夕焼けの草原のタマ―シュナ・ムイナ
「1回戦、第7試合終了!フルーツ屋台チームの勝利!続いて1回戦、第8試合、先鋒戦を開始します!」
「これで1回戦終了ですね」
レオナ「ここまではそれほどの強敵はいなかったな」
リリア「次のチームはどんな奴らなのかのう?」
「夕焼けチーム。先鋒選手!」
レオナ・ロゼッタ「「あいつらは…!/あの人たちは…!」」
リリア「ん?どうしたレオナ、ロゼッタ。知り合いか?」
「レオナ様?ロゼッタ様?そこにいらっしゃるのですか!」
ヴィル「アンタとロゼッタを呼んでるみたいよ。」
カリム「何か用事でもあるのかな?おーい、レオナとロゼッタならここにいるぞ!」
レオナ「チッ…」
「…レオナ様!本当に、今回は夕焼けの草原に戻られたのですね」
グリム「な、なんかアイツら、スゲーこっちを睨んでねーか?」
ヴィル「アンタ、あの人たちに何したの?」
レオナ「俺は何もしてねえ」
「「「そうでしょうとも!!!」」」
「私達は前回、前々回もこのキャッチ・ザ・テイルに出場し、そして優勝しました」
リリア「何と、過去の優勝チームであったか。道理で、他の者とは鍛え方が違うと思ったわい」
「当然でございます。」
「私達はサンセット・ウォーリアーになるため、来る日も来る日も訓練を重ねてまいりました。そしてついにあこがれの栄誉を手に入れられて、とてもとてもうれしかった…」
レオナ「そうか。よかったな」
「全然よくありません!」
「「何故ならばレオナ様の授業を受けられていない!!!」」
「キャッチ・ザ・テイルの大会に優勝しても『守護者の授業』を受けていなければ、名誉あるサンセット・ウォーリアーになったとは言えません。」
「授業を受けようとレオナ様のところにもお伺いしたのですが…何度も何度もすっぽかされ、音沙汰なしのままでした!」
リリア「そういえばレオナは、『守護者の授業』をバックレておったのじゃったな」
カリム「えっ?そうなのか?約束を破るなんて…アイツら可哀想じゃないか?」
レオナ「知るか。一方的にアイツらがそう言ってるだけで、約束なんてした覚えもない。俺にも都合って物があるんだよ。毎日寮長の仕事も忙しいしな」
ジャック「はい。…はい?」
そこは肯定の返事をしてほしかったわ…ジャック君
でも、実際のところ仕事してるのはラギー君のイメージが強いのよね
「私達は今年も優勝し、今度こそ『守護者の授業』を受ける」
「レオナ様、よく見ていてください!」
リリア「優勝経験者か。どれほどの腕前か、じっくりと見せてもらおうかの」
試合開始から数秒でビーズを取った選手
みんな驚いている
カリム「すっ…すげえ!あっという間だったぜ!」
グリム「オレ様、何が起こったかよくわかんなかったんだゾ!」
リリア「キャッチ・ザ・テイルという競技に長けていることは予想出来ていたが、そもそもの身体能力も桁外れじゃ。素人の動きではないぞ」
ヴィル「あの人たち一体何者なの?」
「あの方々は…現役の王家近衛兵さんです」
「「ええっ!!!???」」
チェカ「みんな―!がんばれー!」
他の近衛兵さんからチェカ様がみているぞと喝を入れられている
そしてキファジさんに1年間指導を受けていたとわかった
レオナ「何…キファジに!?」
「これで1回戦終了ですね」
レオナ「ここまではそれほどの強敵はいなかったな」
リリア「次のチームはどんな奴らなのかのう?」
「夕焼けチーム。先鋒選手!」
レオナ・ロゼッタ「「あいつらは…!/あの人たちは…!」」
リリア「ん?どうしたレオナ、ロゼッタ。知り合いか?」
「レオナ様?ロゼッタ様?そこにいらっしゃるのですか!」
ヴィル「アンタとロゼッタを呼んでるみたいよ。」
カリム「何か用事でもあるのかな?おーい、レオナとロゼッタならここにいるぞ!」
レオナ「チッ…」
「…レオナ様!本当に、今回は夕焼けの草原に戻られたのですね」
グリム「な、なんかアイツら、スゲーこっちを睨んでねーか?」
ヴィル「アンタ、あの人たちに何したの?」
レオナ「俺は何もしてねえ」
「「「そうでしょうとも!!!」」」
「私達は前回、前々回もこのキャッチ・ザ・テイルに出場し、そして優勝しました」
リリア「何と、過去の優勝チームであったか。道理で、他の者とは鍛え方が違うと思ったわい」
「当然でございます。」
「私達はサンセット・ウォーリアーになるため、来る日も来る日も訓練を重ねてまいりました。そしてついにあこがれの栄誉を手に入れられて、とてもとてもうれしかった…」
レオナ「そうか。よかったな」
「全然よくありません!」
「「何故ならばレオナ様の授業を受けられていない!!!」」
「キャッチ・ザ・テイルの大会に優勝しても『守護者の授業』を受けていなければ、名誉あるサンセット・ウォーリアーになったとは言えません。」
「授業を受けようとレオナ様のところにもお伺いしたのですが…何度も何度もすっぽかされ、音沙汰なしのままでした!」
リリア「そういえばレオナは、『守護者の授業』をバックレておったのじゃったな」
カリム「えっ?そうなのか?約束を破るなんて…アイツら可哀想じゃないか?」
レオナ「知るか。一方的にアイツらがそう言ってるだけで、約束なんてした覚えもない。俺にも都合って物があるんだよ。毎日寮長の仕事も忙しいしな」
ジャック「はい。…はい?」
そこは肯定の返事をしてほしかったわ…ジャック君
でも、実際のところ仕事してるのはラギー君のイメージが強いのよね
「私達は今年も優勝し、今度こそ『守護者の授業』を受ける」
「レオナ様、よく見ていてください!」
リリア「優勝経験者か。どれほどの腕前か、じっくりと見せてもらおうかの」
試合開始から数秒でビーズを取った選手
みんな驚いている
カリム「すっ…すげえ!あっという間だったぜ!」
グリム「オレ様、何が起こったかよくわかんなかったんだゾ!」
リリア「キャッチ・ザ・テイルという競技に長けていることは予想出来ていたが、そもそもの身体能力も桁外れじゃ。素人の動きではないぞ」
ヴィル「あの人たち一体何者なの?」
「あの方々は…現役の王家近衛兵さんです」
「「ええっ!!!???」」
チェカ「みんな―!がんばれー!」
他の近衛兵さんからチェカ様がみているぞと喝を入れられている
そしてキファジさんに1年間指導を受けていたとわかった
レオナ「何…キファジに!?」
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