光明ノ神子
光は、毎年元旦の朝は、白野威に起こされるが、今年は、違った。
大きなあくびをし、白野威は、布団から起きると体を伸ばし、和室をでた。
朝から味噌汁のいい香りがする。そう思ったとき、彼女は、気づいた。
「光が起きてるだと!!??」
キッチンには、既に光がたっていた。
驚いている白野威をみた光は、少し呆れた顔をしていた。
「元旦の朝にいつもどうり、起きてたらおかしいか??」
「そんなことないけど!! まさか神子の仕事??」
「いや。今年は、もう起きようと思っただけだよ」
そういえば友美の姿も布団になかった。白野威は、友美は、どこにいるのかと思いながら、気配を探ってると、友美がリビングに入ってきた。
「光!!」
「友美どうした??」
友美の手には、大きな袋が。
「お母さんから蜜柑」
「お義母さんから!?」
朝から友美が実家にいった理由は、これだったかと光は、思い袋を受け取ると、中から手紙が。
「俺宛??」
蜜柑をシンクの上に置くと、光は、手紙を開いた。
「光なんか、変なことかいてた!?」
「いや。ぼたん鍋を食べに来なさいーって」
そういえばさっきぼたん鍋をよるに食べに来なさいと言っていたような。
友美は、母の言葉を思い出していると、光から更に続きが。
「お祖父様がひ孫に会いたがってるからって」
「それ……私と光を呼び出す口実ね」
「主には、俺かな」
友美のように頻繁に彼女の祖父の家には、光は、言っていない。
これは、せっかくの正月に酒を飲みかわそうという意味もありそうだ。
光は、手紙を片付ける。
「昼頃から行く??」
「私は、いいけど、子供達しだいかも」
友美がそういったとき、慌ただしい足音と共に子供達がリビングに入ってきた。
「お母さん何時でもいけるで!!」
「そうだよ!! パパ!!」
双子の発言に友美と光は、驚いた顔をする。
「聞いてたの??」
「あーちゃんが夢で教えてくれたよ!!」
「お義母さん用意周到」
二人は、そういうとあることを思い付く。
「先に子供達行かせちゃう??」
「それもありかもね」
両親のこの言葉に子供達は、嬉しそうな顔に。
「ならごはんたべたら行く!!」
「遊李いいが……その前にあーちゃんに伝えないと」
「なら私電話してくる!!」
柊麗は、そういうと、電話をかけにいき、すぐに戻ってきた。
「あーちゃんからオッケーだって!!」
「なら準備や!!」
「おー!!!」
子供達が部屋にもどにリビングは、また静かになる。
「本当に元気だねぇー」
「まぁ白野威子供ってこんな感じでしょう??」
「確かに」
白野威は、あくびをするとまた、座布団に丸くなり、友美は、その様子を見て微笑むと、光の手伝いをした。
朝食の準備を終え、皆で食卓を囲むと、たべ、たべ終え、片付けを終えると、子供達は、先に祖母のところへ行った。
「光少しゆっくりする??」
「そうだな……俺達は、夕方に行けばいいし」
あれから夕食までに来ればいいと、友美の母から連絡があった。
「なら決まりね!!」
元旦からゆっくりできるのは、有難い。
家事を一通り終えると、二人は、珈琲をいれ、炬燵でまったりし始めた。
「光今更だけど」
「うん??」
「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします!!」
友美は、ペコリと頭を下げいうと、光は、目を細めた。
「こちらこそ、明けましておめでとうございます。今年も宜しく。あと可愛い姫でいてください」
友美は、ほほを赤く染めた。
「可愛いって……」
「何時もの友美が居ててってことだよ」
「なら光もね?? まぁすこーしくらいピエーンが無くなればいいけど」
「えっ!!??」
「すぐに凹むのとか、拗ねるのとかも!!」
光は、悩ましい顔をする。
「……無理のない範囲で改善は、してみる……」
悩む光に友美は、笑う。
「光可愛いー」
光は、この時呆れた顔に。
「友美また俺を維持って喜んでるだろ!!??」
「だって光可愛いもん!!」
元旦からすでに友美の手のひらの上で踊らされているような。
光は、困ったように笑いながらも愛おしそうに友美をみた。
今年もこの幸せが変わらず続くだろう。この幸せに感謝しなければ。
