私の好きな悪者がデスゲームをする話
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俺達が寂雷のヒプノシスマイクのことについて話していると、、、何処からか声が聞こえてきた。『お前のこれは私が預かっている』「誰だ!」と佐野は叫ぶように言った。『私はお前達をこの世界に蘇らせたゲームマスターさ』「ふざけんな!テメェが勝手に呼び出したんだろうが!!」と三途が叫んだ。『うるさいガキ共め』「おい、クソ野郎!!今すぐ出てこいや!!!ぶっ殺しに行くぞゴラァッ!!!」と三途が怒鳴り散らすと、、「まぁまぁ、落ち着きなさい」と殺せんせーは言い「どういうことですか?」と質問を投げた。『お前達はこのゲームをクリアすれば元の世界に帰してやる。だが、もしクリアできなかった場合はお前達の魂を永遠に私の元で働かせて貰う、、、』「はぁ!!?」「え!!」と皆が驚いていると、、「私のヒプノシスマイクをどうするつもりだ!あれは普通では使えない、、、練習をしないと使えず、使いこなせないはずだ」と寂雷は言った。『ヒプノシスマイク、、、これは凄いな、、お前の世界ではチームに分かれてラップバトルをするんだろ、、、だからなぁ、、、一回戦目はなぁ、、このヒプノシスマイクを使ってチームに別れてラップバトルをしてもらう』と謎の人物は楽しそうに言ってきた。『ルールは、箱の中にチームの紙が入ってある。それを引いてもらう。引いたらそのチームで分かれて戦ってもらう。もちろん相手を殺したりするのは無し。ヒプノシスマイクで相手を気絶させたたり讃えなくなったら一点入る。次のゲームと得点を総合して、点数が高いチームが勝ちとなる』「そんなの無理に決まってんじゃねぇかよ!!!」とザックスが大声で言った。「そうですよ!、、貴方の目的は一体何なのですか!!?私達に何をさせようと言うんです?」と寂雷は叫んだ。すると、『目的、、だと?』『ハハハハハ!!!そんなの決まっているじゃないか!』と謎の存在は笑っていた。『私の目的はただ一つ、、、君たちの魂だよ!!!』と言った瞬間、目の前が真っ暗になった。そして目を覚ますとそこは、、廃墟のような場所だった。俺達が驚いていると、前に俺達に助けて欲しいと頼んで来た悪魔のしもべが立っていた。「ようこそ皆さん、、」と彼は言った。「ここが皆さんがラップバトルをしてもらう場所でございます」と彼は丁寧に説明してくれた。「お前は誰だよ」アイツのことを知らないザックスは聞いた。「私はご主人様のしもべです。これからよろしくお願いします」と頭を下げた。すると、、、、今度は俺達の頭の中に声が聞こえてきた。『ご主人様にバレないようにこうして頭に話しかけています、、、本当はこのラップバトルはするはずではなかったのですが、、、ご主人様が寂雷さんのヒプノシスマイクを知ってこれをやることに、、、なので、、しもべになってしまった人達の魂が入った部屋の鍵を探すのは次のゲームになりそうです、、、どうか頑張ってください』と声が聞こえた。「なるほどな」とSansが呟いた。『あなた達もどうか協力してください、、、そうすれば皆生き返ることが、、、、出来るかもしれません、、』と声が聞こえてきた。「分かった」と俺は呟いた。「絶対に皆生き返らせてやる」と俺が言うと皆が同意した。「では早速始めましょう」と男は言った。「まずはこの箱から一枚カードを選んで引いてもらいます。マークが書いてありますので、それがチーム分けとなります」と言って、彼は俺達が持っているカードの束からカードを抜いた。「では、、どうぞ」と男が言うと、皆が一斉に引いた。「勿論俺がリーダーだよな、、、だって、、、首領なんだから」と佐野が言うと、「そうですよ!!マイキーがボス以外ありえないっス!!」と三途が言った。「では、チームを発表致します」と彼が言い、紙を開くとそこには、銃の絵が描かれていた。俺と同じ絵が書かれたカード持っていたのは、、、、、殺せんせーと寂雷だった。「おや?私と寂雷さんと次元さんですか?」と殺せんせーは驚いていたが、寂雷は冷静にしていた。「殺し屋チームですね!」と殺せんせーは嬉しそうな顔をして言っていた「そうだな、、」と俺は言った。「次は、、俺達か」とザックスはカードを引いた。「じゃあ、私は、、」セフィロスも引いた。「ザックスと一緒か、、」と少し嫌そうにしていたが、「ああ!