ゴーストマリッジ
イライザ:どうして世の中の男の人って、皆失礼で乱暴でみっともないのかしら。そもそもプロポーズするっていうのに誰も正装して来ないじゃない。
やっぱり理想の相手はイデア様だけ。
あなた達なんて、彼とは比べ物にならないわ!
チャビー:その通りですね、姫様。
優しい姫様にふさわしい、紳士な対応ができないなんて駄目な奴らです
監督生「いや、何もしていないのにイデア先輩の好感度上がる理由が…」
リドル「完璧にデュースたちの行いのせい、だね」
エース「前座にされたな、デュースたち」
ヴィル:く、悔しい……ッ。イデアに、あの引きこもりに、負けるなんて!
レオナ:あのネクラ野郎だって歌えねぇだろうが!
イライザ:イデア様はあなたたちと違うわ。言ったでしょう?彼は完璧な王子様なの。
きっとお歌だって一緒に歌ってくれる。今はちょっぴり照れてるだけよ
完全なる依怙贔屓だ。
拒絶するイデアさんをどうして見上げないんだろうか…。
リリア:やれやれ。さっきから聞いておれば、お主が口にするのは夢見がちなことばかり……
ふと、ビンタされ固まったリリアさんが呆れた溜息を吐き出す。
リリア:理想を押し付けて、ちっともイデアそのものを見ておらんではないか。
そのように遠くばかり見ては探し物も見つかるまい。
大切なものとは、近くにこそあるものじゃ
イライザ:わけのわからないことを言わないで。私はもう、ちゃーんと見つけたわ。
イデア様という、理想の王子様をね
チャビー:……
イライザ:時間を無駄にしちゃった。早く式を準備しないと
リリアさんの言葉の意味を理解していないのだろう。
いいえ、もう届かないのだわ…夢を目の前に喜ぶ彼女の耳には。
チャビー:姫様。沢山の人間達を相手をしてお疲れでは?
余りお急ぎにならなくても……
イライザ:私の心配をしてくれるの?ふふっ、ありがとうチャビー!
あなたは本当に、生きていた頃からずっと最高のお友達だわ
チャビー:友……はい。俺は姫様のためにおりますから
寂しそうな顔をするチャビーさん。
このゴーストさんはきっとリリアさんの言葉の意味を理解しているだろう。
だけど止めないのは…きっと、お姫様の幸せを願っているから、
彼女の理想を壊したくないから……。
そう思う理由は…このゴーストさんが、お姫様の事を…。
と思っていたら他のゴーストさんに連れられてきたイデアさん。
前の映像で見た時は凄い拒絶していたのに今は固まっている。
デュース:あっ、シュラウド先輩!先輩もかちんこちんに固まってる……
ケイト:イデアくんもビンタされたのかな。花嫁ちゃんホントきびしーね
イライザ:失礼ね。逃げようとするからちょんってつついただけよ
逃げようとしたんだ、イデアさん。
どうしてそこの部分でおかしいと思わないのか…。
そんなところが見えない程、恋をしている自分に酔っているのかしら。
と、思っていた時…。
イデア:どいつもこいつもなんて役立たずなんだ……。
全員みっともなくフラれて、虫みたいに転がって……
イデアさんから出たその言葉に、固まった皆、顔を顰める。
イデア:何の為のリア充だよ!
普段馬鹿みたいにウェイしてるくせに、恥ずかしくないのか!?それに1人は本物のリア充じゃないか!?
普段温厚で優しいトレイさんやジェイドくんは真顔、笑顔のケイトさんやリリアさんも顔を顰めている。
グリム「ひ、ひぇ!?フ、フロイドの顔が…こ、怖いんだゾ!」
エース「…トレイ先輩とジェイド先輩の真顔、マジ怖いんだけど」
監督生「普段笑顔な人が真顔なのが逆にね」
エペル「あ、あわわ…ヴィルサンが、キレてる!!」
「レオナさん…怒らせたら怖いわよ」
リドル「…墓穴を掘ってしまったようだね」
こうなってしまったら、彼らはきっと…イデアさんを助けようとも思わないだろう。
イライザ:そうよねぇ~。イデア様の言う通りだわぁ~。
イデア様以外の男なんて、みーんな虫けら同然。
あえて苦言を呈してあげる優しいところもとっても素敵♡
ああ、素敵すぎてこれ以上待てないわ……。
結婚式は今夜にしましょう!!!!〉
イデア:こ、今夜ァ!?
「今夜ですって!?」
オルト「に、兄さんが、ゴーストに!!?」
監督生「流石に急展開過ぎる!」
イライザ:そうよ、ダーリン。
今夜0時の鐘とともに私達は誓いのキスをして永遠に結ばれるの。
そして、魂だけの存在になって……ハネムーン旅行よ!
