光明ノ神子2
まさから遊李は、ぞっと顔を青ざめていた。
目の前には、倒れる父が。
「息してない……とりあえず警察と救急車……
」
と冷静に連絡しようとした時、むくりと光が起きた。
「遊李電話するな!?」
「パパ生き返った!?」
「もとから、生きてます!? あと警察に通報して、死体検案書を書いてもらおうとするな!!」
何故そんなことを知っているのかと光は、思いながら、息子に突っ込んでいた。
「動画サイトで観たよ」
「そんな情報まであるのか……」
動画サイト侮れないと光は、思いつつ欠伸をする。
「ここで寝落ちしたんだな……」
なにより、節々が痛い。
「パパまさか……疲れはててばたんきゅーだったの??」
ドン引きする遊李に光は、言う。
「お風呂は、入ったからね!?」
「ならよかった」
遊李は、ほっとした顔をし、そのままリビングを出ていった。
光は、頭をかきながら、立ち上がるの、欠伸をする。
「ふぁ~」
とりあえず今日の仕事は、分身に任せ、自分は、寝る。
とりあえず子供たちを送り出してから休むとしよう。
「まさか国津神の争いの仲裁って……」
夜な夜な喧嘩するなと光は、思う。
昨晩いきなり、桜花事、宇迦之御魂神に、燕青を助けてと、連絡があり、光は、助太刀に向かったが、まさかの喧嘩の仲裁とは。
神相手なので、あやかしの時よりも気を使い、その上、もういいと、大暴れしたので、肉体的にも精神的にも疲労がピークに達してしまっていたらしい。
「光おはよう」
和室から出てきた友美は、元気そう。
光は、黙って友美を抱き締める。
「友美おはよう……疲れた……」
「今日は、ゆっくりしてね」
「当たり前だ……」
光は、友美から離れると、その後子供たちには、疲れを見せないようにし、そのまま学校へ送り出し、幼稚園に螢を送ると、帰宅しすぐに布団に倒れ、そのまま泥のように寝た。
「白野威なんか、光の玉最近調子悪そう??」
テラスで、洗濯物を干しながら、友美は、白野威に聞く。
白野威は、洗濯物を干すのを手伝いながら、言った。
「まぁ玉が機能しなくなってきてるね」
「機能しなくなってきている??」
それは、どう言うことだろうか。
「友美玉って神との絆の証しと言うだろ??」
「私もそう聞いたし……」
なにより、言ったのは、白野威だ。
「ただ、別側面では、神子を守るための物ともいえる」
「神子にとっては、命の次に大切だし……」
なんなら、その玉を奪い壊せば、神子を殺せるとも言える代物らしい。
「玉ってもんは、言わば、神子の魂の保護装置なのさ」
「もしかして、私が神力使いすぎて、神器に閉じ込められた、アレと同じなの??」
以前友美は、力を使いすぎ、天之御中主神の神器で、高御産巣日神が作った剣に魂が、保護され、閉じ込められてしまった事があった。
「似てるが別だね」
「というと??」
「神ってもんは、肉体は、替えなんてきくもんだと思ってるのさ。魂だけは、代えがきかない。だからこそ、人の魂を神に近付かせる必要性がある。玉は、いわば、肉体に何かあっても、魂に、神の力を直接流し込み、魂を改造し、強化と保護をし、肉体が崩れても、神子が新たな肉体に移れば無事に生き返るようにする装置ともいえるのさ」
ある意味夢のような装置だが神の我が儘が産み出した装置とも言える。
「だから、秘術を使うときや大きな術を使うときに玉の力を解放するのか!! あくまでもそっちが副産物ともいえるけれど」
「副産物じゃなくてメインだつうの」
呆れ気味にいわれても困る。
「だれよ。私は、要らないって取り上げたの!!」
「取り上げてません!! 進化させたんじゃい!!」
友美は、その進化させたやつをもらってないんだがと内心突っ込んでいた。
「もう少し待ってて!! 色々こだわってるから!!」
「こだわる必要があるの??」
「ズッ友への贈り物だぞ!? あるわ!!」
友美と白野威は、そんな話をしながら、洗濯物を干し終えると、リビングに。
窓を閉めると、そのまま籠を脱衣所に友美は、持っていき、白野威は、お気に入りの座布団の上に座った。
