再会と恋心

エリーゼSide

クルーウェル(以下ク)「エリーゼ、ちょっといいか。」

「はい、何でしょうかクルーウェル先生。」

ク「この後の授業で使う薬草を取ってきてほしい。頼めるか。」

「はい、この後は何も用事が入っていないので大丈夫ですよ。何の薬草を取ってくればいいですか?」

ク「この紙に書いてあるものを取ってきてほしい。頼んだぞ。」


さて、薬草を取りに行きますか。この薬草はここら辺にあるはずだけど、、、

???「そこにいるのは誰だ?俺が寝てるの邪魔しやがって。しかし、見たことねえ顔だな。お前、名前は?」


嘘!この言い方、この姿、まさか、、、レオナ様なの!?
お義父様はここに通っているといっていたけど、こんなに早く会ってしまうなんて思わなかった。一度会ったきりだけど、変わらない。

「寝ているのを邪魔してしまってごめんなさい。私は今年からここで働くことになりましたエリーゼ・クロウリーといいます。ここには薬草を取りに来たんです。取ったらすぐに立ち去りますので」

急がないと、私がロゼッタだとわかってしまうかもしれない。勘がよく働く方だから。

「それでは失礼します。」

~しばらくして~
ク「Good Girl!すべてそろっている。良くやったな。ところで顔が赤いが大丈夫か。」
「ええ、ご心配なく。大丈夫です。」
ク「なら、いいのだが。」

どうしよう。レオナ様に会ってからドキドキが止まらない。この気持ちは何?これからどうすればいいの。
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