寝ました
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少し前までは過ごしやすい秋の陽気だったのに、夜になって急に気温が下がった。慌てて、まだ用意もしていなかった厚手の掛布団を引っ張り出した。最近どうも異常な気候の時があるなぁ。
「喚いたところでどうにもならないけどねーっと。」
一回干しておけばよかったなーと思いつつ、ベッドに布団を敷き寝床を整える。
カリカリッ
「!」
……何。こんな寒空の下ホラーとか、時季外れですぜ?小さい音って不意にすると怖い。やめて、寝る直前に。
カリカリ
「ニャ――」
……ああ、なんだ。
…………え? 『ニャー』?
急いでドアを開けると、なんということでしょう、愛猫たちが勢ぞろいしているではありませんか。……なんて言ってる場合じゃない。どうしたの。
基本みんなリビングにいるから、二階にある私の部屋まで来ることはそうない。それが全員そろってとなればなおのこと。初めてだ。
「どした?」
その場にしゃがんで聞いてみた。廊下からひやりとした空気が足元を流れる。
「……さぶ。…………あ。」
そうか、急に気温が下がったから、みんなも寒いのか。ああ、コマツが心なしか震えている。悪いことをした。
「あー……どうしよう。急すぎて何も準備できてないしなぁ……」
うーん、としゃがんだまま頬杖をついてみる。まあそんなことをしていても解決はしないのだけど。まだ平気だろうと高を括っていたら突然の気温低下。自分だけならまだしも、みんなに寒い思いをさせるのはいただけない。すごく。
もう少し、先を見据えて生活しなきゃね。みんなの寝床をあたためる毛布か何かは明日休みだから買ってこよう。
さて、今晩どうするかだよね。リビング寒いだろうしなぁ……。だからここまでみんな来たんだろうし。
…………。
コマツを抱き上げて、前脚の裏を自分の頬に当ててみた。
「あー……冷たい。寒かったよねぇ、ごめん」
コマツを抱えて、みんなを部屋の中にいれた。廊下マジで寒い。とりあえず、ベッドに乗ってみんなも上げる。みんな肉球冷たい。
しばし考えて、結論を出した。
「よし。今日はみんなで一緒に寝よう。」
一番手っ取り早くて確実な解決方法。それはみんなでベッドで寝ること。多分一番あったかい。ただ、そう言った瞬間みんなが固まったのが気になります、とても。嫌なのかなぁ。ちょっとショック。
「明日あったかいの用意するから、今日だけ。ね?」
べろりと掛布団をめくって足を滑り込ませる。座った体勢で両脇をポンポン叩いて「おいで」と呼んだ。恐る恐る、といった様子ではあったけど、どうやらみんな提案を受け入れてくれるらしい。
横になって布団を掛けた。私の隣はコマツとトリコとサニー、掛け布団と今し方追加した布団との間にココとゼブラ。顔の近く、両サイドにコマツとサニー、わき腹近くにトリコ。ゼブラがトリコの反対側くらいで、ココは足元のほうに行ってしまった。
わーい、寝返り打てない。でも幸せ。なんだこれ悪い気しない。一回やりたかったんだよね。
前に一度、コマツとトリコが掛け布団の上で寝てくれたことあったけど、あくまで布団の上だし。こんな風に布団に潜って一緒に寝てくれるだなんて、嬉しすぎる。
嬉しいけど、毎日寝返りが打てないのは、やっぱり辛いよなぁ。とても残念ではあるけれど、みんなのためにも寝床の環境は整えないとね。
「おやすみ、また明日」
明日、みんなで一緒に買いに行こうね。
「喚いたところでどうにもならないけどねーっと。」
一回干しておけばよかったなーと思いつつ、ベッドに布団を敷き寝床を整える。
カリカリッ
「!」
……何。こんな寒空の下ホラーとか、時季外れですぜ?小さい音って不意にすると怖い。やめて、寝る直前に。
カリカリ
「ニャ――」
……ああ、なんだ。
…………え? 『ニャー』?
急いでドアを開けると、なんということでしょう、愛猫たちが勢ぞろいしているではありませんか。……なんて言ってる場合じゃない。どうしたの。
基本みんなリビングにいるから、二階にある私の部屋まで来ることはそうない。それが全員そろってとなればなおのこと。初めてだ。
「どした?」
その場にしゃがんで聞いてみた。廊下からひやりとした空気が足元を流れる。
「……さぶ。…………あ。」
そうか、急に気温が下がったから、みんなも寒いのか。ああ、コマツが心なしか震えている。悪いことをした。
「あー……どうしよう。急すぎて何も準備できてないしなぁ……」
うーん、としゃがんだまま頬杖をついてみる。まあそんなことをしていても解決はしないのだけど。まだ平気だろうと高を括っていたら突然の気温低下。自分だけならまだしも、みんなに寒い思いをさせるのはいただけない。すごく。
もう少し、先を見据えて生活しなきゃね。みんなの寝床をあたためる毛布か何かは明日休みだから買ってこよう。
さて、今晩どうするかだよね。リビング寒いだろうしなぁ……。だからここまでみんな来たんだろうし。
…………。
コマツを抱き上げて、前脚の裏を自分の頬に当ててみた。
「あー……冷たい。寒かったよねぇ、ごめん」
コマツを抱えて、みんなを部屋の中にいれた。廊下マジで寒い。とりあえず、ベッドに乗ってみんなも上げる。みんな肉球冷たい。
しばし考えて、結論を出した。
「よし。今日はみんなで一緒に寝よう。」
一番手っ取り早くて確実な解決方法。それはみんなでベッドで寝ること。多分一番あったかい。ただ、そう言った瞬間みんなが固まったのが気になります、とても。嫌なのかなぁ。ちょっとショック。
「明日あったかいの用意するから、今日だけ。ね?」
べろりと掛布団をめくって足を滑り込ませる。座った体勢で両脇をポンポン叩いて「おいで」と呼んだ。恐る恐る、といった様子ではあったけど、どうやらみんな提案を受け入れてくれるらしい。
横になって布団を掛けた。私の隣はコマツとトリコとサニー、掛け布団と今し方追加した布団との間にココとゼブラ。顔の近く、両サイドにコマツとサニー、わき腹近くにトリコ。ゼブラがトリコの反対側くらいで、ココは足元のほうに行ってしまった。
わーい、寝返り打てない。でも幸せ。なんだこれ悪い気しない。一回やりたかったんだよね。
前に一度、コマツとトリコが掛け布団の上で寝てくれたことあったけど、あくまで布団の上だし。こんな風に布団に潜って一緒に寝てくれるだなんて、嬉しすぎる。
嬉しいけど、毎日寝返りが打てないのは、やっぱり辛いよなぁ。とても残念ではあるけれど、みんなのためにも寝床の環境は整えないとね。
「おやすみ、また明日」
明日、みんなで一緒に買いに行こうね。