すごく短いもの
おなまえ
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あたらしい朝のにおいはいつだってきらめいている!朝はすばらしい時間だ。することがいっぱいある。掠れかかった星屑に、僕はならない。夢の残滓にはすがらない。
朝はきみの滑舌があまくなるのがうれしい。それに、機嫌が悪いのもうれしい。その舌でぼくをひどく呼びつけてほしい。命じてほしい。そうしたら僕は、きみだけのものにきっとなるよ。
「ねえ。もっとなじるみたいにしてさ、僕をあなたちゃんのものにしてみてよ」
朝からこんなことを言ったら重いかな?拒絶されてしまうかも。とかそういう次元の壁みたいな隔たりをブッ壊さないと、僕たちはそろそろダメになりそうなんだってことを知っている。
「いおりくん、朝とか夜とか関係なくうるさいからずっと黙ってて。ね」
「はあい!」