(前編)半間が稀咲の為に日向を殺そうとする話
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マイキーとドラケンはエマと日向にショッピングに誘われてその帰りだった。「ショッピング楽しかったね!エマちゃん!」「うん!!また行きたいな〜」エマと日向が楽しそうに話していた。「俺も意外と楽しかったな」マイキーがボソッと呟くと、ドラケンも同意する。「そうだな」「あっ!ちょっと買い忘れた物が……」ドラケンが突然何かを思い出したかのように言う。「そうなの?ケンちん?」マイキーが不思議そうに聞く。「あぁ、ちょっと行ってくるわ」ドラケンはそう言うと、急いで買い忘れたものを買いに行った。「じゃあ、ここで休もう!」マイキー達は工事現場の近くでドラケンを待つことにした。「ケンちん遅いね〜」「そうだね」三人が話していると突然、工事現場の鉄パイプが大量にエマと日向の上に降ってきた。「危ない!!」マイキーが叫ぶと次の瞬間、二人が鉄パイプの下敷きになった。「エマ!?日向ちゃん!?」二人は鉄パイプの下敷きになって血だらけになっていた。「エマちゃん!!日向ちゃん!!」二人が叫ぶが返事はない。「うっ!!あああああああ!」マイキーは二人を見て、、、もう助からないと悟った。「エマちゃん!日向ちゃん!!しっかりして!!」マイキーが泣きながら叫ぶと、二人は意識を取り戻したのか、ゆっくりと目を開けた。「マ……イキー?」エマは弱々しい声で言う。「エマ!?大丈夫か!?」エマの姿を見たマイキーは驚くと同時に絶望した。(酷い……)二人の体は血塗れで、とても生きているとは思えなかったからだ。それでも必死に呼びかけると、エマが弱々しく言う。「ごめんね……マイキィ、、、今まで、ありがとう……大好き……」エマはそう言うと静かに目を閉じた。「エマ!?エマ!!」マイキーが叫ぶと今度は日向の声が聞こえた。「マ……イキー、、」日向も消えそうな声で言う。「ひなたちゃん!!しっかりしてよ!」「武道君に……伝えてくれる?、、ずっと……愛してるよって……」日向はそう言うと静かに目を閉じた。「ひなたちゃん!!ひなたちゃん!!」マイキーが叫ぶと返事はなかった。「うっ、、うわぁぁぁぁぁ!!」マイキーは泣き叫んだ。そしてそのまま二人は帰らぬ人となった……ふと、マイキーが上を見上げると、鉄骨を落としたでだろう犯人がいた。「半間!!お前がエマと日向ちゃんを!!」マイキーは怒りに任せて叫んだ。「ばはっ♡バレちまったか〜♪」半間は悪びれる様子もなく言う。「テメェ!!殺してやる!!」マイキーは叫ぶと、「ハハハハハ!!!」半間は笑いながらどこかに去っていった。「待てっ!!半間ぁぁ!!」マイキーは叫んだが、もう遅かった……(俺がもっと早く気づいていれば!)だが、後悔してももう遅い「あぁ!俺のせいだ!俺がもっと早く気づいていれば!」そんなことをしても二人は帰ってこない……「うっ、うっ、エマ、日向ちゃん……」俺は悔しさと悲しみで涙が止まらなかった。
マイキーは葬式に出ていた、、、ただ、、、涙が溢れ出してるだけだった。「うっ、、うぅ」マイキーは二人の棺の前で泣き続けている……(俺が、二人を殺したんだ……アイツが殺したのは分かってる!でも、俺がもっと早く気づいていれば……)マイキーは、自分が許せない気持ちだった。「エマちゃん……日向ちゃん……」二人が死んだ日から、俺はずっと部屋に引きこもっていた。ご飯も食べず、ただ泣いていただけだった。もう生きる気力もなかった……(俺が死ねば良かったんだ!!俺なんかが生きてたから!二人が死んだんだ!)俺はそう思いながら自殺しようとした時、知らない電話番号から電話がかかってきた。俺は電話に出る気にもなれず、無視した。だが、何回もかかってくるので仕方なく出た。「はい……」俺が力なく答えると電話の主は嬉しそうに言う。「ばはっ♡久しぶりだなぁ〜♪」半間だった……「半間……」俺が呟くように言うと、半間は楽しそうに言う。「お前さぁ〜いつまでそうやってるつもりなんだぁ?ww」半間が笑いながら言うと俺は怒りが込み上げてきた。「テメェのせいだろうが!!」俺が叫ぶと、半間はさらに笑う。「ばはっ♡怒んなよwww」「うるせぇ!!テメェのせいで二人が死んだんだ!絶対許さねぇからな!!」俺が怒鳴ると、半間は急に真面目な口調になる。「なぁ?でもこのままじゃお前がサツに捕まるぜ?」「え?どう言う意味だ?」半間の言葉に俺は戸惑う。「だってぇ〜お前が捕まれば、ドラケンも捕まるんだぜ?そんなの嫌だろぉ?」半間がニヤニヤしながら言う。「それは……」確かにそうだ……俺が捕まればケンちんも捕まってしまうのだ。「だからさ?俺と一緒に来いよ!そしたら、お前の大事なもんは守れるぜ?」(こいつの言う通りだ……)俺は悩んだ末、半間の提案に乗ることにした。「分かった……お前と行く……」俺が言うと半間は嬉しそうな声で言う。「ばはっ♡そう来なくっちゃなぁ〜♪」
「俺はアイツらについて行くことにしたんだ……もう、俺は戻れない……」「うっ!マイキー!!いいのかよ!!?お前はそれで!!」ドラケンが叫ぶと、マイキーは涙を流しながら言う。「ごめん……ケンちん……俺は……もう戻れないんだ……」マイキーはそう言うと、半間とバイクに乗って行ってしまった……「マイキィィィ!!」ドラケンが叫ぶがもう遅かった。「ばはっ♡じゃあな!ドラケン!!ww」半間が笑いながら言うと、バイクは走り出した。「マイキー……お前……このまま、、、背負って生きていくのか……」ドラケンは悲しそうに呟くと、その場を後にした。
それからというものの、東京卍會はどんどん悪化していった……最初はただの不良集団だったが今では犯罪組織になっていた……
「そうか、、橘日向と佐野エマが死んだのか……」俺が報告すると半間はニヤッとして言う。「ばはっ♡」俺は何も言えなかった……確かにそうだ。もしあの時に戻れたとしてもきっと俺は同じことをするだろう……
