夕焼けの草原のタマ―シュナ・ムイナ
カリム「へえ。これがキャッチ・ザ・テイルの衣装か。すっげー、かっこいい!おまけに動きやすいぜ。」
リリア「そうじゃな。今すぐにでもキャッチ・ザ・テイルをやりたくなってきたぞ!」
ヴィル「闘うアタシの味方になってくれる気高さと華やぎをまとったワイルドコーデ。欲しいのは飾らない野生。媚びずに自然体を楽しむ主義。今も、そしてこれからも攻め続けるアタシに欠かせない心強い相棒。…ってところ。今まで渡来したことのないジャンルだけど、悪くないわ。」
カリム「よくわからないけど…いい雰囲気が出てるよな~。着てるだけで、力が湧いてくるような気がする」
リリア「わしも、マントのおかげで、肌に直接日光が当たらないのは助かるわい。」
カリム「素肌のままでいるより、布で身体が覆われている方が涼しく感じるよな。」
リリア「それにしてもさすがはヴィルじゃ。着こなし方が見事じゃな」
カリム「ああ。モデルみたいだぜ!」
ヴィル「見たい…じゃないでしょ。」
カリム「あ、そうだった、そうだった。すっげえに会ってるって言いたかったんだ。」
ヴィル「当然ね。カリムもよく着こなせていると思うわ。アンタは普段からバンダナをし慣れてるから、すごく自然」
カリム「そういわれると嬉しいなあ。色んな巻き方を試してみたんだよ」
リリア「わしの巻き方もキュートじゃろう?ほれほれ」
ヴィル「そうね。個性的でリリアらしいと思う」
リリア「何を着ても似合ってしまう。罪づくりな男じゃな、わしは。バンダナは熱中症対策にもよさそうじゃ。同じ理由で倒れては、ジャックに面目ないからのう」
レオナ・ロゼッタ「「待たせたな/お待たせしました」」
カリムたちが衣装について話す中、ロゼッタとレオナが登場した。
カリム「あ、レオナとロゼッタも着替え終わったのか。すっげえかっこいいぜ!ロゼッタ似合ってるぜ!」
リリア「レオナやロゼッタの服は、わしらのものよりも豪奢なのじゃな」
レオナ「俺はキャッチ・ザ・テイルの競技者じゃなく、サンセット・ウォーリアーを率いる立場だからな。ロゼッタも俺の婚約者の立場だから、同じだ」
ヴィル「さすがにサマになってるわ、やっぱりこの衣装はアンタが1番似合うわね。ロゼッタもすっごく素敵。貴女ったら何でも似合っちゃうわね」
キファジ「全くです。馬子にも衣裳ですな」
レオナ「お褒めの言葉どうも。」
ロゼッタ「レオナさんと私の衣装…『百獣の装束』は、百獣の王と言われるライオンをモチーフとしています。」
レオナ「いわば王家の者が斬ることを想定した服だ。俺やロゼッタが似合わないわけがないだろ?」
ヴィル「事実だけどいちいち腹が立つわね…」
キファジ「学園でもレオナ様はあの様子ですか?なんとまあ礼儀正しい王子に育ったものですな」
カリム「身体中に巻き付けてるマントの模様もいいよな。オレ、こういうの好きだ。」
ロゼッタ「夕焼けの草原は昔から織物が盛んで、刺繍や染色、織文様の技術が発展しているの。」
リリア「デザインもいいし、日光も妨げる。いいこと尽くしじゃな」
ヴィル「この仮面は何なの?」
レオナ「これはキャッチ・ザ・テイルで使う。練習の時に説明してやるよ」
??「待たせたな!!オレ様も着替えてきたんだゾ!」
次に出てきたのは、グリムと監督生だった。
ロゼッタ「ふふっ。良く似合ってるわよ。グリム君」
グリム「カッコイイだろ。ユウとおそろいの衣装なんだゾ」
監督生「お待たせしました!」
リリア「おお、二人はリボンを着けてきたのか」
キファジ「試合に出ないとはいえ、レオナ様やロゼッタ様のご学友。失礼のないようにご用意させていただきました。」
監督生「ありがとうございます!」
キファジ「喜んでいただけて何よりです」
カリム「よく似合ってるぜ、二人とも!」
リリア「そうじゃな。リボンだけでも印象が変わるものじゃ」
カリム「みんなでお揃いの百獣の装束、嬉しいなあ。ジャミルにも見せたいよ。」
ロゼッタ「大会が終わったら、ね」
レオナ「なんなら、ナイトレイブンカレッジに持って帰れ。ジャミルも大喜びするだろう。」
カリム「そりゃいいな。そうするよ、ありがとう!」
ヴィル「最悪の事後報告ね」
リリア「嬉々として衣装を自慢されるジャミルが哀れじゃな」
キファジ「皆様よくお似合いです。急いで衣装をご用意した甲斐がありました。」
リリア「魔法で大きさを変える前、カリムの服はジャックのサイズでぶかぶかじゃったのう。あれも可愛かったぞ。まあ、わしの可愛らしさも負けてはおらぬが‥‥」
ヴィル「はいはい。それはもう良くわかったわ。それより、衣装を用意してくれたキファジさんにお礼を言わないと」
キファジ「お礼など滅相もない。これも私の仕事も範疇ですよ。」
レオナ「ふん。祭りの前に電話をかけてきて釘を刺すのも侍従の仕事なのか?」
キファジ「勿論でございますよ?去年はレオナ様が来られなかったので、ファレナ様は大変困っておりました。あの方の苦悩を取り除くことこそ、私の務めです。あまりファレナ様の手を煩わせぬように」
