私の好きな悪者がデスゲームをする話
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「、、、ザックスさん、、セフィロスさんと知り合いだそうですが、、何か、、セフィロスさんが人間に戻る、、手がかりはありますか?」殺せんせーがザックスに尋ねると「うーん、、セフィロスが人間に戻る方法か、、」とザックスが考えて、「あっ!そういえば!」とザックスが言うと「なんだ!あるんじゃないですか!教えてください!」と殺せんせーが言った。「でも、、うまく行かないかもしんねーぞ」と言ってザックスはセフィロスの方を見た。「構わん、、」とセフィロスは呟いた。「よし、、わかった!」とザックスはそういうとニコッと笑った。「それでその方法はなんなんです?早く聞かせなさい」と殺せんせーは急かすように聞いた。「それはな、、俺の仲間のクラウドはセフィロスの影響を受けたんだが、、俺だけ、、、特別で、、影響を受けなかったんだ。だから俺だけはセフィロスの影響を受けていないんだ、、、だから、、、多分だけど、、、俺の血をセフィロスに輸血すれば、、人間に戻れるんじゃないかと思うんだ」ザックスは真剣な表情で答えた。すると「なるほど!確かにそれならいけるかもしれません!」殺せんせーは大きく反応した。「おいおい、、そんな簡単に行くもんなのか?そもそも誰が血を入れるんだ?」と俺が聞くと「そうですよ、、、医療に携わる者でもないのに、、」殺せんせーは心配そうな顔をしていた。「そうだなぁ、、、この世界に医者でも、、、いたらなぁ」ザックスがそう呟いていると「マイク、、、マイク、、、何処にいったんだ」と背の高い白衣を着た紫の長髪の男が歩いてきた。「おっ!ちょうどいいところに!おーい!そこの医者っぽい人!!」ザックスがそう叫ぶとその男はこちらを振り向くと「君たちは?」と言った。「いやいや、アンタこそ誰だよ」俺はそう言って突っ込んだ。「私は神宮寺寂雷、、、新宿中央病院に勤務している医師だ」そう言って寂雷は名刺を俺達に名刺を渡そうとしたが、人間じゃない見た目のSansや殺せんせー、、、アイツの世界にいないだろう、、格好をしているセフィロスやザックスをみて驚いて「き、、、君たちは、、何者だい?!一体どこから現れたというのだ!?」そう言って寂雷は名刺を床に落とした。「まあまあ、、落ち着いてくださいよ、、、」殺せんせーは寂雷が落とした名刺を拾って返した。「これは失礼しました。私は殺せんせーと呼ばれていて、、、そしてこっちはSansくんで、」殺せんせーは丁寧に説明をしたが寂雷には理解できていない様子だった。「ははは、、やっぱり無理があるかなぁ」とザックスが苦笑いを浮かべると「仕方ありませんよ。いきなりこんなことを言われても普通は信じられないでしょうし」と殺せんせーも同意するように言った。「なぁ、、、先生もこの世界に連れて来られたのか?」と俺が尋ねると「ああ、、私も気がついた時にはここにいて、、」寂雷はそう言うと「ところで、、君は人間かい?それとモンスター達もいるようだけれど、、」とセフィロスとザックスに質問をした。「セフィロスだ」「俺はザックスだ」二人はそれぞれ答えた。すると「セフィロスさんと貴方は日本人ではないですが、、どうして日本語が話せるんです?それに、、なんで、、、鎧に剣なんか持ってるんですか? 」寂雷はザックスとセフィロスに尋ねた。「うーん、、それはな、、俺達は別世界の出身なんだ」とザックスが答えると「なっ!!なんですかそれは!まるで漫画みたいな展開ですね!」寂雷は信じられないような顔をしながら言った。「信じてもらえるかわからないけど、、とりあえず、、お前も皆も別々の世界から来たんだ」「だから、、、モンスターや、、、異世界の奴らがいるんだよ」ザックスの言葉に三途が補足するかのように言った。「な、、なんと!ということは皆さんはパラレルワールドの住人ということですか!」と殺せんせーが言うと「パラレル?