乖離

夜遅くまで訓練していた冴と祢音

祢音「はあ…」

冴「案外筋がいいじゃない」

祢音「相手の裏をかいて逃げるのは慣れてるから。家出でね」

冴「そう。でも逃げてるだけじゃ本当の愛は手に入らない」

祢音「えっ…?」

冴「どんなボールも受け止めて投げ返さないと」

祢音「うん」

体を伸ばす祢音

祢音「ああ~疲れた!」

冴「ねえ…桜井景和ってどういう人?」









「ジャマ―ボール」前半戦を終えてみての感想は?

祢音「冴さんがデザスターってことはないと思う。景和のこと疑ってたみたいだけど…」










大智「僕わかっちゃった…デザスターが誰か。正解は君だ…桜井景和」

景和「えっ…?」

大智「前半戦彼はジャマトへの攻撃を渋っていた」

冴「それ私も見た」

大智「僕達の足を引っ張るためだったんじゃ…?」

景和「違う!これには訳があって…大智君にも話しただろ?」

大智は首をかしげた

大智「さあ…何も聞いてないけど」

景和「何言ってんだよ。ジャマトが前に退場したライダーの…シロクマさんの言葉をしゃべってたって…」

祢音「嘘…」

冴「なんでそんな大事なことを隠してたの?」

大智「正解は彼がデザスターだから」

景和「違う!俺じゃない… 信じてくれ!」

景和はバーカウンターに座っている英寿と紅留の方を向く

英寿「まあお前にはギロリをだました前例があるからな」

紅留「完全には…信じられない」

大智「君のバックルは没収させてもらうよ」

大智は景和の前に行き、バックルを手に取る

大智のことを睨む景和

チラミ「はいはいは~い!盛り上がってきたところでデザスター投票中間発表といこうじゃな~い!」

颯爽と現れたチラミとツムリ

それを画面上で見ていたケケラ

ケケラ「おいおい丸腰じゃ困るな。桜井景和お前に相応しいシークレットミッションを与えてやる」

ジーン「困るのはこっちだよ。ケケラ。もし景和君がデザスターなら余計なアイテムを渡してほしくない。」

ケケラ「あいつが?まさか…」

ジーン「プレイヤーはそうは思っていないみたいだよ」

ケケラ「えっ?」

ジーン「タイクーンに3票入ってる」









紅留「疑いを晴らさなきゃ…脱落はあなた」

景和「そんな…」
8/29ページ
スキ