光明ノ神子
本日は、ホワイトデーだ。
「よし!!」
キッチンから甘くいい香りがする。どうやら友美がお菓子を作っているようだ。
オーブンから取りだし、シンクの上に置くと、友美は、満足げに微笑む。
「出来た!! なかなかの出来では!?」
あとは、これを冷ましてラッピングするだけ。そう思ったとき背後に気配を感じ友美は、振り返った。
「光」
見える青みの帯びた銀の髪。光は、呼ばれ恐る恐るキッチンの入り口から顔を出す。
「帰ってくるの早くない!?」
「そりゃホワイトデーだから……」
「なんていう理由で早引きしてるのよ。まったく」
しかしそれが光ともいえる。
「友美!! ハッピーホワイトデー!!」
光は、あきれる友美にさっそくホワイトデーの贈り物を差し出した。
友美は、受け取ると不審げに小箱をみた。
「まさかジュエリー……」
なにかしら理由をつけては、可愛いジュエリーを光は、くれるがつけれるものにも限りがある。
ジュエリーだと少し困るなと友美は、思いながら言う。
「開けていい??」
「もちろん!!」
リボンをほどに開けると、中には、鍵編みで編まれた小さな小物入れと、ネモフィラのバレッタが。
「バレッタならまだ余裕あるかな??って……」
光は、恐る恐るいうが、友美は、そんな彼をみて微笑むと言った。
「ありがとう!! どっちもかわいいわ。これ小物入れ光の手作りでしょう?? バレッタは、ハンドメイド作品かしら……」
「そう!! 友美正解!!」
友美は、つけていた簪を取る。その時艶やかな黒髪が流れるように広がった。
「よし!! これでいいかな??」
ハーフアップに結なおし、友美は、さっそくバレッタをつけた。
光は、嬉しそうに微笑むと言う。
「すごくにあってる!!」
「ありがとう」
友美は、この流れでもう渡そうと少したつ場所を変えそして光に見えるようにし、言った。
「ハッピーホワイトデー!! とりあえず……これ……包んでないけど……」
光は、瞳を煌めかせるの友美を抱き締めた。
「焼きたてのマドレーヌ!! しかも友美の手作り!! 嬉しすぎる!!」
「ありがとう……光とりあえず放してくれへん??」
「やだ……」
「それめっちゃ困るんやけど……」
困った声色の友美だが、光は、このときもっと方言が聞きたくて、あえて抱き締めていた。
何となく、彼の考えが分かったのか。友美は、器用に光こ腕から出た。
「要らないんだったら食べるわよ。私がマドレーヌ」
「食べます食べます!!」
さっそくお茶を入れ、光は、マドレーヌをリビングで、食べ始めた。
友美は、その様子をキッチンから見ていた。
本当に美味しそうに食べること。
「光って本当に何時も幸せそうよね」
見ているこっちも幸せになるほどに。
友美は、今年とホワイトデー成功と思うなか、笑った。マドレーヌを今度は、白野威に横取りされそうになる光を見ながら。
「よし!!」
キッチンから甘くいい香りがする。どうやら友美がお菓子を作っているようだ。
オーブンから取りだし、シンクの上に置くと、友美は、満足げに微笑む。
「出来た!! なかなかの出来では!?」
あとは、これを冷ましてラッピングするだけ。そう思ったとき背後に気配を感じ友美は、振り返った。
「光」
見える青みの帯びた銀の髪。光は、呼ばれ恐る恐るキッチンの入り口から顔を出す。
「帰ってくるの早くない!?」
「そりゃホワイトデーだから……」
「なんていう理由で早引きしてるのよ。まったく」
しかしそれが光ともいえる。
「友美!! ハッピーホワイトデー!!」
光は、あきれる友美にさっそくホワイトデーの贈り物を差し出した。
友美は、受け取ると不審げに小箱をみた。
「まさかジュエリー……」
なにかしら理由をつけては、可愛いジュエリーを光は、くれるがつけれるものにも限りがある。
ジュエリーだと少し困るなと友美は、思いながら言う。
「開けていい??」
「もちろん!!」
リボンをほどに開けると、中には、鍵編みで編まれた小さな小物入れと、ネモフィラのバレッタが。
「バレッタならまだ余裕あるかな??って……」
光は、恐る恐るいうが、友美は、そんな彼をみて微笑むと言った。
「ありがとう!! どっちもかわいいわ。これ小物入れ光の手作りでしょう?? バレッタは、ハンドメイド作品かしら……」
「そう!! 友美正解!!」
友美は、つけていた簪を取る。その時艶やかな黒髪が流れるように広がった。
「よし!! これでいいかな??」
ハーフアップに結なおし、友美は、さっそくバレッタをつけた。
光は、嬉しそうに微笑むと言う。
「すごくにあってる!!」
「ありがとう」
友美は、この流れでもう渡そうと少したつ場所を変えそして光に見えるようにし、言った。
「ハッピーホワイトデー!! とりあえず……これ……包んでないけど……」
光は、瞳を煌めかせるの友美を抱き締めた。
「焼きたてのマドレーヌ!! しかも友美の手作り!! 嬉しすぎる!!」
「ありがとう……光とりあえず放してくれへん??」
「やだ……」
「それめっちゃ困るんやけど……」
困った声色の友美だが、光は、このときもっと方言が聞きたくて、あえて抱き締めていた。
何となく、彼の考えが分かったのか。友美は、器用に光こ腕から出た。
「要らないんだったら食べるわよ。私がマドレーヌ」
「食べます食べます!!」
さっそくお茶を入れ、光は、マドレーヌをリビングで、食べ始めた。
友美は、その様子をキッチンから見ていた。
本当に美味しそうに食べること。
「光って本当に何時も幸せそうよね」
見ているこっちも幸せになるほどに。
友美は、今年とホワイトデー成功と思うなか、笑った。マドレーヌを今度は、白野威に横取りされそうになる光を見ながら。