なんだそりゃ」とザックスが言うと「並行世界のことです」と殺せんせーは言った。「へぇー、多分そういうことじゃないかと思うぜ」とザックスは言った。俺達はその言葉で状況が分かりやすかった。寂雷は「まぁ、モンスターや、、君たちがここにいるということは、、、本当のことなのかもしれないね」とやっと納得したようだった。「それで、、他の、、、貴方達は?」寂雷は他のジンや高遠、、、佐野、三途、松陽と高杉に目を向けた。「俺は佐野万次郎だ。よろ~」と佐野が名乗った後に「俺の名前は三途春千夜、、、マイキーの右腕だ!!」と三途は自慢げに言い放った。「私は高遠遥一、、よろしくお願いします」と高遠は丁寧に挨拶をする。「私はこの高杉君の担任をしていた。吉田松陽と申します」と松陽が名乗る。「俺はジンだ」ジンが名乗り、最後に俺が「俺は次元大介だ」と名乗った。「ところで、、、寂雷さんは何を探していたんですか?マイクって言ってましたが」と殺せんせーが聞くと「あー、、、『ヒプノシスマイク』のことですね、、、」寂雷はそう答えた。「ヒプノシスマイク?」殺せんせーはキョトンとしながら聞き返した。「えーっと、、ヒプノシスマイクというのは、、」寂雷が説明しようとした時に「ハハハハハ!!!医者が催眠術でもかけるのかよ」と三途が馬鹿にしたように笑っていると「おい、、」と寂雷は三途を睨みつけた。三途はビクッとして「い、いや、、そんなわけないですよねぇ、、」と慌てて訂正していた。「いや、、、そういえば、、皆はパラレルワールドから連れて来られたから分からないんですよね、、」寂雷はそう言って「ヒプノシスマイクとは」と話し始めた。「ヒプノシスマイクは『中王区』(ちゅうおうく)が開発したもので、、」そこまで寂雷が言った時「ああ、、もういいわ」とザックスが話を遮り「つまり、ラップバトルに使うものってことだろ?」と言った。「ああ、、そうだ」と寂雷が言うと「やっぱり、、、医者が趣味でラップしてるのか、、、」佐野は寂雷をからかうような口調で言うと寂雷はムキになって否定をした。「違う!!これは国の決まり事で仕方なくやらされているんだ!」と寂雷は叫んだ。佐野は寂雷の姿を見て本気で笑っていて、「何やってんだよ先生、、」と三途も呆れていた。「ヒプノシスマイクは国によってやっているというのは、、、どういうことですか?」殺せんせーが尋ねると寂雷は「私の世界の総理大臣で中王区党ある東方天乙統女(とうほうてんいつじょ)はナイフや銃、、、武器の使用を禁止して、、、その代わりに『ヒプノシスマイク』という精神に干渉する特殊なマイクを使っての武力行使を禁止したのです。そしてそのかわりにヒプノシスマイクを使ったディビジョン・ラップバトルを行うことになったのです。それで私はそれに『摩天狼』(まてんろう)というチームリーダーとして出て一度優勝しました」と説明した。「じゃ、、お前のいた世界では戦争は起きていないんだな」俺の言葉に「はい」と答えた後「まぁ、、彼女がリーダーになるまでは、、、昔は戦争がありましたが、、、」と寂雷は悲しそうな顔をした。「そうか、、、実はな、、、俺は戦争で親を亡くしたんだ」俺がそういうと「えっ!?」と寂雷は驚いていたが「だから、、俺は殺し屋になんかになっちまったんだよ」と言うと寂雷は「殺し屋!!?」更に驚いたようだった。俺は自分の過去を寂雷や皆にもう一度話した。「だが、、今は次元大介だ。殺し屋じゃない」俺がそういうと「次元さん、、」殺せんせーは悲しそうに言うと、「そうですね、、、私も生き抜くために仕方なかったのです、、、」と諦めたような口ぶりで殺せんせーは呟いていた。「え!??貴方も殺し屋!!?」「まじか!殺し屋が二人も!?」過去を聞いていなかった、寂雷とザックスは驚く。「でも、、、お前は教師だって、、、なのに殺し屋なんて、、」ザックスがそう言うと「教師になる前、、、私がこんな姿ではなく人間で、、殺し屋をしていて、、、」殺せんせーも自分の過去を皆に語った。「次元さんと同じですねぇ」と殺せんせーがしみじみ言うと「あぁ、、」と俺は答えた。