光明ノ神子2
「水着」
勇音は、店の方で、店番をしながら、雑誌をみていた。
「……くぅ」
懐か、スマホを取り出すと、なにやら、熱心にうち送信した。
「よし」
悩んだ時は、友に限る。そう相談できる友に。
「返信来た」
勇音は、スマホを見て微笑むと、ご機嫌に。
さて仕事を終わらせなければ。勇音は、そう思い、帳簿をつけ始めた。
「燕青行ってくるね」
「おう。いってらっしゃい」
そして夕方勇音は、燕青が帰宅したのと入れ替わりに、出かけた。
「なんだか上機嫌だな……」
なにがあったんだろうと燕青は、勇音を見送り思う。
そして勇音は、足取り軽く、夕方の涼しい風を感じながら、珊瑚の家に。
インターフォンをならすと、ガチャっと鍵の開く音が。
ドアが開くと珊瑚が出てきた。
「入って」
「ありがとうございます」
勇音は、中には入ると、珊瑚は、ドアを閉め鍵をかけた。
「にしてもなんで水着??」
珊瑚は、基本まどろっこしいことが嫌いだ。
勇音が訪ねてきた理由を率直に聞く。
「その……」
勇音は、恥ずかしそうな顔に。
モジモジし始める。
たぶんこれは、燕青がキュンとする勇音なんだろうなと珊瑚は、眺めていた。
「現代の恋人は、海に行くと聞いたので!! 今年は、海に行きたいなと……」
小さいくなる勇音の声に、珊瑚は、真顔。
「反応してくれませんか!?」
思わずアワアワしながら、勇音は、言う。
「といわれても」
珊瑚からすればどうでもいい話だ。
「珊瑚!!」
勇音は、うるうると瞳をさす。しかし珊瑚は、そんなことでは、落とせない相手だ。
「……友美に頼めば??」
「光先生を召喚したくありません」
「間違いなく出てくるけど」
珊瑚は、頭をかいた。めんどくさそうに。
「水着って勇音肌見せていいの??」
勇音は、神だ。
神子もしているが、彼女自身高位の神であり、人に肌を見せるのは、はばかるのでは、珊瑚は、思った。
「それは……」
勇音は、困り顔に。
「祟りになったとしても背に腹はらかえられません」
「そこは、変えなよ」
「だって!! 恋人らしいことしたいんです!!」
「してるじゃん」
燕青の事だから、デートも普段からしてるはずだ。
「してますが……しゃれたことがしたいんです!!」
「しゃれたこと……」
「これからの時期なら海かと!!」
珊瑚は、他にもあるだろうと思っていたが、顔に露骨に出ていたらしい。
勇音は、少し不服そうな顔に。
「私だって恋仲らしいことしたいんです!!」
「なら素直になりなよ。まず」
正論を言われ、勇音は、なにも言えなかった。
「なれたら、苦労しない!!」
「よく燕青に愛想つかされないね」
珊瑚の言葉がグサッと勇音の胸に突き刺さった。
勇音は、ガーンとショックを受ける。
「珊瑚酷いです!!」
「事実」
「……確かに」
勇音は、本当によく、愛想をつかされないなと思ってしまった。
勇音が悶々とするなか、珊瑚は、じっと勇音を見据える。
本当に恋とは、面倒なものだ。
(友美よくこんな話に付き合えるな)
と内心思っていた。
それと同時に自分は、心底恋愛は、向いてないとも思っていた。
「うぅ……」
「唸ってる」
「そりゃ唸ります!!」
「お酒飲む??」
勇音は、首をの横に。
「飲まない!!」
これは、これで困ったなと珊瑚は、思う。その時だったインターフォンが鳴った。
珊瑚は、出ると、なんとユニが。
「こんばんは」
「ユニどうしたの??」
「おすそわけです」
珊瑚は、ドアを開けると、ユニが袋を珊瑚に渡した。
「お酒です」
「ありがとう」
ユニは、珊瑚に渡したし帰ろうと思った時、身動きできなくなった。
