第2章
夢小説設定
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「…そんなこんなで、仙道くんに連れられて陵南高校まで行って、田岡監督にご挨拶して、合同練習を取り付けて来ました。」
おお、と部員からは感心の声が上がる。
「後藤、良い仕事をしたのは確かだが、遅刻の罪が無くなった訳ではないからな。」
「でっ、ですよね〜…。」
「罰として校庭5周だァ!」
「「「ええええッ!?」」」」
罰を受けるのは受け入れよう。しかし、なぜ校庭を5周するのか。後藤は謎で仕方なかった。いや、走るのは構わないが。選手でもない自分が何故。部員たちも同じように思ったらしく、驚きの声が上がった。しかし、赤木も引くに引けない。今すぐ行くように指示をすると、後藤は大人しくそれに従い、校庭へと向かった。
「赤木、何故後藤を走らせるんだ?」
「…俺もそう思う。」
「え?」
「それ以外の罰が浮かばなくて…。」
「…はは。」
5周と手加減をするあたりも赤木らしいな、と苦笑いを浮かべる小暮とは対象的に、三井はどこか浮かない表情をしていた。
(仙道とお茶だと…?)
(いや、別にそれは後藤の勝手だろう。)
(いやしかし気になるもんは気になる。)
「…三井サン。すげえ顔してますよ。」
三井の険しい顔を見た宮城が(らしくないが)心配そうに声をかける。ハッと我に帰る三井は、自分の頬を両手で包んだ。
「そ、そんなやべえ顔してたか?」
「かなり。何かあったんすか?」
「んー…、まあ。……宮城、今日部活の後付き合え。」
「はぁ!?嫌っすよ!」
「奢ってやっから。」
「了解っす。」
「お前ってやつは本当に…。」
その後しばらくして、休憩を終えた湘北バスケ部は練習を再開。ボールを使う本格的な練習が始まるも、桜木のみは隅っこでキソレンシュウ。ダムダムとボールをフロアに叩きつけるのであった。
「…くそう、いつになったら俺は。」
「後少しの辛抱よ、桜木花道。」
「花道!あんまりアヤちゃんに迷惑かけんなよ!」
「ほらリョータ、練習に戻りなさい!」
「はあい♡」
おお、と部員からは感心の声が上がる。
「後藤、良い仕事をしたのは確かだが、遅刻の罪が無くなった訳ではないからな。」
「でっ、ですよね〜…。」
「罰として校庭5周だァ!」
「「「ええええッ!?」」」」
罰を受けるのは受け入れよう。しかし、なぜ校庭を5周するのか。後藤は謎で仕方なかった。いや、走るのは構わないが。選手でもない自分が何故。部員たちも同じように思ったらしく、驚きの声が上がった。しかし、赤木も引くに引けない。今すぐ行くように指示をすると、後藤は大人しくそれに従い、校庭へと向かった。
「赤木、何故後藤を走らせるんだ?」
「…俺もそう思う。」
「え?」
「それ以外の罰が浮かばなくて…。」
「…はは。」
5周と手加減をするあたりも赤木らしいな、と苦笑いを浮かべる小暮とは対象的に、三井はどこか浮かない表情をしていた。
(仙道とお茶だと…?)
(いや、別にそれは後藤の勝手だろう。)
(いやしかし気になるもんは気になる。)
「…三井サン。すげえ顔してますよ。」
三井の険しい顔を見た宮城が(らしくないが)心配そうに声をかける。ハッと我に帰る三井は、自分の頬を両手で包んだ。
「そ、そんなやべえ顔してたか?」
「かなり。何かあったんすか?」
「んー…、まあ。……宮城、今日部活の後付き合え。」
「はぁ!?嫌っすよ!」
「奢ってやっから。」
「了解っす。」
「お前ってやつは本当に…。」
その後しばらくして、休憩を終えた湘北バスケ部は練習を再開。ボールを使う本格的な練習が始まるも、桜木のみは隅っこでキソレンシュウ。ダムダムとボールをフロアに叩きつけるのであった。
「…くそう、いつになったら俺は。」
「後少しの辛抱よ、桜木花道。」
「花道!あんまりアヤちゃんに迷惑かけんなよ!」
「ほらリョータ、練習に戻りなさい!」
「はあい♡」