桜庭愛理勘違いされます
仕事が早めに終わり、家で一息つこうとした時、電話が鳴った。その相手は優作さんだった。
「もしもし。」
優作『久しぶりだね、愛理』
「お久しぶりです。優作さん。何かあったんですか?」
優作『来週の夜はあいてるかね?』
「あいてます」
優作『私が手掛けたテレビゲームの発表会があってね。愛理も招待しようと思ってるんだがどうかな?』
来週の発表会で思い当たるのは…日本のゲームメーカーがアメリカのシンドラー・カンパニーと共同開発した発表会かな?
「どうして私に?」
優作『愛理はプログラムやシステムに詳しいから…興味あるだろうと思ってね。』
今回発表されるのはバーチャル・リアリティの世界で体験できるゲーム、通常コクーン
世界初の技術を搭載したゲーム機だ。
機械系が好きな私にとって興味がないわけなかった
優作『それと赤井君もつれていくといい。』
「え?赤井さんを?子供が体験するものでしたよね?」
優作『大人にも何人か体験してもらって感想を聞かせてほしいとのことでね』
「なるほど・・・そういうことなら、聞いてみます」
優作『ああ。頼んだよ。』
そうして電話は切れた
優作の電話が切れてからすぐさま赤井さんに電話をかける
数コールがしてから電話の主とつながった
「もしもし。」
赤井『どうした?』
「パパ、来週の夜あいてる?」
赤井『・・・あいてるが何かあるのか?』
その言葉に私はようやくして用件を伝える
「ってことでパパも行かない?」
赤井『わかった。少し遅くなると思うがいいか?』
「大丈夫だよ。19時くらいまでに来てくれれば」
赤井『わかった。じゃあ、また連絡する。』
「(案外あっさり承諾してくれた。・・・ホームズの舞台が魅力的だったのかな。)」
赤井さんとの電話が切れた後、私は諸伏さんの家に向かった。
「お邪魔します」
諸伏「どうぞ」
紗希「愛理~いらっしゃい」
諸伏「おいおい。ここは紗希の家じゃないだろ」
紗希「いいじゃない。ほとんど同棲みたいなものだし」
「・・・あのさ」
紗希「どうしたの?」
私は赤井さんとイベントに行くと2人に説明した
「零さん・・絶対怒るよね。」
紗希「あのゴリラがかんかんに怒ってる絵が見える」
諸伏「俺もだ…」
「どうしよう」
その時ちょうど、諸伏さんの携帯に零さんから電話がかかってきた
諸伏「姫か?今俺の家だけど」
紗希「今、言っちゃいなさいよ」
「・・わかった」
紗希ちゃんに促されて、私は電話に出た。
「もしもし。」
降谷『ヒロの家に行くなんて、何かあったのか?』
「あのね・・・」
零さんの事情を説明していくと、声色がどんどん怖くなっていく
「ってことで、一緒に行ってもいいかな?」
降谷『赤井いいいいいいいいい!!』
諸伏・紗希「あ~やっぱり」
予想していた通りの反応に、苦笑いしかできなかった
降谷『俺も一緒に行くといいたいが、その日はどうしても抜けられない用事がある・・・・不満しかないが仕方ない。行っておいで』
「ありがとう!!」
紗希「あの降谷が簡単にあきらめるなんて」
諸伏「明日、雪が降るかもな」
降谷『藤宮・ヒロ聞こえてるぞ』
こうして、零さんからの許可も得た私は、当日を楽しみにしながら、家に帰ったのであった。
=当日=
パーティーの当日、恥ずかしくないような恰好をして、諸伏さんに送ってもらった。
諸伏「楽しんできな」
「はい。行ってきます」
米花シティーホールにつき、レッドカーペットは通らずに、会場に行く。会場の入り口で招待状を渡し、金属探知機のゲートを通り会場に入る。
するとパパからあと30分ぐらいでつくと連絡があった
「(了解・・っと)」
変身をして私は会場に足を踏み入れた。
モデルをしていたころの知り合いに会い、あいさつをした後、聞き覚えのある声が話しかけてきた
歩美「あ!愛理先生だ!」
声のした方を見ると少年探偵団のみんながいた。
「こんばんは。みんな」
「「こんばんは!」」
光彦「愛理先生もこのパーティーに来ていたんですね!」
「ええ。招待されたから」
元太「ここで何してたんだ?」
「連れを待ってるの。ちょっとだけ遅れてるみたいで」
この様子だとパパが来るのはコクーンの会場に移動するころかな?
歩美「それって安室さん?」
「違うわよ。」
零さんが来ないことにがっかりした子供たちは私から離れていった。そのあとやってきたのはコナン君と哀ちゃんだった。
コナン「よう。愛理姉」
哀「こんばんは。愛理さん」
「こんばんは。新一君、哀ちゃん」
コナン「ねえ、待ってる連れってもしかして…」
そう新一君が話を続けようとすると
「皆様。ステージにご注目ください。ただいまコクーンのゲーム・ステージのためにアイデアを提供していただいた、工藤優作先生がアメリカからご到着です!!」
司会者の声が重なった。
それにつられてステージ上を見ると優作さんが手を振っていた
「(久しぶりだけど、元気そうでよかった)」
コナン「ふっ・・」
新一君も久々に見る優作さんの元気な姿に安心しているみたいだった。
「もしもし。」
優作『久しぶりだね、愛理』
「お久しぶりです。優作さん。何かあったんですか?」
優作『来週の夜はあいてるかね?』
「あいてます」
優作『私が手掛けたテレビゲームの発表会があってね。愛理も招待しようと思ってるんだがどうかな?』
来週の発表会で思い当たるのは…日本のゲームメーカーがアメリカのシンドラー・カンパニーと共同開発した発表会かな?
