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ストーリー•序章

枯れない花の伝承は、

月の出る夜、願い捧げよ。花は目覚め、世界を浄化するだろう。

人々の詩や童話、それらに語り継がれる枯れない花は魔障に脅かされる人々の心の支えになっている。

しかし、その花色はバラバラでピンクの花という話があれば青い花であるという話もある。
その中で唯一一致してる特徴は、月の光を浴びると白く発光するという事だった。

実際に見つかったという話は今までなかったし、見つかっていれば魔障と隣り合わせのこの国だ歴史に刻まれてもおかしくはない。

クラウディアの持ってきた噂話がどこまで本当でどこまでが嘘なのか調べる必要性がある。

出来れば王宮の魔術師には関わりたくはないが、あれらが真っ当な信念をもってことを進めてるとは信じられないので情報は集めておいたほうがいいだろう。

話の出所を探すべく、クラウディアとカミューの居るであろう通称”桜の部屋”へ向かった。
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