セフィロス!頑張ろうぜ!絶対勝とうな!英雄のお前がいれば百人力だぜ!!!」「………….」とセフィロスは黙ったままだった。「どうしたんだ?」ザックスは不思議そうにセフィロスを見つめていた。すると、「何でもない」セフィロスが言った。「そうか!」ザックスは何も気にしていない様子で笑みを浮かべながら言った。「俺達と他にメンバーはいるのか?」ザックスは俺達に問いかけると、「私と高杉君がいますよ」「先生と一緒のチームか!よろしく頼むな」と松陽と高杉は言った。「オイラもたぜ」Sansはザックスに言った。「おぉ、お前もか!よろしくな!」「あぁ!」ザックスとSansは同じチームで嬉しいようだ。「俺、、、ボスと一緒のチームじゃねえとやる気出ねぇんだけどぉ~な~」三途は不満げに文句を垂れ流しながらカードを引いた。「俺も三途とは戦いたくねぇ、、、」佐野もボソッと呟いていた。「大丈夫すよ!マイキー!もしボスと違うチームだったら!アイツぶっ殺しに行くんで!!」と三途は楽しげに笑っていた。「うん、、そこまではしなくてもいいわ、、」と佐野は三途に圧されながらも返事をしながら、カードを引いた。「よっしゃー!!!ボスと一緒のチームで良かったぁ!これで俺のモチベ上がるぅ!!」と三途が喜んでいると、、「良かったな!俺も嬉しいよ!!」と佐野は笑顔で言った。「えへ!俺も!ボスと一緒のチームが最高です!!!」と三途は照れ臭そうに答えた。「あと俺達と一緒なのは、、、」佐野は俺達を見た。「私ですね、、、」「後、、、俺だな」高遠とジンが同じチームのようだ。「よろしくお願いしますね」と高遠は佐野に挨拶をした。「まぁ、俺はボスと一緒なら何だって良いけど」と三途は言った。そして、「えー全員チームに分かれることができましたね」と男は言った。【殺し屋チーム】次元大介、殺せんせー、神宮寺寂雷【異世界チーム】ザックス・フェア、セフィロス、吉田松陽、高杉晋助、Sans【悪の組織チーム】佐野万次郎、三途春千夜、高遠遥一、ジン「では、各チームのリーダーを決めてください」と言うと皆が一斉に手を挙げた。「俺がリーダーやる!!」と佐野が言うと「まぁ、いいでしょう、、、」高遠が言った。「良かったですね!ボス!!」三途は嬉しそうにしていた。「俺達は、、、リーダーどうするよ」俺が殺せんせーと寂雷に聞くと、「リーダーは寂雷さんがやった方がいいと思います」殺せんせーはそう言うと、寂雷は「私ですか?」と驚いていた。「そうだな、ヒプノシスマイクとやらの元持ち主だし、、、ラップバトルに慣れてそうだったから」俺が言うと、寂雷は納得したように俺の方を向くと言った。「分かりました、では私がリーダーやります。私についてきてくれませんか?」「おう!」「はい!」俺と殺せんせーは同時に返事をしていた。「俺がリーダーやってもいいか?」ザックスはセフィロスとSansに聞いた。「別にいいぞ」「オイラはどっちでも良いぜ!」共賛成してくれた。「ありがとうな!」ザックスは嬉しそうにしていた。「では、、、ヒプノシスマイクを配ります」男はそう言って箱からマイクを取出した。多分あれがヒプノシスマイクだろう。男は俺達にマイクを配っていく。「使い方は簡単です」そう言いながら、男が俺達に渡していく。「これを口に当てれば喋った言葉が精神に干渉して相手の脳に影響を与えられます」と言って説明を終えると、「でも、どれくらいの威力があるんだろな」とザックスが呟いていた。「でも、こいつはともかく、、、俺達は使ったことねぇし」三途は殺せんせーを見ながら言った。「確かにな」と俺も同意すると、殺せんせーは「大丈夫ですよ!私も使うのは初めてなので!」と自信満々に言っていた。「それにオイラ、、、人間じゃないぜ、、、」Sansはそう言った。「そういえばそうか、、」と俺も思い出すと、「私も、、、」「私も、、、天人ですし」殺せんせーと松陽は苦笑いしながら答えていた。「俺はソルジャーって奴をしてるんだけど、ソルジャーは魔晄(まこう)という特殊なエネルギーを浴びて体を強くしているんだ。だから、、、な」「私も、、、ジェノバの細胞力でこんな羽が生えているからな」ザックスとセフィロスも続けて答えた。「そうですね、、、人間よりもあまり効かないかもしれませんね」寂雷は少し考えてから答えると、「くそっ、俺達のチーム、、、全員人間じゃねーかよ」と三途は悔しがっていた。