「どうして私に?」
優作『愛理はプログラムやシステムに詳しいから…興味あるだろうと思ってね。』
今回発表されるのはバーチャル・リアリティの世界で体験できるゲーム、通常コクーン
世界初の技術を搭載したゲーム機だ。
機械系が好きな私にとって興味がないわけなかった
優作『それと赤井君もつれていくといい。』
「え?赤井さんを?子供が体験するものでしたよね?」
優作『大人にも何人か体験してもらって感想を聞かせてほしいとのことでね』
「なるほど・・・そういうことなら、聞いてみます」
優作『ああ。頼んだよ。』
そうして電話は切れた
優作の電話が切れてからすぐさま赤井さんに電話をかける
数コールがしてから電話の主とつながった
「もしもし。」
赤井『どうした?』
「パパ、来週の夜あいてる?」
赤井『・・・あいてるが何かあるのか?』
その言葉に私はようやくして用件を伝える
「ってことでパパも行かない?」
赤井『わかった。少し遅くなると思うがいいか?』
「大丈夫だよ。19時くらいまでに来てくれれば」
赤井『わかった。じゃあ、また連絡する。』
「(案外あっさり承諾してくれた。・・・ホームズの舞台が魅力的だったのかな。)」
赤井さんとの電話が切れた後、私は諸伏さんの家に向かった。
「お邪魔します」
諸伏「どうぞ」
紗希「愛理~いらっしゃい」
諸伏「おいおい。ここは紗希の家じゃないだろ」
紗希「いいじゃない。ほとんど同棲みたいなものだし」
「・・・あのさ」
紗希「どうしたの?」
私は赤井さんとイベントに行くと2人に説明した
「零さん・・絶対怒るよね。」
紗希「あのゴリラがかんかんに怒ってる絵が見える」
諸伏「俺もだ…」
「どうしよう」
その時ちょうど、諸伏さんの携帯に零さんから電話がかかってきた
諸伏「姫か?今俺の家だけど」
紗希「今、言っちゃいなさいよ」
「・・わかった」
紗希ちゃんに促されて、私は電話に出た。
「もしもし。」
降谷『ヒロの家に行くなんて、何かあったのか?』
「あのね・・・」
零さんの事情を説明していくと、声色がどんどん怖くなっていく
「ってことで、一緒に行ってもいいかな?」
降谷『赤井いいいいいいいいい!!』
諸伏・紗希「あ~やっぱり」
予想していた通りの反応に、苦笑いしかできなかった
降谷『俺も一緒に行くといいたいが、その日はどうしても抜けられない用事がある・・・・不満しかないが仕方ない。行っておいで』
「ありがとう!!」
紗希「あの降谷が簡単にあきらめるなんて」
諸伏「明日、雪が降るかもな」
降谷『藤宮・ヒロ聞こえてるぞ』
こうして、零さんからの許可も得た私は、当日を楽しみにしながら、家に帰ったのであった。
=当日=
パーティーの当日、恥ずかしくないような恰好をして、諸伏さんに送ってもらった。
諸伏「楽しんできな」
「はい。行ってきます」
米花シティーホールにつき、レッドカーペットは通らずに、会場に行く。会場の入り口で招待状を渡し、金属探知機のゲートを通り会場に入る。
するとパパからあと30分ぐらいでつくと連絡があった
「(了解・・っと)」
変身をして私は会場に足を踏み入れた。
モデルをしていたころの知り合いに会い、あいさつをした後、聞き覚えのある声が話しかけてきた
歩美「あ!愛理先生だ!」
声のした方を見ると少年探偵団のみんながいた。
「こんばんは。みんな」
「「こんばんは!」」
光彦「愛理先生もこのパーティーに来ていたんですね!」
「ええ。招待されたから」
元太「ここで何してたんだ?」
「連れを待ってるの。ちょっとだけ遅れてるみたいで」
この様子だとパパが来るのはコクーンの会場に移動するころかな?
歩美「それって安室さん?」
「違うわよ。」
零さんが来ないことにがっかりした子供たちは私から離れていった。そのあとやってきたのはコナン君と哀ちゃんだった。
コナン「よう。愛理姉」
哀「こんばんは。愛理さん」
「こんばんは。新一君、哀ちゃん」
コナン「ねえ、待ってる連れってもしかして…」
そう新一君が話を続けようとすると
「皆様。ステージにご注目ください。ただいまコクーンのゲーム・ステージのためにアイデアを提供していただいた、工藤優作先生がアメリカからご到着です!!」
司会者の声が重なった。
それにつられてステージ上を見ると優作さんが手を振っていた
「(久しぶりだけど、元気そうでよかった)」
コナン「ふっ・・」
新一君も久々に見る優作さんの元気な姿に安心しているみたいだった。