荒野の反逆者
エリーゼSide
微笑ましい光景を見ていたときはっとした表情でグリム君は、お義父様に声をかけた。
グ「なあなあ、学園長!オレ様たち、ちゃんと犯人を見つけたんだゾ!コレで約束通り試合に出してくれるんだろーな!?」
クロウリー「え!?ああ~…っと。そんな約束してましたねえ。絶対に無理だと思って、すでにトーナメント表を発表してしまいました。さてどうしましょうか。」
やっぱり考えてなかったのね!教育者の鏡としてどうなのかしら。
グ「えええ~~~!!!!ひでぇんだゾ!詐欺なんだゾ!嘘つきの尻は燃やしてやる!ふな゛~~~~~~~っ!」
「やってもいいですよ、グリム君。自業自得です。」
クロウリー「い、いやいや!燃やすのは待ってください。それとエリーゼまでそんなこと言わないでください!今、何かアイデアを考えます。うーんうーん。そうだ!エキシビションマッチで特別参加枠というのはいかがです?トーナメント本戦が始まる前に、余興として行えば問題ありません。きっと目立ちますよぉ~!」
グ「目立つ!?」
クロウリー「ええ、そりゃもう。」
グ「目立てるんだったらなんでもいいんだゾ!やった~!テレビで活躍するオレ様を見てスカウトがいっぱい来ちゃうかもなんだゾ!」
監「そういえば、補填選手の件は?」
クロウリー「補填選手…うーん、どうしましょう…それから対戦相手も。教師でチームを急造するしか…」
そっちの方も考えてなかったなんて!
グ「ふな゛っ!?オメーそれも忘れてたんだゾ!?」
エ「話は聞かせてもらったぜ。」
デュ「その助っ人の件、僕たちが請け負おう。」
リ「何を言ってるんだい?キミたちはハーツラビュル寮の所属じゃないか。」
エ「大会のルールに『ほかの寮のチームに入っちゃいけません』なんて書いてねーもん。」
ト「ははっ!そんなこと考えたこともなかったけどそう言われれば書いてないな。」
ケ「何それ、面白そう!オレも監督生ちゃんのチームに入りたいな~。」
リ「ケイトはうちのレギュラーメンバーだろう!?」
ケ「ちぇっ。」
エ「先輩たちの試合応援するだけなんてつまんないし。どーせなら試合出たいじゃん。」
デュ「ぼ、僕は違いますよ!純粋に友人を助けたいだけです。」
「ユウ、私も補填選手として出場するわよ!」
監「本当ですか!?」
クロウリー「何を言ってるんです!?あなたさっき精霊の力を使って体力がもうないでしょう!?」
「元はと言えばお義父様がきちんと準備していないのがいけないんですよ!教育者として日ごろからきちんとしてといつも言っているでしょう!」
クロウリー「す、すみません。」
監「さっきとは形勢が逆転した…」
ジャック「対戦相手がいねえなら、俺たちサバナクローが相手になるぜ。」
グ「ふなっ?オマエらが?」
ジャック「教師チームが相手なんて、ママゴト丸出しだろうがよ。」
エ「なーんだ。お前案外いい奴じゃん♪」
ジャック「か、勘違いすんじゃねえ。借りはさっさとチャラにしちまいたいだけだ!いいだろ。先輩方。」
ジャック君は、レオナッさんたちに承諾を得ようとする。レオナさん乗ってくれるかしら。
ラ「はあ~。ただでさえヘトヘトだっつーのにもう1試合増やそうってか。ジャック君、鬼ッスねえ…」
レ「あ゛~。もう面倒くせえ。まとめてかかってこいよ、草食動物ども。エキシビションッつても接待試合はしてやらねえからな。覚悟しておけ。」