すると、ダイニングテーブルに置かれた、友美のスマホが鳴った。
白野威は、やれやれと立ち上がり、ダイニングテーブルに。
椅子の上に乗ると、器用に前足で、でた。
「もしもし~」
「白野威様!?」
電話の向こうで勇音が、ビックリしている。
「なにさ」
「すみません。あと燕青の玉知りませんか??」
白野威は、しばらくの沈黙の後。
「はぁーーー!!!??? あの熊失くしたのか!!??」
「はい……」
電話の向こうで勇音の呆れ気味の声色が。
「仲裁している間は、あったとか。なので、光先生が知らないかと……」
白野威は、呆れを通り越し、笑うことしかできなかった。
「起きたら、聞いといてやる」
「お願いいたします」
通話がきれ、白野威は、溜め息をもらした。
「命をどこに放置してきたのさ」
玉は、神子の命とも言える。それほどに深い関わりがあるのだ。
友美に玉が要らないのは、彼女の魂だからこそ。
力が制御できてない時は、万が一の時も考え、持たせていたが、今は、その心配もない。
「まったく……」
白野威は、椅子から降りると、リビングを出ていき、友美のところに。
「友美八咫鏡使うよー」
「分かったけど……なにに??」
「ちょっとね」
白野威がリビングに戻っていき、友美は、脱衣所で首をかしげた。
白野威は、リビングに戻ってくると、八咫鏡をだし、そして覗く。
「あった。あった」
とりあえず燕青の玉を見つけた。
「ウカのやつが持ってるのか……」
とりあえず光に確認して、後で連絡しよう。
八咫鏡を白野威は、片付けると、白野威は、座布団の上に座りそのまま昼寝し始めた。
昼前になり、光が起きてきた。
和室から出てくると、光は、欠伸をする。
「はぁ~」
御中も空いたし、なにか作るかと思い、そのままキッチンに。
手慣れた様子で光は、何か作っていくなか、リビングに友美が。
「私が作るのに!!」
「友美いいから」
友美は、申し訳なさそうな顔に。
「でも……」
「いいから」
「ならお願いね」
友美は、そういうと和室に。
トントンと包丁の音が聞こえ、白野威は、目を覚ました。
「光のやつ起きたか……」
身体を起こし、のびすると、そのままキッチンに。
「光燕青の玉知らない??」
光は、首をかしげた。
「いったいなにが??」
「いいから。どうなのさ」
「知らないが……」
「サンキュー」
白野威は、そのままキッチンから出ると、友美のスマホを器用に使い、電話をした。
「はい」
「勇音ない!!」
「ありがとうございます」
「とりあえずウカに聞きな」
「え??」
「じゃよろ」
白野威は、通話をきるとそのままリビングを出ていったが、光は、一部始終を見ながら、いったいなにがと疑問に。
友美と白野威は、リビングに、入ってきたが、友美が何故か呆れ顔に。
「なんちゅう事やねん」
「でもまぁ見つかったからいいじゃん」
「まぁせやけど……」
友美のこの反応からして、信じられないことが起こったのだろうか。
「友美なにが??」
「燕青が玉失くしたらしい」
光は、顔をひきつる。
「なぁ!?」
「まぁ白野威がみつけたみたい」
「見つかってよかったが、見つからなかったら、大変だったぞ!?」
それほどにまで玉とは、大切な物なのだ。
「そんなもん知らん!!」
白野威は、そういうと、座布団の上に。
「光は、その……」
「俺のは、耳に着けてる」
「ならよかった……」
友美は、ほっと安心した顔に。
「よし!! 炒飯出来た!!」
皿に光は、炒飯をもると、そのままリビングに持っていく。
「お昼食べよう」
「やっほーい!!」
白野威は、嬉しそうに炬燵に。そして光が炬燵の上に皿を置いたとたん嬉しそうに食べ始めた。
「うまい~」
「ならよかった」
「私たちも食べよっか」
「そうだな」
友美と光もその後炒飯を食べ始めた。美味しい炒飯と平和な日々、白野威は、こういう日は、やはりいいと思いながら、炒飯を食べるのであった。
目の前には、倒れる父が。
