光明ノ神子
光は、ニュースをみながら、怪訝そうな顔をしていた。
「花粉に関して??」
「そうだ」
花粉これは、年中飛来する侵略者。しかしこの春が一番の被害が出る時期ともいえる。
「……洗濯物外に干せないじゃないか……」
「まぁ黄砂も飛んでくるしねぇ」
「そうなんだよなぁ……」
光は、真面目に考えていた。偏西風の風向きを変えれないかと。
「そのまま大陸に吹き返すようにするか……」
友美は、ポツリと呟かれた光の言葉に苦笑いをした。
「自転の関係もあるからやめてね??」
「……そこからいじろうとは、してない。風向きをかえるだけ……」
「となると自転から変えないとでしょう」
光は、確かにと思った。なにせずっと飛んでこないようにしてるのだから。
「……確かに。しかしそこまで大がかりにしなくてもいけるよ!?」
「そうなの??」
確かにいけるかもしれないが、それでも難しいともいえる。
友美は、忌々しそうにニュースをみている光をみて苦笑いを浮かべた。
「光、黄砂は、春の使者ともいわれるのよ??」
「それでも厄介者だろ!! まぁ向こうの大気汚染が更なる原因なんだが……」
「確かに……」
ふと友美は、あることを思い出した。
「そういえば、天帝がいってたわ。今この国は、空が青いことを知らないものも多いって。田舎ならともかく、都会は、空など見えないからとか……」
光は、顔をひきつる。そんなにも汚れているのかと。
ときたまニュースで見ることは、あるがまさかと思ったら、神が言うのだから嘘では、ないだろう。
「あっ!! 西王母から貰った桃のお茶があるの!! 光飲む??」
「もらう……」
友美は、お茶をいれにキッチンに。光は、テレビを消した。
「布団も干したいのに……」
お茶をいれ、友美は、戻ってくると光の前にマグカップを置いた。
「ありがとう」
「いえいえ」
お茶を光は、飲むと華やかな桃の香りと、甘味がし、思わず瞳を揺らす。
「これ美味しすぎない!?」
「でしょう!! 西王母自作らしいわ。私も一度いただいてあまりにも美味しいから、それをそのまま伝えたらくれたの」
「さすが友美……」
友美は、神やあやかしの方に懐かれやすい。それは、最高神も変わらないようで、なにかと仲がよかったりする。
「私と言うより私の中身のお陰かも」
「だとしてもだよ」
どちらにせよ友美には、変わらないのだから。
「しかし黄砂どうしたものか……」
「光ならカバーをかけて洗濯物や布団干したら??」
光は、じとめになるという。
「めんどい」
光からめんどいという単語が出るとは、友美は、驚く。
「光がめんどいって……お菓子やら、雑貨、調味料なんかも手作りする光がめんどいですって!?」
光は、友美の反応に自分のことをどう思っているのかと思いながら気だるげにいう。
「俺をなんだと思ってるんです。俺の姫」
「なんでもこる光さん」
「……確かにこることもあるけど、めんどくさいこともあるぞ!! 俺だって!!」
そうなんでも手作りする光でもめんどくさいことは、ある。
「いちいち洗濯物や布団ににカバーなんてかけれないよ。めんどうだし、黄砂のためになんで俺が……なら黄砂が飛んでこなければいい話だ!!」
「無茶苦茶ね……」
友美は、困った顔をした。
「白野威どうにかできないのか!?」
「出来ないつうの」
とうとう寝ていた白野威まで起こす光。友美は、これは、家を改築するしかないとふと思う。
「テラスに屋根と壁つけて、サンルームにする??」
「確かにそれだと黄砂気にしなくていいねぇ……」
「……やだ」
「えっ!!??」
まさか光が嫌と言うなんて。
友美は、驚く。
「夏場のことを考えたら暑すぎる!!」
「まぁそりゃね……」
屋根と壁をつけるのだから通気性は、悪くなり、日光が入るので、さらに夏場は、暑くなる。
友美は、ならどうすればいいのかと思った。
「はぁ……乾燥機ならあるけど……」
光は、この時友美の方をみて驚く。
「乾燥機!!??」
「そう。布団乾燥機よ」
光は、友美に迫るという。
「いつあった!?」
