荒野の反逆者
~中庭~
デュ「うわ、追いかけてくるぞ!」
フ「ねーねー、待って~。」
リ「そう言われて誰が待つんだ!総員退却!」
フ「あー。行っちゃた。」
ジェ「ふふふ、楽しい追いかけっこでしたね。おっと、フロイド。そろそろラウンジの開店準備の時間です。彼らと遊ぶのはまた今度にしましょう。」
フ「はーい。」
~メインストリート~
グ「はあ、はあ…怖かったんだゾ。なんなんだ、アイツら?」
リ「ボクに聞かないでくれ。1年の頃からあの2人は得体が知れなくて苦手なんだ。」
ケ「あの2人は攻撃したら報復が怖そうなカンジだね。」
エ「オレなら狙わないかな。」
ケ「じゃあ、そろそろ日が暮れそうだし次は本日最後のけーくんチェック。サバナクロー寮のジャック・ハウル君。1年生。運動神経抜群で、ありとあらゆる運動部からスカウトが殺到してるって噂。」
デュ「この時間ならもう寮に戻ってるかもしれないな。」
リ「ああ、もう5時か。ハートの女王の法律・第346条『午後5時以降は庭でクロッケーをしてはならない』ボクはいったん寮に戻るよ。目を離すとルール違反をするヤツがいるからね。」
グ「ちったぁ丸くなったかと思ったのに相変わらずなんだゾ。」
リ「うっ…。こ、これでもだいぶ、かなり、ルールを緩くしているつもりだけど。」
ケ「うんうん。前よりかなーり優しくなったよね。真面目なところもリドル君のいいとこだよ♪ってわけで、頑張ってねリドル君。」
エ「んじゃ、俺たちはサバナクロー寮に行ってみよっか。」
~サバナクロー寮~
デュ「おぉ~。ここがサバナクロー寮か。」
グ「ゴツゴツした岩みてぇな建物だ!あそこにあるでけー骨、なんの骨だ?」
エ「うちの寮とは全然雰囲気が違うな。」
ケ「それなー。なんか、超野性味を感じるっていうか?もう空間そのものがワイルドだよね~。」
エ「で、ジャックだっけ?どんな奴なんスか?」
ケ「褐色肌に銀髪。狼っぽい耳とフサフサの尻尾がトレードマークらしい。」
グ「フサフサの尻尾…おっ。アイツじゃねーか?1人で庭走ってるヤツ!」
ケ「ビンゴ!グリちゃんお手柄。特徴ピッタリ。彼に間違いない。」
エ「っつーか、さっきの双子に引き続き、体デカっ!」
ケ「あれは運動部がみんなスカウトしたがるわけだね。」
デュ「あのたくましさは格闘技にも向いてそうだな。」
監「早速話しかけてみよう。」
エリーゼ「え、ええ。」
ケ「監督生ちゃん、エリーゼちゃんも緊張してる?オッケー、ダイジョブ、リラ~ックス!いきなり噛みついてきても守ってあげるからさ♪」
グ「オイ、そこのツンツン頭!」
ジャック「…あ?」
グ「オマエが悪い奴に狙われてるかもしれねえから、オレ様たちが守ってやるんだゾ!どうだ、嬉しいだろ!」
ジャック「なんだ?てめーは。走り込みの邪魔すんじゃねえよ。」
エ「あ~あ~。」
ケ「ちょっとグリちゃん、話しかけ方に問題アリすぎでしょ!」
グ「ふがっ!むがむが!」
ケ「やー、ゴメンゴメン。ちょっとオレたちの話聞いてもらっていーかな?」
ジャック「いきなりなんなんだ、てめーら。この俺を守る、だと?」
デュ「実は最近学園内でマジカルシフト大会の選手候補が怪我させられている事件が多発しているんだ。」
エ「で、オレたちはその犯人を捜してるんだけど。」
ジャック「それと俺の何の関係が?」
「単刀直入に言いますと、次に狙われそうな選手候補をマークして犯人が現れるのを待とうって作戦なのですが、協力していただけませんか?」
ジャック「・・・断る。俺は1人で何とか出来るしお前らに守ってもらう必要なねえ。」
監「1人でいると危ないかもしれない」
ジャック「…。いらねえって言ってんだろ。それに…俺が狙われることは、たぶん…ない。じゃあな。」
ケ「あー、行っちゃった。」
エ「あの話の振り方じゃ、誰でもムッとするだろ。」
グ「ッカ~ッ!人間ってヤツは話し方ひとつでいちいちめんどくせえんだゾ!」
サバナクロー寮生A「おい、お前らそこで何してんだよ。」
サバナクロー寮生B「ハーツラビュル寮の奴らじゃん。」
サバナクロー寮生C 「へへへ!赤いお坊ちゃまのおとりさまかあ~!」
サバナA「オレたちの縄張りにずかずか踏み込んできて無事に帰れると思ってねぇだろうなァ?」
デュ「ウッ。このパターンは…」
エ「あ、もう帰るんで!お邪魔しました~。」
サバナB「そう言わずに遊んでけって!」
サバナC「へへへ!狩りごっこしようぜ!もちろん獲物はお前たちだ!」
レオナ「やめとけお前ら。」
