スケアリー・モンスターズ

清々しい晴天。
今日は『ハロウィーンウィーク』1日目を迎えた。

レオナさんの部屋もハロウィンの装いをしている。レオナさんはそうすることを拒んだが、私がやろうと説得したら、応じてくれた。

ラギー君曰く、レオナさんは私に弱いらしい

「レオナさん、おはようございます」

レオナ「ああ。」

??『この飾り素敵♪』

ロゼッタ・レオナ「!?」

「ら、ランタン君!!」

レオナ「ランタンだと?」

ランタン『ヤッホ~』

ランタン君が素敵だといっているのはカボチャの飾りだろう。レオナさんと私をかたどったようなカボチャだ。

ランタン『仮装しないの?』

「あ・・・」

レオナ「まさか、忘れてたんじゃねえだろうな?」

「その、まさかです」

ランタン『じゃあ、ボクが仮装させてあげる♪』

ランタンはそういうと、ロゼッタを妖精の姿に変化させた。

「凄い・・・ありがとう。ランタン君」

レオナ「(可愛すぎんだろ)よく似合ってるぜ」

「あ…こんな時間。ユウたちのところに行きますね」

レオナ「ああ。」

ーオンボロ寮ー

「ユウ!」

監督生「ろ、ロゼッタさん!!」

グリム「ふな゛っ!ロゼッタ、仮装してるんだゾ!!」

「ええ。ランタン君がやってくれたの。ユウたちも仮装してるみたいね」

監督生「そうなんです。ゴーストたちが…」

「そうだったの・・・それじゃあ、ハロウィンを楽しみましょう!!」

こうして、ハロウィンを楽しむべく、歩き出した。
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