光明ノ神子
ハロウィン。友美は、めんどくさくなっていた。
「子供達は、仮装して今年は、友達の家でハロウィンパーティーだし……私まで仮装する必要ないわよね……」
仮装が。毎年子供達と仮装をしては、夫を驚かせてきたが、今年は、仮装のネタが思いつかず面倒になっていたのである。
「光なにかと楽しみにしてそうだけど」
「白野威やっぱりそう思う??」
「思う」
これは、夫婦仲の為にもやっておくべきか。
友美は、面倒くさそうに、横になると天井をみた。
「仮装ってなんでもいいわよね??」
「そりゃね」
「なら……あれにしよう……」
友美は、ニヤリと笑うとさっそく行動に移した。
ハロウィン当日。帰宅した光は、今年は、どんな事件を妻は、巻き起こすのかと考えていた。
昨年の血糊事件だけは、やめて欲しいと思いながら、鍵を開け、中にはいると、友美がたっていた。
「トリックオアトリート!!」
光は、友美の姿にポカーンとしてしまった。
「友美それ仮装??」
「仮装のつもり!!」
何故光がこんな質問をしたかだが、それは、友美の姿が蒼天ノ衣姿だったからだ。
「まさか天ノ御中主の仮装とはいわないよね??」
「まさにその仮装なのだけど……ほらとりあえずハロウィンって仮装すればいいかな??
と思うし!!」
光は、困ったように笑うといった。
「友美が着ると仮装にならないだろ……」
「そんなことないわ!! たぶん!!」
たぶんというところが説得力にかける。
光は、とりあえず靴を脱ぎ、上がると、友美を抱き締めた。
「ただいまー」
「光!? トリックオアートリート!!」
慌てる友美に少しかわいいと思いながら、答える。
「はいお菓子」
光が友美の手のひらに載せたのは、小さなチョコだった。
「チョコ……」
「だってトリックオアートリートだろ??」
「……だとしてもチョコ1つって!! 子供達でもこれは、文句言うわよ!?」
光は、楽しげに笑うといった。
「後は、夜のお楽しみ」
光は、そう言うと友美に口付けをし、リビングに。
残された友美は、頬を少し赤く染めた。
「お母さん熱々~」
「榎麟!?」
帰ってきた娘に友美は、驚く。
「おかえりなさい」
「ただいま!!」
どうやらハロウィンパーティーがおわり帰宅したようだ。言ってる間に他の子達も帰ってくるだろう。
「とりあえず夜ね……って光なにするつもりなのかしら……」
色々友美は、考えながら、ひとまずいまは、目の前の用事を片付けることにした。
夜になり友美は、少し困惑していた。子供達と楽しいハロウィンを過ごしたが、光が言っていた後は、夜ねという言葉が嘘では、ないかと思ったからだ。
何せなにも起こってない。今光は、キッチンでなにやらしており、友美は、何時ものようにハーブティーでもいれているのだろうと思っていた。
「白野威まさか寝る前に何かあるとか??」
白野威は、首を横にふる。
「今日は、ゆっくりさ。私のセンサーが反応してないからねぇー」
白野威には、不思議なセンサーがあり、夜熱々になる時は、彼女は、何か感知すると別の場所で寝る。
「ならいったい……」
色々考えていたとき、光がリビングにやってきた。そしてダイニングテーブルのうえに、皿を置くと、友美にいった。
「はい!! 約束してたお菓子だよ!!」
友美は、皿をみたとたん目を見開く。
可愛らしいハロウィンのデコレーションがされたパンケーキ。
まさかのお菓子に友美は、思わずいう。
「ハロウィンのお菓子にしては、張り切りすぎでは!!??」
「愛する姫のためならこれくらいやるのが男だ!!」
「そうなのかしら……」
少し違う気もするが、パンケーキは、好きなので遠慮なく食べよう。
友美は、写真を撮るといただきますといい、パンケーキを食べた。
「美味しいー!!」
「それは、よかった!!」
友美の向かいに座ると光は、美味しそうにパンケーキを食べる友美を写真におさめた。
「またSNSに!?」
「あげないよ。だって俺の姫の俺に向けてくれる幸せそうな顔は、俺だけの宝物だからね」
友美は、楽しげに笑うといった。
「ありがとう」
友美は、そう言うとさらにパンケーキを食べた。ある意味今年は、光なりの驚きを友美に与えられたハロウィンかもしれない。
光は、目を細め幸せそうな友美をみて心がほっこりするのであった。
