光明ノ神子2
「……切れた」
珊瑚は、呆然と見ていた。切れた風呂場の電気を。
困った。これから入ろうとしたのに。
「まだ……電気屋開いてる……」
ため息をつくと、風呂の扉を閉め、珊瑚は、リビングに。
鞄を持つと、珊瑚は、そのまま家を出た。
近くの電気屋に術で移動すると、中に。電球のエリアにつき、珊瑚は、電球を持つ。
「……LEDにするか……」
少しは、時代に乗ってみるのも悪くない。
そのまま会計を済ませ、珊瑚は、電気屋を後に。
夜こうして出かけるのは、久しぶりかもしれない。
「少し歩くか……」
良さげな飲み屋に入るのもいいし、なんなら、散歩して帰るのもいい。
さてさてどうすべきかと、悩みつつ歩いていると、猫に話しかけているモアを見つけた。
「ありがとうございますー!!」
猫に話しかけている美人。周りもそりゃ見る。
珊瑚は、危険を感じ、そのまま無視しようとしたが。
「珊瑚!!」
ガシッとモアに腕を掴まれた。
「月が綺麗ですね!!」
「告白されても困るんだけど。私恋愛対象異性だし」
モアは、首をかしげたのち、ハッとした。
「有名な漱石夏目ですね!?」
「何故逆」
「私一応ギリシャ人!!」
「……ギリシャより、日本が長いのになにいってるの」
珊瑚は、呆れ顔に。
「でも珊瑚博学ですね!! 知ってるなんて!!」
「有名だから」
「そうなの??」
「そう」
モアが不思議そうな顔をしているが、とりあえずこのまま去ろうと、珊瑚は、決めたが。
「珊瑚何処に行くんですか??」
「ついてくる気??」
「はい!!」
モアは、ついていく気満々らしい。
珊瑚は、どうしたものかと途方にくれた。
「散歩。場合によっては、居酒屋」
「居酒屋……」
モアは、しばらく考える。
「なら銭湯行きませんか??」
「なんで、居酒屋から銭湯になるの」
淡々としているが、間違いなく珊瑚は、モアに突っ込みをいれていた。
「だって、居酒屋は、酒の付き合い!! なら銭湯でもいいかと!!」
帰って風呂はいるつもりの珊瑚からすれば銭湯なんて行く必要がないともいえる。
なにより、行くための着替えやらセットがない。
「着替えとかないし無理」
「着替え要ります??」
「いる」
珊瑚は、それだけいうと、歩きだし、モアも結局ついていく事に。
「なら珊瑚の家に向かってから、行きましょう!! 銭湯!!」
何故ここまでモアは、銭湯にこだわるのだろうか。
「月ノ宮に湯殿あるでしょう??」
「ありますけど!! 大衆のテルマエに入りたいんです!!」
ローマやギリシャのテルマエとは、違うが、それでもいいのが、銭湯だ。
神子や神々の使う湯殿では、味わえない、懐かしさやノスタルジーさを味わえる。
「私いまエモいを追求してて!!」
「今更……」
「はい!! で銭湯がいいなと!! 私行ったことなくて!!」
たぶんこれは、友美を誘そい、断られ、夏音も今の時期は、忙しいと断られ、勇音には、気を遣い、ユニは、少し誘うには、怖じけずき残ったのは、自分なのだろうと推測できた。
「珊瑚お願いします~!!」
そしてモアは、凄く諦めが悪い。
珊瑚は、ため息をつく。
「いいけど、とりあえず家に一度帰るから」
「はい!!」
ということで、とりあえず珊瑚は、モアをつれ、家に帰宅。
鍵を開け、買ってきた電球をダイニングテーブルの上におく。
そのまま部屋に行き、必要なものを鞄につめると、外へ。
「お待たせ」
「いえいえ」
鍵をかけ、珊瑚とモアは、そのまま銭湯に。
珊瑚の住む辺りは、古い家が多くある地域で、今は、リノベーションされた和モダンでレトロな家も多い。
そしてこういう地域には、昔ながらの銭湯もある。
「まいど!!」
「ありがとうございますー」
銭湯の番頭で会計をし、女湯に。
