光明ノ神子
「なぁっ!!!!」
そんな声が隣からするなか、友美は、じっとテレビを観ていた。
「凄い血飛沫」
顔を青ざめ画面を観ている光。
友美は、そんな彼を横目で見ながら思った。見慣れてるだろと。
「このアニメ……血多すぎだろ……」
「そりゃ死罪人に未開の地にある仙薬探させる話だし……まぁね……」
ここまでおどおどする必要は、なるだろうか。いやない。
そもそも光もけっこうこれに似たことをしていることがある。
彼の場合あやかし相手だが。しかし血が出るのは、同じである。
アニメが終わるまでしゅうし光は、血が多すぎると言い、友美は、それを呆れたように聞き流していた。
「こんなに血が……」
「光も似たようなことしてるじゃない。まぁ人じゃなくあやかしだけど」
「あいつらは、斬り倒してもいいから問題ない!!」
「なんじゃそりゃ」
たしかにそうかもしれないが、問題は、そこでは、ない気がする。
「光研修医時代に見てるでしょう!? あれだけの血」
「見てるけど、あれは、本物だから」
「本物は、よくてアニメは、ダメというのか!!??」
「たぶん」
光は、そういうと、テレビの前に行き、テレビ台のガラス扉を開けると、Blu-rayレコーダーを触り始めた。
「……少しお口直し」
「お口直し??」
何を観るのだろうか。友美がそう思ったとき、スパイアニメが流れ出した。
「確かにこれは、ほのぼのであり、アクションあり、ギャグありだものねぇ……血は、少ないか……」
メインキャラクターである家族の妻が殺し屋で彼女の話の時だけ血が吹き出てるが。
テレビの前に座りワクワクしながら観ている光。
友美は、思わず言っていた。この光景を見て。
「光ワクワク!! ねぇ……これ……」
あやかし相手に血の海のなか容赦なく切る光。しかしそれとは、対照的に可愛いものやほのぼのしたものが大好き。ある意味ギャップともいえる。
「おー!!! 父格好いい……」
ウキウキし前のめりにアニメを観ている光。
友美は、そのようすを後ろから見て微笑むのであった。
「ギャップ萌えの塊……」
と呟きながら。
そんな声が隣からするなか、友美は、じっとテレビを観ていた。
「凄い血飛沫」
顔を青ざめ画面を観ている光。
友美は、そんな彼を横目で見ながら思った。見慣れてるだろと。
「このアニメ……血多すぎだろ……」
「そりゃ死罪人に未開の地にある仙薬探させる話だし……まぁね……」
ここまでおどおどする必要は、なるだろうか。いやない。
そもそも光もけっこうこれに似たことをしていることがある。
彼の場合あやかし相手だが。しかし血が出るのは、同じである。
アニメが終わるまでしゅうし光は、血が多すぎると言い、友美は、それを呆れたように聞き流していた。
「こんなに血が……」
「光も似たようなことしてるじゃない。まぁ人じゃなくあやかしだけど」
「あいつらは、斬り倒してもいいから問題ない!!」
「なんじゃそりゃ」
たしかにそうかもしれないが、問題は、そこでは、ない気がする。
「光研修医時代に見てるでしょう!? あれだけの血」
「見てるけど、あれは、本物だから」
「本物は、よくてアニメは、ダメというのか!!??」
「たぶん」
光は、そういうと、テレビの前に行き、テレビ台のガラス扉を開けると、Blu-rayレコーダーを触り始めた。
「……少しお口直し」
「お口直し??」
何を観るのだろうか。友美がそう思ったとき、スパイアニメが流れ出した。
「確かにこれは、ほのぼのであり、アクションあり、ギャグありだものねぇ……血は、少ないか……」
メインキャラクターである家族の妻が殺し屋で彼女の話の時だけ血が吹き出てるが。
テレビの前に座りワクワクしながら観ている光。
友美は、思わず言っていた。この光景を見て。
「光ワクワク!! ねぇ……これ……」
あやかし相手に血の海のなか容赦なく切る光。しかしそれとは、対照的に可愛いものやほのぼのしたものが大好き。ある意味ギャップともいえる。
「おー!!! 父格好いい……」
ウキウキし前のめりにアニメを観ている光。
友美は、そのようすを後ろから見て微笑むのであった。
「ギャップ萌えの塊……」
と呟きながら。