでも言ってね。」

『うん!』

「そういえばiris、ホームのキャンドル集めはもうやったの?」

『あ、まだだった!キャンドル大事だもんね!』

そうしてirisがsirutoの手を引いてホームの着替えが出来る場所の近くにあるキャンドルに火を灯していく。

『よし!終わった.....あっ!』

全てのキャンドルに火を灯し終えて振り向くと、なんとsirutoがirisと同じケープを纏っていた。

「ふふっ、改めて、ピンクケープの取得おめでとう、iris。」

この後、irisがsirutoに勢いよく抱きついたのは言うまでもない。
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