深海の商人
~サバナクロー寮 談話室~
大体の話をコイツらから、聞いたが、なぜ3日間も泊まらせなきゃいけねえ。エリーゼはともかくコイツらは…と考えていたとき、あいつは草食動物どもには聞こえないような小声で独り言を言った。
エリーゼ「私は野宿でもいいから何とかしてレオナさんを説得しないと…」
野宿でもいいだと!?こんな寒い中でいいわけねえだろうが!ラギーや犬ッコロを見ると驚いたような顔だ。それにエリーゼ本人はそんなこと言っているつもりはねえらしい。
「却下だ。」
ジャック「そんな即答しなくても…」
エリーゼ「理由を教えてもらっても?」
「エリーゼならともかく、ウチの寮はペットの持ち込みも禁止してる。毛が落ちるからな。」
自分の話が出ると思っていなかったのか、驚いたような顔をしてるエリーゼ。何とかして、あいつをここに泊まらせねえと野宿しかねねえ。
グ「嘘つけ~~~!オマエらのほうがオレ様よりよほど毛がフサフサしてるじゃねえか!」
ラ「それはそれ、これはこれッス。」
エリーゼ「私がここに泊まることは前提…何ですか?」
エリーゼの話を聞こえないふりして俺は話を続けた。
「だいたいな。空き部屋の掃除なんか何か月も掃除してねえし寮生どものがらくた置き場になってんだろ。2匹もどこに置いておくつもりだ。」
ラ「…あ、そうだ。コイツら、レオナさんの部屋に置いとけばいいじゃないスか。」
ジャック&レ&グ「はあ!!!??」
なんてこと言いやがる、アイツ!
「おい、ラギー。言葉は慎重に選べよ。口を縫い合わされたいのか?」
ラ「だって、レオナさんは部屋に召使いがいるのとか慣れっこでしょ?宿代代わりに身の回りのお世話は全部ソイツらにやらせればWin-Winじゃないスか。」
「ガルル…ラギー、テメエ…。」
ラ「いやあ~、オレ、まだ寮対抗マジフト大会の時の傷がまだ癒えきってないんスよね~。魔法薬を飲んでまで魔法を使ったからかハードワークはしんどくて。なにせ、レオナさんのために命張っちゃいましたから。コイツらがレオナさんのお世話を手伝ってくれれば治りも早くなる気がするなあ。」
エリーゼ「まだ、疲れが取れていないんですか?私でよければ癒しの歌をまた歌いましょうか?」
アイツは、面倒ごとを草食動物どもに押し付けたいだけ。それをエリーゼはわかってねえ。変なとこだけ鈍感なんだよなアイツ。
「…チッ、小賢しい野郎だなテメエは。それと、エリーゼ。アイツにそんなことしなくていい。」
ラ「やだな、嘘じゃないっすよ。シシシッ!エリーゼさん気持ちだけいただいとくッスね。」
「だが、そう簡単に俺のそばに置いといてやるわけにはいかなねえな。おい、テメエら、ちょっと来い!」
エリーゼを参加させるわけにはいかねえから抱きしめてそっちに行かせないようにした。
エリーゼ「な、何をするんですか!?レオナさん!」
サバナ寮生A「ハイ、お呼びですか寮長!」
サバナ寮生B「あ、テメエらマジフト大会前にサバナクローにスパイしにきてた奴らじゃねえか。」
サバナ寮生C「逃した獲物が自分から帰ってきた!へへへ!」
「ウチの寮生と勝負しろ。勝ったら、小間使いとして置いてやってもいい。たった3日とはいえ、サバナクローにか弱いお荷物を置いとくつもりはねえんでな。」
エリーゼ「私も勝負に参加する必要があると思いますが?…話聞いてます?」
監「望むところだ!」
「テメエら草食動物にあっさり負けやがって…俺の顔に泥塗ってんじゃねえよ。」
サバナ寮生A「キャインッ!すんませんっ!」
グ「約束は約束なんだゾ!3日間寝泊まりさせろっ!」
「グルル…。チッ…。少しでも騒がしくしやがったら3日経ってなくても即座に外に放り出す。わかったな。」
監「は、はい!」
グ「ホッ…とりあえず野宿は免れたんだゾ。」
ラ「んじゃ、ジャック君は余ってる布団をレオナさんの部屋に運んでやって。」
エリーゼ「私も手伝うわ、ジャック君。」
ジャック「了解っス。俺だけで運べるんで、エリーゼさんは先に部屋行っといてください。」
ラ「シシシッ!ラッキー♪これで3日間はオレの雑用が減るッスね。」
「ったく、あの野郎…聞こえてんだよ。後で覚悟しとけ。…オラ、草食動物ども。ついて来い。ちんたらすんな。」
エリーゼ「ちょっと!?レオナさん!おろしてください!歩けますから!ちょ、ちょっと~~~!]
エリーゼは手伝ったら、帰っちまいそうだったから、急いで抱き上げる。めんどくせえが、草食動物どもを案内した。
~サバナクロー寮 レオナの部屋~
グ「ほあ~~~。なんか、ワイルドな男の部屋!って感じなんだゾ。」
エリーゼ「は、恥ずかしい…」
「チョロチョロすんじゃねえよ。それにエリーゼも、恥ずかしがってるんじゃねぇ。さて、俺はもう寝るが…俺の眠りを妨げたら平たく伸ばして食ってやるからな。グルル・・・。・・・ぐー。」
グ「3秒で寝たんだゾ…!」
監「起こさないように静かにしよう。エリーゼさんおやすみなさい。」
エリーゼ「え、ええ。おやすみなさい。」
アイツにはクマがあった。ここで少しでも寝れるといいが…。
それに最近来たロゼッタ。アイツは会ったときに本能的に本物じゃねえとわかった。本物はどこに?
