光明ノ神子2
この家には、神がいる。
「相変わらずひっくり返ってる」
日が当たる座布団の上で、腹を出し寝ている狼。
このホッキョクオオカミをみて、普通は、オオカミかウルフドックと思うかもしれない。
友美は、もふもふの腹の毛をなでながら、微笑む。
「ここぬくぬくだもんね……」
この照らすに続く窓は、大きくて日当たりもいい。冬のお昼ねと場所としては、最適だ。
「そうだ!! せっかくだし使ってみよう!!」
何より昼間は、光がいない。自由に堪能できる。
友美は、立ち上がると、そのまま和室へ行き、そしてリビングを出た。
「むにゃ……」
リビングのドアが閉まり、白野威が目を覚ました。姿勢をもどしあくびをすると、後ろ足で耳をかく。
まさりその行動は、ワンコ。誰も信じないだろう。
この狼が太陽神だなんて。
「ふぁ~」
白野威は、時計を見た。時刻は、午後二時。
「まだ洗濯物は、大丈夫そうだね」
とりあえず立ち上がるの前足をのばし、尻を上げる姿勢でのびをした。
「友美がいない」
気配を探ると、どうやら洗面所にいるようだ。
「何やってるんだ??」
まぁいいかとも思いつつ白野威は、そのまま座布団の上に座り、外をみていると、友美が戻ってきた。
「この時間にパック!?」
友美の顔には、フェイスパックが。
「そりゃね!! 光がいると、どんな感じかヒアリング凄いし」
友美としてもゆったり味わいたいのである。
「それこの間買ったやつ??」
「そうそう!!」
先日見つけた良さげなフェイスパック。普段なら興味も示さないのに、友美は、気になり買ってみた。
「この香りがいい」
「爽やかさと上品さのある香りだね」
「そうだよね!!」
友美は、微笑むと、とりあえず炬燵にはいる。
「友美で使い心地は」
「いいと思う」
「ならよき」
友美もこれくらいならば、質問しても答えくれるが、光の場合さらに事細かく聞こうとするので既に嫌気がさされてしまっていた。
白野威は、友美のとなりにいくと、炬燵に潜った。
「何時も器用に……」
前足とマズルを使い器用に潜り、そして顔を炬燵布団から出す。
「ぬくぬく~」
「ホッキョクオオカミには、平気なのでは……」
「ホッキョクオオカミの姿をしてるだけで私は、普通の神だもん!! 寒いつうのー」
姿をそうしたとならばたぶん北極圏でも平気では、と友美は、思う。
だがよくよく思い出すと、シベリアンハスキーですら、炬燵をしってしまえば、二度とシベリアに戻れなくなってしまうらしい。
「まぁ温い方がいいってことかしら……」
シベリアハスキーしかり、アラスカンマラミュートしかり。
「ワンコってあんがいぬくぬくが好きなのか……」
友美は、ボソッと呟く。
「犬種によるさ」
「まぁそうだけど」
しかしSNSだとすでにシベリアに、帰れないシベリアハスキーの方が大多数のような気もする。
話をしていると時間は、あっという間に経つ。
友美は、フェイスパックをはずすと、パックの美容液を勿体ないと思った。
おもむろに折り畳み顔に、パックをつけ、残りも惜しみなく塗る。
「よし!!」
「すげ」
「白野威もやるじゃん」
「勿体ないしね」
けっきょく神子と神は、よく似ているのかもしれない。
友美は、立ち上がるの、フェイスパックをゴミ箱に。
「よし!!」
「メイクしないの??」
「今からしてもね??」
「幼稚園のお迎えあるのに??」
「すっぴんでいい!!」
白野威は、それは、どうなのかと思ったが、友美は、すっぴんでも綺麗だ。
なんなら、日頃のメイクもほとんどナチュラルメイクである。
「いちいちルースパウダーはたくのもね……」
「その発言全世界の多数のママさん含め女性敵にまわしてるぞ……」
「白野威だってメイク肌に負担になるもん!!」
友美は、そういうとため息を着く。
「世の中の女性は、朝からバリバリにメイクしてるからな!?」
「まぁそれは、昔からよね」
友美は、本当に凄いなと日々尊敬している。メイクを頑張る女性達を。