金縛りだろうかと思った時、切実な目をした勇音と目が合う。
「勇音これは……」
「ユニ相談に乗って!!」
珊瑚は、やれやれという顔に。それを見て察したユニは、困った顔に。
「夕飯が……」
「すぐ終わりますから!!」
これは、絶対に終わらないやつだ。
珊瑚とユニは、そう思っていた。
とりあえず解放してもらうためにもこれは、付き合うしかない。
ユニは、頷くと、身動きが取れるようになった。
「お邪魔します」
そして珊瑚の家の中にはいると、とりあえず勇音の話を聞いた。
「水着ですか」
「はい」
とりあえず椅子に座り、話を聞いていたが、珊瑚は、ますます遠い目をし、ユニは、これが惚気を聞かされる気持ちかと色々と知ることに。
「海に行きたい」
切実な勇音には、悪いがかってに行けと珊瑚とユニは、思う。
「ユニは、行ったことある??」
「えぇ珊瑚。友美が色々大暴れしてましたが……」
以前行った海の事を思い出しながら、ユニは、話す。
「友美らしい」
「人魚とマグロを捕ってきて、光先生が目頭立てて……」
「そりゃ立てる」
友美は、あえてこの場に呼ばない方がいいなと勇音は、思う。
「ですが、勇音水着となると、人に神の肌を見せていいんですか??」
ユニもやはり珊瑚と同じことを聞いてくる。
やはりそこが問題かと珊瑚は、思った。
勇音は、悩ましい顔に。
「私の肌を見た人達に天罰を与える??」
「はた迷惑」
「珊瑚ですが、日本の神々は、基本野蛮というか……気性が激しいですから……」
「血の気が多いしね」
「はい……」
そして目の前の勇音は、見事に日本の神である。
「他と私を一緒にしない出ください」
「それ言えるの白野威くらい」
確かにあの女神は、そうかもしれない。
「白野威様は、気にしないですもんね……」
「まったく」
「本当に」
正直どうでもいいと白野威は、思っていたりする。
「なら湯殿に入るときみたいに襦袢で……」
「はぁ?? なし」
「勇音、海で溺死した霊に見えるような……」
確かに冷静に考えたらそうかもしれない。
「確かに」
勇音が溜め息をつく。
「なら明治の水着でよくない??」
「あーあのしましまの」
「ユニそうそう」
勇音は、珊瑚の言っている水着を思い出していた。
「西洋の囚人!!」
「場所によっては、蛍光オレンジのつなぎだよね今」
「確かに」
「どちらにせよなし!! なし!!」
勇音は、力強く言う。
「珊瑚もユニもなにかいい案を!!」
「「ない!!」」
二人は、言いきる。
「腹くくって着るか」
「諦めるかです」
珊瑚とユニは、現実を突きつけると、勇音は、ガーンとショックを受けた。
酷かもしれないがこれが事実だ。
「はぁ……」
「珊瑚ウェットスーツなら……」
「確かに」
勇音は、それならダサクは、ないなと思う。
「そういえば最近の小学生のスクール水着は、ウェットスーツみたいだね」
勇音は、明るい顔に。
「それです!! それ!!」
青天の霹靂だ。
「問題解決!! ありがとうございました!!」
勇音は、そういうと帰っていった。
「珊瑚いいんですよね??」
「いいんじゃない」
ユニは、後々後悔しないといいがと心配に。
「まぁ勇音も少しは、頭を打つべし」
「珊瑚もしかして、惚気を聞いて怒ってます??」
無表情に珊瑚は、頷く。
「酒飲む」
「いいですね」
珊瑚とユニもこの後すぐに別れた。
勇音は、ご機嫌良く帰宅。
「ただいま」
「おかえり」
勇音は、そのまま洗面に。
居間から様子を見ていた燕青は、また妙に機嫌のいい勇音をみて、首をかしげた。
「絶対になにかあるやつじゃん」
これは、まずいかもしれない。そう思いながら、燕青は、対策を考え出すのであった。