不敵な笑みを浮かべるレオナさん。良かった、元の調子に戻ったみたい。
クロウリー「ホッ・・・良かった。またトレイン先生に3時間ほど小言を言われるところでした。キミのチームは助っと含め5名。あと2人選手を集めれば試合ができますよ!」
グ「オイ、全然足りてねーじゃねーか!せっかくほかの寮のヤツらまでチームに入ってくれたのに~~!なんでオレ様たちの寮は2人しかいねえんだゾ~!」
監「あ、寮にいるといえば…」
グ「…あっ!そうか!寮生って寮に住んでるヤツのことなんだゾ?」
エ「まあ、大雑把に言うとそーね。」
グ「ならオンボロ寮にはオレ様たち2人以外にも住んでるじゃねーか!」
監「ゴーストたちが!」
クロウリー「ええっ?ゴーストの皆さんを選手に登録するってことですか!?」
グ「昔強い選手だったって言ってたヤツもいるしうってつけなんだゾ!オレ様、呼んで来る!きゃっほーい!テレビに出られるんだゾ~!」
ジャック「ったく、何でもありだな…幽霊相手にまともな試合ができんのか?」
エ「ま、いーんじゃない?監督生なんて選手なのに魔法が使えないんだぜ。」
デュ「なんだかテレビに出ると思ったら急に緊張してきたな…」
クロウリー「では早速会場へ…っと、その前に。皆さん、足元に黒い石のようなものが落ちていませんか?」
エ「え?黒い石?」
黒い石?お義父様は何を探してるのかしら?
デュ「学園長が落としたんですか?」
クロウリー「いえ…見当たらないなら結構です。さあ。コロシアムへ急ぎましょう。それからエリーゼ、あなたマジカルシフト本当にできるんですか?あの力をこの前使ったら体調が悪くなったじゃありませんか。」
「私だってマジフトぐらいできますよ!マネージャー業もやったことありますし…それに今はすこぶる体調がいいので大丈夫です。」
クロウリー「それならいいのですが…決して無理はしないように!いいですね?」
「ええ、わかっています。」
ジャック「監督生。行くぞ。」
監「いざ、マジカルシフト大会へ!」
微笑ましい光景を見ていたときはっとした表情でグリム君は、お義父様に声をかけた。
グ「なあなあ、学園長!オレ様たち、ちゃんと犯人を見つけたんだゾ!コレで約束通り試合に出してくれるんだろーな!?」
クロウリー「え!?ああ~…っと。そんな約束してましたねえ。絶対に無理だと思って、すでにトーナメント表を発表してしまいました。さてどうしましょうか。」
やっぱり考えてなかったのね!教育者の鏡としてどうなのかしら。
グ「えええ~~~!!!!ひでぇんだゾ!詐欺なんだゾ!嘘つきの尻は燃やしてやる!ふな゛~~~~~~~っ!」
「やってもいいですよ、グリム君。自業自得です。」
クロウリー「い、いやいや!燃やすのは待ってください。それとエリーゼまでそんなこと言わないでください!今、何かアイデアを考えます。うーんうーん。そうだ!エキシビションマッチで特別参加枠というのはいかがです?トーナメント本戦が始まる前に、余興として行えば問題ありません。きっと目立ちますよぉ~!」
グ「目立つ!?」
クロウリー「ええ、そりゃもう。」
グ「目立てるんだったらなんでもいいんだゾ!やった~!テレビで活躍するオレ様を見てスカウトがいっぱい来ちゃうかもなんだゾ!」
監「そういえば、補填選手の件は?」
クロウリー「補填選手…うーん、どうしましょう…それから対戦相手も。教師でチームを急造するしか…」
そっちの方も考えてなかったなんて!
