光明ノ神子にかわり代理審神者勤めます
クリスマスイブの夜友美は、ごそごそリビングでしていた。
「姫こんなもんか??」
友美は、国広を見て呆れ顔に。
「国広がサンタコスとは……」
光も少し驚いている。
「サンタするからにはな。旦那」
「ものほんのサンタ来るのに??」
この家には、毎年サンタが来ている。ちょっこら休憩がてらに。
友美は、今年は、とうとうここまでするかと思っていた。
「来るのにだ」
とりあえず滞りなく任務を遂行しなくては、ならない。
友美たちがそう思った時、何故かリビングのドアが開いた。
「ひめ……」
なんと寝ているはずの正雪が起きている。
国広は、慌ててロフトに登り、光は、なんとか、それを隠す。
「正雪どうしたの??」
眠そうな顔をし、正雪は、ぽてぽてと友美のところに。
「むぅ……」
「怖い夢見た??」
「みてない……おやみなさい……」
「おやすみ」
友美は、優しく頭を撫でると、正雪は、ふにゃっと笑い、リビングを出ていった。
ドアが閉まり、しばらくして、そろりそろりと国広がロフトから降りてくる。
「姫起きると思うか??」
「大丈夫!! さっきぐっすり眠れるように光明使ったから!!」
友美は、親指を立て言うので、国広と光は、そこまでのことかとも思った。
しかしクリスマスイブの夜は、世の中の親にとっては、ある意味戦。
サンタが来てくれると言っても、彼らの戦は、終わらないのである。
「よし!! なら作戦開始!!」
ということで、手分けしてまずは、四人姉弟の所に行き、物を設置した。
「とりあえず後は、サンタさんに任せるとして……」
リビングでは、友美が少し悩ましそうな顔に。
「正雪よね」
「正雪だな」
「一応寝ていたんだろ??」
光は、友美と国広に問いかけた。
「寝てたけど、術が効いてくるまで少しかかるから、まだ起きそうなのよ」
一応のほほんとしていても、武士であり、たぶんその気になれば微かな、物音でも目を覚まし、対処くらいは、正雪は、出来るはずだ。というか出来て欲しい。
「姫正雪一応武士だもんな……」
「一応ね。それに問題への対処も出来るだけの応用力もあるも思うのだけれど……」
友美は、悩ましそうな顔に。
「最近は、何かあると、国広ー!! か姫ー!! だものね……」
「俺もよく光殿ー!! って助け求められるしな」
友美たちは、苦笑い。
「姫ならサンタに託す方がいいか??」
せっかく気合いを入れ、サンタコスをしている国広のことを考えると、少し心が痛む。
「国広のやる気と想いを無駄にしたくないわ。それに皆からのクリスマスプレゼンも預かってるんでしょう??」
こそこそと正雪にばれないように、刀剣達は、相談し、正雪にプレゼンを贈ることに。そして代表として本日国広が枕元に置く役目を引き付けた。
「そうだが……」
「だから袋が大きいのか……」
国広の持ってきた袋を思い出して、光は、言った。
「お菓子の詰め合わせだけどな」
「で小さいのは、国広から??」
国広は、頷く。
「先日可愛い白くまのぬいぐるみをみて、諦めてたからそれだ」
また可愛いものを欲しがっていたんだなと友美と光は、笑った。
「つららでよくないか??」
「光つららちゃん生きてるから無理」
国広も頷く。
「旦那それに独占されたくないだろ??」
光は、素直に頷く。
「確かに」
なにより、正雪嫌いとつららがいいそうである。
「うちは、なんで、可愛いにあふれてるんだ……」
「光が可愛いからじゃない??」
「なるほど!!」
何故そこで納得できるのかと、国広は、思ってしまった。
しかしそこが素直な光のいいところとも言える。
(姫しかり、旦那しかり、一応素直だからなぁ……そりゃ正雪があのままなのも納得がいくが……)
しばらくそんな話しをしていると、友美が真剣な顔に。
「国広いける」
「分かった」
とりあえず音をた立てずに、国広は、袋をもってリビングを出ていった。
「友美もうそろそろか??」