「二人は、、殺し屋か、、、実は、、、私も医者をする前は『ill-doc』という名前で殺し屋をしていたんですよね」と寂雷は言った。「「「は?」」」俺は思わず声に出してしまった。「そ、そんなわけないですよねぇ~」殺せんせーが慌てて言うと「いや、本当だよ」と寂雷が言うと「うわ!!マジで言ってんのかよ!!」と三途が言った。「ああ、、本当だ。私は対テロリストの殺し屋をしていたんだ」寂雷は淡々と話した。「でもよぉ、、なんでお前は殺し屋をやめて医者になったんだ?」俺は寂雷に疑問を投げかけた。「それは……」寂雷は少し間をあけて「贖罪の為、、、今まで奪って来た命への償いだ」と寂雷は静かに言い放った。「ふぅん、、、そうか、、、」と俺が答えると「貴方も、、、殺し屋を辞めて、、人を助ける仕事をしているんですね、、、」殺せんせーは寂雷に向かって言った。「あぁ、、、」寂雷は短く返事をした。「でも、、、ここに連れて来られた奴らは皆、、死んだやつらばっかりだからな、、、先生も死んでこの世界にやって来たのか?」と佐野が尋ねる。「はい、、、」寂雷は悲しそうに返事をすると「やっぱり、、、寂雷さんも死んでしまったんですね、、、」と殺せんせーは小さな声で呟いた。俺は寂雷に死んでしまった理由を聞こうかと思ったがやめた。きっと聞いても辛いだけだからな、、、だってよぉ、、、俺は沢山殺し屋を見てきたから、、分かる、、きっと頭の良さそうな、、、殺せんせーも分かってるはずだ、、、、、殺し屋の世界は理不尽な事ばかりだ、、、俺は言わずにいたが「寂雷、、お前はどうして死んじま……」と言いかけると「貴方は優しいんですね、、」と寂雷は俺に話しかけて来た。「えっ?いや、、別に、、」俺は寂雷にそう言われて恥ずかしくなり目を逸らした。「私は、、まだ戦争があった頃は、軍医として戦地に赴いていました、、、その時に事故で親を失った『神奈備 衢』(かんなび よつつじ)という少年に出会って、私は衢君と仲良くなり二人で暮らしていました。ある日、戦争が終わり平和になって、、、私が病院の医者になったときも一緒に働いていた、、、彼は、、明るくて、、とても優しくて、、私にとってかけがえのない存在だった、、」寂雷は悲しそうに話していた。「でも、、」寂雷は悲しそうに話を続けた。「私の仲間だった『飴村乱数』(あめむららむだ)という男がアレを、、、彼に使ってきて、、、」寂雷は悲しそうだった。「え!??何ですか?アレって!?」「おい!寂雷!お前!大丈夫か!?」ザックスは驚き、殺せんせーも佐野も心配そうに見ていた。「あぁ、、大丈……夫だ」と寂雷は苦しそうだが無理やり笑顔を作って答えた。「無理すんじゃねぇぞ」俺はそう言うと「すまない」と寂雷は答えた。「それで、、アレって何なんだ?」とザックスが聞くと「……中王区は普通のヒプノシスマイクではなく『新製ヒプノシスマイク』というものも開発していて、、」「なんだそれ?そのヒプノシスマイクって奴とそれ何が違うんだ?」と俺が言うと「ヒプノシスマイクは使用しても精神的なダメージはできますが、完全な洗脳は出来ないのです」「ヒプノシスマイク『ヒプノシス』って洗脳って意味なのになw」とSansが笑った。「でも、、『新製ヒプノシスマイク』には精神だけではなく肉体にも影響が出るんだ、、脳に直接作用して、、」寂雷はそう言った。「そんなの使ったら人間じゃなくなっちまうよな、、」と俺は言った。「あぁ、、彼は、、私の目の前で、、倒れてそれからずっと、、、昏睡状態のまま、、私は彼のそばにいたかったが、、仕事もあったから、、仕方がなく仕事をしていたが、、それでも、、いつも、、お見舞いに行っていて、、」寂雷は涙を浮かべながら言った。「そんなことが、、」殺せんせーは静かに言った。「それとお前が死んだ理由と関係あるのか?」と佐野が尋ねると「……」寂雷は何も言わなかった。「関係あんなら教えてくれよ!」と佐野は怒鳴りつけるように言った。「それは……」寂雷は少し間をあけて「私は、、彼を助けられなかった、、だから、、私は、、殺されたんだろうか……」「どういうことだよ!!」