光明ノ神子
大晦日になり、年越しそばも食べた。子供達も寝るしたくをし部屋にいき賑やかだったリビングは、しんみりとしていた。
光の唸る声を除けば。
「お年玉……」
毎年ながらここまで悩む必要は、あるのだろうか。隣で友美は、そう思いながら呑気に日本酒を飲んでいた。
「お年玉だったらそんなに悩まなくても……」
「悩むよ!! どれだけあげるか!!」
「とりあえず3000円でよくない?? お小遣いもあるし」
光は、しばらく考え、そして頷くと決めたらしい。
「よし!! 3000円にする!!」
大晦日の悩みも解決。
光は、日本酒を盃にいれ、そして飲む。
「とりあえずゆっくり今年は、できてよかったわね!!」
「そうだね!! 友美ー」
光は、友美に抱きつくと甘える。
「本当に今年もありがとうございました」
「こちらこそ」
友美は、光の頭を優しく撫でるといった。
「毎年こうして大晦日を過ごすの実は、とても好きなの」
「俺も」
こうしてしっとりとした年越しを過ごすのもいい。こうして年を重ね、愛する人と過ごす時は、幸福と言える。
テレビから除夜の鐘の音が流れだし年越しまであと少しだ。
「さてもう少し飲もうー!!」
「ならワインにする??」
「カクテルがいい!!」
「分かったよ」
光は、微笑むと立ち上がり、キッチンにそして、カシスオレンジを作るとリビングに戻ってきた。
「友美はい」
「ありがとう!!」
友美にグラスを渡すとき、日付が変わった。
「光ありがとう!! それと明けましておめでとうございます!!」
光は、嬉しそうに微笑むとう友美のとなりに座り、グラスをこたつの上に置くと、彼女の肩を抱いた。
「明けましておめでとうございます。愛しい俺姫」
友美は、楽しげに微笑むとグラスをこたつの上に。そして光に口づけをするといった。
「こらこそ!! 大好きな光!!」
光は、頬を赤く染めるとグラスをもち、カシスオレンジを飲む。
「濃すぎた……」
「ちょうどいいくらいだよ?? 美味しい!!」
「ならよかった」
あえて視線をそらし光は、話す。あんなかわいい姿反則じゃないかと思いながら。
「チータラ美味しい」
「こっちのトマトとオリーブオイルそしてバジルとカマンベールチーズのあえものもあるよ??」
「おっ!! 私の好きなやつ!!」
友美は、小皿にトマトとオリーブオイルそしてバジルとカマンベールチーズをあえたサラダを入れると、美味しそうに食べ始めた。
本当に彼女の食べる姿は、可愛い。光は、そう思いながらチータラをつまむ。
「年明けから幸せーこんなに美味しいもの食べれるんだもん!! 男を捕まえるなら胃袋を捕まえろ!! っていうけど、私の場合光に胃袋を捕まえられてるわ」
光は、飲んでいたカシスオレンジを吐き出しかけたが、なんとか、飲みこみ、肩で笑った。
「いきなりそんなことを言わないでくれ!! あはは!!」
「だって事実だもん!! 私は、光のなにを捕まえてるのかしら……」
真剣に悩みだす友美に光は、微笑むと言う。
「すべてかな……胃袋もだけも、心もだよ」
「なら私もね。光素敵だから」
「……あまり可愛いことをしてると、襲っちゃうかも……」
「年始から!? まぁいいけど、でもラブホは、たしか、元旦が一番空いてるらしいわ。夜の営みをしてる人も少なそうよねぇー」
光は、苦笑いを浮かべながらサラダを食べた。
「あら?? 興ざめした??」
「分からないけど、友美って変な事を知ってることがあるなと思って」
「それは、興味のあることを調べるからよ」
友美は、カシスオレンジを飲み終えると炭酸水をグラスにいれ飲んだ。
「とりあえず年越し音楽番組!!」
こうして彼女と過ごす時間は、とても幸せだなと光は、このとき改めて思った。
優しく友美を抱き締めると少し彼女が、驚いた感覚があったがすぐに甘えるように自分の胸に頬をすり寄せてきた。
「光ー」
「なに??」
「なにもないわ」
「そっか」
