光明ノ神子2
友美は、悩んでいた。
「光離れなさい!!」
離れないのだ光が。
「そもそも友美が欲しいもの言わないからだろ!?」
頬を膨らませ不満を垂れる光だが、友美は、そんな、彼を見て、本気で、ぶん殴ろうかと考えてしまっていた。
「友美が誕生日に欲しいもの言ったら、離れます!!」
「なら現なま!!」
「なんて冷たいんだ!?」
「なんでそうなるのよ!! 現金あれば楽でしょう!? 楽!!」
「友美それ絶対に俺や子供たちのために使うだろ!?」
「悪いか!?」
「誕生日プレゼントの意味ないじゃないか!!」
本当にこの夫婦は、いつも元気だ。何よりも仲良しである。
互いに互いを想っているからこそのこの喧嘩。
白野威は、本当に元気だなとそんな二人を眺めていた。
「なんで家族のために使おうとするんだ!! 友美の誕生日なのに!!」
「家族がいるからこそ幸せともいえるからよ!!」
こりゃなかなか互いに折れなさそうだ。
「自分の幸せを考えて!!」
「考えてるわ!!」
友美は、そういうと、続ける。
「大学院まで出させてもらえたよ!!」
「それは、友美が行きたいといったからで……」
「多くの大学在学中で、子供のいる家庭は、普通それができないの!! だから、それをさせてもらえたってだけでも私は、幸せなの!!」
光は、不満そうな顔に。
「そんな小さいこと!?」
「小さいって……」
光の言いたいことは、分かるが、友美にとっては、大学院までいけたことは、とても幸せな事なのだ。
「俺は、もっと友美に幸せになって欲しいんだ!! だから……」
何故かうるうると目をさせる光に友美は、困り顔に。
「本当にまったく」
友美は、ならと考える。
「ケーキ食べたい!!」
「それだけ??」
「それだけ!!」
光は、頬を膨らます。
「家族で楽しめるものじゃないか……」
「私だけで楽しめるものをいえと!?」
「うん」
光は、頷く。
「マジか……」
友美は、絶句した。
「ほら!! 欲しいものとか!!」
「ない!!」
「なに!?」
いきなりいわれてもないのである。
光は、困った顔に。
「う~んジュエリーは……」
「事あるごとに光がくれるから要らない」
「なら簪は!?」
「ある!!」
友美は、これは、何か贈る物をリクエストしない限り、光が離れないと感じた。
「じゃ、バニーガールの……」
「却下」
この時光は、凄い冷たい目をしていた。
「……光本当にバニーガールの服嫌いよね」
「あんなもん友美に着せるくらいなら、楸に着せるわ!!」
それは、楸が可哀想なのでやめてあげてくれの友美は、本気で思った。
「楸体格いいし……」
「あの顔だし需要はある!!」
「楸の尊厳破壊しない!!」
寝転がりながら、白野威は、友美と光の会話を聞いて、想像し、思わず、吹き出しかける。
ネタとしては、面白い。
「ブー」
「光って楸をおもちゃにしたない??」
「友美失礼な!!」
夫婦とは、こういうところも似ているようだ。
「そう……」
友美は、無自覚に、光は、やっているなと確信した。楸をいじることを。
「なら、工芸茶を」
「それ、ほぼ俺の趣味だろ!?」
「光と飲むまでセットでどう?? 光の時間もちょうだい」
光は、とりあえず微笑む。
「本当は、もっと甘えて欲しいんだよ~??」
「十分甘えさせてもらってるわよ」
「そんなことない!! まだ友美に高級マンション買ってない!! この家の名義も友美だし……」
「さらりと、マンション買い与えようとするな!! 不動産運営するぞ!? 他の物件みたく!!」
実は、友美は、不動産投資もしており、そっちの収入もけっこうある。
「ビル持ちにいわれると洒落にならない……」
「本気でやるけど?? だって、高級マンションは、賃貸でも皆入りたがるし、なんなら、所得ある人が入るから、借りるニーズもまともな人多めだし」
「確かに……友美の持ってる不動産ってどれも高級立地とかだもんな……ビルしかり……」
「それは、天照が色々見繕ってくれたから!!」
「さすが神の愛娘……」
本当に神に気に入られた人は、凄いともいえる。
「まぁね!!」
本当に自分は、幸せなのだ。だからこそ、今は、これ以上欲しいものは、ないともいえる。
「スマホの名義まで友美にされたらさすがに泣く」
「心配しなくてもしないわよ!!」
と友美がいったとき思い出した。
「そうだ!! 欲しいものあった!!」
光は、驚いた顔をするが、すぐに瞳を煌めかせる。
「なに??」
「スマホケース!!」
友美は、スマホを取り出すと、光に画面を見せた。
「このシマエナガのケース可愛いでしょう?? だから光と一緒に持ちたいな!! って思ってたの忘れてた!!」
しかし思い出せてよかったと、友美は、微笑む。
