グロリアスマスカレード~紅蓮の花と救いの鐘~

リリア「うむ。他国を知るよい機会じゃぞ。マレウス。お前も…」

リリアはシルバーと一緒にマレウスを探したが、いない

リリア「む?マレウスはどこじゃ?」

シルバー「もしやまた呼ばれそびれたのでは…急いで探して参ります」

シルバーは風のように駆けていった

ユウは「面白そう!」とグリムに続いて、行きたそうだった。ロゼッタも「そうね」と賛同し、行きたそうにしている。

レオナはそんなロゼッタの様子を微笑ましく、見ていた。

エース「よーし!んじゃみんなさっそく荷造りだな!!」

エースも楽しそうにしている

みんな今から戻って、荷造りを開始しそうだった

クロウリー「あ、全員は行けませんよ」

「「「ええっ!?」」」

クロウリーの発言に室内にいたほぼ全員が驚きふためいた

クロウリー「我が校でも大切なハロウィーンのイベントを実施しますから、全員が留守にするわけにはいきません。

交流に参加する代表として10人を選びます。

その栄えある代表に選ばれるために用意された試練とは…テストの成績でも、武道でもなく、くじです!」

・・・運。しかも日頃の行いによる運だ

「「「オマエが楽したいだけじゃねーか!」」」

とグリムが激怒でツッコミを入れる

「ナイスグリム」とユウが言った

ロゼッタ「お義父様ったら・・・」

ロゼッタは呆れた様子で言う。

クロウリー「はいはーい、時間もないのでさっさと魔法のくじ引き箱でくじを引きますよ」

クロウリーは魔法を使って、すぐそばに大きな丸いガラス瓶を用意した。
その中で炎と生徒の名前が書かれた紙が混ざる

ロゼッタは、生徒ではないので行けないだろうなと思いつつ願った。

監督生「あ、ロゼッタさんも行きたいんですね!私もです!」

クロウリー「さて、代表に選ばれるのは…」

ボッ、と炎を避けることができた紙が一枚ずつ宙に浮いた。クロウリーはそれを掴み、紙に書いてある名前を読み上げた

「リドル・ローズハート!」

「デュース・スペード!」

「ラギー・ブッチ!」

「アズール・アーシェングロット!」

「ジャミル・バイパー!」

「エペル・フェルミエ!」

「ルーク・ハント!」

「イデア・シュラウド!」

「セベク・ジグボルト!」

「そして最後は…シルバーくんです!」

イデアの叫び声が聞こえた気がする

グリムが「オレ様の名前がねぇ!!」と嘆いた

『ぼく、いきたかったー』とサラマンダーも嘆いた。

「残念ね」とロゼッタも自分が行けないとわかってはいたが、残念そうに言う。
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