「子供達は、仮装して今年は、友達の家でハロウィンパーティーだし……私まで仮装する必要ないわよね……」
仮装が。毎年子供達と仮装をしては、夫を驚かせてきたが、今年は、仮装のネタが思いつかず面倒になっていたのである。
「光なにかと楽しみにしてそうだけど」
「白野威やっぱりそう思う??」
「思う」
これは、夫婦仲の為にもやっておくべきか。
友美は、面倒くさそうに、横になると天井をみた。
「仮装ってなんでもいいわよね??」
「そりゃね」
「なら……あれにしよう……」
友美は、ニヤリと笑うとさっそく行動に移した。
ハロウィン当日。帰宅した光は、今年は、どんな事件を妻は、巻き起こすのかと考えていた。
昨年の血糊事件だけは、やめて欲しいと思いながら、鍵を開け、中にはいると、友美がたっていた。
「トリックオアトリート!!」
光は、友美の姿にポカーンとしてしまった。
「友美それ仮装??」
「仮装のつもり!!」
何故光がこんな質問をしたかだが、それは、友美の姿が蒼天ノ衣姿だったからだ。
「まさか天ノ御中主の仮装とはいわないよね??」
「まさにその仮装なのだけど……ほらとりあえずハロウィンって仮装すればいいかな??
と思うし!!」
光は、困ったように笑うといった。
「友美が着ると仮装にならないだろ……」
「そんなことないわ!! たぶん!!」
たぶんというところが説得力にかける。
光は、とりあえず靴を脱ぎ、上がると、友美を抱き締めた。
「ただいまー」
「光!? トリックオアートリート!!」
慌てる友美に少しかわいいと思いながら、答える。
「はいお菓子」
光が友美の手のひらに載せたのは、小さなチョコだった。
「チョコ……」
「だってトリックオアートリートだろ??」
「……だとしてもチョコ1つって!! 子供達でもこれは、文句言うわよ!?」
光は、楽しげに笑うといった。
「後は、夜のお楽しみ」
光は、そう言うと友美に口付けをし、リビングに。
残された友美は、頬を少し赤く染めた。
「お母さん熱々~」
「榎麟!?」
帰ってきた娘に友美は、驚く。
「おかえりなさい」
「ただいま!!」
どうやらハロウィンパーティーがおわり帰宅したようだ。言ってる間に他の子達も帰ってくるだろう。
「とりあえず夜ね……って光なにするつもりなのかしら……」
色々友美は、考えながら、ひとまずいまは、目の前の用事を片付けることにした。
夜になり友美は、少し困惑していた。子供達と楽しいハロウィンを過ごしたが、光が言っていた後は、夜ねという言葉が嘘では、ないかと思ったからだ。
何せなにも起こってない。今光は、キッチンでなにやらしており、友美は、何時ものようにハーブティーでもいれているのだろうと思っていた。
「白野威まさか寝る前に何かあるとか??」
白野威は、首を横にふる。
「今日は、ゆっくりさ。私のセンサーが反応してないからねぇー」
白野威には、不思議なセンサーがあり、夜熱々になる時は、彼女は、何か感知すると別の場所で寝る。
「ならいったい……」
色々考えていたとき、光がリビングにやってきた。そしてダイニングテーブルのうえに、皿を置くと、友美にいった。
「はい!! 約束してたお菓子だよ!!」
友美は、皿をみたとたん目を見開く。
可愛らしいハロウィンのデコレーションがされたパンケーキ。
まさかのお菓子に友美は、思わずいう。
「ハロウィンのお菓子にしては、張り切りすぎでは!!??」
「愛する姫のためならこれくらいやるのが男だ!!」
「そうなのかしら……」
少し違う気もするが、パンケーキは、好きなので遠慮なく食べよう。
友美は、写真を撮るといただきますといい、パンケーキを食べた。
「美味しいー!!」
「それは、よかった!!」
友美の向かいに座ると光は、美味しそうにパンケーキを食べる友美を写真におさめた。
「またSNSに!?」
「あげないよ。だって俺の姫の俺に向けてくれる幸せそうな顔は、俺だけの宝物だからね」
友美は、楽しげに笑うといった。
「ありがとう」
友美は、そう言うとさらにパンケーキを食べた。ある意味今年は、光なりの驚きを友美に与えられたハロウィンかもしれない。
光は、目を細め幸せそうな友美をみて心がほっこりするのであった。