あまりのあつに友美は、苦笑いを浮かべた。
「数年前から……雨の日でも布団乾かせれたらなぁって……でも白野威が布団乾かしてくれてたからべつにいいかなぁ……って今納戸に……」
そして更なる真実がここではっくつされた。
「白野威が乾かしていた!?」
「そうよ……」
盲点だった。白野威は太陽神。彼女自身が太陽ともいえる。
光は、白野威が上に乗れば、それで布団が干せたのと同じでは、ないかと思ったとき、あくびをし、白野威は、のびをしいう。
「友美の布団いい香りするからうたた寝してただけさ」
「……なら家族の布団や洗濯物も白野威に頼めば、室内干ししながらも外に干したのも同じということか!!」
色々めんどうなことになりだした、白野威は、その場を離れようとしたとき光に抱きつかれた。
「お願い!! 花粉と黄砂の時期だけでいいから毎日ちからを貸して!!」
うるうるとした瞳で光に頼まれても、白野威は、いっさい気持ちが動かなかった。
「断る!!」
白野威は、そういうとリビングを出ていってしまった。
「機嫌損ねちゃったわね……」
「見事に……」
「光もうリビングと和室にお日様当たってる時間に、布団を畳んででもいいから、置いとく??」
「それなら乾燥機を使うよ。それにそれなら洗濯物をお日様に当てたいかな」
「そうね!!」
とりあえず対策案が出たのでこの話は、終わり、二人がお茶をのみ話を終えた翌日驚くべきことが起こった。
「白野威!!??」
朝光は、洗濯をし、室内に洗濯物を干していた。
次に日の当たっている間に布団も少しだけ、日光にあてようと思ったとき、和室に戻ると、白野威が布団の上に寝ていたのだ。しかも微かに神力を感じた。
「なにさ」
「洗濯物と布団……」
「日向ぼっこついでに乾かしてるのさ。気が向いたからね」
あくびをし、白野威は、そういうと、うとうとと眠り始めた。
「白野威……ありがとう」
なんやかんやで何時も、白野威は、やってくれる。
光は、微笑むと、和室を出ていったのであった。
「あとで御礼をしないと、白野威に」
こう呟きながら。
「花粉に関して??」
「そうだ」
花粉これは、年中飛来する侵略者。しかしこの春が一番の被害が出る時期ともいえる。
「……洗濯物外に干せないじゃないか……」
「まぁ黄砂も飛んでくるしねぇ」
「そうなんだよなぁ……」
光は、真面目に考えていた。偏西風の風向きを変えれないかと。
「そのまま大陸に吹き返すようにするか……」
友美は、ポツリと呟かれた光の言葉に苦笑いをした。
「自転の関係もあるからやめてね??」
「……そこからいじろうとは、してない。風向きをかえるだけ……」
「となると自転から変えないとでしょう」
光は、確かにと思った。なにせずっと飛んでこないようにしてるのだから。
「……確かに。しかしそこまで大がかりにしなくてもいけるよ!?」
「そうなの??」
確かにいけるかもしれないが、それでも難しいともいえる。
友美は、忌々しそうにニュースをみている光をみて苦笑いを浮かべた。
「光、黄砂は、春の使者ともいわれるのよ??」
「それでも厄介者だろ!! まぁ向こうの大気汚染が更なる原因なんだが……」
「確かに……」
ふと友美は、あることを思い出した。
「そういえば、天帝がいってたわ。今この国は、空が青いことを知らないものも多いって。田舎ならともかく、都会は、空など見えないからとか……」
光は、顔をひきつる。そんなにも汚れているのかと。
ときたまニュースで見ることは、あるがまさかと思ったら、神が言うのだから嘘では、ないだろう。
「あっ!! 西王母から貰った桃のお茶があるの!! 光飲む??」
「もらう……」
友美は、お茶をいれにキッチンに。光は、テレビを消した。
「布団も干したいのに……」
お茶をいれ、友美は、戻ってくると光の前にマグカップを置いた。
「ありがとう」
「いえいえ」
お茶を光は、飲むと華やかな桃の香りと、甘味がし、思わず瞳を揺らす。
「これ美味しすぎない!?」
「でしょう!! 西王母自作らしいわ。私も一度いただいてあまりにも美味しいから、それをそのまま伝えたらくれたの」