「かもね」
ということで友美と光は、キッチンに。
国広は、そろりそろりと正雪の枕元に、袋を置くと、そのまま彼女の部屋からでた。
「よし」
これにて、ミッションコンプリート。
国広は、そのままリビングに戻ると、サンタの服を脱ぐ。
「旦那と姫は、サンタ用の準備か??」
キッチンにいる友美達に国広は、聞くと、友美たちは、頷いた。
「そうよ」
「毎年来るからなぁ」
ある意味毎年来るサンタも凄いなと国広は、思う。
「そりゃ毎年来るくらい居心地がよいんじゃ」
国広は、隣をみた。
サンタが笑っていたからだ。
「……おい。勝手に入ってきていいのか?? 不法侵入だろ??」
的確に突っ込んできた付喪神に、サンタは、コイツやりおると少し感心した。
「サンタとは、不法侵入が許される!! クリスマスのみな!!」
「……まぁ煙突からだもんな」
「そうじゃ」
サンタは、そういうと、国広に箱を渡す。
「メリークリスマス!!」
「ありがとう……」
まさか貰えるなんて。国広は、少し驚いていた。
その後サンタは、子供達と等の部屋に。
「サンタさん今年もお疲れ様です」
サンタが戻ってくると菓子を友美達は、渡した。
「ありがとう姫、神子さん」
そしてサンタは、二人にもなにか渡すと、そのまま次の場所へ向かった。
「まさか俺まで貰うとはな……」
国広は、箱をみて呟く。
「それだけ頑張ってるということじゃない??」
確かに国広は、日々頑張っていると友美も思う。主に、正雪の世話に。
国広は、少し心を弾ませながら、箱を開けると、中には、何んと。
「磁気ネックレスか。しかも強力な!!」
国広は、嬉しそうだが、友美と光は、現実味ありすぎでは、サンタさんと思っていた。
「ちょうど肩こりが酷かったから嬉しい」
なお本刀剣は、とても喜んでいるのでいいかもしれない。
「姫、旦那じゃ帰る」
「国広ありがとうね」
「おやすみなさい」
その後国広は、そのまま帰り、友美と光も就寝した。
翌朝になり、正雪は、目を覚ますと、ひんやりとした空気に、思わず布団に潜る。
「寒い……」
本日は、クリスマス。江戸では、ナタラと呼ばれていた、バテレンにとっては、とても大切な日だが、日ノ本の人々にとっては、そこまで、重要な日では、なく楽しむ日になっているようだ。
正雪は、ぬくぬくの布団を堪能しつつも、時間を確認しようと枕元のスマホに手を伸ばした時、気付いた。
大きな袋が置かれてることに。
「昨年も……クリスマス……」
まだ覚めてない頭で正雪は、ゆっくりと考え、ハッとした。
「プレゼント!?」
慌てて布団から飛び出で、袋を開けると、中には、化粧品やらお菓子やらが入っていた。
「まさか……サンタクロース??」
しかしサンタクロースは、おもちゃをくれるのでは、ないのだろうかとも正雪は、思った。
しかしこの娘そうとう純粋無垢で素直だ。
「今のサンタクロースは、にゅうなんなのだな!!」
となっていた。
もう一つ置かれた袋を開けると、中には、欲しいが買うには、高いと思っていた白くまのぬいぐるみが。
正雪は、瞳を煌めかせると、さっそく写真を撮り、それをそのまま国広にメッセージを送った。
「よし!!」
そしてそのまま着替え、布団を片付けると、菓子を持ち、部屋をでた。
リビングにある皆で食べるお菓子籠に正雪は、菓子を入れた。
「正雪それ……」
「姫サンタクロース殿から頂いたゆえお裾分けだ!!」
正雪は、そういうも微笑む。
「ありがとう」
「屋敷にも持っていかねば!!」
正雪は、そういえと、部屋に戻っていった。
「皆あげたお菓子が戻ってきてビックルするかも??」
しかしそれもまた面白いかもしれない。
刀剣達は、たぶん正雪が善意からお裾分けとして、持ってきたことは、なんとなく、察するだろう。
だからありがとうと知らんすりをするのかもしれない。
「今年のクリスマスも成功かな」
友美は、そう呟くと優しく微笑むのであった。安心した顔をして。
