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ストーリー•序章

この世界には、魔法使いと魔術師がいる。
魔法使いは、先天的に世界に干渉することができる。
一方で、魔術師は術式を持って世界に干渉する。

魔術師達は、天性の魔法使いのように詠唱無しで世界に干渉する事が出来ないが、術式に魔力を通す事で魔力さえあればだれでも使うことが出来る。
繊細な術式は、発動が難しく暴発すれば術者だけでなく回りをも巻き込むためリスクが大きいと言う欠点がある。
ゆえに、日々新しい術式と簡略化を進めているのだ。

その中でも今、光魔術が多く研究されている。理由は、光魔術で相殺される魔障が昨今濃くなってきていると言う結果が出たからだった。
光魔術の媒体に伝承の浄化の花を使おうとする者が居るのだろう。

王城の中の話なら、それなりに成果が出たか、それにすがるしかない事態に陥っているのか…。
どちらにせよ気になる話ではある。


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