「息してない……とりあえず警察と救急車……
」
と冷静に連絡しようとした時、むくりと光が起きた。
「遊李電話するな!?」
「パパ生き返った!?」
「もとから、生きてます!? あと警察に通報して、死体検案書を書いてもらおうとするな!!」
何故そんなことを知っているのかと光は、思いながら、息子に突っ込んでいた。
「動画サイトで観たよ」
「そんな情報まであるのか……」
動画サイト侮れないと光は、思いつつ欠伸をする。
「ここで寝落ちしたんだな……」
なにより、節々が痛い。
「パパまさか……疲れはててばたんきゅーだったの??」
ドン引きする遊李に光は、言う。
「お風呂は、入ったからね!?」
「ならよかった」
遊李は、ほっとした顔をし、そのままリビングを出ていった。
光は、頭をかきながら、立ち上がるの、欠伸をする。
「ふぁ~」
とりあえず今日の仕事は、分身に任せ、自分は、寝る。
とりあえず子供たちを送り出してから休むとしよう。
「まさか国津神の争いの仲裁って……」
夜な夜な喧嘩するなと光は、思う。
昨晩いきなり、桜花事、宇迦之御魂神に、燕青を助けてと、連絡があり、光は、助太刀に向かったが、まさかの喧嘩の仲裁とは。
神相手なので、あやかしの時よりも気を使い、その上、もういいと、大暴れしたので、肉体的にも精神的にも疲労がピークに達してしまっていたらしい。
「光おはよう」
和室から出てきた友美は、元気そう。
光は、黙って友美を抱き締める。
「友美おはよう……疲れた……」
「今日は、ゆっくりしてね」
「当たり前だ……」
光は、友美から離れると、その後子供たちには、疲れを見せないようにし、そのまま学校へ送り出し、幼稚園に螢を送ると、帰宅しすぐに布団に倒れ、そのまま泥のように寝た。
「白野威なんか、光の玉最近調子悪そう??」
テラスで、洗濯物を干しながら、友美は、白野威に聞く。
白野威は、洗濯物を干すのを手伝いながら、言った。
「まぁ玉が機能しなくなってきてるね」
「機能しなくなってきている??」
それは、どう言うことだろうか。
「友美玉って神との絆の証しと言うだろ??」
「私もそう聞いたし……」
なにより、言ったのは、白野威だ。
「ただ、別側面では、神子を守るための物ともいえる」
「神子にとっては、命の次に大切だし……」
なんなら、その玉を奪い壊せば、神子を殺せるとも言える代物らしい。
「玉ってもんは、言わば、神子の魂の保護装置なのさ」
「もしかして、私が神力使いすぎて、神器に閉じ込められた、アレと同じなの??」
以前友美は、力を使いすぎ、天之御中主神の神器で、高御産巣日神が作った剣に魂が、保護され、閉じ込められてしまった事があった。
「似てるが別だね」
「というと??」
「神ってもんは、肉体は、替えなんてきくもんだと思ってるのさ。魂だけは、代えがきかない。だからこそ、人の魂を神に近付かせる必要性がある。玉は、いわば、肉体に何かあっても、魂に、神の力を直接流し込み、魂を改造し、強化と保護をし、肉体が崩れても、神子が新たな肉体に移れば無事に生き返るようにする装置ともいえるのさ」
ある意味夢のような装置だが神の我が儘が産み出した装置とも言える。
「だから、秘術を使うときや大きな術を使うときに玉の力を解放するのか!! あくまでもそっちが副産物ともいえるけれど」
「副産物じゃなくてメインだつうの」
呆れ気味にいわれても困る。
「だれよ。私は、要らないって取り上げたの!!」
「取り上げてません!! 進化させたんじゃい!!」
友美は、その進化させたやつをもらってないんだがと内心突っ込んでいた。
「もう少し待ってて!! 色々こだわってるから!!」
「こだわる必要があるの??」
「ズッ友への贈り物だぞ!? あるわ!!」
友美と白野威は、そんな話をしながら、洗濯物を干し終えると、リビングに。
窓を閉めると、そのまま籠を脱衣所に友美は、持っていき、白野威は、お気に入りの座布団の上に座った。
すると、ダイニングテーブルに置かれた、友美のスマホが鳴った。
