深海の商人
エリーゼSide
デュ「いでよ、氷よ!せやっ!」
フ「そんな魔法じゃ、全然当たんないよ~。」
エ「このノーコン!1発ぐらい当てろっての!でやっ!」
ジェ「ふふふ。どこを狙っているんです?」
デュ「お前も人のこと言えないじゃないか!」
エ「嘘っ。オレがあんなハズしかたするなんて…。」
皆の攻撃がはじかれる…これは一体…
ジャック「チッ、どいてろ。俺がやる!オラァ!!なにっ!?アイツらに魔法が当たる直前で、勝手に軌道が変わってる!?これは…」
フ「へえ。ウニちゃんはよく見てんじゃん。」
ジェ「やはり、陸の獣は目がいいんですねえ。」
フ「なんでオレらに魔法が当たらないか教えてあげる。オレのユニーク魔法『巻きつく尾』は・・・・お前らの魔法が失敗するように、横から邪魔できちゃう魔法なんだー。面白いでしょ。」
邪魔をするにはうってつけの魔法ね。
グ「ちっとも面白くねえ!そんなの、反則技なんだゾ!」
ジェ「はあ・・・フロイド。ユニーク魔法をペラペラと他人に教えてしまうのはあまり感心しませんよ。」
フ「いいじゃん。わかってたってコイツらには止められねーし。」
ジェ「はいはい。今日は魔法の調子がいいみたいで何よりです。いつもこうだと、僕もうれしいんですがね。気分が乗らないと一度も成功しないんですから…。困ったものです。」
気分がよくないと成功しないなんて…気分屋だわ。
フ「ほらほら、早く逃げなよ。捕まえたらオレの尾ビレでギューッとしちゃうよ。どいつから絞めてやろうかな?」
怖いことを平気で言うなんて。普段からやってるのかしらね。
ジャック「アイツら、狩りを楽しんでやがる…!このままじゃ一方的にボコられちまうぞ!」
監「一度退却しよう!」
アズール君から貰った薬の効果が、いつまで続くか、わからない以上ここに居続けるのは危険ね。ユウの言う通り退却しようとしたら、足を誰かが引っ張った。
監「エリーゼさん!」
「っつ!?」
逃げようと体をいくら動かしても動かない。覚悟を決めて、足の方を見ると、フロイド君が私の足を掴んでいた…。
フロイド君を見た瞬間、フロイド君は私の体を思い切り掴んだ。
フ「あはは~。エンゼルちゃん、捕まえたー。」
「く、苦しいので離していただけませんか?」
フ「いやだ~。」
そういうと、もっと強く私を締め上げる…。苦しい…誰か助けて…。
グ「っ!エリーゼを離すんだゾ!」
監「いじめるなら私たちで十分でしょ!エリーゼさんは私たちについてきてくれただけで何もしてないじゃない!」
ユウがそういったとき、フロイド君は”やっぱやーめた”といって私を離した。安心した瞬間、誰かが魔法を私に向かい打った。本当は避けたかったが、体力が奪われ避けられなかった。
???「溺れ死ぬがいいわ」
「・・プッツ・・・ガハッ・・!?」
___苦しい…息が…
ジェ「何をしたんです!?フロイド!」
フ「何もしてないし!どーなってんの!?」
監「しっかりしてください!エリーゼさん!」
段々と意識がもうろうとしてきた・・・・
『なんということでしょう。我らの愛し子がこんなこととなるとは…私が助けてあげましょう。』
その声を聴いた瞬間私の意識は途絶えた。
デュ「いでよ、氷よ!せやっ!」
フ「そんな魔法じゃ、全然当たんないよ~。」
エ「このノーコン!1発ぐらい当てろっての!でやっ!」
ジェ「ふふふ。どこを狙っているんです?」
デュ「お前も人のこと言えないじゃないか!」
エ「嘘っ。オレがあんなハズしかたするなんて…。」
皆の攻撃がはじかれる…これは一体…
ジャック「チッ、どいてろ。俺がやる!オラァ!!なにっ!?アイツらに魔法が当たる直前で、勝手に軌道が変わってる!?これは…」
フ「へえ。ウニちゃんはよく見てんじゃん。」
ジェ「やはり、陸の獣は目がいいんですねえ。」
フ「なんでオレらに魔法が当たらないか教えてあげる。オレのユニーク魔法『巻きつく尾』は・・・・お前らの魔法が失敗するように、横から邪魔できちゃう魔法なんだー。面白いでしょ。」
邪魔をするにはうってつけの魔法ね。
グ「ちっとも面白くねえ!そんなの、反則技なんだゾ!」
ジェ「はあ・・・フロイド。ユニーク魔法をペラペラと他人に教えてしまうのはあまり感心しませんよ。」
フ「いいじゃん。わかってたってコイツらには止められねーし。」
ジェ「はいはい。今日は魔法の調子がいいみたいで何よりです。いつもこうだと、僕もうれしいんですがね。気分が乗らないと一度も成功しないんですから…。困ったものです。」
気分がよくないと成功しないなんて…気分屋だわ。
フ「ほらほら、早く逃げなよ。捕まえたらオレの尾ビレでギューッとしちゃうよ。どいつから絞めてやろうかな?」
怖いことを平気で言うなんて。普段からやってるのかしらね。
ジャック「アイツら、狩りを楽しんでやがる…!このままじゃ一方的にボコられちまうぞ!」
監「一度退却しよう!」
アズール君から貰った薬の効果が、いつまで続くか、わからない以上ここに居続けるのは危険ね。ユウの言う通り退却しようとしたら、足を誰かが引っ張った。
監「エリーゼさん!」
「っつ!?」
逃げようと体をいくら動かしても動かない。覚悟を決めて、足の方を見ると、フロイド君が私の足を掴んでいた…。
フロイド君を見た瞬間、フロイド君は私の体を思い切り掴んだ。
フ「あはは~。エンゼルちゃん、捕まえたー。」
「く、苦しいので離していただけませんか?」
フ「いやだ~。」
そういうと、もっと強く私を締め上げる…。苦しい…誰か助けて…。
グ「っ!エリーゼを離すんだゾ!」
監「いじめるなら私たちで十分でしょ!エリーゼさんは私たちについてきてくれただけで何もしてないじゃない!」
ユウがそういったとき、フロイド君は”やっぱやーめた”といって私を離した。安心した瞬間、誰かが魔法を私に向かい打った。本当は避けたかったが、体力が奪われ避けられなかった。
???「溺れ死ぬがいいわ」
「・・プッツ・・・ガハッ・・!?」
___苦しい…息が…
ジェ「何をしたんです!?フロイド!」
フ「何もしてないし!どーなってんの!?」
監「しっかりしてください!エリーゼさん!」
段々と意識がもうろうとしてきた・・・・
『なんということでしょう。我らの愛し子がこんなこととなるとは…私が助けてあげましょう。』
その声を聴いた瞬間私の意識は途絶えた。