勇音は、店の方で、店番をしながら、雑誌をみていた。
「……くぅ」
懐か、スマホを取り出すと、なにやら、熱心にうち送信した。
「よし」
悩んだ時は、友に限る。そう相談できる友に。
「返信来た」
勇音は、スマホを見て微笑むと、ご機嫌に。
さて仕事を終わらせなければ。勇音は、そう思い、帳簿をつけ始めた。
「燕青行ってくるね」
「おう。いってらっしゃい」
そして夕方勇音は、燕青が帰宅したのと入れ替わりに、出かけた。
「なんだか上機嫌だな……」
なにがあったんだろうと燕青は、勇音を見送り思う。
そして勇音は、足取り軽く、夕方の涼しい風を感じながら、珊瑚の家に。
インターフォンをならすと、ガチャっと鍵の開く音が。
ドアが開くと珊瑚が出てきた。
「入って」
「ありがとうございます」
勇音は、中には入ると、珊瑚は、ドアを閉め鍵をかけた。
「にしてもなんで水着??」
珊瑚は、基本まどろっこしいことが嫌いだ。
勇音が訪ねてきた理由を率直に聞く。
「その……」
勇音は、恥ずかしそうな顔に。
モジモジし始める。
たぶんこれは、燕青がキュンとする勇音なんだろうなと珊瑚は、眺めていた。
「現代の恋人は、海に行くと聞いたので!! 今年は、海に行きたいなと……」
小さいくなる勇音の声に、珊瑚は、真顔。
「反応してくれませんか!?」
思わずアワアワしながら、勇音は、言う。
「といわれても」
珊瑚からすればどうでもいい話だ。
「珊瑚!!」
勇音は、うるうると瞳をさす。しかし珊瑚は、そんなことでは、落とせない相手だ。
「……友美に頼めば??」
「光先生を召喚したくありません」
「間違いなく出てくるけど」
珊瑚は、頭をかいた。めんどくさそうに。
「水着って勇音肌見せていいの??」
勇音は、神だ。
神子もしているが、彼女自身高位の神であり、人に肌を見せるのは、はばかるのでは、珊瑚は、思った。
「それは……」
勇音は、困り顔に。
「祟りになったとしても背に腹はらかえられません」
「そこは、変えなよ」
「だって!! 恋人らしいことしたいんです!!」
「してるじゃん」
燕青の事だから、デートも普段からしてるはずだ。
「してますが……しゃれたことがしたいんです!!」
「しゃれたこと……」
「これからの時期なら海かと!!」
珊瑚は、他にもあるだろうと思っていたが、顔に露骨に出ていたらしい。
勇音は、少し不服そうな顔に。
「私だって恋仲らしいことしたいんです!!」
「なら素直になりなよ。まず」
正論を言われ、勇音は、なにも言えなかった。
「なれたら、苦労しない!!」
「よく燕青に愛想つかされないね」
珊瑚の言葉がグサッと勇音の胸に突き刺さった。
勇音は、ガーンとショックを受ける。
「珊瑚酷いです!!」
「事実」
「……確かに」
勇音は、本当によく、愛想をつかされないなと思ってしまった。
勇音が悶々とするなか、珊瑚は、じっと勇音を見据える。
本当に恋とは、面倒なものだ。
(友美よくこんな話に付き合えるな)
と内心思っていた。
それと同時に自分は、心底恋愛は、向いてないとも思っていた。
「うぅ……」
「唸ってる」
「そりゃ唸ります!!」
「お酒飲む??」
勇音は、首をの横に。
「飲まない!!」
これは、これで困ったなと珊瑚は、思う。その時だったインターフォンが鳴った。
珊瑚は、出ると、なんとユニが。
「こんばんは」
「ユニどうしたの??」
「おすそわけです」
珊瑚は、ドアを開けると、ユニが袋を珊瑚に渡した。
「お酒です」
「ありがとう」
ユニは、珊瑚に渡したし帰ろうと思った時、身動きできなくなった。
金縛りだろうかと思った時、切実な目をした勇音と目が合う。
