後日談
「え?? 神子について知りたい!?」
仕事をしていると突然正雪から言われ、友美は、おどろいた。
「調べても面白くないわよ??」
「しかし……このままでは、いけない気すがる」
正座をされ、真面目な顔をし言われれば駄目とは、いいずらい。
「はぁ……」
「姫……」
「分かったわよ。でも面白くないからね??」
決して面白くない。友美は、念押しで言うが、正雪は、諦める気がないようだ。
「とりあえず書庫にあるものでもいい??」
「もちろん」
友美は、そういうと書庫にいき、古い書物を山のようにリビングに、持ってきた。
「姫ここで……」
「読んでね。色々辛いことも書いてるだろうから」
主の監視つきというべきか、はたまた心配だからこそなのか。正雪は、しかたがないとさっそく書物を読み出した。
主の隣で古い書物を読むなか、正雪は、顔を青ざめていた。
背筋がゾクッとし正雪は、書物を閉じた。
「……」
「だから言ったでしょう?? 面白くないって」
友美は、そういうと正雪が閉じた書物の題名が目にはいった。
「……これは」
「姫これ春画!!」
「なかなか粋でしょう??」
そういえば主は、時々悪戯をしてくると聞いたことがある。
正雪は、はっとした顔をした。
「姫!!」
「ふふふふ。ごめんなさい!! ちょっとからかいたくて!!」
友美は、怒る正雪をみながらいうと、ある書物を見せた。
「これよ」
そこには、神子と題名が。
「ならこれは……」
「春画」
「姫!! こちらは、真面目なのだが!!??」
「まぁ怒らないの!! その本は、本物だから読んでみて」
半信半疑で正雪は、書物を読むと、間違いなく神子について書かれた本だった。
全て読み終え、正雪は、友美をじっとみた。
「姫……私は……」
「知りたいことは、知れた??」
「一応」
たぶんこの書物に、書かれたことが全てでは、ない。しかし主が何故特別なのか少しは知ることが出来た。
「姫……姫ならば私の求めた……」
「作ることは、出来るでしょうね。でも私は、それをしないわ。だって神でも醜い争いをするのよ?? 人なんて作り替えたところで同じよ結局」
友美は、そういうと微笑む。
「だからこそ幸せに生きてか……貴殿には、本当におどろかされてばかりだ……」
「そりゃ神子ですから!!」
本当に不思議な主だが、信頼できることだけは、確かだ。
正雪は、微笑む。
「姫」
「なに??」
「改めて宜しくお願い申し上げる」
「えぇ。式なんてやめたかったら何時でもいっていいから」
「それは、当分先かな」
二人は、微笑みあう。
主のことをさらに知れよかった。正雪は、そう思いながら、楽しげに笑ったのであった。
仕事をしていると突然正雪から言われ、友美は、おどろいた。
「調べても面白くないわよ??」
「しかし……このままでは、いけない気すがる」
正座をされ、真面目な顔をし言われれば駄目とは、いいずらい。
「はぁ……」
「姫……」
「分かったわよ。でも面白くないからね??」
決して面白くない。友美は、念押しで言うが、正雪は、諦める気がないようだ。
「とりあえず書庫にあるものでもいい??」
「もちろん」
友美は、そういうと書庫にいき、古い書物を山のようにリビングに、持ってきた。
「姫ここで……」
「読んでね。色々辛いことも書いてるだろうから」
主の監視つきというべきか、はたまた心配だからこそなのか。正雪は、しかたがないとさっそく書物を読み出した。
主の隣で古い書物を読むなか、正雪は、顔を青ざめていた。
背筋がゾクッとし正雪は、書物を閉じた。
「……」
「だから言ったでしょう?? 面白くないって」
友美は、そういうと正雪が閉じた書物の題名が目にはいった。
「……これは」
「姫これ春画!!」
「なかなか粋でしょう??」
そういえば主は、時々悪戯をしてくると聞いたことがある。
正雪は、はっとした顔をした。
「姫!!」
「ふふふふ。ごめんなさい!! ちょっとからかいたくて!!」
友美は、怒る正雪をみながらいうと、ある書物を見せた。
「これよ」
そこには、神子と題名が。
「ならこれは……」
「春画」
「姫!! こちらは、真面目なのだが!!??」
「まぁ怒らないの!! その本は、本物だから読んでみて」
半信半疑で正雪は、書物を読むと、間違いなく神子について書かれた本だった。
全て読み終え、正雪は、友美をじっとみた。
「姫……私は……」
「知りたいことは、知れた??」
「一応」
たぶんこの書物に、書かれたことが全てでは、ない。しかし主が何故特別なのか少しは知ることが出来た。
「姫……姫ならば私の求めた……」
「作ることは、出来るでしょうね。でも私は、それをしないわ。だって神でも醜い争いをするのよ?? 人なんて作り替えたところで同じよ結局」
友美は、そういうと微笑む。
「だからこそ幸せに生きてか……貴殿には、本当におどろかされてばかりだ……」
「そりゃ神子ですから!!」
本当に不思議な主だが、信頼できることだけは、確かだ。
正雪は、微笑む。
「姫」
「なに??」
「改めて宜しくお願い申し上げる」
「えぇ。式なんてやめたかったら何時でもいっていいから」
「それは、当分先かな」
二人は、微笑みあう。
主のことをさらに知れよかった。正雪は、そう思いながら、楽しげに笑ったのであった。