光明ノ神子
友美は、ふと思ったことがある。
SNSを何気なく見ていたとき、ある投稿がて目に入った。
勝手に飲み会などを入れてくる夫への愚痴の投稿。
どうやら投稿主には、小さな子供がいるらしく、自由気ままに飲み会などを入れてくる夫に嫌気がさしているようだった。
「飲み会か~まぁ分かる。家で郁治頑張って自分の時間もあまりとれないのに、旦那が好き勝手飲み会やら趣味やらしてたら腹立つもの……」
子育てとは、夫婦二人でやるのが今日では、基本となっており、そこから、実家の手を借りたり、シッターやヘルパーを使うなどをすることもある。
昔に比べ増えたが、まだまだ男の育児参加は、多くないとも言えよう。
ワンオペレーションで育児をしている奥さんもまだまだ多いのも確かだ。
「……あれこれ私旦那がわでは!?」
友美は、顔をどんどん青ざめると、立ち上がり、リビングから和室へ。
子供たちに裁縫を教えている夫に友美は、声をかけた。
「光あとで話せる??」
「もちろん」
光は、そう答えると、子供たちにまた裁縫を教える。
「出来たー!!!」
「みんな凄く上手だよ!!」
「ありがとう!!」
さて次は、友美だ。
光は、後片付けを済ませると、書物室に、そこには、重い空気をまとって座っていた。
「友美お待たせ」
「光ありがとう……それとごめんなさい!! 今更だけど……」
友美は、なにか謝ることなどあっただろうか。
光は、そうおもいながら友美の向かいに座るとひとまず話を聞いた。
「えっ!? 友美が育児に参加しない旦那と一緒だと!?」
話を聞き終え、光は、驚いたかおをしていた。
「だって予定勝手に決めてたでしょう!? それに光に任せぱなしだったし……」
光は、思わず思い込みが激しい妻に笑ってしまった。
「あはは!!!」
「光??」
「友美は、あんなやつらと違ったよ。それに大学を休学するなと言ったのは、そもそも俺だし。友美は、頑張って育児も大学も両立させてた」
「それは……でも私は、育児っていうより家事をメインに……」
光は、懐かしいことを思い出しいう。
「友美育児と同じくらい家事も大切なんだ。それに友美は、どっちもやってたじゃないか」
朝早くに光が起きたときには、洗濯が終わり、干されていたとにもあった。そして朝食が作られていたことも。
光は、微笑みいう。
「それに飲み会なんてほとんど言ってなかっただろ?? 大学終わったらすぐ帰ってきて一緒に遊李と榎麟に振り回されたしな」
確かに振り回されていた。気がつけば、何時もティッシュが浮いており、それをひらったり、飛んできた本を受け止めたりと。本当に色々と。
「……榎麟と遊李やっぱり最強だったわね……柊麗もすごかったけど、螢がどれだけ天使だったか……」
「確かに」
二人は、微笑みあう。
「少しだけよかったってほっと出来たわ」
「ならよかった」
光は、優しく笑うと立ち上がり、彼女ところへそして友美を抱き締めた。
「光??」
「本当に可愛い……俺の姫は……そしていい女性だよ」
友美は、ほほを赤く染めるという。
「ありがとう……」
友美は、抱き締め返すとふとある疑問が。
「そういえば、光飲み会とかいかないわよね??」
光は、この時面倒そうな顔をしいう。
「酔っぱらいの相手なんて出来るか。それに飲み会に時間をとられるくらいなら友美に罵られる方をとる!!」
友美は、あきれた顔をしいう。
「へぇー罵られたいの」
「罵られたくないです」
「まぁ飲み会が嫌ってことにしておいてあげる」
「友美ごめん……」
とりあえず反省しているようなので、今回は、おおめにみるとしよう。
「まったく」
「友美は、飲み会好き??」
「そうね……神子達とならともかくそれ以外は、行きたくないわ。めんどくさいもの」