光は、本当に友美は、色々欲張らないなと思いながら、笑った。
「工芸茶とケーキと、スマホケースっていくら高く見積もっても二万円超えない」
「二万円も使うのは、もったいないです!!」
「愛する妻の誕生日プレゼントなら、皆もっと使うと思うが……」
「知らないわ。そもそも、私は、光しか経験してないんだから!!」
友美は、頬を膨らます。
「浮気してやろうか!?」
「しなくていいです!!」
されたら、たぶん本気で泣いて、しばらく世界は、豪雨になるに違いない。
「それに浮いた資金は、子供達の事に使えるでしょう??」
「まぁこれから更に要りようだしな……」
「そうそう!! 四人とも大学までいかせるのもなかなかいるし!! 塾行くっていわれたら、ねぇ??」
「でも塾行くって誰一人として言わなさそうなんだな……むしろ行くだけ無駄。それで、本買って勉強するって言いそう……」
確かに子供達の事を想像すると、四人ともにそれを言いそうなので、友美は、困り顔に。
「まぁ私も塾行ったことないし……なんとかなる??」
「するしかないかな」
「まぁそもそもの、原因が、光なので、もしもって時は、光に、頑張ってもらうわ!!」
「えっ!?」
「産後の恨みは、一生って言うでしょう??」
「産後じゃないと思うんですが!? せめて、10ヶ月とか……」
「でも興味示したからって色々専門書見せて、読み聞かせたのは、光よ??」
友美は、にっこり笑うが、さすがにこれには、光も反論した。
「専門書見せないで、絵本見せても、絵本ポイってするからだ!!」
「そうだった……」
「友美酷い」
「それは、お互い様よ!!」
「確かに」
「とりあえずこれで、お誕生日プレゼントに関しては、問題解決でしょう??」
さてさて話は、終わりと友美が思った時、光は、言った。
「まだだよ??」
「えっ!?」
「ケーキ何いいか、決めないと!!」
「えっ!? サプライズという選択肢は!?」
「ウエディングケーキ作っていいなら!!」
友美は、笑う光に溜め息をつく。絶対に本気で張り切って作る。光なら。
「分かったわ……ならフランボワーズとチョコ」
「分かった!!」
本当にいつもながら、何故誕生日は、こうも張り切るのか。
友美は、にっこり微笑む光を見ながら、思う。
そしてそんな二人を見ていた白野威は、本当に平和だなとまた昼寝を始めるのであった。
「光離れなさい!!」
離れないのだ光が。
「そもそも友美が欲しいもの言わないからだろ!?」
頬を膨らませ不満を垂れる光だが、友美は、そんな、彼を見て、本気で、ぶん殴ろうかと考えてしまっていた。
「友美が誕生日に欲しいもの言ったら、離れます!!」
「なら現なま!!」
「なんて冷たいんだ!?」
「なんでそうなるのよ!! 現金あれば楽でしょう!? 楽!!」
「友美それ絶対に俺や子供たちのために使うだろ!?」
「悪いか!?」
「誕生日プレゼントの意味ないじゃないか!!」
本当にこの夫婦は、いつも元気だ。何よりも仲良しである。
互いに互いを想っているからこそのこの喧嘩。
白野威は、本当に元気だなとそんな二人を眺めていた。
「なんで家族のために使おうとするんだ!! 友美の誕生日なのに!!」
「家族がいるからこそ幸せともいえるからよ!!」
こりゃなかなか互いに折れなさそうだ。
「自分の幸せを考えて!!」
「考えてるわ!!」
友美は、そういうと、続ける。
「大学院まで出させてもらえたよ!!」
「それは、友美が行きたいといったからで……」
「多くの大学在学中で、子供のいる家庭は、普通それができないの!! だから、それをさせてもらえたってだけでも私は、幸せなの!!」
光は、不満そうな顔に。
「そんな小さいこと!?」
「小さいって……」
光の言いたいことは、分かるが、友美にとっては、大学院までいけたことは、とても幸せな事なのだ。
「俺は、もっと友美に幸せになって欲しいんだ!! だから……」
何故かうるうると目をさせる光に友美は、困り顔に。
「本当にまったく」
友美は、ならと考える。
「ケーキ食べたい!!」
「それだけ??」
「それだけ!!」
光は、頬を膨らます。
「家族で楽しめるものじゃないか……」
「私だけで楽しめるものをいえと!?」
「うん」
光は、頷く。
「マジか……」
友美は、絶句した。
「ほら!! 欲しいものとか!!」
「ない!!」
「なに!?」
いきなりいわれてもないのである。
光は、困った顔に。
「う~んジュエリーは……」
「事あるごとに光がくれるから要らない」
「なら簪は!?」
「ある!!」
友美は、これは、何か贈る物をリクエストしない限り、光が離れないと感じた。
「じゃ、バニーガールの……」
「却下」