「さすが友美……」
友美は、神やあやかしの方に懐かれやすい。それは、最高神も変わらないようで、なにかと仲がよかったりする。
「私と言うより私の中身のお陰かも」
「だとしてもだよ」
どちらにせよ友美には、変わらないのだから。
「しかし黄砂どうしたものか……」
「光ならカバーをかけて洗濯物や布団干したら??」
光は、じとめになるという。
「めんどい」
光からめんどいという単語が出るとは、友美は、驚く。
「光がめんどいって……お菓子やら、雑貨、調味料なんかも手作りする光がめんどいですって!?」
光は、友美の反応に自分のことをどう思っているのかと思いながら気だるげにいう。
「俺をなんだと思ってるんです。俺の姫」
「なんでもこる光さん」
「……確かにこることもあるけど、めんどくさいこともあるぞ!! 俺だって!!」
そうなんでも手作りする光でもめんどくさいことは、ある。
「いちいち洗濯物や布団ににカバーなんてかけれないよ。めんどうだし、黄砂のためになんで俺が……なら黄砂が飛んでこなければいい話だ!!」
「無茶苦茶ね……」
友美は、困った顔をした。
「白野威どうにかできないのか!?」
「出来ないつうの」
とうとう寝ていた白野威まで起こす光。友美は、これは、家を改築するしかないとふと思う。
「テラスに屋根と壁つけて、サンルームにする??」
「確かにそれだと黄砂気にしなくていいねぇ……」
「……やだ」
「えっ!!??」
まさか光が嫌と言うなんて。
友美は、驚く。
「夏場のことを考えたら暑すぎる!!」
「まぁそりゃね……」
屋根と壁をつけるのだから通気性は、悪くなり、日光が入るので、さらに夏場は、暑くなる。
友美は、ならどうすればいいのかと思った。
「はぁ……乾燥機ならあるけど……」
光は、この時友美の方をみて驚く。
「乾燥機!!??」
「そう。布団乾燥機よ」
光は、友美に迫るという。
「いつあった!?」
あまりのあつに友美は、苦笑いを浮かべた。
「数年前から……雨の日でも布団乾かせれたらなぁって……でも白野威が布団乾かしてくれてたからべつにいいかなぁ……って今納戸に……」
そして更なる真実がここではっくつされた。
「白野威が乾かしていた!?」
「そうよ……」
盲点だった。白野威は太陽神。彼女自身が太陽ともいえる。
光は、白野威が上に乗れば、それで布団が干せたのと同じでは、ないかと思ったとき、あくびをし、白野威は、のびをしいう。
「友美の布団いい香りするからうたた寝してただけさ」
「……なら家族の布団や洗濯物も白野威に頼めば、室内干ししながらも外に干したのも同じということか!!」
色々めんどうなことになりだした、白野威は、その場を離れようとしたとき光に抱きつかれた。
「お願い!! 花粉と黄砂の時期だけでいいから毎日ちからを貸して!!」
うるうるとした瞳で光に頼まれても、白野威は、いっさい気持ちが動かなかった。
「断る!!」
白野威は、そういうとリビングを出ていってしまった。
「機嫌損ねちゃったわね……」
「見事に……」
「光もうリビングと和室にお日様当たってる時間に、布団を畳んででもいいから、置いとく??」
「それなら乾燥機を使うよ。それにそれなら洗濯物をお日様に当てたいかな」
「そうね!!」
とりあえず対策案が出たのでこの話は、終わり、二人がお茶をのみ話を終えた翌日驚くべきことが起こった。
「白野威!!??」
朝光は、洗濯をし、室内に洗濯物を干していた。
次に日の当たっている間に布団も少しだけ、日光にあてようと思ったとき、和室に戻ると、白野威が布団の上に寝ていたのだ。しかも微かに神力を感じた。
「なにさ」
「洗濯物と布団……」
「日向ぼっこついでに乾かしてるのさ。気が向いたからね」
あくびをし、白野威は、そういうと、うとうとと眠り始めた。
「白野威……ありがとう」
なんやかんやで何時も、白野威は、やってくれる。
光は、微笑むと、和室を出ていったのであった。
「あとで御礼をしないと、白野威に」
こう呟きながら。