俺は今日も日向の下校を見届けた(ストーカーした)。「はぁ、、日向は今日も可愛かったなぁ〜♪」俺がニヤニヤしながら家で言っていると、半間がやって来た。俺は無視して帰ろうとしたが、腕を掴まれる。「おいおい〜無視すんなよ〜」半間が言うので仕方なく答えることにした。「何の用だよ?」俺が聞くと半間はニヤリと笑って言う。「ばはっ♡」(え?)俺が戸惑っていると、そのまま強引に連れていかれた……「おいっ!離せよ!!」俺が叫ぶと半間はニヤリと笑って言う。「ばはっ♡離さねぇよ〜♪」そう言うと、俺の腕を引っ張る力が強くなる。俺は抵抗しようとしたが無駄だった……そのまま路地裏に連れていかれると、投げ飛ばされた。俺は壁に激突して倒れる。(痛ってぇ!!)俺が顔を上げると目の前には半間が立っていた。「おいおいw大丈夫かぁ?ww」半間はニヤニヤしながら言う。「うるせぇ!お前のせいでこうなったんだろうが!!」「はっ♡わりぃなww」すると、半間の表情が急に変わった。「なぁ、お前さ〜なんで日向のこと諦めねぇの?」半間が冷たい声で言う。俺は一瞬驚いたが、すぐに言い返す。「お前には関係ないだろ!!」俺が叫ぶと半間はさらに冷たい声で言った。「関係あるんだよ!」(こいつ何言ってんだ?)俺が困惑していると半間が言う。「勝手に他の奴に手出してんじゃねぇよ!!」「はぁ!!?!?」俺は思わず叫んでしまった。「俺のこと好きって言ったくせに、日向のストーカーしてんじゃねぇよ!!」半間は怒りながら言う。「お前、、、見てたのか?」俺が恐る恐る聞くと半間はニヤッとして言う。「あぁ、見てたぜ〜♪お前が日向をストーカーしてる所も、橘日向を殺したいって言ってたところも全部な♡」(こいつっ!!)俺は怒りで頭がおかしくなりそうだった……「なぁ?お前さ〜なんでそんなに橘日向にこだわるんだ?別にほっときゃいいじゃんかアイツにはもう別の男がいるだろ?」半間が不思議そうに聞いてくる。「お前には関係ないだろ!!」俺が叫ぶと半間はニヤリと笑って言う。「あるんだよなぁこれがww」半間がそう言うと、俺の耳元で囁くように言う。「俺が橘日向を殺したらさ〜お前は俺のものになるんだよな?」(は?)俺は一瞬何を言っているのか分からなかったが、すぐに理解する。(こいつっ!!まさか!?)「おい!お前まさか!!」俺が叫ぶと半間は笑いながら言う。「ばはっ♡気づいたか?ww」「良いだろう?そしたら、、、、流石のお前でも諦めが着くだろ?」「ふざけんな!!日向は」「ばはっ♡威勢がいいねぇ〜♪」半間が楽しそうに笑う。「でも、お前だって橘日向のこと殺したいんだろ?」半間が言う。(確かにそうだ……)俺は心の中で思ったがすぐに否定する。「本当かなぁ?ww本当は殺したくて仕方ないんじゃねぇの?www」半間の言葉にドキッとしたが、俺は否定する。「違う!!俺は日向を守りたいだけだ!」俺が叫ぶと半間はニヤッと笑って言う。「ばはっ♡まぁいいや♪」半間はそう言うと、俺の耳元で囁く。「橘日向を殺したいんだろ?俺が手伝ってやるよ。いつもみたいにな♡」半間はそう言うと、俺の頭を撫でながら言う。「ばはっ♡いい子だな〜♪」俺は何も言えなかった……
「でもさ〜お前だって俺のこと好きなんだろぉ?」半間がニヤニヤしながら言ってくるので、俺は言い返す。「うるせぇ!黙ってろ!!」俺が怒鳴ると半間は俺に抱きついきながら言う。「ばはっ♡怒った顔も可愛いなぁ〜♪」「これでお前はもう俺から離れられないな♡」「黙れ!!」俺が叫ぶと半間はさらに強く抱きしめてくる。(くそっ!こいつ力強すぎだろ!!)俺は必死に抵抗したが、全く歯が立たない……「ばはっ♡可愛いなぁ〜♪」半間は嬉しそうに言うと、俺の耳元で囁くように言う。「愛してるぜ?稀咲ぃ?」「うるせぇ!黙れ!」俺が叫ぶと半間は嬉しそうに笑う。俺はもう、こいつからは逃げられないだろう……もういいか?日向も死んだんだ……それに、、、俺はコイツのことが……「ばはっ♡やっと認めたか?♡」「あぁ、、好きだ……愛してる……」俺が言うと「ばはっ♡やっと認めたか?♡」半間はそう言うとキスをした。(もう終わりだな……)俺は心の中で思った。もう、日向もいない、、、、それなら、、、コイツと生きていくしかないだろう……「ばはっ♡やっと堕ちたなwww」半間が嬉しそうに言う。[newpage]
俺は過去を変えて、未来に戻って来た。「ここは?」俺が呟くように言うと、「東卍所有のビルだよ」と後ろから声が聞こえた。「あっ!」後ろにいたのはスーツを着た、大人のドラケン君だった。「久しぶりだな、たけみっち」ドラケン君が笑顔で言う。「はい!」俺が元気よく答えると、ドラケン君は少し悲しそうな顔で言う。「ごめんな……俺がもっとしっかりしていれば……」俺は胸が締め付けられる思いだった。「いえ!大丈夫です!!」俺が言うと、ドラケン君は俺の頭を撫でてくれた。その優しさが嬉しかったけど、、俺には分かった、、、、また、未来は変えられていなかったんだなって……また、、、、マイキー君が闇堕ちしてしまんだろうか?ヒナは生きているだろうか?俺は不安になっていた……「マイキーがさ……死ぬかもしんねぇんだ……」ドラケン君が悲しそうに言う。「え?どう言うことですか?」俺が驚いて聞くと、ドラケン君は話し出した。「今やさ~東卍は犯罪組織みてぇだろ?」(あぁ、またマイキー君は闇堕ちしてしまったのか……)俺はそう思ったが、ドラケン君の話はまだ終わっていなかった。「マイキーと半間って奴がな?一緒に犯罪組織作っちまってよ」「え?」俺が驚いているところを見てドラケン君は「あぁ~~たけみっちも色々あったもんな、、、」と悲しそうに呟く、、、すると、、頭にあるはずもない記憶が流れ込んできた。多分、、俺がタイムリープして未来の記憶がない俺の記憶だろう
「日向!!」「エマ~~~!!」俺とマイキー君がエマちゃんとヒナの墓の前で泣いていて、ドラケン君がそれを悲しそうに見ていた。「なぁ?なんでだよぉ~なんで俺を置いていくんだよ~」マイキー君が泣きながら言うと、ドラケン君は抱きしめて言う。「ごめんな……俺がもっとしっかりしていれば……」ドラケン君も泣いていた……そんな、、、記憶だった