光はそう思いながら柔らかく微笑むのであった。
大きなあくびをし、白野威は、布団から起きると体を伸ばし、和室をでた。
朝から味噌汁のいい香りがする。そう思ったとき、彼女は、気づいた。
「光が起きてるだと!!??」
キッチンには、既に光がたっていた。
驚いている白野威をみた光は、少し呆れた顔をしていた。
「元旦の朝にいつもどうり、起きてたらおかしいか??」
「そんなことないけど!! まさか神子の仕事??」
「いや。今年は、もう起きようと思っただけだよ」
そういえば友美の姿も布団になかった。白野威は、友美は、どこにいるのかと思いながら、気配を探ってると、友美がリビングに入ってきた。
「光!!」
「友美どうした??」
友美の手には、大きな袋が。
「お母さんから蜜柑」
「お義母さんから!?」
朝から友美が実家にいった理由は、これだったかと光は、思い袋を受け取ると、中から手紙が。
「俺宛??」
蜜柑をシンクの上に置くと、光は、手紙を開いた。
「光なんか、変なことかいてた!?」
「いや。ぼたん鍋を食べに来なさいーって」
そういえばさっきぼたん鍋をよるに食べに来なさいと言っていたような。
友美は、母の言葉を思い出していると、光から更に続きが。
「お祖父様がひ孫に会いたがってるからって」
「それ……私と光を呼び出す口実ね」
「主には、俺かな」
友美のように頻繁に彼女の祖父の家には、光は、言っていない。
これは、せっかくの正月に酒を飲みかわそうという意味もありそうだ。
光は、手紙を片付ける。
「昼頃から行く??」
「私は、いいけど、子供達しだいかも」
友美がそういったとき、慌ただしい足音と共に子供達がリビングに入ってきた。
「お母さん何時でもいけるで!!」
「そうだよ!! パパ!!」
双子の発言に友美と光は、驚いた顔をする。
「聞いてたの??」
「あーちゃんが夢で教えてくれたよ!!」
「お義母さん用意周到」
二人は、そういうとあることを思い付く。
「先に子供達行かせちゃう??」
「それもありかもね」
両親のこの言葉に子供達は、嬉しそうな顔に。
「ならごはんたべたら行く!!」
「遊李いいが……その前にあーちゃんに伝えないと」
「なら私電話してくる!!」
柊麗は、そういうと、電話をかけにいき、すぐに戻ってきた。
「あーちゃんからオッケーだって!!」
「なら準備や!!」
「おー!!!」
子供達が部屋にもどにリビングは、また静かになる。
「本当に元気だねぇー」
「まぁ白野威子供ってこんな感じでしょう??」
「確かに」
白野威は、あくびをするとまた、座布団に丸くなり、友美は、その様子を見て微笑むと、光の手伝いをした。
朝食の準備を終え、皆で食卓を囲むと、たべ、たべ終え、片付けを終えると、子供達は、先に祖母のところへ行った。
「光少しゆっくりする??」
「そうだな……俺達は、夕方に行けばいいし」
あれから夕食までに来ればいいと、友美の母から連絡があった。
「なら決まりね!!」
元旦からゆっくりできるのは、有難い。
家事を一通り終えると、二人は、珈琲をいれ、炬燵でまったりし始めた。
「光今更だけど」
「うん??」
「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします!!」
友美は、ペコリと頭を下げいうと、光は、目を細めた。
「こちらこそ、明けましておめでとうございます。今年も宜しく。あと可愛い姫でいてください」
友美は、ほほを赤く染めた。
「可愛いって……」
「何時もの友美が居ててってことだよ」
「なら光もね?? まぁすこーしくらいピエーンが無くなればいいけど」
「えっ!!??」
「すぐに凹むのとか、拗ねるのとかも!!」
光は、悩ましい顔をする。
「……無理のない範囲で改善は、してみる……」
悩む光に友美は、笑う。
「光可愛いー」
光は、この時呆れた顔に。
「友美また俺を維持って喜んでるだろ!!??」
「だって光可愛いもん!!」
元旦からすでに友美の手のひらの上で踊らされているような。
光は、困ったように笑いながらも愛おしそうに友美をみた。
今年もこの幸せが変わらず続くだろう。この幸せに感謝しなければ。
光はそう思いながら柔らかく微笑むのであった。