お前にやるお年玉は無い
少し前にメリークリスマスを迎えたと思ったら、あっという間に今度はハッピーニューイヤー。冬という季節はなんとまあ忙しいものだろうか。
どうせ2日間しか飾らないというのに、彼に強請られて渋々買った馬鹿みたいに大きなツリーを3時間かけてやっとの思いで飾り付けたあの悪夢のようなクリスマス。糖質制限してる此方の辛さもつゆ知らず、砂糖と脂肪分がこれでもかと入ったケーキを目の前でバクバク食われ、挙句の果てに「まだ食い足りないから」と言って某配達サービスでフライドチキンを頼み始めた時は、もうこいつぶん殴っても良いかなとさえ思ってしまったあのクソみたいなクリスマス。嗚呼、なんで私はこんな奴をパートナーにしているのか。伝説の威厳もクソもないこんなでかくて派手なだけの奴を。
「お正月こそはホウオウなんかの我儘に振り回されず、のんびり炬燵でみかん食って過ごしてやるんだ…」
「おいおい誰が我儘だよ。大体お前が今年のバレンタインにもうちょっと豪華なチョコレート贈ってくれれば俺だって少しは素直になったぜ?」
「…どうせコンビニのチロルチョコ贈っても有名ブランドの高級ショコラ贈っても、どちらにせよあんたのその意地っ張りで傲慢で唯我独尊なところは変わらなかったと思うけどね」
お正月のしめ縄飾りや親戚の子供達に贈るお年玉etc.....に掛かる代金を必死に携帯の電卓機能で計算しながらホウオウとの中身の無い会話に勤しむ私。どうしたってこういう行事にはお金が掛かる。こいつの我儘なんぞに一々付き合っていたら、どれだけ実力のあるトレーナーであろうとも一瞬で財布の中身が空になってしまう。というか今のこいつとの会話で思い出したのだが、あと1ヶ月半でバレンタインなのか。いくら何でもイベント事多すぎだろ冬。少しは休ませてくれ。
「ホウオウ、貴方春までエンジュに帰省したら?あそこ貴方の実家みたいなものでしょ」
「それただ単に俺の事追い出したいだけだろ。あーあ、ロマンチックな大晦日の夜に愛する女にそんな事言われるなんて。俺泣いても良いかな」
「あら良いじゃない。貴方擬人化してるお陰で顔だけが取り柄なんだし、泣いた写真撮ればきっとイケメン好きのマニアが良い値段で買い取ってくれるわ」
「流石に酷すぎて俺涙も出ねえや」
どうせ2日間しか飾らないというのに、彼に強請られて渋々買った馬鹿みたいに大きなツリーを3時間かけてやっとの思いで飾り付けたあの悪夢のようなクリスマス。糖質制限してる此方の辛さもつゆ知らず、砂糖と脂肪分がこれでもかと入ったケーキを目の前でバクバク食われ、挙句の果てに「まだ食い足りないから」と言って某配達サービスでフライドチキンを頼み始めた時は、もうこいつぶん殴っても良いかなとさえ思ってしまったあのクソみたいなクリスマス。嗚呼、なんで私はこんな奴をパートナーにしているのか。伝説の威厳もクソもないこんなでかくて派手なだけの奴を。
「お正月こそはホウオウなんかの我儘に振り回されず、のんびり炬燵でみかん食って過ごしてやるんだ…」
「おいおい誰が我儘だよ。大体お前が今年のバレンタインにもうちょっと豪華なチョコレート贈ってくれれば俺だって少しは素直になったぜ?」
「…どうせコンビニのチロルチョコ贈っても有名ブランドの高級ショコラ贈っても、どちらにせよあんたのその意地っ張りで傲慢で唯我独尊なところは変わらなかったと思うけどね」
お正月のしめ縄飾りや親戚の子供達に贈るお年玉etc.....に掛かる代金を必死に携帯の電卓機能で計算しながらホウオウとの中身の無い会話に勤しむ私。どうしたってこういう行事にはお金が掛かる。こいつの我儘なんぞに一々付き合っていたら、どれだけ実力のあるトレーナーであろうとも一瞬で財布の中身が空になってしまう。というか今のこいつとの会話で思い出したのだが、あと1ヶ月半でバレンタインなのか。いくら何でもイベント事多すぎだろ冬。少しは休ませてくれ。
「ホウオウ、貴方春までエンジュに帰省したら?あそこ貴方の実家みたいなものでしょ」
「それただ単に俺の事追い出したいだけだろ。あーあ、ロマンチックな大晦日の夜に愛する女にそんな事言われるなんて。俺泣いても良いかな」
「あら良いじゃない。貴方擬人化してるお陰で顔だけが取り柄なんだし、泣いた写真撮ればきっとイケメン好きのマニアが良い値段で買い取ってくれるわ」
「流石に酷すぎて俺涙も出ねえや」