新年からいいときを過ごしている。本当に幸せだと思いながら光は、優しく彼女に口づけをするのであった。
光の唸る声を除けば。
「お年玉……」
毎年ながらここまで悩む必要は、あるのだろうか。隣で友美は、そう思いながら呑気に日本酒を飲んでいた。
「お年玉だったらそんなに悩まなくても……」
「悩むよ!! どれだけあげるか!!」
「とりあえず3000円でよくない?? お小遣いもあるし」
光は、しばらく考え、そして頷くと決めたらしい。
「よし!! 3000円にする!!」
大晦日の悩みも解決。
光は、日本酒を盃にいれ、そして飲む。
「とりあえずゆっくり今年は、できてよかったわね!!」
「そうだね!! 友美ー」
光は、友美に抱きつくと甘える。
「本当に今年もありがとうございました」
「こちらこそ」
友美は、光の頭を優しく撫でるといった。
「毎年こうして大晦日を過ごすの実は、とても好きなの」
「俺も」
こうしてしっとりとした年越しを過ごすのもいい。こうして年を重ね、愛する人と過ごす時は、幸福と言える。
テレビから除夜の鐘の音が流れだし年越しまであと少しだ。
「さてもう少し飲もうー!!」
「ならワインにする??」
「カクテルがいい!!」
「分かったよ」
光は、微笑むと立ち上がり、キッチンにそして、カシスオレンジを作るとリビングに戻ってきた。
「友美はい」
「ありがとう!!」
友美にグラスを渡すとき、日付が変わった。
「光ありがとう!! それと明けましておめでとうございます!!」
光は、嬉しそうに微笑むとう友美のとなりに座り、グラスをこたつの上に置くと、彼女の肩を抱いた。
「明けましておめでとうございます。愛しい俺姫」
友美は、楽しげに微笑むとグラスをこたつの上に。そして光に口づけをするといった。
「こらこそ!! 大好きな光!!」
光は、頬を赤く染めるとグラスをもち、カシスオレンジを飲む。
「濃すぎた……」
「ちょうどいいくらいだよ?? 美味しい!!」
「ならよかった」
あえて視線をそらし光は、話す。あんなかわいい姿反則じゃないかと思いながら。
「チータラ美味しい」
「こっちのトマトとオリーブオイルそしてバジルとカマンベールチーズのあえものもあるよ??」
「おっ!! 私の好きなやつ!!」
友美は、小皿にトマトとオリーブオイルそしてバジルとカマンベールチーズをあえたサラダを入れると、美味しそうに食べ始めた。
本当に彼女の食べる姿は、可愛い。光は、そう思いながらチータラをつまむ。
「年明けから幸せーこんなに美味しいもの食べれるんだもん!! 男を捕まえるなら胃袋を捕まえろ!! っていうけど、私の場合光に胃袋を捕まえられてるわ」
光は、飲んでいたカシスオレンジを吐き出しかけたが、なんとか、飲みこみ、肩で笑った。
「いきなりそんなことを言わないでくれ!! あはは!!」
「だって事実だもん!! 私は、光のなにを捕まえてるのかしら……」
真剣に悩みだす友美に光は、微笑むと言う。
「すべてかな……胃袋もだけも、心もだよ」
「なら私もね。光素敵だから」
「……あまり可愛いことをしてると、襲っちゃうかも……」
「年始から!? まぁいいけど、でもラブホは、たしか、元旦が一番空いてるらしいわ。夜の営みをしてる人も少なそうよねぇー」
光は、苦笑いを浮かべながらサラダを食べた。
「あら?? 興ざめした??」
「分からないけど、友美って変な事を知ってることがあるなと思って」
「それは、興味のあることを調べるからよ」
友美は、カシスオレンジを飲み終えると炭酸水をグラスにいれ飲んだ。
「とりあえず年越し音楽番組!!」
こうして彼女と過ごす時間は、とても幸せだなと光は、このとき改めて思った。
優しく友美を抱き締めると少し彼女が、驚いた感覚があったがすぐに甘えるように自分の胸に頬をすり寄せてきた。
「光ー」
「なに??」
「なにもないわ」
「そっか」
新年からいいときを過ごしている。本当に幸せだと思いながら光は、優しく彼女に口づけをするのであった。