そして友美がこんなんだから、光がメイク技術を上げることになってしまったとも言える。
自分の愛する姫を可愛く綺麗にしたいという一心で。
「まぁそうだけど」
友美は、和室に。そして鞄を持ってくる。
「よし!! お迎え行くか!!」
「歩き??」
「螢に色々見させてあげたいしね!!」
「色々ねぇー」
ということでしたくをし、白野威もついていくことに。
いざ、家を出るも少し寒い。
「寒い……」
「そりゃ師走だからねー」
そんなことを話ながら、歩いて、幼稚園に向かうと、お迎えに来たママさん達が。
「おーメイクバリバリ」
友美は、凄いなと見るなか、彼女自身周りから実は、ノーメイクと思われていなかったりする。
「お母さん!!」
「螢!!」
さすがに白野威は、この時だけは、影のなか。
友美は、園庭で螢を出迎えると、息子の手には、何故か国語辞典が。
「今日は、ずっと、それを読んでましたよ!!」
「先生……え!?」
友美は、まさかと思うが、螢は、隣で頷く。
「螢お友達と遊んだ……??」
「遊んでないよ。課題は、やったけど」
誰だ課題なんていう幼稚園児に似つかわしい言葉を教えたのは。
「園長先生がさすがと」
「本当に……何時もありがとうございます」
「先生じゃね!!」
「じゃね螢くん!!」
友美は、手を繋ぎ、幼稚園を、出ると、白野威が出てきた。
「普通国語辞典持っていく!?」
「ちらぬい持っていく!! だって面白いもん!!」
相変わらずちらぬいなのが救いだ。この言葉たらずの言い方でそうかこの子は、幼稚園児だと思えるので。
「まぁ分かるけどさ」
「螢国語辞典お母さんが持とうか??」
「持つ!!」
螢は、慣れた手付きで、リュックに閉まった。
「これ常習ね……」
「光のやつ止められなかったな」
たぶん光が一番これは、避けたかったと泣きながら、いいそうだ。
「お母さん早く帰ろう!!」
「そうね。でもせっかくだしお散歩……」
「帰る」
友美は、目が点に。
「こりゃ読書モードだね」
「そうね……」
こうなった息子は、早く帰るしかいわないので、お散歩は、なし。
とりあえず家まで真っ直ぐ帰ると、手洗いうがいをし、螢は、そのまま炬燵にはいって絵本を読み出した。
「幼稚園で読んだやつの続き気になったから読んだけど面白くない」
螢は、そういうと絵本を片付けにリビングを出ていき、しばらくして、鉱石の専門書を持ち戻ってきた。
「螢鉱石気になるの??」
友美は、問いかけると螢は、頷く。
「うん!! 面白い!!」
「そっか!!」
てんとう虫やダンゴムシがポケットから山ほど出てくるとかいう男子あるあるは、今のところ少ないのでありがたいと思うなか、友美は、螢は、人生何周目なのかと時より、考えてしまう。
「まぁ輪廻転生してるんだから、何周目と考える方が馬鹿ね」
にしてもこう落ち着きがありすぎる気もする。
「ママただいまー!!」
柊麗が元気よくドアを開けリビングに入ってきた。
「おかえり」
柊麗は、ランドセルをダイニングデーブルに乗せるとふたを開け、プリントを友美に渡す。
「ありがとう」
「ママ宿題ここでしていい??」
「いいわよ」
「ありがとう!!」
珍しいこともあるなと友美は思いつつプリントを見た。
「とりあえず光案件」
友美は、そういうと和室に。
「ちろぬい金剛石ってダイヤ??」
「そうさ螢」
白野威は、螢の隣で座り、答える。
「ありがとう!!」
白野威に螢は、抱きつく。
白野威は、優しい顔をし、尻尾を揺らしていた。
この家には、神がいる。何故かという理由は、今目の前にある。
「白野威この計算こっちのやり方の方が楽だわ!!」
「柊麗それ、小学校で、習わんやつ。答えには、その計算式かくなよ!!」
「答えだけ書くから!!」
「あらふふふ」
本当に満足そうな白野威。友美は、楽しげに笑うと、キッチンにいったのであった。
白野威がここにいる理由を改めてしり、嬉しそうな顔をして。
