荒野の反逆者
エリーゼSide
監「マジカルシフト大会?」
エ「えっ、監督生ってマジフト知らねーの?」
デュ「世界的に有名なスポーツだぞ。プロリーグもあるし、世界大会もある。」
グ「オレ様も知らねえんだゾ!」
エ「マジカルシフト…通称マジフトは7人ずつのチームに分かれて戦うスポーツ。ざっくり説明すると、1つのディスクを奪い合って相手の陣地にあるゴールに入れれば得点になる。んで、点を多くとった方の勝ち。」
監「アメフトみたいな響きだね。」
デュ「アメフト?それは監督生の地元のスポーツか?」
ク「ふむ。聞いたことがない名前ですが今度図書室で調べてみましょう。何か手掛かりになるかもしれないですし…」
「私も聞いたことがありませんね。ですが、調べてみます。」
エ「んー、でも監督生がマジフトの大会に出るのはちょっと厳しいかもな。」
グ「なんでなんだゾ?」
デュ「マジカルシフトは魔法を使ったスポーツなんだ。ディスクを運ぶのも魔法なら、守備も攻撃もすべて魔法で行う。」
エ「どんだけ魔法を派手に見せられるかっていうのも選手の腕の見せ所だったりするんだよね♪」
ク「そう!だからこそ、このナイトレイブンカレッジはマジカルシフト強豪校として世界に名を馳せているのです。我が校のOBのプロ選手は数知れず!それに、マジフトは運動神経だけでなく魔法の技を競うスポーツでもありますから。我が校の寮対抗マジカルシフト大会はプロリーグ関係者のみならず世界中の魔法関係者の注目が集まるのです。当日はたくさん出店も並びますし、世界各国から来賓もたくさんいらっしゃいます。手に汗握るトーナメント戦は、中継のテレビカメラを通して世界中が熱狂する、一大行事なんです。」
監「テレビカメラ!?」
グ「世界中に放映される!?じゃあじゃあ、オレ様がその大会で活躍すれば世界中がオレ様に大注目するんだゾ!?」
ク「もちろん!大会で活躍した選手は世界中のプロチームや一流企業から引く手あまたの人気者になること間違いなしです。」
デュ「グリムの場合、魔法よりモンスターが選手してるってことで驚かれそうだな。」
グ「よっしゃ~!早速今日から特訓して絶対に活躍して目立ってやるんだゾ!」
「あ、でもグリム君は出られないわね。」
グ「えっ」
「よく聞いてね、グリム君。今回の大会は『寮対抗』なの。あなたたちの寮は寮生が7人に満たないでしょう?だから、出場登録ができないのよ。」
グ「えええええええ~~~~~っ!?そんなあ~~~!!!」
ク「当日は観客席でドリンクを売る仕事やグラウンド整備の仕事など、いくらでもやることはありますよ。フィールドに立つ選手だけが主役ではありませんから。」
グ「やだやだ~~!!テレビに映って「きゃ~!ぐりむくんかっこいいー!」「おい、今のスーパープレイ見たか!?」って言われながらチヤホヤされたいんだゾ~!」
エ「いやに具体的な妄想だな…」
デュ「うーん。人数が足りないのは仕方ない。来年オンボロ寮に新入生が入ってくるかもしれないことに望みをかけて、今年の出場は諦めるしかないかもな。」
ク「そんなわけで私はこれで!ああ忙しい、忙しい。エリーゼも来てくださいよ」
「はい、お義父様。グリム君、がっかりさせてしまってごめんなさい。それじゃあ。」
グ「さんざん期待させといてひでえんだぞ~~~・・・・ふなあ~・・・」
監「マジカルシフト大会?」
エ「えっ、監督生ってマジフト知らねーの?」
デュ「世界的に有名なスポーツだぞ。プロリーグもあるし、世界大会もある。」
グ「オレ様も知らねえんだゾ!」
エ「マジカルシフト…通称マジフトは7人ずつのチームに分かれて戦うスポーツ。ざっくり説明すると、1つのディスクを奪い合って相手の陣地にあるゴールに入れれば得点になる。んで、点を多くとった方の勝ち。」
監「アメフトみたいな響きだね。」
デュ「アメフト?それは監督生の地元のスポーツか?」
ク「ふむ。聞いたことがない名前ですが今度図書室で調べてみましょう。何か手掛かりになるかもしれないですし…」
「私も聞いたことがありませんね。ですが、調べてみます。」
エ「んー、でも監督生がマジフトの大会に出るのはちょっと厳しいかもな。」
グ「なんでなんだゾ?」
デュ「マジカルシフトは魔法を使ったスポーツなんだ。ディスクを運ぶのも魔法なら、守備も攻撃もすべて魔法で行う。」
エ「どんだけ魔法を派手に見せられるかっていうのも選手の腕の見せ所だったりするんだよね♪」
ク「そう!だからこそ、このナイトレイブンカレッジはマジカルシフト強豪校として世界に名を馳せているのです。我が校のOBのプロ選手は数知れず!それに、マジフトは運動神経だけでなく魔法の技を競うスポーツでもありますから。我が校の寮対抗マジカルシフト大会はプロリーグ関係者のみならず世界中の魔法関係者の注目が集まるのです。当日はたくさん出店も並びますし、世界各国から来賓もたくさんいらっしゃいます。手に汗握るトーナメント戦は、中継のテレビカメラを通して世界中が熱狂する、一大行事なんです。」
監「テレビカメラ!?」
グ「世界中に放映される!?じゃあじゃあ、オレ様がその大会で活躍すれば世界中がオレ様に大注目するんだゾ!?」
ク「もちろん!大会で活躍した選手は世界中のプロチームや一流企業から引く手あまたの人気者になること間違いなしです。」
デュ「グリムの場合、魔法よりモンスターが選手してるってことで驚かれそうだな。」
グ「よっしゃ~!早速今日から特訓して絶対に活躍して目立ってやるんだゾ!」
「あ、でもグリム君は出られないわね。」
グ「えっ」
「よく聞いてね、グリム君。今回の大会は『寮対抗』なの。あなたたちの寮は寮生が7人に満たないでしょう?だから、出場登録ができないのよ。」
グ「えええええええ~~~~~っ!?そんなあ~~~!!!」
ク「当日は観客席でドリンクを売る仕事やグラウンド整備の仕事など、いくらでもやることはありますよ。フィールドに立つ選手だけが主役ではありませんから。」
グ「やだやだ~~!!テレビに映って「きゃ~!ぐりむくんかっこいいー!」「おい、今のスーパープレイ見たか!?」って言われながらチヤホヤされたいんだゾ~!」
エ「いやに具体的な妄想だな…」
デュ「うーん。人数が足りないのは仕方ない。来年オンボロ寮に新入生が入ってくるかもしれないことに望みをかけて、今年の出場は諦めるしかないかもな。」
ク「そんなわけで私はこれで!ああ忙しい、忙しい。エリーゼも来てくださいよ」
「はい、お義父様。グリム君、がっかりさせてしまってごめんなさい。それじゃあ。」
グ「さんざん期待させといてひでえんだぞ~~~・・・・ふなあ~・・・」