やはり夫婦とは、似ているものだ。
光は、嬉しそうに微笑むという。
「友美と俺は、色々と一緒だ!! ふふふ」
「光気持ち悪い……」
退き気味に友美は、言うと、光は、とたんちうるうると目をしだす。
「そう言わないで……」
「ごめん……でも思わず……」
確かに思い返すと気持ち悪いかもしれない。あの発言は。
「確かに」
うるうるしていたと思ったら真剣に考え出している光。
本当にころころと表情がかわり面白い。
「やはりここは、友美といたいから飲み会なんていきたくない!! というべきだったか」
「……お好きにどうぞ」
友美は、あきれた顔をし、光から離れる。
「まぁとりあえず私の旦那様は、世間の嫁に嫌われてる旦那と真逆とわかってよかったわ」
微笑む友美だが、その笑みは、優しく暖かなものだった。
「友美抱き締めたいいですか!?」
友美は、いやそうな顔をするという。
「嫌よ」
愛おしいからと抱き締めるのは、ご遠慮願いたい。
友美は、そう思いいうが、光は、諦めない。
書物室から出るとカルガモの子供のように光が、ついてくる。
「友美ねぇ!!」
「もう!!」
このままだと面倒だ、友美は、光の腕を引くと、優しく彼の唇を塞いだ。
「これでいい??」
光は、コクりと頷くと言う。
「友美のそういうところも好き……」
「ありがとう」
知らぬ間に光に、後ろから抱き締められてしまった友美。
甘えに来る夫に友美は、困った顔をしながらも目を細めていた。
「やっぱり飲み会より友美といる方が好き……」
「はいはい。本当に困った旦那さまだこと」
「それが俺ですから」
二人は、幸せそうに微笑みあうとまた口づけをした。
「イチャイチャしてる」
螢の声に二人は、慌てて離れる。
「イチャイチャどうぞー!!!!」
「さすがにそういわれたらイチャイチャ出来ない!!」
二人は、口を揃え言うと笑うのだった。こういうのも幸せだと思いながら。
SNSを何気なく見ていたとき、ある投稿がて目に入った。
勝手に飲み会などを入れてくる夫への愚痴の投稿。
どうやら投稿主には、小さな子供がいるらしく、自由気ままに飲み会などを入れてくる夫に嫌気がさしているようだった。
「飲み会か~まぁ分かる。家で郁治頑張って自分の時間もあまりとれないのに、旦那が好き勝手飲み会やら趣味やらしてたら腹立つもの……」
子育てとは、夫婦二人でやるのが今日では、基本となっており、そこから、実家の手を借りたり、シッターやヘルパーを使うなどをすることもある。
昔に比べ増えたが、まだまだ男の育児参加は、多くないとも言えよう。
ワンオペレーションで育児をしている奥さんもまだまだ多いのも確かだ。
「……あれこれ私旦那がわでは!?」
友美は、顔をどんどん青ざめると、立ち上がり、リビングから和室へ。
子供たちに裁縫を教えている夫に友美は、声をかけた。
「光あとで話せる??」
「もちろん」
光は、そう答えると、子供たちにまた裁縫を教える。
「出来たー!!!」
「みんな凄く上手だよ!!」
「ありがとう!!」
さて次は、友美だ。
光は、後片付けを済ませると、書物室に、そこには、重い空気をまとって座っていた。
「友美お待たせ」
「光ありがとう……それとごめんなさい!! 今更だけど……」
友美は、なにか謝ることなどあっただろうか。
光は、そうおもいながら友美の向かいに座るとひとまず話を聞いた。
「えっ!? 友美が育児に参加しない旦那と一緒だと!?」
話を聞き終え、光は、驚いたかおをしていた。
「だって予定勝手に決めてたでしょう!? それに光に任せぱなしだったし……」
光は、思わず思い込みが激しい妻に笑ってしまった。
「あはは!!!」
「光??」
「友美は、あんなやつらと違ったよ。それに大学を休学するなと言ったのは、そもそも俺だし。友美は、頑張って育児も大学も両立させてた」
