桜庭愛理克服します
翌日
「・・・・・(チラチラ」
安室「?」
ポアロで外の様子をちらちらと見る愛理はどこか緊張気味で外を見ていた
安室「愛理さん、何k「愛理姉!!」コナン君?」
「っ!!」
ドアの方を見た愛理の表情は柔らかくなった。それどころか安心しきったのか目を潤ませた
「・・・・い、ち・・くん」
コナン「!!」
安室「?」
「(フラッ」
コナン・安室「「愛理姉!/愛理さん!」」
気を失った愛理を抱きとめた安室はコナンに「愛理さんに何かあったのかい?」と尋ねた
コナン「・・・・安室さんが公安警察だと信じて言うから今から言うことを他言無用でお願いしてほしい」
安室「?・・わかった」
安室はテーブル席に気絶した愛理を横にさせるとコナンは愛理の横に座り、手を握った
コナン「これについて調べてほしい」
安室「?これは?」
コナンが取り出したのは茶封筒と愛理のプライベート用のスマホだった
本人に許可を取り、スマホは拝借した
コナン「これについては慎重に調べてほしい」
安室「話の内容がつかめないんだけど…」
コナン「愛理姉が…ストーカーされてるんだ」
安室「!?」
コナン「この茶封筒の中には何百枚という写真がある」
茶封筒からバサバサと写真を取り出した
安室「なっ!!(我々公安が、愛理のことは守っていたはず…何故だ!?)」
コナン「ここ最近のものから愛理姉のプライベートまで取ったもの…全部送り付けてきたんだ」
安室「警察に届けは出したのかい?」
コナン「愛理姉は芸能人だよ?それに、松田刑事たちにも心配かけたくないって」
安室「実を言うと、愛理のことを警護してるんだ。公安警察は」
コナン「え‥!?」
安室「ストーカーがいるなんて報告は受けてない…もしかしたら・・・・っ・・・俺の方でも慎重に調べてみる」
コナン「!!安室さん」
安室「大丈夫、犯人は絶対捕まえてみせるよ」
**
「安室さん、ごめんなさい。買い出しに付き合わせてしまって…」
安室「いえ、僕も少し買いたいものがあったので、いいんですよ」
安室は極力愛理と一緒にいるようにした。ストーカーをこの目で確かめるために
「私、パン取ってきますね」
安室「わかりました」
パンコーナーに走っていく愛理に安室は「可愛らしいな」とほほ笑んだ
ガッシャ――――――ン!!
安室「何!?」
愛理が走っていったパンコーナーの方へ安室は急いで走った
安室「愛理さん!!・・・・・!?」
「あ、あむろ、さ、ん」
安室はその光景にひやりとした。
大きな陳列棚が愛理のすぐそばで倒れているのだ。しかも、その先にはパンコーナーがあり、もしあと少し早ければ愛理自身は大怪我を負っていた
店員「大丈夫ですか!?」
安室「ええ」
「(どうしよう…私のせいで‥)」
ガタガタと震えている愛理に安室は肩を抱き、ゆっくりと立ち上がらせると近くにあったベンチに腰を下ろした
安室「大丈夫ですか?」
「(コクッ」
先ほどのことで体を強張せる愛理の背中をさすりながら安室はコナンに連絡した
数分後。
2人のもとに息を切らしながらコナンが走ってきた
コナン「安室さん、愛理姉は?」
安室「あそこだよ、陳列棚の方で今警察が調べてるから僕はそっちに行こうと思う、コナン君はどうする?」
コナン「…僕は愛理姉のとこにいるよ、たぶんすごい怖いんだと思う」
安室「わかった」
安室は陳列棚の方に向かい、話を聞きに行った
コナンは安室を見届けると、愛理の方へ向かった
コナン「姉さん…」
「新、一・・君」
コナン「大丈夫?」
「新一君の言うとおりにすればよかったね」
コナン「え?」
「警察に届けを出せば…こんなことにならなかったのかな…松田さんたちに相談してれば・・・」
コナン「愛理姉・・・」
力なく笑う愛理の体を抱きしめコナンは「ごめん」と耳元でささやいた
コナン「俺がもっと注意してれば・・・愛理姉と一緒にいたら」
「私が注意を怠ったから悪いの…」
コナン「でも、怪我した人はいなかったんだろ?」
「で、も」
息を詰まらせる愛理にコナンは頭をなでる
コナン「愛理ねえ、これからモデルの仕事は少なくした方がいい。んで、栄養教諭の仕事だけにして俺と一緒にいた方がいい。ポアロに行くなら、安室さんと一緒にいること!!守れっか?」
「わかった」
愛理に返事を聞いたコナンは、これからの対策を考え始めた
安室が聞いた話によると、陳列棚の後ろで怪しい動きをする男が立っていたらしい。死角になっていたため、防犯カメラには映っていなかった
コナン「(ぜってえ、捕まえてやる…愛理姉をこんな風にさせた奴を!!)」