この時光は、凄い冷たい目をしていた。
「……光本当にバニーガールの服嫌いよね」
「あんなもん友美に着せるくらいなら、楸に着せるわ!!」
それは、楸が可哀想なのでやめてあげてくれの友美は、本気で思った。
「楸体格いいし……」
「あの顔だし需要はある!!」
「楸の尊厳破壊しない!!」
寝転がりながら、白野威は、友美と光の会話を聞いて、想像し、思わず、吹き出しかける。
ネタとしては、面白い。
「ブー」
「光って楸をおもちゃにしたない??」
「友美失礼な!!」
夫婦とは、こういうところも似ているようだ。
「そう……」
友美は、無自覚に、光は、やっているなと確信した。楸をいじることを。
「なら、工芸茶を」
「それ、ほぼ俺の趣味だろ!?」
「光と飲むまでセットでどう?? 光の時間もちょうだい」
光は、とりあえず微笑む。
「本当は、もっと甘えて欲しいんだよ~??」
「十分甘えさせてもらってるわよ」
「そんなことない!! まだ友美に高級マンション買ってない!! この家の名義も友美だし……」
「さらりと、マンション買い与えようとするな!! 不動産運営するぞ!? 他の物件みたく!!」
実は、友美は、不動産投資もしており、そっちの収入もけっこうある。
「ビル持ちにいわれると洒落にならない……」
「本気でやるけど?? だって、高級マンションは、賃貸でも皆入りたがるし、なんなら、所得ある人が入るから、借りるニーズもまともな人多めだし」
「確かに……友美の持ってる不動産ってどれも高級立地とかだもんな……ビルしかり……」
「それは、天照が色々見繕ってくれたから!!」
「さすが神の愛娘……」
本当に神に気に入られた人は、凄いともいえる。
「まぁね!!」
本当に自分は、幸せなのだ。だからこそ、今は、これ以上欲しいものは、ないともいえる。
「スマホの名義まで友美にされたらさすがに泣く」
「心配しなくてもしないわよ!!」
と友美がいったとき思い出した。
「そうだ!! 欲しいものあった!!」
光は、驚いた顔をするが、すぐに瞳を煌めかせる。
「なに??」
「スマホケース!!」
友美は、スマホを取り出すと、光に画面を見せた。
「このシマエナガのケース可愛いでしょう?? だから光と一緒に持ちたいな!! って思ってたの忘れてた!!」
しかし思い出せてよかったと、友美は、微笑む。
光は、本当に友美は、色々欲張らないなと思いながら、笑った。
「工芸茶とケーキと、スマホケースっていくら高く見積もっても二万円超えない」
「二万円も使うのは、もったいないです!!」
「愛する妻の誕生日プレゼントなら、皆もっと使うと思うが……」
「知らないわ。そもそも、私は、光しか経験してないんだから!!」
友美は、頬を膨らます。
「浮気してやろうか!?」
「しなくていいです!!」
されたら、たぶん本気で泣いて、しばらく世界は、豪雨になるに違いない。
「それに浮いた資金は、子供達の事に使えるでしょう??」
「まぁこれから更に要りようだしな……」
「そうそう!! 四人とも大学までいかせるのもなかなかいるし!! 塾行くっていわれたら、ねぇ??」
「でも塾行くって誰一人として言わなさそうなんだな……むしろ行くだけ無駄。それで、本買って勉強するって言いそう……」
確かに子供達の事を想像すると、四人ともにそれを言いそうなので、友美は、困り顔に。
「まぁ私も塾行ったことないし……なんとかなる??」
「するしかないかな」
「まぁそもそもの、原因が、光なので、もしもって時は、光に、頑張ってもらうわ!!」
「えっ!?」
「産後の恨みは、一生って言うでしょう??」
「産後じゃないと思うんですが!? せめて、10ヶ月とか……」
「でも興味示したからって色々専門書見せて、読み聞かせたのは、光よ??」
友美は、にっこり笑うが、さすがにこれには、光も反論した。
「専門書見せないで、絵本見せても、絵本ポイってするからだ!!」
「そうだった……」
「友美酷い」
「それは、お互い様よ!!」
「確かに」
「とりあえずこれで、お誕生日プレゼントに関しては、問題解決でしょう??」
さてさて話は、終わりと友美が思った時、光は、言った。
「まだだよ??」
「えっ!?」
「ケーキ何いいか、決めないと!!」
「えっ!? サプライズという選択肢は!?」
「ウエディングケーキ作っていいなら!!」
友美は、笑う光に溜め息をつく。絶対に本気で張り切って作る。光なら。
「分かったわ……ならフランボワーズとチョコ」
「分かった!!」
本当にいつもながら、何故誕生日は、こうも張り切るのか。
友美は、にっこり微笑む光を見ながら、思う。
そしてそんな二人を見ていた白野威は、本当に平和だなとまた昼寝を始めるのであった。