「姫こんなもんか??」
友美は、国広を見て呆れ顔に。
「国広がサンタコスとは……」
光も少し驚いている。
「サンタするからにはな。旦那」
「ものほんのサンタ来るのに??」
この家には、毎年サンタが来ている。ちょっこら休憩がてらに。
友美は、今年は、とうとうここまでするかと思っていた。
「来るのにだ」
とりあえず滞りなく任務を遂行しなくては、ならない。
友美たちがそう思った時、何故かリビングのドアが開いた。
「ひめ……」
なんと寝ているはずの正雪が起きている。
国広は、慌ててロフトに登り、光は、なんとか、それを隠す。
「正雪どうしたの??」
眠そうな顔をし、正雪は、ぽてぽてと友美のところに。
「むぅ……」
「怖い夢見た??」
「みてない……おやみなさい……」
「おやすみ」
友美は、優しく頭を撫でると、正雪は、ふにゃっと笑い、リビングを出ていった。
ドアが閉まり、しばらくして、そろりそろりと国広がロフトから降りてくる。
「姫起きると思うか??」
「大丈夫!! さっきぐっすり眠れるように光明使ったから!!」
友美は、親指を立て言うので、国広と光は、そこまでのことかとも思った。
しかしクリスマスイブの夜は、世の中の親にとっては、ある意味戦。
サンタが来てくれると言っても、彼らの戦は、終わらないのである。
「よし!! なら作戦開始!!」
ということで、手分けしてまずは、四人姉弟の所に行き、物を設置した。
「とりあえず後は、サンタさんに任せるとして……」
リビングでは、友美が少し悩ましそうな顔に。
「正雪よね」
「正雪だな」
「一応寝ていたんだろ??」
光は、友美と国広に問いかけた。
「寝てたけど、術が効いてくるまで少しかかるから、まだ起きそうなのよ」
一応のほほんとしていても、武士であり、たぶんその気になれば微かな、物音でも目を覚まし、対処くらいは、正雪は、出来るはずだ。というか出来て欲しい。
「姫正雪一応武士だもんな……」
「一応ね。それに問題への対処も出来るだけの応用力もあるも思うのだけれど……」
友美は、悩ましそうな顔に。
「最近は、何かあると、国広ー!! か姫ー!! だものね……」
「俺もよく光殿ー!! って助け求められるしな」
友美たちは、苦笑い。
「姫ならサンタに託す方がいいか??」
せっかく気合いを入れ、サンタコスをしている国広のことを考えると、少し心が痛む。
「国広のやる気と想いを無駄にしたくないわ。それに皆からのクリスマスプレゼンも預かってるんでしょう??」
こそこそと正雪にばれないように、刀剣達は、相談し、正雪にプレゼンを贈ることに。そして代表として本日国広が枕元に置く役目を引き付けた。
「そうだが……」
「だから袋が大きいのか……」
国広の持ってきた袋を思い出して、光は、言った。
「お菓子の詰め合わせだけどな」
「で小さいのは、国広から??」
国広は、頷く。
「先日可愛い白くまのぬいぐるみをみて、諦めてたからそれだ」
また可愛いものを欲しがっていたんだなと友美と光は、笑った。
「つららでよくないか??」
「光つららちゃん生きてるから無理」
国広も頷く。
「旦那それに独占されたくないだろ??」
光は、素直に頷く。
「確かに」
なにより、正雪嫌いとつららがいいそうである。
「うちは、なんで、可愛いにあふれてるんだ……」
「光が可愛いからじゃない??」
「なるほど!!」
何故そこで納得できるのかと、国広は、思ってしまった。
しかしそこが素直な光のいいところとも言える。
(姫しかり、旦那しかり、一応素直だからなぁ……そりゃ正雪があのままなのも納得がいくが……)
しばらくそんな話しをしていると、友美が真剣な顔に。
「国広いける」
「分かった」
とりあえず音をた立てずに、国広は、袋をもってリビングを出ていった。
「友美もうそろそろか??」
「かもね」
ということで友美と光は、キッチンに。
国広は、そろりそろりと正雪の枕元に、袋を置くと、そのまま彼女の部屋からでた。
