ゴーストマリッジ
エース「アッハハハハハハ!デュースのキョドり方見た!?
自己紹介終わったら沈黙とか、さすがにありえないでしょ!ウケる~!」
グリム「にゃははっ。
全員あんなに自信満々だったのにすーぐにビンタされちまったんだゾ!」
監督生「そこぉ!!笑ってる場合じゃない!」
オルト「そうだよ!笑い事じゃないんだよ!結婚式は今夜なんだよ!?」
先ほどはエペル君やリドル君も笑っていたけど、状況が悪化したことで流石に笑う事が出来なくなってしまった。
オルト「このままじゃ兄さんが死者の国に連れて行かれちゃう」
「まぁ、煽ったイデアさんのせいでもあるから…後で怒るとして、問題は…」
リドル「0時まで時間がない事だ。……一刻も早くプロポーズを成功させなければ!」
カリム「でもアズールも失敗しちまったし、残ってる寮長はオレ達とマレウスだけだぜ」
今の状況でまたプロポーズしても第一陣、第二陣と同じ結果になると思う。
「……結婚して、幸せになれるとは思えないけど」
監督生「ロゼッタさんは、結婚に自分の考え方を持ってるんですね」
「そういうわけじゃ・・・。結婚は恋人の最終段階だとおもうの。
片方の気持ちでしか結びついていない…いいえ、そもそも恋愛に恋をしているような花嫁さんに幸せは訪れないわ・・・この話はもう終わりにして、どうするのか考えましょう!!」
私の言葉でシーンとしてしまったので慌てて話を変える。
するとお義父様が「こうなったら…」と口を開いた。
クロウリー「……残る花婿候補をかき集めるしかない!」
監督生「候補って…他にもいるんですか?」
クロウリー「もうこの際片っ端に声をかけます!!」
ものは試し、とりあえずラギーくんとジャミルくんを呼びに行った。
__サバナクロー寮
ラギー「は?俺がゴーストに求婚?レオナさんとジャック君が捕まったから?
…嫌に決まってるでしょ!レオナさんなら自力で戻ってくるだろうし、タダ働き何て御免っス」
監督生「…そんなぁ」
グリム「薄情なんだゾ!」
「ほかの人に声をかけましょう。」
__スカラビア寮 廊下
ジャミル「ロゼッタ様の頼みなら聞き入れたいが、駄目だ。俺は行かない。それに、カリムもだ。
カリムに危険があったら俺の一族はただじゃすまない。
もしも俺が行こうとしたら、コイツは「面白そうだな!」と言ってついてくる。
…というわけで。自分達の事は自分達で面倒を見てくれ。」
カリム「て、うわわっ!?ジャミル、引っ張るな~!」
エース「…マジかよ」
エペル「…駄目、だったね」
__ディアソムニア寮 談話室
シルバー「俺はいけない。親…リリア先輩とセベクなき今、残された俺がマレウス様の護衛をしなくては」
マレウス「僕は1人でも構わないと言っているんだがな」
シルバー「いえ、リリア先輩もここにいたなら俺の意見に同意してくれたはずです。
そう言うわけだ、リドル、オルト。力になれなくてすまない…!」
リドル「…いや、そういう事ならば仕方がない」
オルト「そう、だね…無理を言ってごめんなさい」
監督生「ラギー先輩は駄目でした」
エース「こっちもジャミル先輩は無理。てか、カリム先輩も連れて行かれたし」
リドル「マレウス先輩とシルバーも同じだ…3手に分かれた意味はなかったね」
ラギー先輩の所に私とグリム君、ユウ
ジャミル先輩の所にエース君とエペル君
そして残っているディアソムニア寮に話を聞きに行ったリドル君とオルト君。
結果、誰一人連れてこれなかった。
クロウリー「結局、集まってくれたのは……0人!」
オルト「うぅ、薄情だよぉ…」
監督生「ジャミル先輩とラギー先輩のユニーク魔法なら何とかなると思ったんだけど…」
エース「…それって、操って指輪付けさせるっていう事?」
監督生「それ以外何か?」
エペル「…い、意外と恐ろしいっぺ」
監督生「もう落とす事を諦めてるから。そうですよね、ロゼッタさん?」
