すごくすごく短いもの
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青春をした覚えがなくても卒業していく。ぼくはあなたの名前を一度呼んだことがあるが、それは、心の中で発露するペトリコールのような温度で、あなたに届かなかった。生命のことを考えるのは、校門をいちばんにくぐったあとでいいのに。あなたのことを考えると、いまわしい青春はぼくの生命になる。