「よし」
これにて、ミッションコンプリート。
国広は、そのままリビングに戻ると、サンタの服を脱ぐ。
「旦那と姫は、サンタ用の準備か??」
キッチンにいる友美達に国広は、聞くと、友美たちは、頷いた。
「そうよ」
「毎年来るからなぁ」
ある意味毎年来るサンタも凄いなと国広は、思う。
「そりゃ毎年来るくらい居心地がよいんじゃ」
国広は、隣をみた。
サンタが笑っていたからだ。
「……おい。勝手に入ってきていいのか?? 不法侵入だろ??」
的確に突っ込んできた付喪神に、サンタは、コイツやりおると少し感心した。
「サンタとは、不法侵入が許される!! クリスマスのみな!!」
「……まぁ煙突からだもんな」
「そうじゃ」
サンタは、そういうと、国広に箱を渡す。
「メリークリスマス!!」
「ありがとう……」
まさか貰えるなんて。国広は、少し驚いていた。
その後サンタは、子供達と等の部屋に。
「サンタさん今年もお疲れ様です」
サンタが戻ってくると菓子を友美達は、渡した。
「ありがとう姫、神子さん」
そしてサンタは、二人にもなにか渡すと、そのまま次の場所へ向かった。
「まさか俺まで貰うとはな……」
国広は、箱をみて呟く。
「それだけ頑張ってるということじゃない??」
確かに国広は、日々頑張っていると友美も思う。主に、正雪の世話に。
国広は、少し心を弾ませながら、箱を開けると、中には、何んと。
「磁気ネックレスか。しかも強力な!!」
国広は、嬉しそうだが、友美と光は、現実味ありすぎでは、サンタさんと思っていた。
「ちょうど肩こりが酷かったから嬉しい」
なお本刀剣は、とても喜んでいるのでいいかもしれない。
「姫、旦那じゃ帰る」
「国広ありがとうね」
「おやすみなさい」
その後国広は、そのまま帰り、友美と光も就寝した。
翌朝になり、正雪は、目を覚ますと、ひんやりとした空気に、思わず布団に潜る。
「寒い……」
本日は、クリスマス。江戸では、ナタラと呼ばれていた、バテレンにとっては、とても大切な日だが、日ノ本の人々にとっては、そこまで、重要な日では、なく楽しむ日になっているようだ。
正雪は、ぬくぬくの布団を堪能しつつも、時間を確認しようと枕元のスマホに手を伸ばした時、気付いた。
大きな袋が置かれてることに。
「昨年も……クリスマス……」
まだ覚めてない頭で正雪は、ゆっくりと考え、ハッとした。
「プレゼント!?」
慌てて布団から飛び出で、袋を開けると、中には、化粧品やらお菓子やらが入っていた。
「まさか……サンタクロース??」
しかしサンタクロースは、おもちゃをくれるのでは、ないのだろうかとも正雪は、思った。
しかしこの娘そうとう純粋無垢で素直だ。
「今のサンタクロースは、にゅうなんなのだな!!」
となっていた。
もう一つ置かれた袋を開けると、中には、欲しいが買うには、高いと思っていた白くまのぬいぐるみが。
正雪は、瞳を煌めかせると、さっそく写真を撮り、それをそのまま国広にメッセージを送った。
「よし!!」
そしてそのまま着替え、布団を片付けると、菓子を持ち、部屋をでた。
リビングにある皆で食べるお菓子籠に正雪は、菓子を入れた。
「正雪それ……」
「姫サンタクロース殿から頂いたゆえお裾分けだ!!」
正雪は、そういうも微笑む。
「ありがとう」
「屋敷にも持っていかねば!!」
正雪は、そういえと、部屋に戻っていった。
「皆あげたお菓子が戻ってきてビックルするかも??」
しかしそれもまた面白いかもしれない。
刀剣達は、たぶん正雪が善意からお裾分けとして、持ってきたことは、なんとなく、察するだろう。
だからありがとうと知らんすりをするのかもしれない。
「今年のクリスマスも成功かな」
友美は、そう呟くと優しく微笑むのであった。安心した顔をして。
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