「あの日からお前にも思い出してしまったらいけないと思って、俺達はずっと会ってなかったから、、、お前は知らないんだよな……ごめんな……」ドラケン君は目に涙を浮かべながら言う。「あれから、、、マイキーは半間とつるんで、犯罪組織を作ってしまったんだ……実はなぁ~マイキーが犯罪組織のボスなんだよ……」「え?」俺が驚いていると、ドラケン君は続ける。「マイキーは、エマと日向ちゃんが殺されたのを自分のせいだと責めてな?それで、半間と稀咲とつるむようになってからどんどんおかしくなっていったんだ、、、マイキーは、、、」ドラケン君はそこで言葉を詰まらせた。「どうしたんですか?」俺が心配そうに聞くと、ドラケン君は言う。「後で知ったんだが、、、マイキーが犯罪組織を作った理由は、、、、、俺を」ドラケン君がそこまで言うと、俺は全てを察した。「まさか……ドラケン君を庇って?」俺が恐る恐る聞くと、ドラケン君は静かに頷いた。「あぁ……そうなんだ……半間にマイキーは脅されて『自分と俺が警察に捕まりたくなかったら俺のいうことを聞け』って、、それでマイキーは二人の言う通りに動くしかなくて、、それで犯罪組織を作ってしまったんだ」俺は言葉を失った。(そうか……だからドラケン君はあんなに悲しそうな顔をしていたのか……)「そして、ある日マイキーは俺を呼んだんだ『半間と稀咲を殺す』ってな?『俺はもう、、、大事な人を失いたくない、、だから、、俺は半間と稀咲を殺して、、俺は死のうと思う』ってな?『俺の分まで生きてくれよ?』って言って去っていって、、」ドラケン君がそこまで言うと、俺は思わず叫んでしまった。「そんな!なんでですか!?」俺が叫ぶとドラケン君は言う。「それが……マイキーの本心だと思うんだ……」ドラケン君は辛そうに言う。「でも!!ドラケン君だって、マイキー君のことが大事なんでしょ!?そんなの酷すぎますよ!!」俺が泣きながら叫ぶと、ドラケン君は静かに言う。「そうだ!」「そうだな!マイキーを助けに行くぞ!」俺が叫ぶとドラケン君も叫んだ。
俺達はビルの中に入ると、そこには信じられない光景があった。なんと、半間と稀咲が血を流して倒れているのだ……だが、、不思議なことに、、、半間は稀咲を庇って倒れているように見えた……しかも手まで握って……(なんで?半間が稀咲を庇うような真似を……)俺が不思議に思っていると、ドラケン君が言う。「マイキー!」ドラケン君の言葉に俺は驚いて振り返る。そこには、マイキー君の姿があった……
「おい!マイキー!」ドラケン君が叫ぶと、マイキー君はこちらを振り返る。その顔は返り血で真っ赤に染まっていた……俺はもう、、恐怖で足がすくんでしまった。俺はもう何が何だか分からなかった……(なんで?どうしてだ?)俺が呆然としていると、ドラケン君が叫ぶ。「マイキー!!お前!まさか!!」(やめろ!やめてくれ!!)俺の願いも虚しくドラケン君の言葉に答えるようにマイキー君は言う。「あぁ……殺したよ……」その言葉を聞いた瞬間、俺は膝から崩れ落ちた。「ごめんなぁ?ごめんな……」「お前はいつもそうだよな?なんでもかんでも一人で抱え込んでさ!!」ドラケン君は叫ぶように言う。その目は涙で濡れていた……だが、、それでもなおマイキー君は冷たく言い放つ。「これは、、仕方ないことなんだ……こうでもしなきゃ、、お前はこいつらに利用されるんだよ!!……」俺はもう、言葉を発することも出来なかった……「マイキー……」「ケンちん……俺さ~~ケンちんには感謝してんだよ……だってさ~~ケンちんがいなかったら俺はさ~~」「やめろ!!」ドラケン君が叫ぶと、マイキー君は笑うと答える。「俺さ~~ケンちんに会えて良かったよ?だってさ~ケンちんがいたから俺はここまで来れたしさぁ~」「俺はそれで別に良かったんだよ……それで……俺の大切な人達が守れるなら……それで……俺は、、、良かったんだ……」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、、それでもなおマイキー君は続ける……マイキー君は半間の死体を踏みつけて、死体を睨みながら「半間ァ!!こんな奴が生きてたら、また誰かが不幸になるんだよ!!だから!俺が殺してやったんだ!!」「半間は良い奴だったよ?」「やめろ……」ドラケン君は泣きながら言う。だが、マイキー君の言葉は止まらない。「最近知ったんだけとな、、、コイツは稀咲を手に入れる為にやったらしいぜ?でも、、結局無駄だったな、、、でもさ~アイツは俺の大切な人達を傷付けたからなぁ~だから、、殺してやったよ、、」「やめろぉ!!」ドラケン君が叫ぶと、マイキー君は笑う。「ケンちん……ごめんな?」「なんでだよ!!なんで俺なんかの為にそこまですんだよぉぉ!!」ドラケン君は叫んだ。すると、マイキー君は言う。「だってさ~俺ってバカだからさぁ~~人を殺す以外わかんなくなっちまってさ~だから、、俺がこれ以上人を殺さないようにさ~そして、、俺の分まで生きてくれよ?」「嫌だ!!俺はお前と一緒に死ぬ!!」ドラケン君が叫ぶと、マイキーは悲しそうに言う。「ありがとな?ケンちん……でもさ~俺はもう、、疲れたんだ……だから、、楽にしてくれよ?」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける。「ケンちんさぁ~いつも俺の側にいてくれたよな?俺がどうしようもないくらいバカになっても見捨てないでずっと側にいてくれたよな?俺さ~ケンちんに会えて良かったよ?だってさ、、俺の大切な人達はみんな死んでいくからさ~~」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける。「エマちゃんも日向ちゃんも死んだしさぁ~もう俺には誰もいないんだよ……だからさ~~ケンちんには生きてて欲しいんだ!俺の分まで生きてくれよ?」そう言うと、マイキーは銃を構える……
「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける。「ケンちん……ありがとな?俺と友達になってくれてさ~楽しかったぜ?」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける……「ケンちん~~バイバイ!!」マイキーはそう叫ぶと、銃の引き金を引いた。バァン!銃声が響く……血が、、、マイキー君の血が、、ドラケン君の身体に飛び散る。「ケンちん……ごめんなぁ~」そう言ってマイキーは倒れた 俺はもう何も言えなかった……ただ呆然とするしかなかった、、、「俺の為に!!俺の為に!!」ドラケン君は泣き叫ぶ。「マイキーィ!うっ……うわぁぁ!!」ドラケン君は泣き叫ぶ。マイキー君の死体を抱きしめて、、「ごめんな……ごめんな……」と呟きながら泣いていた。俺はもう何も言えなかった……俺もドラケン君と同じように泣き叫ぶしか出来なかった……パトカーのサイレンが聞こえ始める。「やべぇ!逃げんぞ!」ドラケン君が叫ぶと、俺達は走って逃げ始めた……(なんで?どうしてこうなったんだ?)俺はもう何も考えられなかった……ただただ泣いていた……「ごめんなぁ~」と言うマイキー君の声がいつまでも俺の頭の中で響いていた……俺達は警察に連行されたが、マイキーが犯人だと分かると、すぐに釈放された。ドラケン君は抜け殻のようになってしまっていた……
