ルギア
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髪に合わなかったから、という何とも勿体ない理由で友達からお高めのシャンプーを貰った。市販では見た事のないシャンプーだったので、「美容室専売品」というやつだろう。ボトルのデザインからして高級感が漂っていて、見ているだけで何ともいえない高揚感が湧いてくる。早速風呂で使ってみたらすっごい良い匂いだった。何か気分上がるかも。
普段から旅で火の中水の中森の中、砂嵐や猛吹雪の中を駆け回って髪を痛めつけている私の様なポケモントレーナーからすれば、こういう贈り物は結構嬉しかったりする。それにポケモンの食費や道具やらで結構お金も飛んでいくし時間にも追われるから、美容室なんて滅多に行けないし。
嬉しくて早速シャンプーをくれた友達にメールでお礼のメッセージを送っていると、隣に座ってテレビを見ていたルギアに首元をガブリと噛まれた。待って痛いんだけど急に何。
「ちょっと何よ急に、痛いんだけど」
「すまん。いい匂いがしたからつい衝動的に」
彼は悪びれもせずにそう言うと、「香水でも付けたのか?」と聞いて首を傾げる。いや首噛んだことに対してはノーコメントなのかよ地味にめちゃくちゃ痛かったんだけど。
「…良いシャンプー友達に貰ったのよ。ていうか急に首元噛んでどういうつもり?」
「ナマエがいい匂いで美味そうだったからつい」
「何それ、意味分かんない」
そう言って彼の噛み跡が残った首元を手で擦る。これ明日までに消えるかなあ。消えなかったら絆創膏にお世話にならなきゃ。
「好きな女からいい匂いがしたら普通食いたくなるだろ」
「それで物理的に首元噛む奴いる?死ぬかと思ったじゃない 」
減らず口を叩きながら仕返しに私の髪をいじくり回しているルギアの指先をガブリと噛んでやる。人体の急所である首を結構な力で噛まれたんだから、このくらい仕返ししても良いよね。まあ貴方には痛くも痒くも無いだろうけど。
「可愛い仕返しだな。」
ほらやっぱり何も効いてない。
「うるさい。」
「口の悪い子だな、大体お前が無防備に良い匂いを振りまいてるのが悪いんだろ」
ルギアはそう言うと私の口から指を抜き、「そのシャンプーを使う間は警戒しておくんだな」と笑った。何コイツムカつく。ボールに閉じ込めてやろうかな。
普段から旅で火の中水の中森の中、砂嵐や猛吹雪の中を駆け回って髪を痛めつけている私の様なポケモントレーナーからすれば、こういう贈り物は結構嬉しかったりする。それにポケモンの食費や道具やらで結構お金も飛んでいくし時間にも追われるから、美容室なんて滅多に行けないし。
嬉しくて早速シャンプーをくれた友達にメールでお礼のメッセージを送っていると、隣に座ってテレビを見ていたルギアに首元をガブリと噛まれた。待って痛いんだけど急に何。
「ちょっと何よ急に、痛いんだけど」
「すまん。いい匂いがしたからつい衝動的に」
彼は悪びれもせずにそう言うと、「香水でも付けたのか?」と聞いて首を傾げる。いや首噛んだことに対してはノーコメントなのかよ地味にめちゃくちゃ痛かったんだけど。
「…良いシャンプー友達に貰ったのよ。ていうか急に首元噛んでどういうつもり?」
「ナマエがいい匂いで美味そうだったからつい」
「何それ、意味分かんない」
そう言って彼の噛み跡が残った首元を手で擦る。これ明日までに消えるかなあ。消えなかったら絆創膏にお世話にならなきゃ。
「好きな女からいい匂いがしたら普通食いたくなるだろ」
「それで物理的に首元噛む奴いる?死ぬかと思ったじゃない 」
減らず口を叩きながら仕返しに私の髪をいじくり回しているルギアの指先をガブリと噛んでやる。人体の急所である首を結構な力で噛まれたんだから、このくらい仕返ししても良いよね。まあ貴方には痛くも痒くも無いだろうけど。
「可愛い仕返しだな。」
ほらやっぱり何も効いてない。
「うるさい。」
「口の悪い子だな、大体お前が無防備に良い匂いを振りまいてるのが悪いんだろ」
ルギアはそう言うと私の口から指を抜き、「そのシャンプーを使う間は警戒しておくんだな」と笑った。何コイツムカつく。ボールに閉じ込めてやろうかな。
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