サンダー
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「ねえサンダー、そろそろ起きようよ。離して。」
「嫌に決まってるだろ最近寒いし。もう少し布団で寝てようぜ」
「しょうがないなあ…あれ、何かメールきてる。」
枕元で通知音を響かせている携帯を開いてメールの内容を見てみると、トレーナー仲間である友人からの遊びの誘いだった。どうやらこの前自分の髪に合わなかったから押し付k…プレゼントしたシャンプーのお礼に、カフェで何か美味しいものでもご馳走してくれるらしい。やったあタダ飯だ。ん?友達なら少しくらい出せって?うるせえ相手がご馳走してくれるって言ってるんだから良いんだよ。
「ナマエ、誰からだ?」
「この前シャンプー贈った友達からだよ。お礼にカフェで何かご馳走してくれるんだって」
そう言って私は準備をする為にサンダーの腕の中から出ようと藻掻くのだが、サンダーは全く力を緩めてくれない。それどころか更に力を強めてきた。ちょっと早く離してよ。待ち合わせの時間に遅れたらどうするの。時間無いんだけど。
「サンダー、離してよ」
「…お前居ないと寒いし落ち着かねえんだよ」
ふくれっ面をしてそう言いながら、サンダーは更に腕の力を強め、絶対に離さんと言わんばかりに私の身体をガッチリとホールドして足まで絡めてきた。お前ほんとマジでいい加減にしろ。この世の中って意外と時間に厳しいんだよおいこら。
「なあ良いだろ?もう少し寝てようぜ」
「ダメに決まってるでしょ」
「良いから良いから」
「全く…いい加減にしなさい害鳥!」
とうとう堪忍袋の緒が切れた私は、枕元にあったサンダーのモンスターボールを取ってその中にサンダーを閉じ込める。ついでにロックも掛けとこ。何かモンスターボールが怒ってるかのようにカタカタ震えてるけど気にしない気にしない。ていうか気にしたら負けだ。私はそんな甘いトレーナーじゃないぞ。
「さてと、何ご馳走して貰おうかな」
そんな独り言をポツリと零しながら、私は着々と友達に会う為の準備を進めてゆく。いつもは着替えてる途中に彼に悪戯と言う名のセクハラをされたり洗面所で顔を洗ってる最中に後ろから身体を卑猥な手つきでまさぐられたりと何かもう大惨事だが、今はボールに閉じ込めているお陰でそんな事心配する必要がない。もう毎日ボールで寝てもらおうかな。
そんなこんなで準備を終わらせると、私はサンダーの入ったボールに「お土産持って帰ってくるからねー」と言い、久しぶりに会える友人と何話そうかな、と思いを馳せながら急ぎ足でカフェまで向かうのだった。あー楽しみ。
「嫌に決まってるだろ最近寒いし。もう少し布団で寝てようぜ」
「しょうがないなあ…あれ、何かメールきてる。」
枕元で通知音を響かせている携帯を開いてメールの内容を見てみると、トレーナー仲間である友人からの遊びの誘いだった。どうやらこの前自分の髪に合わなかったから押し付k…プレゼントしたシャンプーのお礼に、カフェで何か美味しいものでもご馳走してくれるらしい。やったあタダ飯だ。ん?友達なら少しくらい出せって?うるせえ相手がご馳走してくれるって言ってるんだから良いんだよ。
「ナマエ、誰からだ?」
「この前シャンプー贈った友達からだよ。お礼にカフェで何かご馳走してくれるんだって」
そう言って私は準備をする為にサンダーの腕の中から出ようと藻掻くのだが、サンダーは全く力を緩めてくれない。それどころか更に力を強めてきた。ちょっと早く離してよ。待ち合わせの時間に遅れたらどうするの。時間無いんだけど。
「サンダー、離してよ」
「…お前居ないと寒いし落ち着かねえんだよ」
ふくれっ面をしてそう言いながら、サンダーは更に腕の力を強め、絶対に離さんと言わんばかりに私の身体をガッチリとホールドして足まで絡めてきた。お前ほんとマジでいい加減にしろ。この世の中って意外と時間に厳しいんだよおいこら。
「なあ良いだろ?もう少し寝てようぜ」
「ダメに決まってるでしょ」
「良いから良いから」
「全く…いい加減にしなさい害鳥!」
とうとう堪忍袋の緒が切れた私は、枕元にあったサンダーのモンスターボールを取ってその中にサンダーを閉じ込める。ついでにロックも掛けとこ。何かモンスターボールが怒ってるかのようにカタカタ震えてるけど気にしない気にしない。ていうか気にしたら負けだ。私はそんな甘いトレーナーじゃないぞ。
「さてと、何ご馳走して貰おうかな」
そんな独り言をポツリと零しながら、私は着々と友達に会う為の準備を進めてゆく。いつもは着替えてる途中に彼に悪戯と言う名のセクハラをされたり洗面所で顔を洗ってる最中に後ろから身体を卑猥な手つきでまさぐられたりと何かもう大惨事だが、今はボールに閉じ込めているお陰でそんな事心配する必要がない。もう毎日ボールで寝てもらおうかな。
そんなこんなで準備を終わらせると、私はサンダーの入ったボールに「お土産持って帰ってくるからねー」と言い、久しぶりに会える友人と何話そうかな、と思いを馳せながら急ぎ足でカフェまで向かうのだった。あー楽しみ。
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