俺達が警察に来たことを聞いたのか、直人が心配して来てくれた。「直人……」俺が呟くように言うと、直人は悲しそうな顔で言う。「大丈夫ですか?」「うん……」俺が力なく答えると、直人は辛そうに言う。「すみません……僕がもっと早く気づいていればこんなことには……」「いや……直人のせいじゃないよ……」俺が言うと、直人は辛そうに言う。「武道君……僕は君の力になりたいんです!だから、僕に出来ることがあったらなんでも言ってください!」俺はその言葉を聞いた瞬間、思わず叫んでしまった。「じゃあ!!今すぐ過去に戻してくれよ!!」俺の言葉を聞くと、直人は驚いた顔でこちらを見る。だが、すぐに真剣な表情に戻って「そうですね。ですから、僕の家に来てください。そこで話しましょう」と言う。俺は無言で頷いた……
直人の家に行くと、俺達は椅子に座って向き合った……「それにしても、、、、今までは稀咲が裏で糸を引いていたはずなのに、、違うんですね……」直人が呟くように言う。「あぁ……そうなんだよ、、」俺が答えると、直人は不思議そうに言う。「一体どういうことなんでしょうか?僕は今までずっと稀咲が裏で糸を引いていると思っていましたから……」俺はしばらく考え込んだ後、口を開く。「もしかしたらだけどさ……今まではそうだったけど、、今回は違ったんじゃないか?」俺は直人に自分の考えを伝えた。「どういうことですか?」直人が不思議そうに聞いてくるので、俺は答える。「マイキー君は、、、『半間は稀咲を手に入れる為にエマちゃんとヒナちゃんを殺した』って言っていたんだ……つまり、、今までは稀咲がヒナを殺すように命令していたけど、今回は半間が殺すように命令したってことじゃないかな?」俺がそう言うと、直人は考え込むように黙ってしまう。「なるほど……確かにその可能性はあるかもしれません……でも何で半間はそんなことを」直人が言うと、俺は答える。「でも、、もしかしてだけど、、半間は稀咲のことが好きだったんじゃないかな?」俺が言うと、直人は驚く。「まさか……そんなことあるわけないですよ……」直人が言うと、俺は言う。「いや……でもさ、、半間っていっつも、、稀咲と一緒だし、、何より、、、不思議に思ったのが、、半間は稀咲を庇って撃たれてた気がするんだよ……」俺が言うと、直人はまた考え込む。「まぁ、そうにも見えましたね……」直人が言うと、俺は続ける。「だからさ……もしかしたらだけど、半間は稀咲のことが好きでさ……だから、エマちゃんとヒナちゃんを殺したのも、自分の好きな人の為にやったんじゃないか?」俺がそう言うと、直人は驚く。「まさか……」「いや……でもさ?そう考えれば辻褄が合うんだよ……半間が稀咲の為にやったと思えばさ……」俺が言うと、直人はまた考え込む。「確かにそうですね……だとしたら、半間が庇ったのも納得できますね。でもなんで姉さんまで?エマさんを殺したのは多分マイキーを脅す為でしょうけど、、姉さんは関係ないじゃないですか?」直人が言うと、俺は答える。「確かにそうだけど……もしかして、、俺に関係があったりして?ほら……俺って一応、ヒナの恋人だったわけだし……もしかして!!?!?」俺が興奮して言うと「いや、それはないでしょう」と直人に冷静に突っ込まれる。「まぁ……そうかもしれないけどさ……」俺が言うと、直人は呆れた顔で言う。「でも……稀咲と姉さんが知り合いでしたっけ?」直人が言うと、俺は言う。「それは……分からないけど、でもさ!もしかしたらだけど、二人は知り合いだったかもしれないじゃん!それで稀咲はヒナが好きで!!諦めさすために半間はヒナも殺したとか?!!」俺が言うと、直人は呆れ顔で言う。「いや……それはさすがに飛躍しすぎじゃないですか?」俺は少し考えるが、すぐに考えを放棄する。「まぁ……そうだよな……」俺が言うと、直人も言う。「でも、、、調べてみないと分からないですね……」「あぁ……そうだな……」俺が言うと、直人は真剣な顔で言う。「とにかく、調べてみる必要がありますね」俺は頷く。「じゃあ……とりあえず今日は解散するか?」俺が言うと、直人も頷いて立ち上がる。そして、俺達は家についたのだった
数日後、直人から連絡があった。「武道君!わかりましたよ!」直人は嬉しそうに言う。「本当か!?」俺が聞くと、直人は興奮気味に言う。「えぇ!!稀咲と姉さんは知り合いでした!」「やっぱりか!!」俺が言うと、直人は続ける。「どうやら、姉さんと稀咲は小さい頃同じ塾に通っていたらしいんです!それで、二人はそこで出会ったみたいです!」「なるほど……もしかして!!?俺の仮説あってたりして!?」俺が言うと「そうだったんですよ!!」「調べてみたところ、、、、本当に稀咲と半間は付き合ってたみたいです!」「まじかよ!!」俺が叫ぶと、直人は続ける。「しかも、二人は結婚までしてました!」俺は思わず叫んでしまう。「け……けけけ結婚!?!?アイツら男同士なのに!?!?!?」俺が言うと、直人は冷静に言う。「はい……でも、二人は愛し合っていたみたいですよ……」俺は驚きすぎて言葉を失う。すると、直人は真剣な顔で言う。「実はですね……外国で挙げた結婚の写真もあるみたいなんですけど……見ますか?」「あぁ……見せてくれ……」俺が言うと、直人はパソコンを操作して画像を開く。そこには幸せそうに微笑む二人が写っていた。俺はその写真を見て思わず呟く。「幸せそうだな……」すると、直人が答える。「そうですね……でも、二人はもう死んでしまいましたけどね……」「そうだったな……」俺が言うと、直人は続ける。「それでですね……この結婚式の写真なんですけど……実はメッセージが書いてあるんです」俺は驚きながらも言う。「なんて書いてあるんだ?」俺が聞くと、直人は答える。「えっとですね……『鉄太へ 愛してるよ 半間』と書かれていますね……」俺は思わず絶句する。「まじかよ……」俺が言うと、直人は続ける。「ちなみにですけど……この写真の裏にも何かメッセージが書いてあるんです」直人が操作して画像を拡大する。そこには文字が書かれていた。『ごめんな日向……俺、お前のことが好きだったんだ……でも、、、、もう無理みたいだ……だから、、半間と一緒に幸せになるよ。ごめんな…ごめんな……日向、、愛してたよ……鉄太』俺は思わず泣きそうになる。