光明ノ神子
本日は、節分だ。
「お母さんが鬼だぞ~!!!」
友美は、鬼やくを引き受け豆を投げられるために豆をもつ子供たちの前にお面をかぶり、立った。
「ママに投げられないよ」
「そうそう!!」
「えっ?? ママが鬼なのよ??」
友美は、一応言うが、子供たちは、納得してなかった。
「あっ!! 鬼発見!!」
そして柊麗のかけ声とともに子供たちは、光に向かって豆を投げる。
「いった!!」
「なんでママに鬼役やらせるの!! パパ!!」
「遊李それは、ママがやりたいというから……」
「だからってやらせるなんて……お父さん男としてあかんで!!」
「榎麟!?」
子供たちがママ大好きなのは、光も承知だがなにやら嫌な予感がする。
「皆かまえー!!!!」
「はい!!」
「撃てー!!!!!」
「おにわそと!!!!」
なんとすごい勢いで豆が光に投げられ、光は、必死に避ける。この気配。間違いな豆に神力が込められており、凄い威力になっているはずだ。
「榎麟のかけ声で投げるなー!!!!」
「ならお母さんにやらさんとお父さんがやればええやん!!」
必死に逃げる夫と投げる子供たちを見ながら、友美は、しょぼんとしていた。
「鬼役私なんだけど……」
「お母さんに豆投げられない!!」
「螢そうなの!?」
「お兄ちゃんが言ってた!!」
友美は、困った顔をすると逃げる光をみる。ある意味お母さんを大切にという光の教えが浸透しているとも言えるが、まさかこうなるなんて。
「お父さんも大切にしないとね?」
「うん!! でもお父さん面白いから!! 柊麗ねぇーが投げる!! っていってたよ!!」
まさかの次女の差し金か。友美は、お面をはずすと微笑む。こういう節分もいいかと思いながら。
「ふくわうち!!」
「ふくわうちでもなんで俺に投げる!?」
「面白いから!!」
「なんていう理由だ~!!!!」
「お母さんが鬼だぞ~!!!」
友美は、鬼やくを引き受け豆を投げられるために豆をもつ子供たちの前にお面をかぶり、立った。
「ママに投げられないよ」
「そうそう!!」
「えっ?? ママが鬼なのよ??」
友美は、一応言うが、子供たちは、納得してなかった。
「あっ!! 鬼発見!!」
そして柊麗のかけ声とともに子供たちは、光に向かって豆を投げる。
「いった!!」
「なんでママに鬼役やらせるの!! パパ!!」
「遊李それは、ママがやりたいというから……」
「だからってやらせるなんて……お父さん男としてあかんで!!」
「榎麟!?」
子供たちがママ大好きなのは、光も承知だがなにやら嫌な予感がする。
「皆かまえー!!!!」
「はい!!」
「撃てー!!!!!」
「おにわそと!!!!」
なんとすごい勢いで豆が光に投げられ、光は、必死に避ける。この気配。間違いな豆に神力が込められており、凄い威力になっているはずだ。
「榎麟のかけ声で投げるなー!!!!」
「ならお母さんにやらさんとお父さんがやればええやん!!」
必死に逃げる夫と投げる子供たちを見ながら、友美は、しょぼんとしていた。
「鬼役私なんだけど……」
「お母さんに豆投げられない!!」
「螢そうなの!?」
「お兄ちゃんが言ってた!!」
友美は、困った顔をすると逃げる光をみる。ある意味お母さんを大切にという光の教えが浸透しているとも言えるが、まさかこうなるなんて。
「お父さんも大切にしないとね?」
「うん!! でもお父さん面白いから!! 柊麗ねぇーが投げる!! っていってたよ!!」
まさかの次女の差し金か。友美は、お面をはずすと微笑む。こういう節分もいいかと思いながら。
「ふくわうち!!」
「ふくわうちでもなんで俺に投げる!?」
「面白いから!!」
「なんていう理由だ~!!!!」