光明ノ神子
二月のビックイベントバレンタイン。
友美は、悩んでいたバレンタインどうするかと。
「手作りか、買うか……」
今年のチョコは、どうしようかとリビングで考えている視界のはしに光がうつる。なにかもって。
キメ顔で紙を持つ光。その紙には、友美が好きな方でいいよ。とかかれていた。
友美は、あきれた顔をした。なぜキメ顔なのかと。自分は、いい夫だと思ってるのなら腹立つが。光の事友美を困らせないようにという事だろう。
「光は、私から貰うっていうのが重要なのよねたぶん」
「そうです!!」
はっきり返答されてしまった。
友美は、この時チョコに猛毒をしこんでも光なら食べてしまうのでは、ないかと思った。
「さすがに猛毒は……平気だけど食べたくは、ない」
「やっぱり平気なのね」
さすが恐るべし光の毒に対する耐性。友美は、さすがと感服しながら何時も道理でいいかと思っていた。
「友美ー」
夫に抱き締められながら。
「友美は、チョコケーキ好きだよね??」
「えぇ。好きよ」
「ならオレンジとの組み合わせも好きだよね??」
「えぇ」
なぜ知ってることを確認してくるのか。
光のひざに座らされながら友美は、そう思っていた。
「光私達夫婦して何年」
「10年近くだが、確認は、大切だから!!」
「まぁね」
友美は、チョコを食べながら答える。しかしいちいちこうしてバックハグする必要は、あるのだろうか。
「光重くない??」
「重くないです!!」
膝の上から下ろしてほしい。友美は、そう思いながら遠巻きに訴えるが光には、きかなかった。
「光降りていい??」
「うん」
はじめから素直に聞けばよかった。
友美は、光の膝から降りると光は、友美の手を優しく握る。
「友美楽しみにしててね??」
「何を??」
「バレンタインを!!」
光がご機嫌なのは、わかるが友美は、いったい何を彼は、しようとしているのか気になった。しかし聞くのも無粋だろうとあえてこの時は、聞かず目の前のやることに集中することにした。
バレンタイン当日友美は、キッチンでチョコを刻んでいた。
湯煎しなかに、生クリーム入れ、オレンジピールもいれまぜ冷やす。そして丸めると残しておいたチョコをかけ、ココアパウダーをふり、トリュフができた。
「とりあえずオッケーと」
子供たちのぶんもできたのでひと安心。学校から我が子が帰ってくると友美は、早速チョコを渡した。喜んでくれた子供たちにほっとし次は、光にと、友美は、思っていた。
夕方になり光が帰宅し夕食を食べ、片付けを済ますと友美は、早速光に渡した。
「光ハッピーバレンタイン!!」
「ありがとう友美!! なら俺も!!」
そう言うと、光は、立ち上がり、キッチンに。そして皿を持ってくるも友美の前においた。
「ハッピーバレンタイン!!」
「ケーキ!?」
友美が驚いた理由。それは、ケーキワンホールで出てきたからだ。しかもでかい。チョコとオレンジのケーキは、とても美味しそうだが、まさかこんなに素敵なものを準備していたとは。
光が楽しみにしててと、いった理由が分かり友美は、微笑むが、同時にすこしトリュフで、よかったのとも思った。
「光私……」
「友美のトリュフは、美味しいから俺は、嬉しいよ!! だから気にしない!! それにこのケーキ俺も食べたいので!!」
少ししょぼんとしている友美に光は、言った。彼女を励ますためにも。
友美は、彼の優しさに心が温かくなり微笑む。
「ありがとう」
早速コーヒーをいれ、二人は、チョコとケーキを食べ始めた。
カカオの芳醇な香りと、オレンジの酸味がいいマリアージュをうみだし、友美は、瞳を煌めかせる。
「美味しい!!」
「よかった!! トリュフも美味しい!! さすが友美!!」
友美は、隣で美味しそうにトリュフを食べる光をみて笑うと言う。
「そういえば残さないの??」
「友美が大量に作ってくれてるって知ってるから、食べるよ!!」
毎年チョコを保存しようとする光への対策に友美は、多めにチョコを作っている。
今年も上手いこといったようだと友美は、ほっとしていた。
「光本当にかわいい。そういうところも好きよ」
光は、嬉しそうに微笑むと言う。
「ありがとう!! 俺も……友美の美味しそうに食べるところ好きだ」
友美は、オチャメに笑うと光も、微笑む。こうして二人は、夜のお茶会を楽しみ幸せなバレンタインを過ごしたのであった。