「なんだよこれ……本当に!!?あの!!稀咲が書いたのか!?!?」俺が言うと、直人は答える。「はい……間違いありません」そう直人は断言する。「じゃあ……俺の言ってたように、、稀咲にヒナを諦めさす為に殺したってことなのか?」俺が言うと、直人は答える。「その写真の裏のメッセージを見て、僕もそう確信しました」直人が言うと、俺は言う。「稀咲がこんなにヒナのことが大好きだったなんてな……あの稀咲が」俺が言うと、直人は答える。「そうですね……僕も今までの稀咲の悪行を見てきましたからね、、、」「でも……これでわかりましたね……姉さんが死んだ原因が……」俺は頷きながら言う。「あぁ……そうだな……これでやっとわかったぜ!」俺が言うと、直人も嬉しそうな顔で言う。「はい!これで姉さんの仇を取ることができますね!!」「あぁ!で、これからどうすればいいんだ?」俺が聞くと、直人は答える。「そうですね……まずは半間が姉さんとエマさんを殺すのを防がないといけませんね……」「確かにそうだな……でも、どうやって?」俺が聞くと、直人は答える。「過去に行って半間が姉さんとエマさんを殺す前に、半間を止めるしかないでしょう」「どうやって止めるんだ?」俺が聞くと、直人は答える。「それは……僕にも分かりません……でも、過去に行って調べるしか方法はないと思います」俺は少し考えた後、言う。「分かった!」「じゃあ……早速行きましょう!」直人が言うと、俺は頷き、過去に戻る準備をする。そして俺は再び過去にタイムリープしたのだった。
マイキーは葬式に出ていた、、、ただ、、、涙が溢れ出してるだけだった。「うっ、、うぅ」マイキーは二人の棺の前で泣き続けている……(俺が、二人を殺したんだ……アイツが殺したのは分かってる!でも、俺がもっと早く気づいていれば……)マイキーは、自分が許せない気持ちだった。「エマちゃん……日向ちゃん……」二人が死んだ日から、俺はずっと部屋に引きこもっていた。ご飯も食べず、ただ泣いていただけだった。もう生きる気力もなかった……(俺が死ねば良かったんだ!!俺なんかが生きてたから!二人が死んだんだ!)俺はそう思いながら自殺しようとした時、知らない電話番号から電話がかかってきた。俺は電話に出る気にもなれず、無視した。だが、何回もかかってくるので仕方なく出た。「はい……」俺が力なく答えると電話の主は嬉しそうに言う。「ばはっ♡久しぶりだなぁ〜♪」半間だった……「半間……」俺が呟くように言うと、半間は楽しそうに言う。「お前さぁ〜いつまでそうやってるつもりなんだぁ?ww」半間が笑いながら言うと俺は怒りが込み上げてきた。「テメェのせいだろうが!!」俺が叫ぶと、半間はさらに笑う。「ばはっ♡怒んなよwww」「うるせぇ!!テメェのせいで二人が死んだんだ!絶対許さねぇからな!!」俺が怒鳴ると、半間は急に真面目な口調になる。「なぁ?でもこのままじゃお前がサツに捕まるぜ?」「え?どう言う意味だ?」半間の言葉に俺は戸惑う。「だってぇ〜お前が捕まれば、ドラケンも捕まるんだぜ?そんなの嫌だろぉ?」半間がニヤニヤしながら言う。「それは……」確かにそうだ……俺が捕まればケンちんも捕まってしまうのだ。「だからさ?俺と一緒に来いよ!そしたら、お前の大事なもんは守れるぜ?」(こいつの言う通りだ……)俺は悩んだ末、半間の提案に乗ることにした。「分かった……お前と行く……」俺が言うと半間は嬉しそうな声で言う。「ばはっ♡そう来なくっちゃなぁ〜♪」
「俺はアイツらについて行くことにしたんだ……もう、俺は戻れない……」「うっ!マイキー!!いいのかよ!!?お前はそれで!!」ドラケンが叫ぶと、マイキーは涙を流しながら言う。「ごめん……ケンちん……俺は……もう戻れないんだ……」マイキーはそう言うと、半間とバイクに乗って行ってしまった……「マイキィィィ!!」ドラケンが叫ぶがもう遅かった。「ばはっ♡じゃあな!ドラケン!!ww」半間が笑いながら言うと、バイクは走り出した。「マイキー……お前……このまま、、、背負って生きていくのか……」ドラケンは悲しそうに呟くと、その場を後にした。
それからというものの、東京卍會はどんどん悪化していった……最初はただの不良集団だったが今では犯罪組織になっていた……
「そうか、、橘日向と佐野エマが死んだのか……」俺が報告すると半間はニヤッとして言う。「ばはっ♡」俺は何も言えなかった……確かにそうだ。もしあの時に戻れたとしてもきっと俺は同じことをするだろう……
俺は今日も日向の下校を見届けた(ストーカーした)。「はぁ、、日向は今日も可愛かったなぁ〜♪」俺がニヤニヤしながら家で言っていると、半間がやって来た。俺は無視して帰ろうとしたが、腕を掴まれる。「おいおい〜無視すんなよ〜」半間が言うので仕方なく答えることにした。「何の用だよ?」俺が聞くと半間はニヤリと笑って言う。「ばはっ♡」(え?)俺が戸惑っていると、そのまま強引に連れていかれた……「おいっ!離せよ!!」俺が叫ぶと半間はニヤリと笑って言う。「ばはっ♡離さねぇよ〜♪」そう言うと、俺の腕を引っ張る力が強くなる。俺は抵抗しようとしたが無駄だった……そのまま路地裏に連れていかれると、投げ飛ばされた。俺は壁に激突して倒れる。(痛ってぇ!!)俺が顔を上げると目の前には半間が立っていた。「おいおいw大丈夫かぁ?ww」半間はニヤニヤしながら言う。「うるせぇ!お前のせいでこうなったんだろうが!!」「はっ♡わりぃなww」すると、半間の表情が急に変わった。「なぁ、お前さ〜なんで日向のこと諦めねぇの?」半間が冷たい声で言う。俺は一瞬驚いたが、すぐに言い返す。「お前には関係ないだろ!!」俺が叫ぶと半間はさらに冷たい声で言った。「関係あるんだよ!」(こいつ何言ってんだ?)俺が困惑していると半間が言う。「勝手に他の奴に手出してんじゃねぇよ!!」「はぁ!!?!?」俺は思わず叫んでしまった。「俺のこと好きって言ったくせに、日向のストーカーしてんじゃねぇよ!!」半間は怒りながら言う。「お前、、、見てたのか?」俺が恐る恐る聞くと半間はニヤッとして言う。「あぁ、見てたぜ〜♪お前が日向をストーカーしてる所も、橘日向を殺したいって言ってたところも全部な♡」(こいつっ!!)俺は怒りで頭がおかしくなりそうだった……「なぁ?お前さ〜なんでそんなに橘日向にこだわるんだ?別にほっときゃいいじゃんかアイツにはもう別の男がいるだろ?」半間が不思議そうに聞いてくる。「お前には関係ないだろ!!」