大体の話をコイツらから、聞いたが、なぜ3日間も泊まらせなきゃいけねえ。エリーゼはともかくコイツらは…と考えていたとき、あいつは草食動物どもには聞こえないような小声で独り言を言った。
エリーゼ「私は野宿でもいいから何とかしてレオナさんを説得しないと…」
野宿でもいいだと!?こんな寒い中でいいわけねえだろうが!ラギーや犬ッコロを見ると驚いたような顔だ。それにエリーゼ本人はそんなこと言っているつもりはねえらしい。
「却下だ。」
ジャック「そんな即答しなくても…」
エリーゼ「理由を教えてもらっても?」
「エリーゼならともかく、ウチの寮はペットの持ち込みも禁止してる。毛が落ちるからな。」
自分の話が出ると思っていなかったのか、驚いたような顔をしてるエリーゼ。何とかして、あいつをここに泊まらせねえと野宿しかねねえ。
グ「嘘つけ~~~!オマエらのほうがオレ様よりよほど毛がフサフサしてるじゃねえか!」
ラ「それはそれ、これはこれッス。」
エリーゼ「私がここに泊まることは前提…何ですか?」
エリーゼの話を聞こえないふりして俺は話を続けた。
「だいたいな。空き部屋の掃除なんか何か月も掃除してねえし寮生どものがらくた置き場になってんだろ。2匹もどこに置いておくつもりだ。」
ラ「…あ、そうだ。コイツら、レオナさんの部屋に置いとけばいいじゃないスか。」
ジャック&レ&グ「はあ!!!??」
なんてこと言いやがる、アイツ!
「おい、ラギー。言葉は慎重に選べよ。口を縫い合わされたいのか?」
ラ「だって、レオナさんは部屋に召使いがいるのとか慣れっこでしょ?宿代代わりに身の回りのお世話は全部ソイツらにやらせればWin-Winじゃないスか。」
「ガルル…ラギー、テメエ…。」
ラ「いやあ~、オレ、まだ寮対抗マジフト大会の時の傷がまだ癒えきってないんスよね~。魔法薬を飲んでまで魔法を使ったからかハードワークはしんどくて。なにせ、レオナさんのために命張っちゃいましたから。コイツらがレオナさんのお世話を手伝ってくれれば治りも早くなる気がするなあ。」
エリーゼ「まだ、疲れが取れていないんですか?私でよければ癒しの歌をまた歌いましょうか?」
アイツは、面倒ごとを草食動物どもに押し付けたいだけ。それをエリーゼはわかってねえ。変なとこだけ鈍感なんだよなアイツ。
「…チッ、小賢しい野郎だなテメエは。それと、エリーゼ。アイツにそんなことしなくていい。」
ラ「やだな、嘘じゃないっすよ。シシシッ!エリーゼさん気持ちだけいただいとくッスね。」
「だが、そう簡単に俺のそばに置いといてやるわけにはいかなねえな。おい、テメエら、ちょっと来い!」
エリーゼを参加させるわけにはいかねえから抱きしめてそっちに行かせないようにした。
エリーゼ「な、何をするんですか!?レオナさん!」
サバナ寮生A「ハイ、お呼びですか寮長!」
サバナ寮生B「あ、テメエらマジフト大会前にサバナクローにスパイしにきてた奴らじゃねえか。」
サバナ寮生C「逃した獲物が自分から帰ってきた!へへへ!」
「ウチの寮生と勝負しろ。勝ったら、小間使いとして置いてやってもいい。たった3日とはいえ、サバナクローにか弱いお荷物を置いとくつもりはねえんでな。」
エリーゼ「私も勝負に参加する必要があると思いますが?…話聞いてます?」
監「望むところだ!」
「テメエら草食動物にあっさり負けやがって…俺の顔に泥塗ってんじゃねえよ。」
サバナ寮生A「キャインッ!すんませんっ!」
グ「約束は約束なんだゾ!3日間寝泊まりさせろっ!」
「グルル…。チッ…。少しでも騒がしくしやがったら3日経ってなくても即座に外に放り出す。わかったな。」
監「は、はい!」
グ「ホッ…とりあえず野宿は免れたんだゾ。」
ラ「んじゃ、ジャック君は余ってる布団をレオナさんの部屋に運んでやって。」
エリーゼ「私も手伝うわ、ジャック君。」
ジャック「了解っス。俺だけで運べるんで、エリーゼさんは先に部屋行っといてください。」
ラ「シシシッ!ラッキー♪これで3日間はオレの雑用が減るッスね。」
「ったく、あの野郎…聞こえてんだよ。後で覚悟しとけ。…オラ、草食動物ども。ついて来い。ちんたらすんな。」
エリーゼ「ちょっと!?レオナさん!おろしてください!歩けますから!ちょ、ちょっと~~~!]
エリーゼは手伝ったら、帰っちまいそうだったから、急いで抱き上げる。めんどくせえが、草食動物どもを案内した。
~サバナクロー寮 レオナの部屋~
グ「ほあ~~~。なんか、ワイルドな男の部屋!って感じなんだゾ。」
エリーゼ「は、恥ずかしい…」
「チョロチョロすんじゃねえよ。それにエリーゼも、恥ずかしがってるんじゃねぇ。さて、俺はもう寝るが…俺の眠りを妨げたら平たく伸ばして食ってやるからな。グルル・・・。・・・ぐー。」
グ「3秒で寝たんだゾ…!」
監「起こさないように静かにしよう。エリーゼさんおやすみなさい。」
エリーゼ「え、ええ。おやすみなさい。」
アイツにはクマがあった。ここで少しでも寝れるといいが…。
それに最近来たロゼッタ。アイツは会ったときに本能的に本物じゃねえとわかった。本物はどこに?