グ「ふな゛っ!?オメーそれも忘れてたんだゾ!?」
エ「話は聞かせてもらったぜ。」
デュ「その助っ人の件、僕たちが請け負おう。」
リ「何を言ってるんだい?キミたちはハーツラビュル寮の所属じゃないか。」
エ「大会のルールに『ほかの寮のチームに入っちゃいけません』なんて書いてねーもん。」
ト「ははっ!そんなこと考えたこともなかったけどそう言われれば書いてないな。」
ケ「何それ、面白そう!オレも監督生ちゃんのチームに入りたいな~。」
リ「ケイトはうちのレギュラーメンバーだろう!?」
ケ「ちぇっ。」
エ「先輩たちの試合応援するだけなんてつまんないし。どーせなら試合出たいじゃん。」
デュ「ぼ、僕は違いますよ!純粋に友人を助けたいだけです。」
「ユウ、私も補填選手として出場するわよ!」
監「本当ですか!?」
クロウリー「何を言ってるんです!?あなたさっき精霊の力を使って体力がもうないでしょう!?」
「元はと言えばお義父様がきちんと準備していないのがいけないんですよ!教育者として日ごろからきちんとしてといつも言っているでしょう!」
クロウリー「す、すみません。」
監「さっきとは形勢が逆転した…」
ジャック「対戦相手がいねえなら、俺たちサバナクローが相手になるぜ。」
グ「ふなっ?オマエらが?」
ジャック「教師チームが相手なんて、ママゴト丸出しだろうがよ。」
エ「なーんだ。お前案外いい奴じゃん♪」
ジャック「か、勘違いすんじゃねえ。借りはさっさとチャラにしちまいたいだけだ!いいだろ。先輩方。」
ジャック君は、レオナッさんたちに承諾を得ようとする。レオナさん乗ってくれるかしら。
ラ「はあ~。ただでさえヘトヘトだっつーのにもう1試合増やそうってか。ジャック君、鬼ッスねえ…」
レ「あ゛~。もう面倒くせえ。まとめてかかってこいよ、草食動物ども。エキシビションッつても接待試合はしてやらねえからな。覚悟しておけ。」
不敵な笑みを浮かべるレオナさん。良かった、元の調子に戻ったみたい。
クロウリー「ホッ・・・良かった。またトレイン先生に3時間ほど小言を言われるところでした。キミのチームは助っと含め5名。あと2人選手を集めれば試合ができますよ!」
グ「オイ、全然足りてねーじゃねーか!せっかくほかの寮のヤツらまでチームに入ってくれたのに~~!なんでオレ様たちの寮は2人しかいねえんだゾ~!」
監「あ、寮にいるといえば…」
グ「…あっ!そうか!寮生って寮に住んでるヤツのことなんだゾ?」
エ「まあ、大雑把に言うとそーね。」
グ「ならオンボロ寮にはオレ様たち2人以外にも住んでるじゃねーか!」
監「ゴーストたちが!」
クロウリー「ええっ?ゴーストの皆さんを選手に登録するってことですか!?」
グ「昔強い選手だったって言ってたヤツもいるしうってつけなんだゾ!オレ様、呼んで来る!きゃっほーい!テレビに出られるんだゾ~!」
ジャック「ったく、何でもありだな…幽霊相手にまともな試合ができんのか?」
エ「ま、いーんじゃない?監督生なんて選手なのに魔法が使えないんだぜ。」
デュ「なんだかテレビに出ると思ったら急に緊張してきたな…」
クロウリー「では早速会場へ…っと、その前に。皆さん、足元に黒い石のようなものが落ちていませんか?」
エ「え?黒い石?」
黒い石?お義父様は何を探してるのかしら?
デュ「学園長が落としたんですか?」
クロウリー「いえ…見当たらないなら結構です。さあ。コロシアムへ急ぎましょう。それからエリーゼ、あなたマジカルシフト本当にできるんですか?あの力をこの前使ったら体調が悪くなったじゃありませんか。」
「私だってマジフトぐらいできますよ!マネージャー業もやったことありますし…それに今はすこぶる体調がいいので大丈夫です。」
クロウリー「それならいいのですが…決して無理はしないように!いいですね?」
「ええ、わかっています。」
ジャック「監督生。行くぞ。」
監「いざ、マジカルシフト大会へ!」