俺が叫ぶと半間はニヤリと笑って言う。「あるんだよなぁこれがww」半間がそう言うと、俺の耳元で囁くように言う。「俺が橘日向を殺したらさ〜お前は俺のものになるんだよな?」(は?)俺は一瞬何を言っているのか分からなかったが、すぐに理解する。(こいつっ!!まさか!?)「おい!お前まさか!!」俺が叫ぶと半間は笑いながら言う。「ばはっ♡気づいたか?ww」「良いだろう?そしたら、、、、流石のお前でも諦めが着くだろ?」「ふざけんな!!日向は」「ばはっ♡威勢がいいねぇ〜♪」半間が楽しそうに笑う。「でも、お前だって橘日向のこと殺したいんだろ?」半間が言う。(確かにそうだ……)俺は心の中で思ったがすぐに否定する。「本当かなぁ?ww本当は殺したくて仕方ないんじゃねぇの?www」半間の言葉にドキッとしたが、俺は否定する。「違う!!俺は日向を守りたいだけだ!」俺が叫ぶと半間はニヤッと笑って言う。「ばはっ♡まぁいいや♪」半間はそう言うと、俺の耳元で囁く。「橘日向を殺したいんだろ?俺が手伝ってやるよ。いつもみたいにな♡」半間はそう言うと、俺の頭を撫でながら言う。「ばはっ♡いい子だな〜♪」俺は何も言えなかった……
「でもさ〜お前だって俺のこと好きなんだろぉ?」半間がニヤニヤしながら言ってくるので、俺は言い返す。「うるせぇ!黙ってろ!!」俺が怒鳴ると半間は俺に抱きついきながら言う。「ばはっ♡怒った顔も可愛いなぁ〜♪」「これでお前はもう俺から離れられないな♡」「黙れ!!」俺が叫ぶと半間はさらに強く抱きしめてくる。(くそっ!こいつ力強すぎだろ!!)俺は必死に抵抗したが、全く歯が立たない……「ばはっ♡可愛いなぁ〜♪」半間は嬉しそうに言うと、俺の耳元で囁くように言う。「愛してるぜ?稀咲ぃ?」「うるせぇ!黙れ!」俺が叫ぶと半間は嬉しそうに笑う。俺はもう、こいつからは逃げられないだろう……もういいか?日向も死んだんだ……それに、、、俺はコイツのことが……「ばはっ♡やっと認めたか?♡」「あぁ、、好きだ……愛してる……」俺が言うと「ばはっ♡やっと認めたか?♡」半間はそう言うとキスをした。(もう終わりだな……)俺は心の中で思った。もう、日向もいない、、、、それなら、、、コイツと生きていくしかないだろう……「ばはっ♡やっと堕ちたなwww」半間が嬉しそうに言う。[newpage]
俺は過去を変えて、未来に戻って来た。「ここは?」俺が呟くように言うと、「東卍所有のビルだよ」と後ろから声が聞こえた。「あっ!」後ろにいたのはスーツを着た、大人のドラケン君だった。「久しぶりだな、たけみっち」ドラケン君が笑顔で言う。「はい!」俺が元気よく答えると、ドラケン君は少し悲しそうな顔で言う。「ごめんな……俺がもっとしっかりしていれば……」俺は胸が締め付けられる思いだった。「いえ!大丈夫です!!」俺が言うと、ドラケン君は俺の頭を撫でてくれた。その優しさが嬉しかったけど、、俺には分かった、、、、また、未来は変えられていなかったんだなって……また、、、、マイキー君が闇堕ちしてしまんだろうか?ヒナは生きているだろうか?俺は不安になっていた……「マイキーがさ……死ぬかもしんねぇんだ……」ドラケン君が悲しそうに言う。「え?どう言うことですか?」俺が驚いて聞くと、ドラケン君は話し出した。「今やさ~東卍は犯罪組織みてぇだろ?」(あぁ、またマイキー君は闇堕ちしてしまったのか……)俺はそう思ったが、ドラケン君の話はまだ終わっていなかった。「マイキーと半間って奴がな?一緒に犯罪組織作っちまってよ」「え?」俺が驚いているところを見てドラケン君は「あぁ~~たけみっちも色々あったもんな、、、」と悲しそうに呟く、、、すると、、頭にあるはずもない記憶が流れ込んできた。多分、、俺がタイムリープして未来の記憶がない俺の記憶だろう
「日向!!」「エマ~~~!!」俺とマイキー君がエマちゃんとヒナの墓の前で泣いていて、ドラケン君がそれを悲しそうに見ていた。「なぁ?なんでだよぉ~なんで俺を置いていくんだよ~」マイキー君が泣きながら言うと、ドラケン君は抱きしめて言う。「ごめんな……俺がもっとしっかりしていれば……」ドラケン君も泣いていた……そんな、、、記憶だった
「あの日からお前にも思い出してしまったらいけないと思って、俺達はずっと会ってなかったから、、、お前は知らないんだよな……ごめんな……」ドラケン君は目に涙を浮かべながら言う。「あれから、、、マイキーは半間とつるんで、犯罪組織を作ってしまったんだ……実はなぁ~マイキーが犯罪組織のボスなんだよ……」「え?」俺が驚いていると、ドラケン君は続ける。「マイキーは、エマと日向ちゃんが殺されたのを自分のせいだと責めてな?それで、半間と稀咲とつるむようになってからどんどんおかしくなっていったんだ、、、マイキーは、、、」ドラケン君はそこで言葉を詰まらせた。「どうしたんですか?」俺が心配そうに聞くと、ドラケン君は言う。「後で知ったんだが、、、マイキーが犯罪組織を作った理由は、、、、、俺を」ドラケン君がそこまで言うと、俺は全てを察した。「まさか……ドラケン君を庇って?」俺が恐る恐る聞くと、ドラケン君は静かに頷いた。「あぁ……そうなんだ……半間にマイキーは脅されて『自分と俺が警察に捕まりたくなかったら俺のいうことを聞け』って、、それでマイキーは二人の言う通りに動くしかなくて、、それで犯罪組織を作ってしまったんだ」俺は言葉を失った。(そうか……だからドラケン君はあんなに悲しそうな顔をしていたのか……)「そして、ある日マイキーは俺を呼んだんだ『半間と稀咲を殺す』ってな?『俺はもう、、、大事な人を失いたくない、、だから、、俺は半間と稀咲を殺して、、俺は死のうと思う』ってな?『俺の分まで生きてくれよ?』って言って去っていって、、」ドラケン君がそこまで言うと、俺は思わず叫んでしまった。「そんな!なんでですか!?」俺が叫ぶとドラケン君は言う。「それが……マイキーの本心だと思うんだ……」ドラケン君は辛そうに言う。「でも!!ドラケン君だって、マイキー君のことが大事なんでしょ!?そんなの酷すぎますよ!!」俺が泣きながら叫ぶと、ドラケン君は静かに言う。「そうだ!」「そうだな!マイキーを助けに行くぞ!」俺が叫ぶとドラケン君も叫んだ。