とザックスは寂雷に向かって叫んだ。「あぁ、、すまない」寂雷は謝ったが「衢君と私が軍医をしていた頃に助けた人がいたんです。その人は衢君と仲が良かった人で、、彼は衢君に毎日のように、、会いに来てくれていたんです」と寂雷は小さな声で呟いた。「貴方はその人に何かしたんですか?貴方が悪いわけじゃないでしょう?貴方がそんなことにした訳でもない、、、なのになんで、、、」殺せんせーは寂雷に向かって優しく語りかけた。「えぇ、、、でも、、彼は、、衢君が昏睡状態になった理由を知らなかった、、、彼は『寂雷!!お前は!!殺し屋だったんだろ!!軍から聞いているんだよ!!』と言ってきて、、『お前が衢を!!!』と言われて、、」寂雷は涙を流していた。「酷い話ですね、、」と殺せんせーは悲しそうな顔をしていた。「私も、、最初は否定したが、、彼があまりにもしつこく言ってくるので、、つい、、言ってしまってしまったんだ、、私がやりましたって、、そしたら、、『やっぱりお前がやりやがったか!』と叫んで、、私を殴りつけて、、、私はヒプノシスマイクで反撃しようとしたが、、、私は気づいていなかった、、ナイフを持った別の男がいる事に、、その男は多分、私に復讐する為に、、自分の兄弟に協力してもらって、私を殺しに来たのでしょうね、、私を刺し殺す前に私に『ざまあみやがれ!お前のせいで俺!お前さえいなけりゃこんなことにはならなかった!全部お前のせいだ!お前のせいだ!殺し屋だったくせに正義面してんじゃねぇぞこの野郎が!!!』と叫びました、、」寂雷は泣きながらそう言った。「酷すぎるな、、」とSansが言うと「あぁ、、」とザックスが答えた。「彼がベッドの上に寝ている衢君に『衢、、、ごめん、、、俺はさ、、どうしてもアイツのことが、、、お前をそんなにした奴が許せなかったんだ、、』って言っているのを聞いてしまって、、」寂雷は泣いていた。「それで、、どうなったのですか?」と殺せんせーが聞くと、「……私は彼に刺されて死にました」と言った。「なっ!?」と殺せんせーは驚いていたが、「でも、、目を開けてみると目の前には血だらけになった彼がいて、、、もう虫の息の状態で、、彼は最後にこう言ったのです、、『俺はお前が憎かったけどよぉ、、でもよ、、俺はお前のこと嫌いじゃなかったぜ…….だってよ、、あんたがいなかったら、、俺はあの時、、戦争で死んでいたかもしれなかったからな、、、先生……俺はお前のことは忘れないよ、、お前のおかげで生きてこれたんだからよぉ……』彼は、、、私を殺して、、死んでしまったのです、、、そして、、、目覚めるとこの世界にいたんだ」と寂雷は言った。「そうだったのか……」とザックスは悲しい顔で言った。「あぁ…彼は、、私のことを恨んで死んでいったのでしょうね」と寂雷は呟いた。「寂雷さん、、貴方は悪くありません、、貴方が殺したわけでもないのに貴方は罪悪感を感じてしまったんですよね?貴方は何も悪い事はしていないんです。貴方は優しい人です。貴方は貴方が助けられなかった人の為に貴方なりに戦っていただけですよ。貴方は貴方が正しいと思った事をやっただけです。貴方は何も間違っていないんです」と殺せんせーは優しく語りかけた。すると寂雷の目からは涙が溢れていた。「ありがとうございます……」と寂雷は小さな声で呟いた。「所で何でそのヒプノシスマイクを探してたんだ?」とSansが聞いた。「あぁ、、それは、、、ヒプノシスマイクを手に持っていたんだけど、、目が覚めると何故か無くなっていたんだ。私はそのヒプノシスマイクで誰かに悪用されないようにと思って探していました」と寂雷は言った。「なるほど、、」とSansは納得したような顔をしていた。「でも、なんでそのヒプノシスマイクを欲しがるんだろうな?」とザックスが疑問を口にした。「それは、、分かりません」と殺せんせーは困った表情をしていた。「まぁ、、いいか、、」とSansが言うと「そうだな」とザックスも同意をした。