昔ながらの雰囲気に、モアは、キラキラと眼をさせていたが、珊瑚は、今もこんな昭和感あふれる銭湯があることに驚いていた。
「人多いですね」
「そりゃ夜だからね」
とりあえず、空いているロッカーを見つけ、そこに。
「裸見たやつを殺すとかやめてよね」
「アルテミスみたいなことしません!!」
「同じ月なのに??」
「あちらの方が新しいです」
むぅーと不服そうな顔をするモア。そもそもあの一族と同じにされること事態やめて欲しい。
「ゼウスのアホが何故ギリシャの主神なのか、本当に分からない……」
ボソッと黒いオーラを出しながら、いうモアに珊瑚は、顔をひきつる。
「ごめん」
「大丈夫です」
ギリシャやローマの神々は、少しややこしいかもしれない。
「風が単純なの助かる……」
単純では、なく風は、ただ、面倒そうな神と付き合わないだけである。
「日本神話の神々は、比較的ギリシャよりましです。まし」
ギリシャ、ローマの月の女神こういうからには、そうなのだろう。
「とりあえず風呂行くよ」
「はーい!!」
服を脱ぎ、とりあえず中に。
洗い場もまた昭和感あふれるものとなっていた。
「凄い……」
「適当に分かれる??」
「珊瑚そこは、お隣で」
「そっか」
モアは、一緒がいいのかと、思いつつとりあえず隣り合って開いてるシャワーの場所に行くと、体を洗う。
珊瑚は、もくもくと洗っていると隣から声が。
「シャンプーが眼に!!」
珊瑚は、アワアワになっているモアを見て、ため息をつくと、とっとと洗いそして椅子から立ち上がると、モアの所に。
「とりあえず流すから」
「はい……」
結局髪は、珊瑚が洗うことに。
珊瑚に無事に洗ってもらいモアは、満足そうだ。
「珊瑚凄い」
「これくらい普通でしょう」
「そうでもないです!! 私何時もあわあわに……」
「その方が珍しいって」
「そんなに??」
「うん」
体も洗い終え、いざ湯船に。
大きくて広い銭湯でゆっくりするのもありかもしれない。
珊瑚は、ゆったりと、湯につかっているととなりから。
「ノスタルジー……」
と聞こえてきた。
「月ノ宮の方がノスタルジーでしょう??」
「古風です」
「更に古いのか」
「はい」
エモいやノスタルジーは、分からないなと珊瑚は、思いつつゆっくりと冷えた体を温め、ある程度して、風呂から出た。
体を拭き、着替えさえ帰ろうとしたとき、なんと、モアがマッサージ機に乗っていた。
「きくー」
こりゃしばらく帰れそうにない。
珊瑚は、コーヒー牛乳を売っている冷蔵を見つけ、さっそくかうと、ドアを開け、取りだし、閉める。
そしてフタを開け飲んだ。
「懐かしい」
風呂上がりのコーヒー牛乳は、やはり美味しい。
そう思い楽しんでいると、いつの間にかモアが隣に。
「コーヒー牛乳美味しいですよねー」
「マッサージ機は!?」
「飽きました」
「バステトか!?」
「バステトより、飽き性じゃありません」
モアは、コーヒー牛乳を買いそして飲むという。
「珊瑚博学すぎて、突っ込みまでマニアック」
「そんなことないと思うけど」
「あります!!」
とりあえず並んでコーヒー牛乳をのみ、飲み終えると、瓶を所定の場所に。
荷物をもち、銭湯を後にした。
「今日は、楽しかった」
モアは、楽しげに微笑み珊瑚のとなりを歩く。
珊瑚としては、予定外の事だったが、時よりこういうのもいいかもしれない。
「確かに」
「また来ませんか?? 銭湯!!」
「考えとく」
「ありがとうございます」
考えとくとは、気分しだいでは、いいということだろう。
モアは、嬉しげに微笑む。
そんなモアを横目で見た珊瑚は、何処か楽しげだ。
ノスタルジーなかなかいいかもしれない。
珊瑚は、そう思いつつ微笑み、帰路に着いたのであった。
こういうのと時々は、いいかなと改めて思いながら。