「ええ。何を言っても心に響かないでしょうし」
自己紹介終わったら沈黙とか、さすがにありえないでしょ!ウケる~!」
グリム「にゃははっ。
全員あんなに自信満々だったのにすーぐにビンタされちまったんだゾ!」
監督生「そこぉ!!笑ってる場合じゃない!」
オルト「そうだよ!笑い事じゃないんだよ!結婚式は今夜なんだよ!?」
先ほどはエペル君やリドル君も笑っていたけど、状況が悪化したことで流石に笑う事が出来なくなってしまった。
オルト「このままじゃ兄さんが死者の国に連れて行かれちゃう」
「まぁ、煽ったイデアさんのせいでもあるから…後で怒るとして、問題は…」
リドル「0時まで時間がない事だ。……一刻も早くプロポーズを成功させなければ!」
カリム「でもアズールも失敗しちまったし、残ってる寮長はオレ達とマレウスだけだぜ」
今の状況でまたプロポーズしても第一陣、第二陣と同じ結果になると思う。
「……結婚して、幸せになれるとは思えないけど」
監督生「ロゼッタさんは、結婚に自分の考え方を持ってるんですね」
「そういうわけじゃ・・・。結婚は恋人の最終段階だとおもうの。
片方の気持ちでしか結びついていない…いいえ、そもそも恋愛に恋をしているような花嫁さんに幸せは訪れないわ・・・この話はもう終わりにして、どうするのか考えましょう!!」
私の言葉でシーンとしてしまったので慌てて話を変える。
するとお義父様が「こうなったら…」と口を開いた。
クロウリー「……残る花婿候補をかき集めるしかない!」
監督生「候補って…他にもいるんですか?」
クロウリー「もうこの際片っ端に声をかけます!!」
ものは試し、とりあえずラギーくんとジャミルくんを呼びに行った。
__サバナクロー寮
ラギー「は?俺がゴーストに求婚?レオナさんとジャック君が捕まったから?
…嫌に決まってるでしょ!レオナさんなら自力で戻ってくるだろうし、タダ働き何て御免っス」
監督生「…そんなぁ」
グリム「薄情なんだゾ!」
「ほかの人に声をかけましょう。」
__スカラビア寮 廊下
ジャミル「ロゼッタ様の頼みなら聞き入れたいが、駄目だ。俺は行かない。それに、カリムもだ。
カリムに危険があったら俺の一族はただじゃすまない。
もしも俺が行こうとしたら、コイツは「面白そうだな!」と言ってついてくる。
…というわけで。自分達の事は自分達で面倒を見てくれ。」
カリム「て、うわわっ!?ジャミル、引っ張るな~!」
エース「…マジかよ」
エペル「…駄目、だったね」
__ディアソムニア寮 談話室
シルバー「俺はいけない。親…リリア先輩とセベクなき今、残された俺がマレウス様の護衛をしなくては」
マレウス「僕は1人でも構わないと言っているんだがな」
シルバー「いえ、リリア先輩もここにいたなら俺の意見に同意してくれたはずです。
そう言うわけだ、リドル、オルト。力になれなくてすまない…!」
リドル「…いや、そういう事ならば仕方がない」
オルト「そう、だね…無理を言ってごめんなさい」
監督生「ラギー先輩は駄目でした」
エース「こっちもジャミル先輩は無理。てか、カリム先輩も連れて行かれたし」
リドル「マレウス先輩とシルバーも同じだ…3手に分かれた意味はなかったね」
ラギー先輩の所に私とグリム君、ユウ
ジャミル先輩の所にエース君とエペル君
そして残っているディアソムニア寮に話を聞きに行ったリドル君とオルト君。
結果、誰一人連れてこれなかった。
クロウリー「結局、集まってくれたのは……0人!」
オルト「うぅ、薄情だよぉ…」
監督生「ジャミル先輩とラギー先輩のユニーク魔法なら何とかなると思ったんだけど…」
エース「…それって、操って指輪付けさせるっていう事?」
監督生「それ以外何か?」
エペル「…い、意外と恐ろしいっぺ」
監督生「もう落とす事を諦めてるから。そうですよね、ロゼッタさん?」
「ええ。何を言っても心に響かないでしょうし」