フェアリー・ガラ
……とんでもないことが始まる気がする。
ヴィル「ちょっとアンタ」
監督生「え、は、はい!」
ヴィル「名前は?」
「え‥あ、申し遅れました‥ユウです」
ヴィル「アンタ助手ね」
「助手?!」
ユウは驚く中、メジャーを渡された。
ヴィル「男どもの寸法を測って、勿論頭の形から足の大きさも。
測れたらこの紙にソイツと名前と一緒に書き記して。レオナの分はロゼッタがやるから」
「あ、は、はい!」
**
数日後。クルーウェルにより衣装が完成した。
クルーウェル「さあ、仔犬ども。ファッションショー用の衣装を俺が仕立ててきてやったぞ」
衣装たちが机の上に並べられる。
金糸の刺繍の服と銀糸の刺繍の服に、どう見ても高そうなアクセサリー。
「…わぁ、綺麗」
カリム「おう!凄ぇキレイだ!!」
ラギー「…あれ?5着しかないっすけど、ロゼッタちゃんのがなくないっすか?」
監督生「私は制服にして、これをロゼッタさんが着れば…」
レオナ「あほか、パーティー会場だって言われただろ」
クルーウェル「ロゼッタのものはシェーンハイトが作っている。
かなり念入りに試行錯誤していたから、本番ギリギリになるだろう。楽しみにしておけ」
そして、出来上がった服に着替える男子勢。
着替えまで見るわけにはいかないので、部屋の外で待機するロゼッタと監督生。
もういいぞーというカリムの声が聞こえてくるが……監督生は何となく不安にい思っていた。
そのすぐ後に、「本当に大丈夫だ」というジャミルの声で確信し、扉を開ける。
「…おぉ」
2人は思わず声をあげてしまった。
美しく飾られた服やアクセサリー、それに着られる事なく、
それを自然と着こなしている。
カリム「おぉ!めちゃくちゃキレイだな!」
ジャミル「流石はクルーウェル先生。見事な衣装です。
先生にお願いしてよかった」
クルーウェル「ステイ!喜ぶのはまだ早い。この衣装はまだ未完成だ」
監督生「…え、これでですか?」
クルーウェル「今からフィッティングして、仕上げていく。
お前達の魅力を最も引き出せるように」
そして机の上に並べるアクセサリーの数々。
サファイアのネックレス、金の腕輪……
レオナ「めんどくせぇなあ……」
「一緒に頑張りましょう、レオナさん」
ラギー「うふぇ、どれも高級そうな物ッスね~」
監督生「……あのクルーウェル先生、因みにこの腕輪はおいくらするんですか?」
一番シンプルな銀のバングルをクルーウェルに見せる監督生。
クルーウェル「アンティークだから定かではないが、今の相場で100万くらいだろう」
ラギー「ひゃ、ひゃくまっ……!?うっそぉ!?」
監督生「0が1つ多い!!」
金額を聞いた監督生とラギーは目を見開き、驚く。
いたって、レオナとカリムは平然としている。
レオナ「キャンキャンうるせえぞ、ラギー」
ラギー「いや、驚く方が普通ッスよ!」
クルーウェル「最高の衣装を与えてやるんだ。モデルが気後しているようでは困るぞ」
金持ちって、怖い…本気で思った。のちに監督生はこう語った
クルーウェル「さて、俺はサムに頼んだ追加の飾りを取りに行ってくる。
監督生、手を貸せ」
監督生「あ、はい」
カリム「オレ達はただ待ってればいいのか?」
クルーウェル「そうだな……よし、試しに自分の衣装を各自コーディネイトしてみろ。
俺を唸らせるスタイリングが出来たら採用してやる。貴様らのセンスを見せてもらおう」
難易度高くて不安だな…と思いつつ、監督生はクルーウェル先生に付いて行った。
ヴィル「ちょっとアンタ」
監督生「え、は、はい!」
ヴィル「名前は?」
「え‥あ、申し遅れました‥ユウです」
ヴィル「アンタ助手ね」
「助手?!」
ユウは驚く中、メジャーを渡された。
ヴィル「男どもの寸法を測って、勿論頭の形から足の大きさも。
測れたらこの紙にソイツと名前と一緒に書き記して。レオナの分はロゼッタがやるから」
「あ、は、はい!」
**
数日後。クルーウェルにより衣装が完成した。
クルーウェル「さあ、仔犬ども。ファッションショー用の衣装を俺が仕立ててきてやったぞ」
衣装たちが机の上に並べられる。
金糸の刺繍の服と銀糸の刺繍の服に、どう見ても高そうなアクセサリー。
「…わぁ、綺麗」
カリム「おう!凄ぇキレイだ!!」
ラギー「…あれ?5着しかないっすけど、ロゼッタちゃんのがなくないっすか?」
監督生「私は制服にして、これをロゼッタさんが着れば…」
レオナ「あほか、パーティー会場だって言われただろ」
クルーウェル「ロゼッタのものはシェーンハイトが作っている。
かなり念入りに試行錯誤していたから、本番ギリギリになるだろう。楽しみにしておけ」
そして、出来上がった服に着替える男子勢。
着替えまで見るわけにはいかないので、部屋の外で待機するロゼッタと監督生。
もういいぞーというカリムの声が聞こえてくるが……監督生は何となく不安にい思っていた。
そのすぐ後に、「本当に大丈夫だ」というジャミルの声で確信し、扉を開ける。
「…おぉ」
2人は思わず声をあげてしまった。
美しく飾られた服やアクセサリー、それに着られる事なく、
それを自然と着こなしている。
カリム「おぉ!めちゃくちゃキレイだな!」
ジャミル「流石はクルーウェル先生。見事な衣装です。
先生にお願いしてよかった」
クルーウェル「ステイ!喜ぶのはまだ早い。この衣装はまだ未完成だ」
監督生「…え、これでですか?」
クルーウェル「今からフィッティングして、仕上げていく。
お前達の魅力を最も引き出せるように」
そして机の上に並べるアクセサリーの数々。
サファイアのネックレス、金の腕輪……
レオナ「めんどくせぇなあ……」
「一緒に頑張りましょう、レオナさん」
ラギー「うふぇ、どれも高級そうな物ッスね~」
監督生「……あのクルーウェル先生、因みにこの腕輪はおいくらするんですか?」
一番シンプルな銀のバングルをクルーウェルに見せる監督生。
クルーウェル「アンティークだから定かではないが、今の相場で100万くらいだろう」
ラギー「ひゃ、ひゃくまっ……!?うっそぉ!?」
監督生「0が1つ多い!!」
金額を聞いた監督生とラギーは目を見開き、驚く。
いたって、レオナとカリムは平然としている。
レオナ「キャンキャンうるせえぞ、ラギー」
ラギー「いや、驚く方が普通ッスよ!」
クルーウェル「最高の衣装を与えてやるんだ。モデルが気後しているようでは困るぞ」
金持ちって、怖い…本気で思った。のちに監督生はこう語った
クルーウェル「さて、俺はサムに頼んだ追加の飾りを取りに行ってくる。
監督生、手を貸せ」
監督生「あ、はい」
カリム「オレ達はただ待ってればいいのか?」
クルーウェル「そうだな……よし、試しに自分の衣装を各自コーディネイトしてみろ。
俺を唸らせるスタイリングが出来たら採用してやる。貴様らのセンスを見せてもらおう」
難易度高くて不安だな…と思いつつ、監督生はクルーウェル先生に付いて行った。