珊瑚は、呆然と見ていた。切れた風呂場の電気を。
困った。これから入ろうとしたのに。
「まだ……電気屋開いてる……」
ため息をつくと、風呂の扉を閉め、珊瑚は、リビングに。
鞄を持つと、珊瑚は、そのまま家を出た。
近くの電気屋に術で移動すると、中に。電球のエリアにつき、珊瑚は、電球を持つ。
「……LEDにするか……」
少しは、時代に乗ってみるのも悪くない。
そのまま会計を済ませ、珊瑚は、電気屋を後に。
夜こうして出かけるのは、久しぶりかもしれない。
「少し歩くか……」
良さげな飲み屋に入るのもいいし、なんなら、散歩して帰るのもいい。
さてさてどうすべきかと、悩みつつ歩いていると、猫に話しかけているモアを見つけた。
「ありがとうございますー!!」
猫に話しかけている美人。周りもそりゃ見る。
珊瑚は、危険を感じ、そのまま無視しようとしたが。
「珊瑚!!」
ガシッとモアに腕を掴まれた。
「月が綺麗ですね!!」
「告白されても困るんだけど。私恋愛対象異性だし」
モアは、首をかしげたのち、ハッとした。
「有名な漱石夏目ですね!?」
「何故逆」
「私一応ギリシャ人!!」
「……ギリシャより、日本が長いのになにいってるの」
珊瑚は、呆れ顔に。
「でも珊瑚博学ですね!! 知ってるなんて!!」
「有名だから」
「そうなの??」
「そう」
モアが不思議そうな顔をしているが、とりあえずこのまま去ろうと、珊瑚は、決めたが。
「珊瑚何処に行くんですか??」
「ついてくる気??」
「はい!!」
モアは、ついていく気満々らしい。
珊瑚は、どうしたものかと途方にくれた。
「散歩。場合によっては、居酒屋」
「居酒屋……」
モアは、しばらく考える。
「なら銭湯行きませんか??」
「なんで、居酒屋から銭湯になるの」
淡々としているが、間違いなく珊瑚は、モアに突っ込みをいれていた。
「だって、居酒屋は、酒の付き合い!! なら銭湯でもいいかと!!」
帰って風呂はいるつもりの珊瑚からすれば銭湯なんて行く必要がないともいえる。
なにより、行くための着替えやらセットがない。
「着替えとかないし無理」
「着替え要ります??」
「いる」
珊瑚は、それだけいうと、歩きだし、モアも結局ついていく事に。
「なら珊瑚の家に向かってから、行きましょう!! 銭湯!!」
何故ここまでモアは、銭湯にこだわるのだろうか。
「月ノ宮に湯殿あるでしょう??」
「ありますけど!! 大衆のテルマエに入りたいんです!!」
ローマやギリシャのテルマエとは、違うが、それでもいいのが、銭湯だ。
神子や神々の使う湯殿では、味わえない、懐かしさやノスタルジーさを味わえる。
「私いまエモいを追求してて!!」
「今更……」
「はい!! で銭湯がいいなと!! 私行ったことなくて!!」
たぶんこれは、友美を誘そい、断られ、夏音も今の時期は、忙しいと断られ、勇音には、気を遣い、ユニは、少し誘うには、怖じけずき残ったのは、自分なのだろうと推測できた。
「珊瑚お願いします~!!」
そしてモアは、凄く諦めが悪い。
珊瑚は、ため息をつく。
「いいけど、とりあえず家に一度帰るから」
「はい!!」
ということで、とりあえず珊瑚は、モアをつれ、家に帰宅。
鍵を開け、買ってきた電球をダイニングテーブルの上におく。
そのまま部屋に行き、必要なものを鞄につめると、外へ。
「お待たせ」
「いえいえ」
鍵をかけ、珊瑚とモアは、そのまま銭湯に。
珊瑚の住む辺りは、古い家が多くある地域で、今は、リノベーションされた和モダンでレトロな家も多い。
そしてこういう地域には、昔ながらの銭湯もある。
「まいど!!」
「ありがとうございますー」
銭湯の番頭で会計をし、女湯に。