俺達はビルの中に入ると、そこには信じられない光景があった。なんと、半間と稀咲が血を流して倒れているのだ……だが、、不思議なことに、、、半間は稀咲を庇って倒れているように見えた……しかも手まで握って……(なんで?半間が稀咲を庇うような真似を……)俺が不思議に思っていると、ドラケン君が言う。「マイキー!」ドラケン君の言葉に俺は驚いて振り返る。そこには、マイキー君の姿があった……
「おい!マイキー!」ドラケン君が叫ぶと、マイキー君はこちらを振り返る。その顔は返り血で真っ赤に染まっていた……俺はもう、、恐怖で足がすくんでしまった。俺はもう何が何だか分からなかった……(なんで?どうしてだ?)俺が呆然としていると、ドラケン君が叫ぶ。「マイキー!!お前!まさか!!」(やめろ!やめてくれ!!)俺の願いも虚しくドラケン君の言葉に答えるようにマイキー君は言う。「あぁ……殺したよ……」その言葉を聞いた瞬間、俺は膝から崩れ落ちた。「ごめんなぁ?ごめんな……」「お前はいつもそうだよな?なんでもかんでも一人で抱え込んでさ!!」ドラケン君は叫ぶように言う。その目は涙で濡れていた……だが、、それでもなおマイキー君は冷たく言い放つ。「これは、、仕方ないことなんだ……こうでもしなきゃ、、お前はこいつらに利用されるんだよ!!……」俺はもう、言葉を発することも出来なかった……「マイキー……」「ケンちん……俺さ~~ケンちんには感謝してんだよ……だってさ~~ケンちんがいなかったら俺はさ~~」「やめろ!!」ドラケン君が叫ぶと、マイキー君は笑うと答える。「俺さ~~ケンちんに会えて良かったよ?だってさ~ケンちんがいたから俺はここまで来れたしさぁ~」「俺はそれで別に良かったんだよ……それで……俺の大切な人達が守れるなら……それで……俺は、、、良かったんだ……」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、、それでもなおマイキー君は続ける……マイキー君は半間の死体を踏みつけて、死体を睨みながら「半間ァ!!こんな奴が生きてたら、また誰かが不幸になるんだよ!!だから!俺が殺してやったんだ!!」「半間は良い奴だったよ?」「やめろ……」ドラケン君は泣きながら言う。だが、マイキー君の言葉は止まらない。「最近知ったんだけとな、、、コイツは稀咲を手に入れる為にやったらしいぜ?でも、、結局無駄だったな、、、でもさ~アイツは俺の大切な人達を傷付けたからなぁ~だから、、殺してやったよ、、」「やめろぉ!!」ドラケン君が叫ぶと、マイキー君は笑う。「ケンちん……ごめんな?」「なんでだよ!!なんで俺なんかの為にそこまですんだよぉぉ!!」ドラケン君は叫んだ。すると、マイキー君は言う。「だってさ~俺ってバカだからさぁ~~人を殺す以外わかんなくなっちまってさ~だから、、俺がこれ以上人を殺さないようにさ~そして、、俺の分まで生きてくれよ?」「嫌だ!!俺はお前と一緒に死ぬ!!」ドラケン君が叫ぶと、マイキーは悲しそうに言う。「ありがとな?ケンちん……でもさ~俺はもう、、疲れたんだ……だから、、楽にしてくれよ?」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける。「ケンちんさぁ~いつも俺の側にいてくれたよな?俺がどうしようもないくらいバカになっても見捨てないでずっと側にいてくれたよな?俺さ~ケンちんに会えて良かったよ?だってさ、、俺の大切な人達はみんな死んでいくからさ~~」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける。「エマちゃんも日向ちゃんも死んだしさぁ~もう俺には誰もいないんだよ……だからさ~~ケンちんには生きてて欲しいんだ!俺の分まで生きてくれよ?」そう言うと、マイキーは銃を構える……
「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける。「ケンちん……ありがとな?俺と友達になってくれてさ~楽しかったぜ?」「やめろぉぉ!!」ドラケン君の叫び声が響き渡る。だが、それでもなおマイキー君は続ける……「ケンちん~~バイバイ!!」マイキーはそう叫ぶと、銃の引き金を引いた。バァン!銃声が響く……血が、、、マイキー君の血が、、ドラケン君の身体に飛び散る。「ケンちん……ごめんなぁ~」そう言ってマイキーは倒れた 俺はもう何も言えなかった……ただ呆然とするしかなかった、、、「俺の為に!!俺の為に!!」ドラケン君は泣き叫ぶ。「マイキーィ!うっ……うわぁぁ!!」ドラケン君は泣き叫ぶ。マイキー君の死体を抱きしめて、、「ごめんな……ごめんな……」と呟きながら泣いていた。俺はもう何も言えなかった……俺もドラケン君と同じように泣き叫ぶしか出来なかった……パトカーのサイレンが聞こえ始める。「やべぇ!逃げんぞ!」ドラケン君が叫ぶと、俺達は走って逃げ始めた……(なんで?どうしてこうなったんだ?)俺はもう何も考えられなかった……ただただ泣いていた……「ごめんなぁ~」と言うマイキー君の声がいつまでも俺の頭の中で響いていた……俺達は警察に連行されたが、マイキーが犯人だと分かると、すぐに釈放された。ドラケン君は抜け殻のようになってしまっていた……
俺達が警察に来たことを聞いたのか、直人が心配して来てくれた。「直人……」俺が呟くように言うと、直人は悲しそうな顔で言う。「大丈夫ですか?」「うん……」俺が力なく答えると、直人は辛そうに言う。「すみません……僕がもっと早く気づいていればこんなことには……」「いや……直人のせいじゃないよ……」俺が言うと、直人は辛そうに言う。「武道君……僕は君の力になりたいんです!だから、僕に出来ることがあったらなんでも言ってください!」俺はその言葉を聞いた瞬間、思わず叫んでしまった。「じゃあ!!今すぐ過去に戻してくれよ!!」俺の言葉を聞くと、直人は驚いた顔でこちらを見る。だが、すぐに真剣な表情に戻って「そうですね。ですから、僕の家に来てください。そこで話しましょう」と言う。俺は無言で頷いた……