白野威は、やれやれと立ち上がり、ダイニングテーブルに。
椅子の上に乗ると、器用に前足で、でた。
「もしもし~」
「白野威様!?」
電話の向こうで勇音が、ビックリしている。
「なにさ」
「すみません。あと燕青の玉知りませんか??」
白野威は、しばらくの沈黙の後。
「はぁーーー!!!??? あの熊失くしたのか!!??」
「はい……」
電話の向こうで勇音の呆れ気味の声色が。
「仲裁している間は、あったとか。なので、光先生が知らないかと……」
白野威は、呆れを通り越し、笑うことしかできなかった。
「起きたら、聞いといてやる」
「お願いいたします」
通話がきれ、白野威は、溜め息をもらした。
「命をどこに放置してきたのさ」
玉は、神子の命とも言える。それほどに深い関わりがあるのだ。
友美に玉が要らないのは、彼女の魂だからこそ。
力が制御できてない時は、万が一の時も考え、持たせていたが、今は、その心配もない。
「まったく……」
白野威は、椅子から降りると、リビングを出ていき、友美のところに。
「友美八咫鏡使うよー」
「分かったけど……なにに??」
「ちょっとね」
白野威がリビングに戻っていき、友美は、脱衣所で首をかしげた。
白野威は、リビングに戻ってくると、八咫鏡をだし、そして覗く。
「あった。あった」
とりあえず燕青の玉を見つけた。
「ウカのやつが持ってるのか……」
とりあえず光に確認して、後で連絡しよう。
八咫鏡を白野威は、片付けると、白野威は、座布団の上に座りそのまま昼寝し始めた。
昼前になり、光が起きてきた。
和室から出てくると、光は、欠伸をする。
「はぁ~」
御中も空いたし、なにか作るかと思い、そのままキッチンに。
手慣れた様子で光は、何か作っていくなか、リビングに友美が。
「私が作るのに!!」
「友美いいから」
友美は、申し訳なさそうな顔に。
「でも……」
「いいから」
「ならお願いね」
友美は、そういうと和室に。
トントンと包丁の音が聞こえ、白野威は、目を覚ました。
「光のやつ起きたか……」
身体を起こし、のびすると、そのままキッチンに。
「光燕青の玉知らない??」
光は、首をかしげた。
「いったいなにが??」
「いいから。どうなのさ」
「知らないが……」
「サンキュー」
白野威は、そのままキッチンから出ると、友美のスマホを器用に使い、電話をした。
「はい」
「勇音ない!!」
「ありがとうございます」
「とりあえずウカに聞きな」
「え??」
「じゃよろ」
白野威は、通話をきるとそのままリビングを出ていったが、光は、一部始終を見ながら、いったいなにがと疑問に。
友美と白野威は、リビングに、入ってきたが、友美が何故か呆れ顔に。
「なんちゅう事やねん」
「でもまぁ見つかったからいいじゃん」
「まぁせやけど……」
友美のこの反応からして、信じられないことが起こったのだろうか。
「友美なにが??」
「燕青が玉失くしたらしい」
光は、顔をひきつる。
「なぁ!?」
「まぁ白野威がみつけたみたい」
「見つかってよかったが、見つからなかったら、大変だったぞ!?」
それほどにまで玉とは、大切な物なのだ。
「そんなもん知らん!!」
白野威は、そういうと、座布団の上に。
「光は、その……」
「俺のは、耳に着けてる」
「ならよかった……」
友美は、ほっと安心した顔に。
「よし!! 炒飯出来た!!」
皿に光は、炒飯をもると、そのままリビングに持っていく。
「お昼食べよう」
「やっほーい!!」
白野威は、嬉しそうに炬燵に。そして光が炬燵の上に皿を置いたとたん嬉しそうに食べ始めた。
「うまい~」
「ならよかった」
「私たちも食べよっか」
「そうだな」
友美と光もその後炒飯を食べ始めた。美味しい炒飯と平和な日々、白野威は、こういう日は、やはりいいと思いながら、炒飯を食べるのであった。
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