コナン「愛理姉…」
「・・・・・(チラチラ」
安室「?」
ポアロで外の様子をちらちらと見る愛理はどこか緊張気味で外を見ていた
安室「愛理さん、何k「愛理姉!!」コナン君?」
「っ!!」
ドアの方を見た愛理の表情は柔らかくなった。それどころか安心しきったのか目を潤ませた
「・・・・い、ち・・くん」
コナン「!!」
安室「?」
「(フラッ」
コナン・安室「「愛理姉!/愛理さん!」」
気を失った愛理を抱きとめた安室はコナンに「愛理さんに何かあったのかい?」と尋ねた
コナン「・・・・安室さんが公安警察だと信じて言うから今から言うことを他言無用でお願いしてほしい」
安室「?・・わかった」
安室はテーブル席に気絶した愛理を横にさせるとコナンは愛理の横に座り、手を握った
コナン「これについて調べてほしい」
安室「?これは?」
コナンが取り出したのは茶封筒と愛理のプライベート用のスマホだった
本人に許可を取り、スマホは拝借した
コナン「これについては慎重に調べてほしい」
安室「話の内容がつかめないんだけど…」
コナン「愛理姉が…ストーカーされてるんだ」
安室「!?」
コナン「この茶封筒の中には何百枚という写真がある」
茶封筒からバサバサと写真を取り出した
安室「なっ!!(我々公安が、愛理のことは守っていたはず…何故だ!?)」
コナン「ここ最近のものから愛理姉のプライベートまで取ったもの…全部送り付けてきたんだ」
安室「警察に届けは出したのかい?」
コナン「愛理姉は芸能人だよ?それに、松田刑事たちにも心配かけたくないって」
安室「実を言うと、愛理のことを警護してるんだ。公安警察は」
コナン「え‥!?」
安室「ストーカーがいるなんて報告は受けてない…もしかしたら・・・・っ・・・俺の方でも慎重に調べてみる」
コナン「!!安室さん」
安室「大丈夫、犯人は絶対捕まえてみせるよ」
**
「安室さん、ごめんなさい。買い出しに付き合わせてしまって…」
安室「いえ、僕も少し買いたいものがあったので、いいんですよ」
安室は極力愛理と一緒にいるようにした。ストーカーをこの目で確かめるために
「私、パン取ってきますね」
安室「わかりました」
パンコーナーに走っていく愛理に安室は「可愛らしいな」とほほ笑んだ
ガッシャ――――――ン!!
安室「何!?」
愛理が走っていったパンコーナーの方へ安室は急いで走った
安室「愛理さん!!・・・・・!?」
「あ、あむろ、さ、ん」
安室はその光景にひやりとした。
大きな陳列棚が愛理のすぐそばで倒れているのだ。しかも、その先にはパンコーナーがあり、もしあと少し早ければ愛理自身は大怪我を負っていた
店員「大丈夫ですか!?」
安室「ええ」
「(どうしよう…私のせいで‥)」
ガタガタと震えている愛理に安室は肩を抱き、ゆっくりと立ち上がらせると近くにあったベンチに腰を下ろした
安室「大丈夫ですか?」
「(コクッ」
先ほどのことで体を強張せる愛理の背中をさすりながら安室はコナンに連絡した
数分後。
2人のもとに息を切らしながらコナンが走ってきた
コナン「安室さん、愛理姉は?」
安室「あそこだよ、陳列棚の方で今警察が調べてるから僕はそっちに行こうと思う、コナン君はどうする?」
コナン「…僕は愛理姉のとこにいるよ、たぶんすごい怖いんだと思う」
安室「わかった」
安室は陳列棚の方に向かい、話を聞きに行った
コナンは安室を見届けると、愛理の方へ向かった
コナン「姉さん…」
「新、一・・君」
コナン「大丈夫?」
「新一君の言うとおりにすればよかったね」
コナン「え?」
「警察に届けを出せば…こんなことにならなかったのかな…松田さんたちに相談してれば・・・」
コナン「愛理姉・・・」
力なく笑う愛理の体を抱きしめコナンは「ごめん」と耳元でささやいた
コナン「俺がもっと注意してれば・・・愛理姉と一緒にいたら」
「私が注意を怠ったから悪いの…」
コナン「でも、怪我した人はいなかったんだろ?」
「で、も」
息を詰まらせる愛理にコナンは頭をなでる
コナン「愛理ねえ、これからモデルの仕事は少なくした方がいい。んで、栄養教諭の仕事だけにして俺と一緒にいた方がいい。ポアロに行くなら、安室さんと一緒にいること!!守れっか?」
「わかった」
愛理に返事を聞いたコナンは、これからの対策を考え始めた
安室が聞いた話によると、陳列棚の後ろで怪しい動きをする男が立っていたらしい。死角になっていたため、防犯カメラには映っていなかった
コナン「(ぜってえ、捕まえてやる…愛理姉をこんな風にさせた奴を!!)」
コナン「愛理姉…」