デュ「うわ、追いかけてくるぞ!」
フ「ねーねー、待って~。」
リ「そう言われて誰が待つんだ!総員退却!」
フ「あー。行っちゃた。」
ジェ「ふふふ、楽しい追いかけっこでしたね。おっと、フロイド。そろそろラウンジの開店準備の時間です。彼らと遊ぶのはまた今度にしましょう。」
フ「はーい。」
~メインストリート~
グ「はあ、はあ…怖かったんだゾ。なんなんだ、アイツら?」
リ「ボクに聞かないでくれ。1年の頃からあの2人は得体が知れなくて苦手なんだ。」
ケ「あの2人は攻撃したら報復が怖そうなカンジだね。」
エ「オレなら狙わないかな。」
ケ「じゃあ、そろそろ日が暮れそうだし次は本日最後のけーくんチェック。サバナクロー寮のジャック・ハウル君。1年生。運動神経抜群で、ありとあらゆる運動部からスカウトが殺到してるって噂。」
デュ「この時間ならもう寮に戻ってるかもしれないな。」
リ「ああ、もう5時か。ハートの女王の法律・第346条『午後5時以降は庭でクロッケーをしてはならない』ボクはいったん寮に戻るよ。目を離すとルール違反をするヤツがいるからね。」
グ「ちったぁ丸くなったかと思ったのに相変わらずなんだゾ。」
リ「うっ…。こ、これでもだいぶ、かなり、ルールを緩くしているつもりだけど。」
ケ「うんうん。前よりかなーり優しくなったよね。真面目なところもリドル君のいいとこだよ♪ってわけで、頑張ってねリドル君。」
エ「んじゃ、俺たちはサバナクロー寮に行ってみよっか。」
~サバナクロー寮~
デュ「おぉ~。ここがサバナクロー寮か。」
グ「ゴツゴツした岩みてぇな建物だ!あそこにあるでけー骨、なんの骨だ?」
エ「うちの寮とは全然雰囲気が違うな。」
ケ「それなー。なんか、超野性味を感じるっていうか?もう空間そのものがワイルドだよね~。」
エ「で、ジャックだっけ?どんな奴なんスか?」
ケ「褐色肌に銀髪。狼っぽい耳とフサフサの尻尾がトレードマークらしい。」
グ「フサフサの尻尾…おっ。アイツじゃねーか?1人で庭走ってるヤツ!」
ケ「ビンゴ!グリちゃんお手柄。特徴ピッタリ。彼に間違いない。」
エ「っつーか、さっきの双子に引き続き、体デカっ!」
ケ「あれは運動部がみんなスカウトしたがるわけだね。」
デュ「あのたくましさは格闘技にも向いてそうだな。」
監「早速話しかけてみよう。」
エリーゼ「え、ええ。」
ケ「監督生ちゃん、エリーゼちゃんも緊張してる?オッケー、ダイジョブ、リラ~ックス!いきなり噛みついてきても守ってあげるからさ♪」
グ「オイ、そこのツンツン頭!」
ジャック「…あ?」
グ「オマエが悪い奴に狙われてるかもしれねえから、オレ様たちが守ってやるんだゾ!どうだ、嬉しいだろ!」
ジャック「なんだ?てめーは。走り込みの邪魔すんじゃねえよ。」
エ「あ~あ~。」
ケ「ちょっとグリちゃん、話しかけ方に問題アリすぎでしょ!」
グ「ふがっ!むがむが!」
ケ「やー、ゴメンゴメン。ちょっとオレたちの話聞いてもらっていーかな?」
ジャック「いきなりなんなんだ、てめーら。この俺を守る、だと?」
デュ「実は最近学園内でマジカルシフト大会の選手候補が怪我させられている事件が多発しているんだ。」
エ「で、オレたちはその犯人を捜してるんだけど。」
ジャック「それと俺の何の関係が?」
「単刀直入に言いますと、次に狙われそうな選手候補をマークして犯人が現れるのを待とうって作戦なのですが、協力していただけませんか?」
ジャック「・・・断る。俺は1人で何とか出来るしお前らに守ってもらう必要なねえ。」
監「1人でいると危ないかもしれない」
ジャック「…。いらねえって言ってんだろ。それに…俺が狙われることは、たぶん…ない。じゃあな。」
ケ「あー、行っちゃった。」
エ「あの話の振り方じゃ、誰でもムッとするだろ。」
グ「ッカ~ッ!人間ってヤツは話し方ひとつでいちいちめんどくせえんだゾ!」
サバナクロー寮生A「おい、お前らそこで何してんだよ。」
サバナクロー寮生B「ハーツラビュル寮の奴らじゃん。」
サバナクロー寮生C 「へへへ!赤いお坊ちゃまのおとりさまかあ~!」
サバナA「オレたちの縄張りにずかずか踏み込んできて無事に帰れると思ってねぇだろうなァ?」
デュ「ウッ。このパターンは…」
エ「あ、もう帰るんで!お邪魔しました~。」
サバナB「そう言わずに遊んでけって!」
サバナC「へへへ!狩りごっこしようぜ!もちろん獲物はお前たちだ!」
レオナ「やめとけお前ら。」