「相変わらずひっくり返ってる」
日が当たる座布団の上で、腹を出し寝ている狼。
このホッキョクオオカミをみて、普通は、オオカミかウルフドックと思うかもしれない。
友美は、もふもふの腹の毛をなでながら、微笑む。
「ここぬくぬくだもんね……」
この照らすに続く窓は、大きくて日当たりもいい。冬のお昼ねと場所としては、最適だ。
「そうだ!! せっかくだし使ってみよう!!」
何より昼間は、光がいない。自由に堪能できる。
友美は、立ち上がると、そのまま和室へ行き、そしてリビングを出た。
「むにゃ……」
リビングのドアが閉まり、白野威が目を覚ました。姿勢をもどしあくびをすると、後ろ足で耳をかく。
まさりその行動は、ワンコ。誰も信じないだろう。
この狼が太陽神だなんて。
「ふぁ~」
白野威は、時計を見た。時刻は、午後二時。
「まだ洗濯物は、大丈夫そうだね」
とりあえず立ち上がるの前足をのばし、尻を上げる姿勢でのびをした。
「友美がいない」
気配を探ると、どうやら洗面所にいるようだ。
「何やってるんだ??」
まぁいいかとも思いつつ白野威は、そのまま座布団の上に座り、外をみていると、友美が戻ってきた。
「この時間にパック!?」
友美の顔には、フェイスパックが。
「そりゃね!! 光がいると、どんな感じかヒアリング凄いし」
友美としてもゆったり味わいたいのである。
「それこの間買ったやつ??」
「そうそう!!」
先日見つけた良さげなフェイスパック。普段なら興味も示さないのに、友美は、気になり買ってみた。
「この香りがいい」
「爽やかさと上品さのある香りだね」
「そうだよね!!」
友美は、微笑むと、とりあえず炬燵にはいる。
「友美で使い心地は」
「いいと思う」
「ならよき」
友美もこれくらいならば、質問しても答えくれるが、光の場合さらに事細かく聞こうとするので既に嫌気がさされてしまっていた。
白野威は、友美のとなりにいくと、炬燵に潜った。
「何時も器用に……」
前足とマズルを使い器用に潜り、そして顔を炬燵布団から出す。
「ぬくぬく~」
「ホッキョクオオカミには、平気なのでは……」
「ホッキョクオオカミの姿をしてるだけで私は、普通の神だもん!! 寒いつうのー」
姿をそうしたとならばたぶん北極圏でも平気では、と友美は、思う。
だがよくよく思い出すと、シベリアンハスキーですら、炬燵をしってしまえば、二度とシベリアに戻れなくなってしまうらしい。
「まぁ温い方がいいってことかしら……」
シベリアハスキーしかり、アラスカンマラミュートしかり。
「ワンコってあんがいぬくぬくが好きなのか……」
友美は、ボソッと呟く。
「犬種によるさ」
「まぁそうだけど」
しかしSNSだとすでにシベリアに、帰れないシベリアハスキーの方が大多数のような気もする。
話をしていると時間は、あっという間に経つ。
友美は、フェイスパックをはずすと、パックの美容液を勿体ないと思った。
おもむろに折り畳み顔に、パックをつけ、残りも惜しみなく塗る。
「よし!!」
「すげ」
「白野威もやるじゃん」
「勿体ないしね」
けっきょく神子と神は、よく似ているのかもしれない。
友美は、立ち上がるの、フェイスパックをゴミ箱に。
「よし!!」
「メイクしないの??」
「今からしてもね??」
「幼稚園のお迎えあるのに??」
「すっぴんでいい!!」
白野威は、それは、どうなのかと思ったが、友美は、すっぴんでも綺麗だ。
なんなら、日頃のメイクもほとんどナチュラルメイクである。
「いちいちルースパウダーはたくのもね……」
「その発言全世界の多数のママさん含め女性敵にまわしてるぞ……」
「白野威だってメイク肌に負担になるもん!!」
友美は、そういうとため息を着く。
「世の中の女性は、朝からバリバリにメイクしてるからな!?」
「まぁそれは、昔からよね」
友美は、本当に凄いなと日々尊敬している。メイクを頑張る女性達を。