「勇音これは……」
「ユニ相談に乗って!!」
珊瑚は、やれやれという顔に。それを見て察したユニは、困った顔に。
「夕飯が……」
「すぐ終わりますから!!」
これは、絶対に終わらないやつだ。
珊瑚とユニは、そう思っていた。
とりあえず解放してもらうためにもこれは、付き合うしかない。
ユニは、頷くと、身動きが取れるようになった。
「お邪魔します」
そして珊瑚の家の中にはいると、とりあえず勇音の話を聞いた。
「水着ですか」
「はい」
とりあえず椅子に座り、話を聞いていたが、珊瑚は、ますます遠い目をし、ユニは、これが惚気を聞かされる気持ちかと色々と知ることに。
「海に行きたい」
切実な勇音には、悪いがかってに行けと珊瑚とユニは、思う。
「ユニは、行ったことある??」
「えぇ珊瑚。友美が色々大暴れしてましたが……」
以前行った海の事を思い出しながら、ユニは、話す。
「友美らしい」
「人魚とマグロを捕ってきて、光先生が目頭立てて……」
「そりゃ立てる」
友美は、あえてこの場に呼ばない方がいいなと勇音は、思う。
「ですが、勇音水着となると、人に神の肌を見せていいんですか??」
ユニもやはり珊瑚と同じことを聞いてくる。
やはりそこが問題かと珊瑚は、思った。
勇音は、悩ましい顔に。
「私の肌を見た人達に天罰を与える??」
「はた迷惑」
「珊瑚ですが、日本の神々は、基本野蛮というか……気性が激しいですから……」
「血の気が多いしね」
「はい……」
そして目の前の勇音は、見事に日本の神である。
「他と私を一緒にしない出ください」
「それ言えるの白野威くらい」
確かにあの女神は、そうかもしれない。
「白野威様は、気にしないですもんね……」
「まったく」
「本当に」
正直どうでもいいと白野威は、思っていたりする。
「なら湯殿に入るときみたいに襦袢で……」
「はぁ?? なし」
「勇音、海で溺死した霊に見えるような……」
確かに冷静に考えたらそうかもしれない。
「確かに」
勇音が溜め息をつく。
「なら明治の水着でよくない??」
「あーあのしましまの」
「ユニそうそう」
勇音は、珊瑚の言っている水着を思い出していた。
「西洋の囚人!!」
「場所によっては、蛍光オレンジのつなぎだよね今」
「確かに」
「どちらにせよなし!! なし!!」
勇音は、力強く言う。
「珊瑚もユニもなにかいい案を!!」
「「ない!!」」
二人は、言いきる。
「腹くくって着るか」
「諦めるかです」
珊瑚とユニは、現実を突きつけると、勇音は、ガーンとショックを受けた。
酷かもしれないがこれが事実だ。
「はぁ……」
「珊瑚ウェットスーツなら……」
「確かに」
勇音は、それならダサクは、ないなと思う。
「そういえば最近の小学生のスクール水着は、ウェットスーツみたいだね」
勇音は、明るい顔に。
「それです!! それ!!」
青天の霹靂だ。
「問題解決!! ありがとうございました!!」
勇音は、そういうと帰っていった。
「珊瑚いいんですよね??」
「いいんじゃない」
ユニは、後々後悔しないといいがと心配に。
「まぁ勇音も少しは、頭を打つべし」
「珊瑚もしかして、惚気を聞いて怒ってます??」
無表情に珊瑚は、頷く。
「酒飲む」
「いいですね」
珊瑚とユニもこの後すぐに別れた。
勇音は、ご機嫌良く帰宅。
「ただいま」
「おかえり」
勇音は、そのまま洗面に。
居間から様子を見ていた燕青は、また妙に機嫌のいい勇音をみて、首をかしげた。
「絶対になにかあるやつじゃん」
これは、まずいかもしれない。そう思いながら、燕青は、対策を考え出すのであった。
