邂逅

景和は前に脱落した平のことが気になり、平が勤めていた会社に来ていた。

「平部長が欠勤なんて一度もなかったんですが…行方不明になりご家族も警察に届けを出したらしくて…」

景和「そうですか…」









『ごきげんよう祢音です。ピカリ!
現在家出作戦49戦中49敗中!50回目の今回こそ成功させるよ~!
というわけで…いつものオープニングスタート!

123!』

祢音の掛け声の後音楽が流れ、踊り始める

そんな中、声をかける男性と女性

「こんなところで何やってんだ?紅留もこいよ」

「お兄ちゃん…駄目だよ」

祢音「ちょちょちょ…!」

祢音は画面に入ってきた2人を止めようとするが、その2人の正体に気づき、はっとする。

配信を見ている人たちは、祢音と英寿・紅留がコラボしたのかと驚いている。

とある高校生のスマホの画面には、英寿と紅留が困ったような顔で手を振っている様子が映っていた。

その様子を恨むような眼で見ている男子高校生がいることに周りは誰一人として気づかなかった‥‥









英寿・紅留「「家出の生配信?」」

祢音「そう。祢音のノンフィクションドキュメンタリ。」

英寿はその言葉に鼻で笑った

英寿「なんでそ…」

英寿は外でかっこいいと言って集まっている女性たちを見た。それから再び祢音に視線を戻す。紅留も美しいと言われていたが、気にしていないようだ。

紅留「なんでそんなことをしてるの?」

祢音「自己表現だよ。運命の人に私を知ってもらいたいの」

英寿「ふーん…」

英寿は返事をしたが、紅留は何も言わなかった。

「お嬢様 お家に帰りますよ」

祢音「ヤバっ!見つかった!」

そういって英寿の後ろに隠れる

英寿「そりゃ配信すれば居場所分かるだろ」

紅留「生配信は…ね」

祢音「そっか」

祢音が納得していると、SPの男が色紙を出しながら英寿と紅留に話しかけてきた。

「英寿様、紅留様」

「サインください!」

そういって、マジックペンを2人に渡そうとするSP達

「そして、お嬢様をこちらに」

英寿「ああ、いいけど。」

英寿は返事で、紅留は頷きで同意したことを示す

祢音「どっちが!?サイン?それとも私?」

英寿と紅留がサインをしようとした時、スパーダ―フォンの着信が

英寿「デザイアグランプリからのお呼び出しか」

紅留「・・・」

そういって後ろを振り返るが、祢音の姿はなかった

祢音「じゃあサインよろしく~!」

そういって荷物を持ち、去っていく

SP達は英寿と紅留からサインをもらい、嬉しそうにする。

2人はと言うと、のんきに飲み物を飲んでいた。

そして、SP達に微笑むと走っていく。

「ウェア―ゴーイング!?」

SP達は2人を追いかける。紅留は英寿に姫抱きをされていた

紅留「お兄ちゃん、私、走れるよ」

英寿「今、走ったら体力が削られちまう。デザイアグランプリまで取っておけ」

紅留「わかった」

「英寿様!紅留様!ちょっと待ちなさい!」

英寿は走っていく中で、祢音に追いつく

祢音「あっ…!」

SP達が3人が曲がった方に走るが、3人の姿はなかった。










ツムリ「新たなジャマトが現れました。
これよりデザイアグランプリ第2回戦 
ゾンビサバイバルゲームを始めます。」

紅留「(ゾンビ…あんまり好きじゃない)」

ツムリ「現在、ゾンビジャマトの集団が郊外に近づいています。
過去の傾向からゾンビの群れが出現するのは3回。つまり第3ウェーブまでに市街地に到達されたら大勢の市民がゾンビに感染。
大惨事になるでしょう。」

墨田奏斗「じゃあ、第3ウェーブまでにゾンビを全滅させ続けろってこと?」

ツムリ「はい。そしてこのゲームはスコア対決になります。」

ツムリが言うと、その場に得点票が表示された。

ツムリ「ゲーム終了時、スコアが最下位だった1名は強制的にリタイアとなります。」

景和「あの…ゾンビ感染ってまさか…」

ツムリ「いずれゾンビになりますのでご注意を」

英寿が水と盾のバックルを眺める中、道長が近寄ってきた


道長「外れバックルしかなくておじけづいたか?」

英寿「ハハッ・・・まさか。俺と勝負するか?もし俺の方がスコアが上ならお前のバックルをいただく。」

道長「フッ・‥良いだろう。俺が上ならお前の持ってるバックルを全部貰う。」

紅留「お兄ちゃん…本当にいいの?」

英寿「ああ。俺を信じろ」

ツムリ「それではミッション開始します」

ツムリの声とともに、ゾンビジャマトのいるところへ転送された。

今にも襲ってきそうな状態だ。

ライダーたちはバックルを装着し、変身する。

始めに攻撃したのはバッファ。ゾンビバックルをうまく使って、一気にジャマトを倒した。

タイクーンはそんな様子を見ながら、一般人を避難させていく

『SECRET MISSION CLEAR』

その機械音とともに、タイクーンの頭にバックルが入った箱が届く

その中身は、前ギーツが使ったものだった。

タイクーン「おおっ!あの時の凄いやつ!」

ダパーンは建物の上から、銃でジャマトを倒していた。

下では、ナーゴがハンマーで倒そうとしているが…

ナーゴ「何で倒れないの!?」

そして、ジャマトに襲われそうになる

ナーゴ「助けて パンダさん!」

ダパーン「ライバルを助ける馬鹿がどこにいるんだよ。」

ナーゴ「嘘!?うわー!?キャー!!!!」

本当に襲われそうになった時

ギーツ・ラパン「「ハッ!」」

ギーツとラパンが現れてジャマトを倒していく

ラパン「ゾンビの弱点は…頭」

ギーツ「昔から相場は決まってんだよ」

ナーゴ「なるほど!だから倒れなかったんだ。」

それを見つめていたダパーンは嫌そうな声を漏らした。

ラパン「(あの人…注意)」
4/22ページ
スキ