甘い香りに包まれて。
友美は、悩んでいたバレンタインどうするかと。
「手作りか、買うか……」
今年のチョコは、どうしようかとリビングで考えている視界のはしに光がうつる。なにかもって。
キメ顔で紙を持つ光。その紙には、友美が好きな方でいいよ。とかかれていた。
友美は、あきれた顔をした。なぜキメ顔なのかと。自分は、いい夫だと思ってるのなら腹立つが。光の事友美を困らせないようにという事だろう。
「光は、私から貰うっていうのが重要なのよねたぶん」
「そうです!!」
はっきり返答されてしまった。
友美は、この時チョコに猛毒をしこんでも光なら食べてしまうのでは、ないかと思った。
「さすがに猛毒は……平気だけど食べたくは、ない」
「やっぱり平気なのね」
さすが恐るべし光の毒に対する耐性。友美は、さすがと感服しながら何時も道理でいいかと思っていた。
「友美ー」
夫に抱き締められながら。
「友美は、チョコケーキ好きだよね??」
「えぇ。好きよ」
「ならオレンジとの組み合わせも好きだよね??」
「えぇ」
なぜ知ってることを確認してくるのか。
光のひざに座らされながら友美は、そう思っていた。
「光私達夫婦して何年」
「10年近くだが、確認は、大切だから!!」
「まぁね」
友美は、チョコを食べながら答える。しかしいちいちこうしてバックハグする必要は、あるのだろうか。
「光重くない??」
「重くないです!!」
膝の上から下ろしてほしい。友美は、そう思いながら遠巻きに訴えるが光には、きかなかった。
「光降りていい??」
「うん」
はじめから素直に聞けばよかった。
友美は、光の膝から降りると光は、友美の手を優しく握る。
「友美楽しみにしててね??」
「何を??」
「バレンタインを!!」
光がご機嫌なのは、わかるが友美は、いったい何を彼は、しようとしているのか気になった。しかし聞くのも無粋だろうとあえてこの時は、聞かず目の前のやることに集中することにした。
バレンタイン当日友美は、キッチンでチョコを刻んでいた。
湯煎しなかに、生クリーム入れ、オレンジピールもいれまぜ冷やす。そして丸めると残しておいたチョコをかけ、ココアパウダーをふり、トリュフができた。
「とりあえずオッケーと」
子供たちのぶんもできたのでひと安心。学校から我が子が帰ってくると友美は、早速チョコを渡した。喜んでくれた子供たちにほっとし次は、光にと、友美は、思っていた。
夕方になり光が帰宅し夕食を食べ、片付けを済ますと友美は、早速光に渡した。
「光ハッピーバレンタイン!!」
「ありがとう友美!! なら俺も!!」
そう言うと、光は、立ち上がり、キッチンに。そして皿を持ってくるも友美の前においた。
「ハッピーバレンタイン!!」
「ケーキ!?」
友美が驚いた理由。それは、ケーキワンホールで出てきたからだ。しかもでかい。チョコとオレンジのケーキは、とても美味しそうだが、まさかこんなに素敵なものを準備していたとは。
光が楽しみにしててと、いった理由が分かり友美は、微笑むが、同時にすこしトリュフで、よかったのとも思った。
「光私……」
「友美のトリュフは、美味しいから俺は、嬉しいよ!! だから気にしない!! それにこのケーキ俺も食べたいので!!」
少ししょぼんとしている友美に光は、言った。彼女を励ますためにも。
友美は、彼の優しさに心が温かくなり微笑む。
「ありがとう」
早速コーヒーをいれ、二人は、チョコとケーキを食べ始めた。
カカオの芳醇な香りと、オレンジの酸味がいいマリアージュをうみだし、友美は、瞳を煌めかせる。
「美味しい!!」
「よかった!! トリュフも美味しい!! さすが友美!!」
友美は、隣で美味しそうにトリュフを食べる光をみて笑うと言う。
「そういえば残さないの??」
「友美が大量に作ってくれてるって知ってるから、食べるよ!!」
毎年チョコを保存しようとする光への対策に友美は、多めにチョコを作っている。
今年も上手いこといったようだと友美は、ほっとしていた。
「光本当にかわいい。そういうところも好きよ」
光は、嬉しそうに微笑むと言う。
「ありがとう!! 俺も……友美の美味しそうに食べるところ好きだ」
友美は、オチャメに笑うと光も、微笑む。こうして二人は、夜のお茶会を楽しみ幸せなバレンタインを過ごしたのであった。
甘い香りに包まれて。