荒野の反逆者
~保健室~
エリーゼSide
さあ、聞き込み開始です!
グ「足を怪我したヤツがここにいるって話なんだゾ。たのもー!」
「グリム君いきなりそんないい方しちゃだめよ。気を悪くしてしまったのなら、ごめんなさいね。」
ハーツラビュル寮生A「なんだ?お前ら。」
ハーツラビュル寮生B「あ、『なんでもない日』のパーティーにいたオンボロ寮のヤツじゃん。それに、エリーゼさんも。」
「こんにちは。」
グ「おぉ。オレ様達もすっかり有名人だな!」
監「階段の安全性の調査をしている者です。」
「話をお聞かせ願えますか?」
寮生B「階段の安全性?でも、特に階段が崩れたりしたわけじゃないよな。」
寮生A「ああ。俺にもよくわかんねぇんだよ。コイツと話しながら歩いてて…気づいたら階段から落ちてたっていうか。」
寮生B「うん。躓いたとか滑ったとかそういうカンジじゃなくて。」
寮生A「勝手に身体がフワッと前に出たっつーか…うまく説明できねぇけど。」
グ「ふむふむ。なるほど。」
監「次の聞き込みいってみよう。」
「ありがとうございました。」
~教室~
グ「なあなあ。オマエ、こないだ大怪我しかけたヤツだろ?ちょっと話聞かせてくれよ。」
「もう、またグリム君は…」
ポムフィオーレ寮生A「いきなりなんなんだい、キミたち。」
ポムフィオーレ寮生B「彼はマジフト大会に最高のコンディションで出られないことに傷ついているんだよ!」
ポム寮生A「なんて無神経なんだ。傷口に塩を塗り込むような真似を。決闘だ!手袋を拾いたまえ!」
決闘後
ポム寮生A「ふんっ。やるじゃないか…仕方ない。あの日のことを教えてあげよう。」
ポム寮生B「あれは実験室でのことだ。薬を煮いだしている鍋を彼が素手でつかんでしまい教室は騒然さ!しかも薬をひっくり返して机の上はびしゃびしゃ。僕は本当に驚いたよ!」
ポム寮生A「全部キミがしゃべるのかい!?」
グ「ふむふむ。なるほど。」
監「お大事に。」
「一旦寮に戻りましょうか。」
~オンボロ寮~
グ「なーんか、どいつもこいつもおっちょこちょいってカンジしかしねーんだゾ。やっぱり事件じゃないんじゃねーのか?」
グリム君がそう言ったとき、ブーとチャイムが鳴った。
グ「ん?誰だ?」
エ「おーっす。あれ、グリムは機嫌が直ったみたいじゃん。」
グ「なんだ、オマエか。今オレ様は忙しいから遊んでやるヒマはねーんだゾ。」
エ「忙しい?宿題終わらねーの?」
監「実は…」
エ「ふーん。不審な事故による怪我、ねえ。」
グ「でも話を聞いてるうちに全員がおっちょこちょいか、大会が楽しみで浮かれてるだけなんじゃねーかって思ってきたんだゾ。」
デュ「エース!大変だ!」
エ「ん?なんだよそんな慌てて…」
デュ「クローバー先輩が階段から落ちて怪我をしたって…!」
グ&エ「えっ!?」
グ「ふな゛っ!まさかあの食えない眼鏡のトレイも?」
監「浮かれていたとは思いづらい」
「それに、おっちょこちょいっていう性格ではないし…」
エ「確かに、トレイ先輩はウッカリで転んだりはしなそう。」
グ「話を聞きに行ってみるんだゾ!」
エリーゼSide
さあ、聞き込み開始です!
グ「足を怪我したヤツがここにいるって話なんだゾ。たのもー!」
「グリム君いきなりそんないい方しちゃだめよ。気を悪くしてしまったのなら、ごめんなさいね。」
ハーツラビュル寮生A「なんだ?お前ら。」
ハーツラビュル寮生B「あ、『なんでもない日』のパーティーにいたオンボロ寮のヤツじゃん。それに、エリーゼさんも。」
「こんにちは。」
グ「おぉ。オレ様達もすっかり有名人だな!」
監「階段の安全性の調査をしている者です。」
「話をお聞かせ願えますか?」
寮生B「階段の安全性?でも、特に階段が崩れたりしたわけじゃないよな。」
寮生A「ああ。俺にもよくわかんねぇんだよ。コイツと話しながら歩いてて…気づいたら階段から落ちてたっていうか。」
寮生B「うん。躓いたとか滑ったとかそういうカンジじゃなくて。」
寮生A「勝手に身体がフワッと前に出たっつーか…うまく説明できねぇけど。」
グ「ふむふむ。なるほど。」
監「次の聞き込みいってみよう。」
「ありがとうございました。」
~教室~
グ「なあなあ。オマエ、こないだ大怪我しかけたヤツだろ?ちょっと話聞かせてくれよ。」
「もう、またグリム君は…」
ポムフィオーレ寮生A「いきなりなんなんだい、キミたち。」
ポムフィオーレ寮生B「彼はマジフト大会に最高のコンディションで出られないことに傷ついているんだよ!」
ポム寮生A「なんて無神経なんだ。傷口に塩を塗り込むような真似を。決闘だ!手袋を拾いたまえ!」
決闘後
ポム寮生A「ふんっ。やるじゃないか…仕方ない。あの日のことを教えてあげよう。」
ポム寮生B「あれは実験室でのことだ。薬を煮いだしている鍋を彼が素手でつかんでしまい教室は騒然さ!しかも薬をひっくり返して机の上はびしゃびしゃ。僕は本当に驚いたよ!」
ポム寮生A「全部キミがしゃべるのかい!?」
グ「ふむふむ。なるほど。」
監「お大事に。」
「一旦寮に戻りましょうか。」
~オンボロ寮~
グ「なーんか、どいつもこいつもおっちょこちょいってカンジしかしねーんだゾ。やっぱり事件じゃないんじゃねーのか?」
グリム君がそう言ったとき、ブーとチャイムが鳴った。
グ「ん?誰だ?」
エ「おーっす。あれ、グリムは機嫌が直ったみたいじゃん。」
グ「なんだ、オマエか。今オレ様は忙しいから遊んでやるヒマはねーんだゾ。」
エ「忙しい?宿題終わらねーの?」
監「実は…」
エ「ふーん。不審な事故による怪我、ねえ。」
グ「でも話を聞いてるうちに全員がおっちょこちょいか、大会が楽しみで浮かれてるだけなんじゃねーかって思ってきたんだゾ。」
デュ「エース!大変だ!」
エ「ん?なんだよそんな慌てて…」
デュ「クローバー先輩が階段から落ちて怪我をしたって…!」
グ&エ「えっ!?」
グ「ふな゛っ!まさかあの食えない眼鏡のトレイも?」
監「浮かれていたとは思いづらい」
「それに、おっちょこちょいっていう性格ではないし…」
エ「確かに、トレイ先輩はウッカリで転んだりはしなそう。」
グ「話を聞きに行ってみるんだゾ!」