ルパン三世VS名探偵コナン 映画Ver

画面に映った女性に目を奪われた2人に愛理は、仕方ないよね、とため息交じりの息を吐いた

灰原「子供でもしっかり男の子ね…キレイな女性に目を奪われるなんて…」

阿笠「ははは…ノーコメントじゃ…」

カウンターで呆れる灰原と苦笑いで子供達を見つめる阿笠博士
コナンと愛理もやれやれ…と思いながらベッドから降りようとした時、テレビに目を向けた

「「⁉」」

《以上、羽田から中継でした!》

「「!!!」」

一瞬だけだが、ある人物が映った

「「(…間違いない…今のは…次元大介‼/間違いないわ…今のは…次元大介さん!!)」」

次元大介の姿を見た2人が固まっていると、歩美が「ああ…あ…」と驚いていた

「「あっ‼」」

歩美の声に反応した2人は振り返り、歩美を見た

歩美「コナン君まで~‼」

コナン「あっ…違うよ‼」

光彦「最低ですね」

元太「最低だな」

コナン「お前らなぁ!」

自分達の事を棚に上げた2人にコナンが怒った後、歩美の絶叫が家の中に響いた

歩美「見てた~‼」

コナン「見てね~~っ‼」

「みんな元気ね」

コナン「愛理姉‼」

「しーらなーい」

コナン「おい‼」

カウンターに行き、灰原が出してくれた紅茶を飲む愛理にコナンが駆け寄る

コナン「愛理姉、さっきのって…」

「ええ、次元さんだった」

コナン「ルパンが日本にいるのはこれでわかった」

「後は居所を見つけて、接触して一刻も早く私達の日本から出て行ってもらおっか」

コナン「え」

「って紗希ちゃんと諸伏さんと降谷さんならいいそうだなって」

紅茶を飲みながら、藤宮に電話をする

藤宮『どうしたの?』

「次元大介さんを羽田空港で確認したの…ルパンさんが日本にいるのは間違いないわ」

藤宮『…そう、一刻も早く私たちの日本から出てってもらおうじゃない』

「(紗希ちゃんが言うことホントに当たった)」

スマホに耳を近づけて聞き耳をたてるコナンも苦笑いだ

藤宮『すぐにヒロの家に来てくれる?そこで話し合いましょう』

「わかった、すぐに行くね」

通話を切った愛理は紅茶を飲み干すと、「用事ができたから、帰るわね!」と子供達に手を振って阿笠邸を後にした

コナン(公安が動き出したな…さぁて、どうする?ルパン三世…日本の公安警察は…怖いぞ?)
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