「それは……でも私は、育児っていうより家事をメインに……」
光は、懐かしいことを思い出しいう。
「友美育児と同じくらい家事も大切なんだ。それに友美は、どっちもやってたじゃないか」
朝早くに光が起きたときには、洗濯が終わり、干されていたとにもあった。そして朝食が作られていたことも。
光は、微笑みいう。
「それに飲み会なんてほとんど言ってなかっただろ?? 大学終わったらすぐ帰ってきて一緒に遊李と榎麟に振り回されたしな」
確かに振り回されていた。気がつけば、何時もティッシュが浮いており、それをひらったり、飛んできた本を受け止めたりと。本当に色々と。
「……榎麟と遊李やっぱり最強だったわね……柊麗もすごかったけど、螢がどれだけ天使だったか……」
「確かに」
二人は、微笑みあう。
「少しだけよかったってほっと出来たわ」
「ならよかった」
光は、優しく笑うと立ち上がり、彼女ところへそして友美を抱き締めた。
「光??」
「本当に可愛い……俺の姫は……そしていい女性だよ」
友美は、ほほを赤く染めるという。
「ありがとう……」
友美は、抱き締め返すとふとある疑問が。
「そういえば、光飲み会とかいかないわよね??」
光は、この時面倒そうな顔をしいう。
「酔っぱらいの相手なんて出来るか。それに飲み会に時間をとられるくらいなら友美に罵られる方をとる!!」
友美は、あきれた顔をしいう。
「へぇー罵られたいの」
「罵られたくないです」
「まぁ飲み会が嫌ってことにしておいてあげる」
「友美ごめん……」
とりあえず反省しているようなので、今回は、おおめにみるとしよう。
「まったく」
「友美は、飲み会好き??」
「そうね……神子達とならともかくそれ以外は、行きたくないわ。めんどくさいもの」
やはり夫婦とは、似ているものだ。
光は、嬉しそうに微笑むという。
「友美と俺は、色々と一緒だ!! ふふふ」
「光気持ち悪い……」
退き気味に友美は、言うと、光は、とたんちうるうると目をしだす。
「そう言わないで……」
「ごめん……でも思わず……」
確かに思い返すと気持ち悪いかもしれない。あの発言は。
「確かに」
うるうるしていたと思ったら真剣に考え出している光。
本当にころころと表情がかわり面白い。
「やはりここは、友美といたいから飲み会なんていきたくない!! というべきだったか」
「……お好きにどうぞ」
友美は、あきれた顔をし、光から離れる。
「まぁとりあえず私の旦那様は、世間の嫁に嫌われてる旦那と真逆とわかってよかったわ」
微笑む友美だが、その笑みは、優しく暖かなものだった。
「友美抱き締めたいいですか!?」
友美は、いやそうな顔をするという。
「嫌よ」
愛おしいからと抱き締めるのは、ご遠慮願いたい。
友美は、そう思いいうが、光は、諦めない。
書物室から出るとカルガモの子供のように光が、ついてくる。
「友美ねぇ!!」
「もう!!」
このままだと面倒だ、友美は、光の腕を引くと、優しく彼の唇を塞いだ。
「これでいい??」
光は、コクりと頷くと言う。
「友美のそういうところも好き……」
「ありがとう」
知らぬ間に光に、後ろから抱き締められてしまった友美。
甘えに来る夫に友美は、困った顔をしながらも目を細めていた。
「やっぱり飲み会より友美といる方が好き……」
「はいはい。本当に困った旦那さまだこと」
「それが俺ですから」
二人は、幸せそうに微笑みあうとまた口づけをした。
「イチャイチャしてる」
螢の声に二人は、慌てて離れる。
「イチャイチャどうぞー!!!!」
「さすがにそういわれたらイチャイチャ出来ない!!」
二人は、口を揃え言うと笑うのだった。こういうのも幸せだと思いながら。