直人の家に行くと、俺達は椅子に座って向き合った……「それにしても、、、、今までは稀咲が裏で糸を引いていたはずなのに、、違うんですね……」直人が呟くように言う。「あぁ……そうなんだよ、、」俺が答えると、直人は不思議そうに言う。「一体どういうことなんでしょうか?僕は今までずっと稀咲が裏で糸を引いていると思っていましたから……」俺はしばらく考え込んだ後、口を開く。「もしかしたらだけどさ……今まではそうだったけど、、今回は違ったんじゃないか?」俺は直人に自分の考えを伝えた。「どういうことですか?」直人が不思議そうに聞いてくるので、俺は答える。「マイキー君は、、、『半間は稀咲を手に入れる為にエマちゃんとヒナちゃんを殺した』って言っていたんだ……つまり、、今までは稀咲がヒナを殺すように命令していたけど、今回は半間が殺すように命令したってことじゃないかな?」俺がそう言うと、直人は考え込むように黙ってしまう。「なるほど……確かにその可能性はあるかもしれません……でも何で半間はそんなことを」直人が言うと、俺は答える。「でも、、もしかしてだけど、、半間は稀咲のことが好きだったんじゃないかな?」俺が言うと、直人は驚く。「まさか……そんなことあるわけないですよ……」直人が言うと、俺は言う。「いや……でもさ、、半間っていっつも、、稀咲と一緒だし、、何より、、、不思議に思ったのが、、半間は稀咲を庇って撃たれてた気がするんだよ……」俺が言うと、直人はまた考え込む。「まぁ、そうにも見えましたね……」直人が言うと、俺は続ける。「だからさ……もしかしたらだけど、半間は稀咲のことが好きでさ……だから、エマちゃんとヒナちゃんを殺したのも、自分の好きな人の為にやったんじゃないか?」俺がそう言うと、直人は驚く。「まさか……」「いや……でもさ?そう考えれば辻褄が合うんだよ……半間が稀咲の為にやったと思えばさ……」俺が言うと、直人はまた考え込む。「確かにそうですね……だとしたら、半間が庇ったのも納得できますね。でもなんで姉さんまで?エマさんを殺したのは多分マイキーを脅す為でしょうけど、、姉さんは関係ないじゃないですか?」直人が言うと、俺は答える。「確かにそうだけど……もしかして、、俺に関係があったりして?ほら……俺って一応、ヒナの恋人だったわけだし……もしかして!!?!?」俺が興奮して言うと「いや、それはないでしょう」と直人に冷静に突っ込まれる。「まぁ……そうかもしれないけどさ……」俺が言うと、直人は呆れた顔で言う。「でも……稀咲と姉さんが知り合いでしたっけ?」直人が言うと、俺は言う。「それは……分からないけど、でもさ!もしかしたらだけど、二人は知り合いだったかもしれないじゃん!それで稀咲はヒナが好きで!!諦めさすために半間はヒナも殺したとか?!!」俺が言うと、直人は呆れ顔で言う。「いや……それはさすがに飛躍しすぎじゃないですか?」俺は少し考えるが、すぐに考えを放棄する。「まぁ……そうだよな……」俺が言うと、直人も言う。「でも、、、調べてみないと分からないですね……」「あぁ……そうだな……」俺が言うと、直人は真剣な顔で言う。「とにかく、調べてみる必要がありますね」俺は頷く。「じゃあ……とりあえず今日は解散するか?」俺が言うと、直人も頷いて立ち上がる。そして、俺達は家についたのだった
数日後、直人から連絡があった。「武道君!わかりましたよ!」直人は嬉しそうに言う。「本当か!?」俺が聞くと、直人は興奮気味に言う。「えぇ!!稀咲と姉さんは知り合いでした!」「やっぱりか!!」俺が言うと、直人は続ける。「どうやら、姉さんと稀咲は小さい頃同じ塾に通っていたらしいんです!それで、二人はそこで出会ったみたいです!」「なるほど……もしかして!!?俺の仮説あってたりして!?」俺が言うと「そうだったんですよ!!」「調べてみたところ、、、、本当に稀咲と半間は付き合ってたみたいです!」「まじかよ!!」俺が叫ぶと、直人は続ける。「しかも、二人は結婚までしてました!」俺は思わず叫んでしまう。「け……けけけ結婚!?!?アイツら男同士なのに!?!?!?」俺が言うと、直人は冷静に言う。「はい……でも、二人は愛し合っていたみたいですよ……」俺は驚きすぎて言葉を失う。すると、直人は真剣な顔で言う。「実はですね……外国で挙げた結婚の写真もあるみたいなんですけど……見ますか?」「あぁ……見せてくれ……」俺が言うと、直人はパソコンを操作して画像を開く。そこには幸せそうに微笑む二人が写っていた。俺はその写真を見て思わず呟く。「幸せそうだな……」すると、直人が答える。「そうですね……でも、二人はもう死んでしまいましたけどね……」「そうだったな……」俺が言うと、直人は続ける。「それでですね……この結婚式の写真なんですけど……実はメッセージが書いてあるんです」俺は驚きながらも言う。「なんて書いてあるんだ?」俺が聞くと、直人は答える。「えっとですね……『鉄太へ 愛してるよ 半間』と書かれていますね……」俺は思わず絶句する。「まじかよ……」俺が言うと、直人は続ける。「ちなみにですけど……この写真の裏にも何かメッセージが書いてあるんです」直人が操作して画像を拡大する。そこには文字が書かれていた。『ごめんな日向……俺、お前のことが好きだったんだ……でも、、、、もう無理みたいだ……だから、、半間と一緒に幸せになるよ。ごめんな…ごめんな……日向、、愛してたよ……鉄太』俺は思わず泣きそうになる。「なんだよこれ……本当に!!?あの!!稀咲が書いたのか!?!?」俺が言うと、直人は答える。「はい……間違いありません」そう直人は断言する。「じゃあ……俺の言ってたように、、稀咲にヒナを諦めさす為に殺したってことなのか?」俺が言うと、直人は答える。「その写真の裏のメッセージを見て、僕もそう確信しました」直人が言うと、俺は言う。「稀咲がこんなにヒナのことが大好きだったなんてな……あの稀咲が」俺が言うと、直人は答える。「そうですね……僕も今までの稀咲の悪行を見てきましたからね、、、」「でも……これでわかりましたね……姉さんが死んだ原因が……」俺は頷きながら言う。「あぁ……そうだな……これでやっとわかったぜ!」俺が言うと、直人も嬉しそうな顔で言う。「はい!これで姉さんの仇を取ることができますね!!」「あぁ!で、これからどうすればいいんだ?」俺が聞くと、直人は答える。「そうですね……まずは半間が姉さんとエマさんを殺すのを防がないといけませんね……」「確かにそうだな……でも、どうやって?」俺が聞くと、直人は答える。「過去に行って半間が姉さんとエマさんを殺す前に、半間を止めるしかないでしょう」「どうやって止めるんだ?」俺が聞くと、直人は答える。「それは……僕にも分かりません……でも、過去に行って調べるしか方法はないと思います」俺は少し考えた後、言う。「分かった!」「じゃあ……早速行きましょう!」直人が言うと、俺は頷き、過去に戻る準備をする。そして俺は再び過去にタイムリープしたのだった。