昔ながらの雰囲気に、モアは、キラキラと眼をさせていたが、珊瑚は、今もこんな昭和感あふれる銭湯があることに驚いていた。
「人多いですね」
「そりゃ夜だからね」
とりあえず、空いているロッカーを見つけ、そこに。
「裸見たやつを殺すとかやめてよね」
「アルテミスみたいなことしません!!」
「同じ月なのに??」
「あちらの方が新しいです」
むぅーと不服そうな顔をするモア。そもそもあの一族と同じにされること事態やめて欲しい。
「ゼウスのアホが何故ギリシャの主神なのか、本当に分からない……」
ボソッと黒いオーラを出しながら、いうモアに珊瑚は、顔をひきつる。
「ごめん」
「大丈夫です」
ギリシャやローマの神々は、少しややこしいかもしれない。
「風が単純なの助かる……」
単純では、なく風は、ただ、面倒そうな神と付き合わないだけである。
「日本神話の神々は、比較的ギリシャよりましです。まし」
ギリシャ、ローマの月の女神こういうからには、そうなのだろう。
「とりあえず風呂行くよ」
「はーい!!」
服を脱ぎ、とりあえず中に。
洗い場もまた昭和感あふれるものとなっていた。
「凄い……」
「適当に分かれる??」
「珊瑚そこは、お隣で」
「そっか」
モアは、一緒がいいのかと、思いつつとりあえず隣り合って開いてるシャワーの場所に行くと、体を洗う。
珊瑚は、もくもくと洗っていると隣から声が。
「シャンプーが眼に!!」
珊瑚は、アワアワになっているモアを見て、ため息をつくと、とっとと洗いそして椅子から立ち上がると、モアの所に。
「とりあえず流すから」
「はい……」
結局髪は、珊瑚が洗うことに。
珊瑚に無事に洗ってもらいモアは、満足そうだ。
「珊瑚凄い」
「これくらい普通でしょう」
「そうでもないです!! 私何時もあわあわに……」
「その方が珍しいって」
「そんなに??」
「うん」
体も洗い終え、いざ湯船に。
大きくて広い銭湯でゆっくりするのもありかもしれない。
珊瑚は、ゆったりと、湯につかっているととなりから。
「ノスタルジー……」
と聞こえてきた。
「月ノ宮の方がノスタルジーでしょう??」
「古風です」
「更に古いのか」
「はい」
エモいやノスタルジーは、分からないなと珊瑚は、思いつつゆっくりと冷えた体を温め、ある程度して、風呂から出た。
体を拭き、着替えさえ帰ろうとしたとき、なんと、モアがマッサージ機に乗っていた。
「きくー」
こりゃしばらく帰れそうにない。
珊瑚は、コーヒー牛乳を売っている冷蔵を見つけ、さっそくかうと、ドアを開け、取りだし、閉める。
そしてフタを開け飲んだ。
「懐かしい」
風呂上がりのコーヒー牛乳は、やはり美味しい。
そう思い楽しんでいると、いつの間にかモアが隣に。
「コーヒー牛乳美味しいですよねー」
「マッサージ機は!?」
「飽きました」
「バステトか!?」
「バステトより、飽き性じゃありません」
モアは、コーヒー牛乳を買いそして飲むという。
「珊瑚博学すぎて、突っ込みまでマニアック」
「そんなことないと思うけど」
「あります!!」
とりあえず並んでコーヒー牛乳をのみ、飲み終えると、瓶を所定の場所に。
荷物をもち、銭湯を後にした。
「今日は、楽しかった」
モアは、楽しげに微笑み珊瑚のとなりを歩く。
珊瑚としては、予定外の事だったが、時よりこういうのもいいかもしれない。
「確かに」
「また来ませんか?? 銭湯!!」
「考えとく」
「ありがとうございます」
考えとくとは、気分しだいでは、いいということだろう。
モアは、嬉しげに微笑む。
そんなモアを横目で見た珊瑚は、何処か楽しげだ。
ノスタルジーなかなかいいかもしれない。
珊瑚は、そう思いつつ微笑み、帰路に着いたのであった。
こういうのと時々は、いいかなと改めて思いながら。