そして友美がこんなんだから、光がメイク技術を上げることになってしまったとも言える。
自分の愛する姫を可愛く綺麗にしたいという一心で。
「まぁそうだけど」
友美は、和室に。そして鞄を持ってくる。
「よし!! お迎え行くか!!」
「歩き??」
「螢に色々見させてあげたいしね!!」
「色々ねぇー」
ということでしたくをし、白野威もついていくことに。
いざ、家を出るも少し寒い。
「寒い……」
「そりゃ師走だからねー」
そんなことを話ながら、歩いて、幼稚園に向かうと、お迎えに来たママさん達が。
「おーメイクバリバリ」
友美は、凄いなと見るなか、彼女自身周りから実は、ノーメイクと思われていなかったりする。
「お母さん!!」
「螢!!」
さすがに白野威は、この時だけは、影のなか。
友美は、園庭で螢を出迎えると、息子の手には、何故か国語辞典が。
「今日は、ずっと、それを読んでましたよ!!」
「先生……え!?」
友美は、まさかと思うが、螢は、隣で頷く。
「螢お友達と遊んだ……??」
「遊んでないよ。課題は、やったけど」
誰だ課題なんていう幼稚園児に似つかわしい言葉を教えたのは。
「園長先生がさすがと」
「本当に……何時もありがとうございます」
「先生じゃね!!」
「じゃね螢くん!!」
友美は、手を繋ぎ、幼稚園を、出ると、白野威が出てきた。
「普通国語辞典持っていく!?」
「ちらぬい持っていく!! だって面白いもん!!」
相変わらずちらぬいなのが救いだ。この言葉たらずの言い方でそうかこの子は、幼稚園児だと思えるので。
「まぁ分かるけどさ」
「螢国語辞典お母さんが持とうか??」
「持つ!!」
螢は、慣れた手付きで、リュックに閉まった。
「これ常習ね……」
「光のやつ止められなかったな」
たぶん光が一番これは、避けたかったと泣きながら、いいそうだ。
「お母さん早く帰ろう!!」
「そうね。でもせっかくだしお散歩……」
「帰る」
友美は、目が点に。
「こりゃ読書モードだね」
「そうね……」
こうなった息子は、早く帰るしかいわないので、お散歩は、なし。
とりあえず家まで真っ直ぐ帰ると、手洗いうがいをし、螢は、そのまま炬燵にはいって絵本を読み出した。
「幼稚園で読んだやつの続き気になったから読んだけど面白くない」
螢は、そういうと絵本を片付けにリビングを出ていき、しばらくして、鉱石の専門書を持ち戻ってきた。
「螢鉱石気になるの??」
友美は、問いかけると螢は、頷く。
「うん!! 面白い!!」
「そっか!!」
てんとう虫やダンゴムシがポケットから山ほど出てくるとかいう男子あるあるは、今のところ少ないのでありがたいと思うなか、友美は、螢は、人生何周目なのかと時より、考えてしまう。
「まぁ輪廻転生してるんだから、何周目と考える方が馬鹿ね」
にしてもこう落ち着きがありすぎる気もする。
「ママただいまー!!」
柊麗が元気よくドアを開けリビングに入ってきた。
「おかえり」
柊麗は、ランドセルをダイニングデーブルに乗せるとふたを開け、プリントを友美に渡す。
「ありがとう」
「ママ宿題ここでしていい??」
「いいわよ」
「ありがとう!!」
珍しいこともあるなと友美は思いつつプリントを見た。
「とりあえず光案件」
友美は、そういうと和室に。
「ちろぬい金剛石ってダイヤ??」
「そうさ螢」
白野威は、螢の隣で座り、答える。
「ありがとう!!」
白野威に螢は、抱きつく。
白野威は、優しい顔をし、尻尾を揺らしていた。
この家には、神がいる。何故かという理由は、今目の前にある。
「白野威この計算こっちのやり方の方が楽だわ!!」
「柊麗それ、小学校で、習わんやつ。答えには、その計算式かくなよ!!」
「答えだけ書くから!!」
「あらふふふ」
本当に満足そうな白野威。友美は、楽しげに笑うと、キッチンにいったのであった。
白野威がここにいる理由を改めてしり、嬉しそうな顔をして。
