浮かれてました
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
朝、黒猫君改めココを構っていたらうっかり仕事に遅刻しそうになった。マジで危なかった。ギリギリ滑り込んだら店長に見られて変な顔された。ヒドイ必死に走っただけなのに。確かに全力疾走した上に勢い良く戸を開けましたけど。すごい形相してたと自分でも思いますけど。だからってあんまりだ。
まあそんなことはどうでもいいんだけど。遅刻しそうになった以外は何の問題もなく、今日の仕事終わったし。普通に歩きながら内心スキップして家路を急ぐ。
今日も遊んでくれるかな。
家の前に付くと、普段通り朝から出掛けて行ったコマツとトリコが玄関のポーチで待っていた。こちらを見て尻尾をピンと立たせている。
「ただいまー。そしておかえり。待ってね、今開けるから」
鍵を開けている間、こちらをじっと見上げてくる。どんな意味があるのかは分からないけど、とりあえず、かわいい。……かわいいんだけど、私もいつもこの時間に帰れるとは限らない。急に何か予定が入るかもしれない。そうなった時、今のままじゃ締め出してしまうことになる。
―――そんなのダメ、絶対。
やっぱり専用の出入口付けようかなぁ。今度行ったら店員さんに相談してみようかな。そんなことを考えながら鍵を開け、玄関を開けてもコマツもトリコも、家の中へ駆け込んだりしない。土間で私を待っている。初めの内は理由が分からなかったけど、すぐにああなるほどと理解した。
「よし、さあどっちから?」
タオルを用意してそれぞれの足の裏を拭いてやる。土足で家の中に入っちゃいけないって、いつ覚えたの。特に教えた覚えないんですけど。……ホント、賢すぎるくらい賢いよね、この子たち。
それほど汚れてもいないし、さっと拭いただけで終わり。タオルを洗濯機へ放り込んでリビングに向かう。
「だたいま、サニー、ココ」
「……」
「にゃー」
サニーはこちらを見て尻尾をぱたりと振って、ココは一声鳴いて、それぞれ返事をしてくれた。やっぱり、性格全然違うなぁ。面白いくらいに。はっきりしてていいけどね。
手を洗ったり荷物を片付けたりしてから、少しだけみんなと遊ぶ。そして夕食を終えてから、お風呂に入ってから、また遊ぶ。ココは相変わらず、触られたくはないみたいだったけどそれでも、最初よりは仲良くなれたと思う。コマツもトリコもサニーも、私の側で丸くなったり、おもちゃに食い付いたり、構ってくれとアピールしてきたり。ああもうかわいい!
コマツやココを撫でたり、トリコとおもちゃで遊んだり、サニーのブラッシングをしたり、私の手は忙しなく動く。こんなに一度にいろんな事が出来たんだと、自分でも感心する。
この子たちのおかげで、私は余計なことを考える暇もなく、毎日過ごせてる。この子たちの声がするだけで、すごく嬉しくなる。今は、家に居る時が一番、安心するし、癒される。まったく、こんなこと少し前は全然想像できなかったよ……。
まあそんなことはどうでもいいんだけど。遅刻しそうになった以外は何の問題もなく、今日の仕事終わったし。普通に歩きながら内心スキップして家路を急ぐ。
今日も遊んでくれるかな。
家の前に付くと、普段通り朝から出掛けて行ったコマツとトリコが玄関のポーチで待っていた。こちらを見て尻尾をピンと立たせている。
「ただいまー。そしておかえり。待ってね、今開けるから」
鍵を開けている間、こちらをじっと見上げてくる。どんな意味があるのかは分からないけど、とりあえず、かわいい。……かわいいんだけど、私もいつもこの時間に帰れるとは限らない。急に何か予定が入るかもしれない。そうなった時、今のままじゃ締め出してしまうことになる。
―――そんなのダメ、絶対。
やっぱり専用の出入口付けようかなぁ。今度行ったら店員さんに相談してみようかな。そんなことを考えながら鍵を開け、玄関を開けてもコマツもトリコも、家の中へ駆け込んだりしない。土間で私を待っている。初めの内は理由が分からなかったけど、すぐにああなるほどと理解した。
「よし、さあどっちから?」
タオルを用意してそれぞれの足の裏を拭いてやる。土足で家の中に入っちゃいけないって、いつ覚えたの。特に教えた覚えないんですけど。……ホント、賢すぎるくらい賢いよね、この子たち。
それほど汚れてもいないし、さっと拭いただけで終わり。タオルを洗濯機へ放り込んでリビングに向かう。
「だたいま、サニー、ココ」
「……」
「にゃー」
サニーはこちらを見て尻尾をぱたりと振って、ココは一声鳴いて、それぞれ返事をしてくれた。やっぱり、性格全然違うなぁ。面白いくらいに。はっきりしてていいけどね。
手を洗ったり荷物を片付けたりしてから、少しだけみんなと遊ぶ。そして夕食を終えてから、お風呂に入ってから、また遊ぶ。ココは相変わらず、触られたくはないみたいだったけどそれでも、最初よりは仲良くなれたと思う。コマツもトリコもサニーも、私の側で丸くなったり、おもちゃに食い付いたり、構ってくれとアピールしてきたり。ああもうかわいい!
コマツやココを撫でたり、トリコとおもちゃで遊んだり、サニーのブラッシングをしたり、私の手は忙しなく動く。こんなに一度にいろんな事が出来たんだと、自分でも感心する。
この子たちのおかげで、私は余計なことを考える暇もなく、毎日過ごせてる。この子たちの声がするだけで、すごく嬉しくなる。今は、家に居る時が一番、安心するし、癒される。まったく、こんなこと少し前は全然想像できなかったよ……。