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手足を拘束され、抵抗のできない姿さえも愛おしかった。
黄泉と過ごせる時間はボクにとっては、至福の時だったけど、黄泉にとっては絶望だったかもしれないね。
現に、目の前にボクがいるにも関わらず、黄泉は目も合わせようとしないし話そうともしない。
「ねえねえ、どうして黄泉ちゃんは骸くんが好きなわけ?」
「、、、」
「さっきから、黙ってばっかりじゃん。あんまり話にならないんだったらここ、握り潰すよ」
そう言いながら、青白くて細い首筋に手を当てがった。
ずっと、僕の質問にもダンマリ極めて絶対に話してくれないなんて。
まあ、僕の意のままに動かそうと思えば何の手間もかからず、造作もなく、簡単に、できるけど、黄泉はそういう器じゃなかった。なんとしても「彼女自身の意思」で僕を求めて欲しいと思った。
「ねえ、黄泉ちゃん。どうして黄泉ちゃんはボクを嫌うわけ?ボク、黄泉ちゃん個人に何かした覚えはないんだけどな。
あ、もしかしてボンゴレ潰したこと怒ってる?」
首筋に手を這わせながら尋ねるが、黄泉は答えなかった。
いつもそうだった。どのパラレルワールドでも、君の隣はボクじゃない、「ボンゴレ」や「骸くん」が邪魔をするんだ。
そして黄泉は、ボクが存在しない(いない)ものかのようにその目に映すことはなかった。
「あ、、っと。そっか。ごめんごめんまた1人で熱くなっちゃった。もう死んじゃったんだね」
先ほどからずっと、動いていない黄泉の身体を抱え直し口づけた。
ボクは、どのパラレルワールドでもこの瞬間を繰り返している。
唯一、キミとボクが交わる時間が、キミを殺す時だけだから。
骸くんに触れられる前に、殺してしまえば僕だけのモノになるかもしれないなんて。
正気の沙汰じゃないって、言われたってボクのせいじゃないけどね。
ボクを見ようとしないキミが悪いんだ。
「あーあ。また、結局最期までボクの名前すら呼んでくれなかったね。黄泉」
あと何回
キミを殺せばボクを見るかな。
黄泉と過ごせる時間はボクにとっては、至福の時だったけど、黄泉にとっては絶望だったかもしれないね。
現に、目の前にボクがいるにも関わらず、黄泉は目も合わせようとしないし話そうともしない。
「ねえねえ、どうして黄泉ちゃんは骸くんが好きなわけ?」
「、、、」
「さっきから、黙ってばっかりじゃん。あんまり話にならないんだったらここ、握り潰すよ」
そう言いながら、青白くて細い首筋に手を当てがった。
ずっと、僕の質問にもダンマリ極めて絶対に話してくれないなんて。
まあ、僕の意のままに動かそうと思えば何の手間もかからず、造作もなく、簡単に、できるけど、黄泉はそういう器じゃなかった。なんとしても「彼女自身の意思」で僕を求めて欲しいと思った。
「ねえ、黄泉ちゃん。どうして黄泉ちゃんはボクを嫌うわけ?ボク、黄泉ちゃん個人に何かした覚えはないんだけどな。
あ、もしかしてボンゴレ潰したこと怒ってる?」
首筋に手を這わせながら尋ねるが、黄泉は答えなかった。
いつもそうだった。どのパラレルワールドでも、君の隣はボクじゃない、「ボンゴレ」や「骸くん」が邪魔をするんだ。
そして黄泉は、ボクが存在しない(いない)ものかのようにその目に映すことはなかった。
「あ、、っと。そっか。ごめんごめんまた1人で熱くなっちゃった。もう死んじゃったんだね」
先ほどからずっと、動いていない黄泉の身体を抱え直し口づけた。
ボクは、どのパラレルワールドでもこの瞬間を繰り返している。
唯一、キミとボクが交わる時間が、キミを殺す時だけだから。
骸くんに触れられる前に、殺してしまえば僕だけのモノになるかもしれないなんて。
正気の沙汰じゃないって、言われたってボクのせいじゃないけどね。
ボクを見ようとしないキミが悪いんだ。
「あーあ。また、結局最期までボクの名前すら呼んでくれなかったね。黄泉」
あと何回
キミを殺せばボクを見るかな。