「そうだな、、負けるかもしれませんね」高遠がボソッと言うと、三途は「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ボスと同じチームで良かったのにぃぃぃ!!!負けたくないぃぃ!!」と嘆いていた。「まぁ、、俺達には俺達のやり方で戦えば良いんじゃね」俺は三途を宥めるように言うと、三途は「あぁ、、」と泣きそうな顔で俯いて小さく返事をした。「そんな奴だったのか、、、面白しれぇ奴だな」ジンは三途を見て笑みを浮かべると、三途は恥ずかしくなったようで顔を赤く染めて下を向いていた。「そもそも俺、、、ラップあんまり知らないし」俺が言うと、「俺なんか、、、ラップっていう言葉すら知らなかったわ」とザックスも言っていた。「確かにな。歌はあるがラップというのは知らない」セフィロスも同意するように言った。「ラップというのは、、リズムに乗せて韻を踏むことによって歌詞を作り、自分の気持ちや考えなどを表現することです。ラップバトルとはラップを使って戦うことです」「喧嘩ってことだろ」佐野は三途を見ながら言った。「まっ、、まぁ、、そういうことですかね、、ラップバトルでは、お互いのリリックをぶつけ合いますし、、、」寂雷は戸惑いながらも答えてくれた。「へー、そんなもんがあるのか、、、楽しそうだな」ザックスは興味深げに聞いていた。「そうだな」Sansも嬉しげにしていた。「それではラップバトルのルールを説明しましょう」男はそう言って説明を始めた。「ヒプノシスマイクを使って相手の精神を攻撃し、相手をひざまずかせたり、倒れさせたりしたら一点入ります。そして相手の精神力が無くなったり、精神力が無くなる前に気絶してしまったら一点です。ちなみに、、精神力は無限にあるわけではなく、徐々に減っていきます。あと精神攻撃と言っても、相手にダメージを与えたりするわけではありません。あくまでヒプノシスマイクで精神的なダメージを与えるゲームなので、ヒプノシスマイク以外の武器は使ってはいけません」「つまり蹴ったり殴ったりしなくてもいいんだな、、、俺、、キックなら得意なんだけどなぁ~」佐野が残念そうに呟いているのを聞いて、「いや、、ボスはきっと、、、ラップも上手いと思いますよ!」三途が慌ててフォローを入れていた。「そっかぁ~」佐野は三途の言葉を聞くと、少しだけ機嫌が良くなっていた。「全員が戦えそうになくなったら負けなのか?」ジンは男に向かって質問すると、男は「はい。全員の精神力が0になった時点で終了となります。ただし、、精神力が0になっても、意識はある状態ですから、、、立ち上がって戦うことは可能ですよ。もちろん、、相手を攻撃することもできます。ただ、、精神力が無くなった状態だと、あまり大きなダメージを受けてしまうと、気絶してしまうかもしれませんね。それと、、精神力が無くなったとしても、相手が降参しなければ、気絶するまで戦い続けることになりますね。もし、、気絶しても、、目覚めますので、また立ち上がることが可能です。そして、、何度でも挑戦することができます」「ほぅ~普通のヒプノシスマイクを使ったラップバトルとは違うようだね」寂雷は感心したように言った。「はい。通常のヒプノシスマイクを使ったラップバトルでは、一度倒れると終わりなのですが、、ご主人様がそれでは面白くないと、制限時間いっぱい戦うルールになりました」男が答えると、「それは面白そうだな!俺はそれで良いぜ!」ザックスはとてもやる気になっていた。「私は皆さんの実力を見てみたいので、是非とも参加して欲しいですね」寂雷は微笑みながら言う。寂雷は見た目は優男だが、かなり強い。おそらくこの中で一番強いだろう、、、ヒプノシスマイクでラップバトルを経験してきた奴だからな。俺は仲間のチームだからいいが、、、他のチームの奴は大丈夫か?まぁ、人間じゃねぇ奴もいるから効かないかもしんないけど、、まぁ、やってみるか、、「それではゲームを始めましょう」男がそういうと、俺達の目の前にリングが現れた。「このリングの上でヒプノシスマイクを使って戦うんだよな?」ザックスは興味深げに見つめている。「はい。その通りです」「よっしゃー!やるぞー!!」佐野は張り切っていた。ジンも気合い十分のようで拳を握っていた。三途も嬉しげにしている。セフィロスだけは相変わらず無表情だ。