監督生「…い、今何時!?」
オルト「い、今は…18時!」
リドル「て、事は…あと5時間後!?」
やっぱり理想の相手はイデア様だけ。
あなた達なんて、彼とは比べ物にならないわ!
チャビー:その通りですね、姫様。
優しい姫様にふさわしい、紳士な対応ができないなんて駄目な奴らです
監督生「いや、何もしていないのにイデア先輩の好感度上がる理由が…」
リドル「完璧にデュースたちの行いのせい、だね」
エース「前座にされたな、デュースたち」
ヴィル:く、悔しい……ッ。イデアに、あの引きこもりに、負けるなんて!
レオナ:あのネクラ野郎だって歌えねぇだろうが!
イライザ:イデア様はあなたたちと違うわ。言ったでしょう?彼は完璧な王子様なの。
きっとお歌だって一緒に歌ってくれる。今はちょっぴり照れてるだけよ
完全なる依怙贔屓だ。
拒絶するイデアさんをどうして見上げないんだろうか…。
リリア:やれやれ。さっきから聞いておれば、お主が口にするのは夢見がちなことばかり……
ふと、ビンタされ固まったリリアさんが呆れた溜息を吐き出す。
リリア:理想を押し付けて、ちっともイデアそのものを見ておらんではないか。
そのように遠くばかり見ては探し物も見つかるまい。
大切なものとは、近くにこそあるものじゃ
イライザ:わけのわからないことを言わないで。私はもう、ちゃーんと見つけたわ。
イデア様という、理想の王子様をね
チャビー:……
イライザ:時間を無駄にしちゃった。早く式を準備しないと
リリアさんの言葉の意味を理解していないのだろう。
いいえ、もう届かないのだわ…夢を目の前に喜ぶ彼女の耳には。
チャビー:姫様。沢山の人間達を相手をしてお疲れでは?
余りお急ぎにならなくても……
イライザ:私の心配をしてくれるの?ふふっ、ありがとうチャビー!
あなたは本当に、生きていた頃からずっと最高のお友達だわ
チャビー:友……はい。俺は姫様のためにおりますから
寂しそうな顔をするチャビーさん。
このゴーストさんはきっとリリアさんの言葉の意味を理解しているだろう。
だけど止めないのは…きっと、お姫様の幸せを願っているから、
彼女の理想を壊したくないから……。
そう思う理由は…このゴーストさんが、お姫様の事を…。
と思っていたら他のゴーストさんに連れられてきたイデアさん。
前の映像で見た時は凄い拒絶していたのに今は固まっている。
デュース:あっ、シュラウド先輩!先輩もかちんこちんに固まってる……
ケイト:イデアくんもビンタされたのかな。花嫁ちゃんホントきびしーね
イライザ:失礼ね。逃げようとするからちょんってつついただけよ
逃げようとしたんだ、イデアさん。
どうしてそこの部分でおかしいと思わないのか…。
そんなところが見えない程、恋をしている自分に酔っているのかしら。
と、思っていた時…。
イデア:どいつもこいつもなんて役立たずなんだ……。
全員みっともなくフラれて、虫みたいに転がって……
イデアさんから出たその言葉に、固まった皆、顔を顰める。
イデア:何の為のリア充だよ!
普段馬鹿みたいにウェイしてるくせに、恥ずかしくないのか!?それに1人は本物のリア充じゃないか!?
普段温厚で優しいトレイさんやジェイドくんは真顔、笑顔のケイトさんやリリアさんも顔を顰めている。
グリム「ひ、ひぇ!?フ、フロイドの顔が…こ、怖いんだゾ!」
エース「…トレイ先輩とジェイド先輩の真顔、マジ怖いんだけど」
監督生「普段笑顔な人が真顔なのが逆にね」
エペル「あ、あわわ…ヴィルサンが、キレてる!!」
「レオナさん…怒らせたら怖いわよ」
リドル「…墓穴を掘ってしまったようだね」
こうなってしまったら、彼らはきっと…イデアさんを助けようとも思わないだろう。
イライザ:そうよねぇ~。イデア様の言う通りだわぁ~。
イデア様以外の男なんて、みーんな虫けら同然。
あえて苦言を呈してあげる優しいところもとっても素敵♡
ああ、素敵すぎてこれ以上待てないわ……。
結婚式は今夜にしましょう!!!!〉
イデア:こ、今夜ァ!?
「今夜ですって!?」
オルト「に、兄さんが、ゴーストに!!?」
監督生「流石に急展開過ぎる!」
イライザ:そうよ、ダーリン。
今夜0時の鐘とともに私達は誓いのキスをして永遠に結ばれるの。
そして、魂だけの存在になって……ハネムーン旅行よ!
監督生「…い、今何時!?」
オルト「い、今は…18時!」
リドル「て、事は…あと5時間後!?」