レオナ「だからお望み通り来てやっただろ。感謝してくれてもいいんだぜ」
リリア「そうじゃな。今すぐにでもキャッチ・ザ・テイルをやりたくなってきたぞ!」
ヴィル「闘うアタシの味方になってくれる気高さと華やぎをまとったワイルドコーデ。欲しいのは飾らない野生。媚びずに自然体を楽しむ主義。今も、そしてこれからも攻め続けるアタシに欠かせない心強い相棒。…ってところ。今まで渡来したことのないジャンルだけど、悪くないわ。」
カリム「よくわからないけど…いい雰囲気が出てるよな~。着てるだけで、力が湧いてくるような気がする」
リリア「わしも、マントのおかげで、肌に直接日光が当たらないのは助かるわい。」
カリム「素肌のままでいるより、布で身体が覆われている方が涼しく感じるよな。」
リリア「それにしてもさすがはヴィルじゃ。着こなし方が見事じゃな」
カリム「ああ。モデルみたいだぜ!」
ヴィル「見たい…じゃないでしょ。」
カリム「あ、そうだった、そうだった。すっげえに会ってるって言いたかったんだ。」
ヴィル「当然ね。カリムもよく着こなせていると思うわ。アンタは普段からバンダナをし慣れてるから、すごく自然」
カリム「そういわれると嬉しいなあ。色んな巻き方を試してみたんだよ」
リリア「わしの巻き方もキュートじゃろう?ほれほれ」
ヴィル「そうね。個性的でリリアらしいと思う」
リリア「何を着ても似合ってしまう。罪づくりな男じゃな、わしは。バンダナは熱中症対策にもよさそうじゃ。同じ理由で倒れては、ジャックに面目ないからのう」
レオナ・ロゼッタ「「待たせたな/お待たせしました」」
カリムたちが衣装について話す中、ロゼッタとレオナが登場した。
カリム「あ、レオナとロゼッタも着替え終わったのか。すっげえかっこいいぜ!ロゼッタ似合ってるぜ!」
リリア「レオナやロゼッタの服は、わしらのものよりも豪奢なのじゃな」
レオナ「俺はキャッチ・ザ・テイルの競技者じゃなく、サンセット・ウォーリアーを率いる立場だからな。ロゼッタも俺の婚約者の立場だから、同じだ」
ヴィル「さすがにサマになってるわ、やっぱりこの衣装はアンタが1番似合うわね。ロゼッタもすっごく素敵。貴女ったら何でも似合っちゃうわね」
キファジ「全くです。馬子にも衣裳ですな」
レオナ「お褒めの言葉どうも。」
ロゼッタ「レオナさんと私の衣装…『百獣の装束』は、百獣の王と言われるライオンをモチーフとしています。」
レオナ「いわば王家の者が斬ることを想定した服だ。俺やロゼッタが似合わないわけがないだろ?」
ヴィル「事実だけどいちいち腹が立つわね…」
キファジ「学園でもレオナ様はあの様子ですか?なんとまあ礼儀正しい王子に育ったものですな」
カリム「身体中に巻き付けてるマントの模様もいいよな。オレ、こういうの好きだ。」
ロゼッタ「夕焼けの草原は昔から織物が盛んで、刺繍や染色、織文様の技術が発展しているの。」
リリア「デザインもいいし、日光も妨げる。いいこと尽くしじゃな」
ヴィル「この仮面は何なの?」
レオナ「これはキャッチ・ザ・テイルで使う。練習の時に説明してやるよ」
??「待たせたな!!オレ様も着替えてきたんだゾ!」
次に出てきたのは、グリムと監督生だった。
ロゼッタ「ふふっ。良く似合ってるわよ。グリム君」
グリム「カッコイイだろ。ユウとおそろいの衣装なんだゾ」
監督生「お待たせしました!」
リリア「おお、二人はリボンを着けてきたのか」
キファジ「試合に出ないとはいえ、レオナ様やロゼッタ様のご学友。失礼のないようにご用意させていただきました。」
監督生「ありがとうございます!」
キファジ「喜んでいただけて何よりです」
カリム「よく似合ってるぜ、二人とも!」
リリア「そうじゃな。リボンだけでも印象が変わるものじゃ」
カリム「みんなでお揃いの百獣の装束、嬉しいなあ。ジャミルにも見せたいよ。」
ロゼッタ「大会が終わったら、ね」
レオナ「なんなら、ナイトレイブンカレッジに持って帰れ。ジャミルも大喜びするだろう。」
カリム「そりゃいいな。そうするよ、ありがとう!」
ヴィル「最悪の事後報告ね」
リリア「嬉々として衣装を自慢されるジャミルが哀れじゃな」
キファジ「皆様よくお似合いです。急いで衣装をご用意した甲斐がありました。」
リリア「魔法で大きさを変える前、カリムの服はジャックのサイズでぶかぶかじゃったのう。あれも可愛かったぞ。まあ、わしの可愛らしさも負けてはおらぬが‥‥」
ヴィル「はいはい。それはもう良くわかったわ。それより、衣装を用意してくれたキファジさんにお礼を言わないと」
キファジ「お礼など滅相もない。これも私の仕事も範疇ですよ。」
レオナ「ふん。祭りの前に電話をかけてきて釘を刺すのも侍従の仕事なのか?」
キファジ「勿論でございますよ?去年はレオナ様が来られなかったので、ファレナ様は大変困っておりました。あの方の苦悩を取り除くことこそ、私の務めです。あまりファレナ様の手を煩わせぬように」
レオナ「だからお望み通り来てやっただろ。感謝してくれてもいいんだぜ」